どくのメモ帳

どくイモムシの毒吐き場。ゲームレビュー記事「超ファミコシ珍拳EXPRESS」も連載中。

2010年開幕!!


諸君!本日より2010年である!
そして!2010年といえば、こいつだ!!
「2010 ストリートファイター」!!!


「2010 ストリートファイター」は、今より20年前、カプコン
ファミコンで発売したアクションゲームである。
ストリートファイター」と銘打たれているが「ストリートファイター
シリーズとの関係はない。
(あくまで国内版は… 詳しくは後述)
サイボーグである主人公「ケビン・ストレイカー」を操って20以上のステージを
戦い抜くのだ。


主人公ケビンは、しゃがめない、未パワーアップの状態が貧弱すぎるなどの
弱点があるが、その弱点を補うスーパーアクション「フリップジャンプ」
があるのだ。垂直にジャンプして背中方向に十字キーを入れると空中で
宙返りし、わずかな間無敵になれるのだ。
この「フリップジャンプ」と、手足から発射される弾丸「ソニックブリッド」、
2種類のオプション「バックオプション」「フリップシールド」を駆使して
異星人と戦うのだ。


このゲームは世界観やストーリーも素晴らしい。宇宙開発・サイボーグが当たり前の世界に
新しい概念「寄生装甲虫・パラサイト」という概念を追加した。
パラサイトを人間・異星人の身体や機械に寄生させると、羽根型パラサイトなら
空を飛べるようになり、発電パラサイトなら電撃を操れるようになるなどのパワーアップができるのだ。


パラサイトによって強力になった犯罪者に立ち向かうケビンの前に現れる謎の人物。
痛みを感じないサイボーグのケビンを突如襲う謎の激痛。
謎の人物に導かれるままたどり着いたパラサイトの本拠地で、ケビンは自らの秘密を知る事になる───


ゲームの難易度はかなり高いです。しかし、テクニックを磨き、敵の攻撃を研究し、
プレイヤー自身が上達することで何度コンティニューしてもクリアできなかった場面が
楽勝でクリアできるようになるカタルシスは、まさに絶妙のバランスといえます。


詳しくはこちら。
ファミコン史上屈指の高難度にして傑作である2010。ぜひ機会あればプレイしていただきたいものです。
そして俺も、この2010を今年中にノーコンティニューでクリアできるようになりたいもんです。

おまけ


国内版は「2010(ニイマルイチマル) ストリートファイター」であるが、
海外版は「Street Fighter 2010 The Final Fight」であり、
設定が国内版と大きく異なる。
主人公が「ストリートファイター」に登場する「ケン」の25年後の姿という
設定になっていて、「ストリートファイター」シリーズと繋がりがある。

追記

今年初の「ゲームセンターCX」にて、有野課長が「2010」に挑戦する事が決定!!
有野課長は、果たして人間の次元を越えた戦いを勝ち抜けるのか!?
俺はたぶん見ないけど!