どくのメモ帳

どくイモムシの毒吐き場。ゲームレビュー記事「超ファミコシ珍拳EXPRESS」も連載中。

うごメモ天使はかなちゃん 第5話解説


「はかな 危うし!? 巨大メカ ヨシノヤン」
初の前後編の後編、第5話の解説。

ヨシノヤン

「ヨシギュード」の残骸から出現したヨシギュードの本体。
ひだまりスケッチ」の「吉野屋先生」がモデルになっている。
「ミル子→牛乳→牛→牛丼→吉野家→吉野屋先生」という発想から。
「吉野屋先生」はコスプレ好きの女教師であり、ヨシノヤンのメイド服も
ひだまりスケッチ」の作中に登場したもの。
最初は「ひだまりスケッチ」の原作に習い、最初はウエディングドレスで
登場し、攻撃を受けるたびにメイド服→ネグリジェと装甲をパージして
パワーアップするという設定だったが、容量の都合でメイド服のみとなった。

「はいは〜い!!みなさんちゅ〜も〜く!!」

ニンテンドーDS用ソフト「ひだまりスケッチ どこでもすごろく365」での
吉野屋先生のボイスより。

全国コスプレ教師の会推薦

昭和版「ヤッターマン」後期でボヤッキーが完成したメカの紹介時に
「全国○×協会推薦の〜」という一文をつけるようになり、その後の
シリーズでも同様のネタが使われた。
「はかなちゃん」もこの台詞のオマージュである。
もちろん、「全国コスプレ教師の会」などという組織は存在するはずが無い。

おだてケロ

ヤッターマン」以降に登場する「おだてブタ」のオマージュ。
ボヤッキードロンジョに褒められたときなどにコクピットの一部が
開いて登場し、ブタ型メカがやしの木を登り「ブタもおだてりゃ木にのぼる プーーッ」
と冷やかす。
おだてブタは、もともと「豚の木登り」という慣用句に由来するキャラクターである。
うごくメモ帳」「うごメモはてな」のマスコットキャラクターが
カエルであることから、ブタからカエルに変更され台詞も
「カエルもおだてりゃ木に登る、ゲロッ」に変更されている。
「うごマロのお部屋 第5回」にて名前が公開された。

「調子に乗るなモチ野郎!!」

うごメモキャラクターズの生みの親「スカイ」氏の作品
「メタボンのうた」の歌詞において「かがみもちなんかじゃありません」
と歌われたことに由来する。

なお、一連のシリーズ「うごキャラのうた」は、「カエルの歌」の替え歌である。

牛乳瓶型爆弾

ミル子を元の顔に戻すフルーツ牛乳はヨシノヤンの内部に隠されていたが、
あらかじめ同じ大きさの爆弾をダミーとして内部にいくつも隠していた。

うごマロの「ヤッタネ!!」

はかなちゃんが勝利した際のウゴマルの「ヤッタネ(はぁと)」の
セルフパロディ

プリンセスマグナム

勇者王ガオガイガー」のガオガイガーの必殺技の一つ
「ブロウクンマグナム」のパロディ。
いわゆるロケットパンチであるが、前後をそれぞれ逆に回転させることで
推進力を生み出すという解釈がなされている。
ただし、ヨシノヤンのプリンセスマグナムは普通にジェット噴射のロケットパンチである。
「プリンセス」の由来は、吉野屋先生のキャラクターソング
「プリンセス・ティーチャー!」から。

「息ができない… これじゃ力が…!!!」

はかなちゃん、初のピンチシーン。
流石に水中での呼吸は変身してもサポートされなかったようだ。

「ひとまずお祝いでまんねん」

プレイステーションセガサターンシューティングゲーム
「ボカンと一発!ドロンボー」のエンディングのアニメで、
勝利を確信したドロンボーたちが、トンズラーを筆頭として
ワインで祝杯をあげるシーンが元ネタ。


その後、ドロンボーも底辺うごメモラーも見事に逆転されたのは言うまでも無い。

スイーツ男爵

「はかなちゃん」オリジナルのコクピットメカ。
頭がショートケーキになっていて、ワイングラスを手にしている。
勝利を確信した三悪の前に現れ、「甘い甘い!!甘いぞ〜キミ達!!」
と警告する。
「うごマロのお部屋 第5回」にて名前が公開された。

うごメモポリス本部

日本の警視庁がモデルだが、「うごメモ刑事スターマン ひみつ大百科」
より実在のものに近づいている。
正面にうごメモポリスのマークがある事と、巨大なパトランプが設置
されているのが大きな違いである。

「スターマンがフュージョンにかかる時間は」〜

宇宙刑事ギャバン」のパロディ。
うごメモ刑事スターマン ひみつ大百科」で見られた演出だが、
メモスターの台詞がより元ネタに近いものになっている。
しかし、はかなちゃんの命にかかわる一刻を争う事態だったので、
残念ながらまたも変身プロセスの解説は見送られた。

メテオキック

隕石のごとき勢いで飛び蹴りを放つうごメモ刑事スターマンの必殺技。
ヨシノヤンの拳を蹴り飛ばし、下敷きになっていたはかなちゃんを
助け出した。

「お前達を逮捕する!!」

アフロとスターマンがフュージョンして「うごメモ刑事スターマン」
となったため、名実共に刑事として犯人の逮捕が行えるようになった。

Eカップバルカン

ヨシノヤンの胸部が開いて出現する二門の銃座。
うごマロとメタボーが射撃を行うが、2人は常にむき出しの状態である。
なお、元ネタの吉野屋先生がEカップであるかどうかは定かではないが、
巨乳であることは間違いない。

真・うごメモ論的☆直感

アフロとスターマンがフュージョンした際、2人で同時に「うごメモ論的☆直感」
を使った状態。
より正確に情報を把握することが可能になるが、二人の身体にかかる負担も大きくなってしまう。
この能力で、ヨシノヤンの内部に隠された本物のフルーツ牛乳を発見し奪回した。

ヨシノヤンの背中

コクピットへのドアのようなものが見受けられる。

スカポンタン

ヤッターマン」のドロンジョボヤッキーやトンズラーを叱る際の台詞。
「スカタン」と「アンポンタン」を合わせたもので、ドロンジョ役の
小原乃梨子氏のアドリブから誕生した。

予算と元ネタの都合

勇者王ガオガイガー」のガオガイガーの左手には、バリアを発生させる
「プロテクトシェード」が内蔵されており、「ブロウクンマグナム」を
発射できるのは右手だけである。
ヨシノヤンにも、左手には防御装置が内蔵される予定だったが、
予算の都合で断念したらしい。

「私欲の為に乙女の顔を汚した罪… 償ってもらうわ!!!」

勇者特急マイトガイン」にて、悪人のメカを追い詰めた際に主人公・
旋風寺舞人が悪人に向かって決め台詞を言うシーンが何度かあり、
その場面のオマージュである。というか、そのまんま。
D

今週のクライマックス!!!!

「今週のヤマ場〜」のはかなちゃんオリジナルバリエーション。
今回は「最後の手段」である自爆装置の作動だった。

「爆発ゥ!!?」

目玉が飛び出たメタボンの顔が強烈。

倒れるスターマン

第4話でアフロ単体で☆直感を使い、さらにフュージョン後も真・☆直感を
使ったため、スターマンの身体には相当の負担がかかっていたようだ。

イレイサーハンマー

マジカルタイプの武器「メモリアルタクト」はペンの能力を持つ武器だが、
「メモリアルツール」としてブラシの能力を持つほうき「ブラッシングブルーム」、
消しゴムの能力を持つ巨大なハンマー「イレイサーハンマー」にそれぞれ変化させることができる。
今回登場した「イレイサーハンマー」は叩いた相手を完全に消滅させることができ、
爆発を起こすことなく巨大な敵を消滅させることが出来る。
「イレイサーハンマー」の元ネタは、「勇者王ガオガイガー」に登場する
ゴルディオンハンマー」であり、叩いたときの演出もそのまんまである。

なお、「イレイサーハンマー」使用後に飛び散っているのは光の粒子ではなく
消しゴムのカスである。

ハンマーを振りかぶるシーン

2010年1月発売予定の「魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE BATTLE OF ACES-」
にて、フェイト・テスタロッサがプラズマザンバーを振りかぶるシーンを
参考にして描いている。

「消えて… なくなれ〜〜ッッ!!!」

勇者王ガオガイガー」のゴルディオンハンマー使用時の台詞
「光になれぇぇぇぇぇ!!」を強く意識している。

「ふえ〜ん うめ先生ごめんなさ〜〜い」

ここでの「うめ先生」とは、「ひだまりスケッチ」劇中に登場する未確認生物ではなく
ひだまりスケッチ」原作者の「蒼樹うめ」氏のことを表している。
キャラを無断で使用したことに対する謝罪のネタ。

フルーツ牛乳

ラベルには、「J-エドワード(id:J-edward )」氏のオリキャラ
「メロンくん」が描かれている。

「いらん所まで昔に戻った〜〜〜ッ!!」

フルーツ牛乳を飲み、無事うごマロの顔ではなくなったミル子。
しかし、その顔は登場初期のAAのような顔になってしまった。

初期のミル子作品は利用規約違反として削除されてしまったものが多い。

脱出ポッド

ひだまりスケッチ」に登場するやまぶき高校の校長先生がモチーフ。
顔と話が長く、吉野屋先生の天敵である。
三悪は脱出に成功したものの、ポッドが墜落して結局爆発してしまった。

今回のおしおき

猛突進する牛の群れの背中の上を全力疾走させられる。
コナミの西部劇アクションゲーム「サンセットライダース」にて同様の
シーンがあり、「死にたくなければ走れ!!」の表示で有名。
このおしおきによって、「うごマロのお部屋」も走りながらの進行となった。

(動画は海外版のものです)

うごマロのお部屋 第5回