どくのメモ帳

どくイモムシの毒吐き場。ゲームレビュー記事「超ファミコシ珍拳EXPRESS」も連載中。

ごめんなさい。もう二度としません。


今回は、このメモについて、謝っておかなければ、そして、
伝えなければならない事が、ある。
かなり長くなるよ…。

どうしてこうなったのか


事の起こりは8ヶ月前。

「私、作者人気ビミョーじゃね?」
このメモの発言に対し、同じ本家Hatena@に選ばれなかった私が愚かにも以下のようなコメントをしてしまったのです。



ペキンさんの企画に選ばれたかった、なんなら自分で
勝手に2番の企画作るか!と思ったKANDWAが意見してみます!

人気があり、多くの作品に出演しているキャラは、全て
何かしらの特殊な能力をもっています。
(星を出す、胸が大きくなる等)

しらたまさんのキャラには、そうした能力を持ったキャラが
少ないように思います。
大抵のうごメモキャラ集合ものは、バトル物になりがち
なので、姉貴のような非戦闘要因は参加しづらいのだろうて思います。
クロは… 「脳・心臓がなくても生きてる」以外に目立った能力はないような…
それに、うごメモの年齢層的にダークヒーローはウケが悪い気がします。
(たくやさんのウゴブラではマ○ンエ○メイさん共々悪役にされていた…)

あと、名前が覚えやすいというのもけっこう重要かもしれません。
(うご子、ミル子、ウゴマル、はかな等)
タツデなんちゃらとか言われても…字すらパッと思いだせないありさまだ
やっぱり「姉貴」「弟」でいい(笑)!!

yuuちゃんの「メガネちゃん」は、最初「憂璃」という名前でしたが、
覚えやすく「メガネちゃん」と改名したのは英断だと思います。

さらに言うと、他の人のキャラも「描いてみた」程度でいいから
描いてみるといいと思います。
描かれたキャラの作者が喜んで、お礼に貴方のキャラを描いてくれるかもしれませんよ?
作者さんへのコメ知らせや、チャンネル関連付けも忘れずに。

長文失礼いたしました。
最後の切り札:体がメモ帳のキャラを作れ(笑)!!


まぁ最後のは「もっと他の作者さんと交流を持った方がいいよ!」的な意味でした。
そうしたらしらたまだんごさん本人からこんなコメントを返されました。



KANDWAさん、貴重な意見ありがとうございます。
しかし私は、人気よりも他人にとって面白く、また自分が楽しく描けるような作品を作りたいのです。
私は正義のヒーローが大ッ嫌いなんですよねー。人は汚いものだというのに、それを偽り拳を振り上げる美男子なんざ反吐が出るんです。悪態ついて涙流して、時には逃げて、殺しあうという人間が、最も汚く、吐きそうで、美しいと思うのです。
しかもブランカーは青年モノを意識して描いてますし。またブランカーは「戦争被害者の差別、それに立ち向かう人間の強さ」「小さな戦争」を隠れたテーマにしていて、クロには特別な能力ではなく、自分の拳で戦ってほしいのです。
特別な能力(=科学兵器)を使うのは敵で、無防備な人間がそれに立ち向かう。そしてそれを乗り越える「人間の強さ」を描いていきたいのです。
あと、私はキャラクター名前いらないって言いましたしね。私だって姉貴で充分だと思いますよ。
他人のキャラを描くのは、まぁ大切ですけど、そういうのは「見返り」を期待してするものじゃあないでしょ。「描いてみた程度でいい」と言いましたけど、そんな適当な気持ちで他人のキャラクターを使うのは、私には無理です。その作者に尊敬と敬意をはらい、愛を込めて描かないとダメでしょ。
少なくとも私は、「自分のキャラを描いて欲しいから」という理由で自分のキャラを描いてもらうのは、吐き気がしますしね。


で、このコメントに対し、私は「しまった… 言葉が悪かったな…」と反省したのでした。


それだけで済めばよかった。


俺の心には、いつしかこの2つの文章がこびりついて離れなくなっていた。
自分でも気づかぬうちに。



私は正義のヒーローが大ッ嫌いなんですよねー。人は汚いものだというのに、それを偽り拳を振り上げる美男子なんざ反吐が出るんです。


他人のキャラを描くのは、まぁ大切ですけど、そういうのは「見返り」を期待してするものじゃあないでしょ。「描いてみた程度でいい」と言いましたけど、そんな適当な気持ちで他人のキャラクターを使うのは、私には無理です。その作者に尊敬と敬意をはらい、愛を込めて描かないとダメでしょ。
少なくとも私は、「自分のキャラを描いて欲しいから」という理由で自分のキャラを描いてもらうのは、吐き気がしますしね。


それから数ヶ月。
一番上の私のメモの親作品である「皆様のキャラ白玉団子に描かせてください。」が投稿されました。
(企画が終了した今は親作品が削除されています)
まぁこれ自体は、私の望んだ「他の作者との交流」であり、それは非常に喜ばしいものでした。
でも、その理由が問題でした。
それは、「代表作の☆が3000いかなかった」というものでした。


ふざけんじゃねぇ!!!
未だ「はかなちゃん」本編の☆が1000すら超えない俺はどうなるッ!?


そんな気持ちから、いつしか上記のメモが描かれ、投稿されてしまったのです。
もちろん前回のしらたまさんのコメントでの反省から、一度は思いとどまろうとしたのですが、
ある方の「これって悪質な☆クレメモと変わらないのでは…」というコメントを見て、またしても暴走してしまいました。


このメモを投稿した時の俺は、相当鬼の首を取って勝ち誇ったような顔をしていたんだろうな。
馬鹿だよ。ちょっと考えればどうなるかぐらい分かっただろうに……
でもこれだけじゃちょっとやりすぎだな、と思い、最後にちょっとだけフォローを入れてみたんです。
そうしたらこれが思いっきり裏目に出た。


で、しらたまさんからはこのようなコメントが帰って来ました。



ああ、へこんだへこんだ。
ガチで死にたくなるからあんま私をいじめないでください。

私があのとき言ったのは、こびを売るために他人のキャラを、愛もなく描くことに吐き気がする、と言ったのです。
今回の企画は、最近私は作品漬けで、ファンの皆様と交流できていないのではないか、ファンの皆様を置いてけぼりにしているのではないか、そのせいで面白くない作品を作っているのではないか、と思ったから企画したことです。
星は人気を見るのに一目瞭然だからでして、それがいきなりガクリと下がったから、私は今回の企画をしたわけです。決して星が欲しいとか思って企画したわけじゃあないのです・・・。
そりゃあ星は欲しいけどさ、一番大切なんは楽しんで作品を描き、皆に楽しんでもらうこと。
そのために、もっともっと沢山の人に楽しんでもらうために、私は有名になり皆に見てもらわなけでばならない。・・・その結果に星がもらえるのがうれしいのですよ。「ああ、みんな私の作品を見て、喜んでくれたんだ」って思いますからね・・・


正義については、私の勝手な考えです。気にしないでください。
私は私で、貴方は貴方です。こっちはそっちと違うのだから、相容れるはずがありません。
だからさ、私が正義なんか嫌いだっていう意見なんて、気にしなければいいじゃあないですか。私は私の考えを持っているのだから。
どうしてそれをいつまでも気にかけるのですか?貴方は私ではないでしょう?


それと、ウソだの何だの言って、逃げるのはやめてください。

本音なんでしょう?それが、他人に不快感を与えると思って、ウソだと言って、紛らわそうとしたんでしょう?
つまり、あなたは自分の保身のために、「さっきのコメントはウソだ」というウソをついたわけですね。
その、自分のためにウソをつくという行為は、「悪」ではないのですか?
そんな貴方が、「正義」を思って生きることが出来るんですか?
本当に貴方は「正義」なんですか?自分のために、ウソを軽々とついたというのに・・・?

貴方は「正義」なんですか?


・・・だから私は正義が嫌いなんですよ。


…とりあえず「ガチで死にたくなる」ほど痛めつけたのだから、(描いた当時の)俺の目的は果たされた。
しかし、しらたまさんからのカウンターパンチはあまりにも強烈だった。
妬みと憎しみで出来た俺の最後の良心を、粉々に砕いてくれたのだから。
「不快感を与える」と思ったのは、なにもしらたまさんにだけじゃない。
あのメモを見るのはしらたまさんだけじゃない。俺のファンも大勢見ることになるだろう。
その中には、汚れを知らぬ中学生や高校生の女の子だっているんだ。
そんな純粋なファンを傷つけるような真似はうごメモ作者としてしたくない。
そう思うのは当然じゃないか!?
…でもそれは「悪」なんだ。結局、綺麗事を並べてもそれは自分しか守れないんだ。


…最初から投稿しなければよかった。
うん。そうだよな。
他の人の子作品を見て、ずっと後悔しっぱなしだったさ…。
「他の人は純粋に描いてほしいキャラを挙げているのに、俺は何をやっているんだ!?」ってさ…。




貴方は「正義」なんですか?




貴方は「正義」なんですか?





貴方は「正義」なんですか?


・・・だから私は正義が嫌いなんですよ。





俺は…   「悪」だよ。
「どうせコイツは俺よりも収入が良くてそれなりにイイ暮らししているんだ」とか
「前にこんな事言ってたからそれを利用して揚げ足とってやろう」とか、汚いことばっかり考えてる。
本当に卑しくて、情けなくて、惨めで、みすぼらしくて、どうしようもない、死にたくないから生きてきたようなヤツさ。


やめよう。
俺に正義のヒロインを描く資格なんてない。
「はかなちゃん」は断筆しよう。
そう思った。


コメントねぇ、ファンもねぇ、カラースターは何(なぬ)者だ!?
そんな無名作者だったならそんなことも簡単に出来ただろう。
なにせ汚い男だから。


でも、冷静になって、考えて、考えて、仕事も手に付かないほど考えて思いとどまった。
「誰も『やめちまえ』なんて言ってない。そればかりか多くのファンが新作を待っている。」
「たった一人の発言で、多くのファンを悲しませるような真似をしてもいいのか!?」
「それこそ、『悪』じゃないのか!!?」


それでどうしたか。
俺は、なんとか「はかなちゃん 第4話」を描き、投稿した。
そして、説明文にこう付け加えた。


「正義のヒロインを描く資格… それは…
もがきあがく事でッ!! 勝ち取るものだッッ!!!!」


しらたま氏が唯一認める正義、「勇者王ガオガイガーFINAL」の台詞から引用させてもらった。
俺は悪だ。汚い人間だ。どうしようもないクズだ。
でも、そんな俺でも良心をなくしてしまったワケじゃない。
自分がいい人間なのか、悪い人間なのか、自分でも分からない。
それでも… それでも俺は諦められないんだ。


せめて、まともな人間になりたい…
そう思いながら、どうすればいいかも分からず言葉と感情を振り回しているんだ。


今でも、答えは見えていない。
気にしなければいい、でも俺には無理だね、どうしても気にせずにはいられないから。
でも、


「待ってました!!」
「今回のお話は最高です!!」
「描いてくれてありがとうございました!」


こんなコメントが帰って来れば本当にうれしい。
辞めなくて本当に良かったと思う。
とりあえず、「はかなちゃん」は今ちょっと休止中だけど、自分で決めた「最終話」までは
がんばって続けてみようと思う。


最後に。
もうこんな特定作者を中傷するようなメモは描かない。
当たり前のことなんだけどね。


もう… しらたまさんには合わす顔も言葉もメモもないんだろうな……。
本人が「相容れない」っていったんだから仕方が無いんだろうが。
無期限休止の時も、「俺はアンタに何を言われても辞めなかった!!たった一人の発言で多くのファンを裏切ったアンタは最低だ!!」
って(遠まわしにではあるものの)言っちゃったしなぁ。


しらたまさんは、本当に優しいファンに恵まれたと思うよ。