どくのメモ帳

どくイモムシの毒吐き場。

閃乱カグラ新作「閃乱カグラBurst 〜紅蓮の少女達〜」について思ふこと。


    ― 影 ―

進むこと疾風の如く その護り鋼の如し

あるときは 泥土に伏し
またあるときは 叢雲とともに形を変えん

その闘志 烈火の如く燃えさかるとも
常に心境 止水の如し

    末法破戒

志半ばにて 倒るるときも
暁とともに 姿をかき消し
己の骸 断じて さらすことなかれ

之即ち 忍の極意と知るべし

       ───「朧流忍術秘伝書」より


はい。先日の予告通り今日は今夏8月30日発売予定の「閃乱カグラ」最新作
「閃乱カグラBurst 〜紅蓮の少女達〜」(以下「カグバ」)のお話をしたいと思います。

本作では、前作の主人公「国立半蔵学院」と敵対した「秘立蛇女子学園」の五忍が主人公です。
みんな大好きホムラチャンやよみっぺや未来ちゃんがプレイヤーキャラとして使用可能です。ヤッタネ!!!
さらに前作では涙をのんで立体視非対応となった更衣室も立体視対応に!!ヤッタネ!!!!

しかし!!!!

だからと言って「爆乳キタ━━━\(゜∀゜)/━━━ッ!!!お祝いにおっぱい揉んでやるよ」
とは行かないのがこの漢奴和、そしてヤッパイであります。

「ヤッパイ」は単なる「おっぱい好き」ではない。

「パイ賊」だ。

熱い誇りと信念と、そして男のロマンをその胸に抱き、
本能と言う名の船を理性という舵で巧みに操り、人生の荒波に立ち向かう
熱き魂の日本男児なのだ。

けして、おっぱいがぷるんぷるんしてりゃ幾らでも金を落とす
チン軽な野郎共とは違うのだ。

よって、今回のカグバには、かなり厳しい態度で向き合っていきたいと思う。


確かに、秘立蛇女子学園の五忍にも半蔵学院の五忍にも負けない人気があった。
完全なる「悪、敵」として描かなかったことにより、キャラクターにも深みがあった。
実際カグラファンの間でも蛇女のプレイアブル化を望む声が高かったし、
3紙で行われたコミカライズのひとつでは蛇女の五忍を主役としたものであった。

カグバの登場は必然だったのかもしれない。
だが、必然過ぎた。

思えば、俺にとって「閃乱カグラ」とは「衝撃」の連続だった。

ファミ通の最初の記事を見た時。
「かつ姉」こと「葛城」の姿を初めて見た時。
かつ姉の声優が描いたイラストを見た時。
主人公「飛鳥」の声優がどんな人間か知った時。
「二回戦ドリンク」でコラボした「あかひげ薬局」について調べた時。
最初のPVが公開された時。
斑鳩」の声を初めて聞いた時。
かつ姉が「ボン!キュッ!!ヴァイーーーーーーーーーーーン!!!!!!」と絶叫した時。
そしてライバルとなる蛇女の生徒たちが公開された時。
「大道寺先輩」の姿を初めて見た時、その声を初めて聞いた時。
ニコ生での放送を見た時。
初めて主題歌「乱れ咲き」を聞いた時。
閃乱カグラG-feed」とかいうわけわかんないグループの暗黒舞踏を見た時。
初回特典の表紙が詠ちゃんに決まった時。
まさかの通常戦闘・および更衣室が立体視非対応と発売直前に知らされた時。

良い意味でも悪い意味でも、全てが衝撃だった。
故に、今回の発表は必然過ぎてなんの驚きもない。


今回のカグバは秘立蛇女子学園の五忍が主役であり、
前作の国立半蔵学院の五忍が登場するかは現時点では判明していない。

確かに蛇女の五忍の魅力は半蔵の五忍にも引けをとらない。
だが、蛇女には半蔵に圧倒的に足りないものがある。

五忍の中に一人だけ貧乳がいる。
蛇女には「かつ姉」がいない。


思えば、「爆乳ハイパーバトル」を「爆乳ハイパーバトル」たらしめたのは
女でありながら乳への強い執着を見せる「男役」である「かつ姉」の存在が大きかった。
上記の「ボン!キュッ!!ヴァイーーーーーーーーーーーン!!!!!!」もそうだが。
彼女の大胆な忍装束の着こなし、そしてそれ以上のセクハラへの執念が、飛鳥たち半蔵の仲間たちの爆乳を際立たせていたのだ。

しかし本編でのかつ姉の活躍の少なさ… どうしてこうなった
閃乱カグラ」は428などを手がけた「北島行徳」氏のシリアスな物語もウリの一つであったが
(ちなみに漢奴和は428をプレイしたことはないし、北島氏もそんなに凄いライターとは思っていない。)
爆乳を無視して、単に少年漫画的な熱い物語を追求したところで本物の少年漫画に敵うはずはないし
だいたいそれでは彼女たちの爆乳が「単なる客寄せの飾り」になってしまうではないか!!!
…そんなものに「爆乳ハイパーバトル」などという冠を付けるわけにはいかないだろう。

閃乱カグラ」においてかつ姉の存在はあまりにも大きかった。
もう一度言っておこう。 蛇女には「かつ姉」がいない。


もっと情報が出るまではいかんともしがたいが、現段階では不安が多い。
そもそも前作の次点で不満点が多かった。(立体視云々を抜きにしても。)
「蛇女が主役ですよー、更衣室が立体視対応になりますよー」で素直に喜ぶほど俺は馬鹿ではない。
「紅蓮の少女達」というサブタイトルにも、やはり「少女達の真影」ほどのインパクトはない。
公式の焔の台詞が前作の飛鳥の台詞にかぶせてあるのに至っては、もはや渾身のギャグがすべったかのような寒気すら覚える。

「命懸けで獲りにきな。」

性懲りもなくそんなことを言ってよこす。
こちらが命懸けで出迎えるなら、獲られる方にもそれ相応の覚悟をしてもらいたい所である。
閃乱カグラとはジャンルが違うが、前作は良作だったが続編で前作の主人公のライバルを
無理矢理主人公にしたところ全体的にイマイチになってしまった作品を俺は知っている。

この「閃乱カグラBurst」、少しでも命を懸けるに値しないと見なしたならば、
斬って、捨てる!!!!!




「命懸けで獲りにきな。」
その言葉に導かれ、暗雲立ち込める中男たちは再び大海原に船を漕ぎだす。

「野郎共!!!出こ… プシュン!!!(鼻炎)」
「ええー。(落胆)」

航海の日程はおよそ3ヶ月。
その航海の果てに待つのは、お宝か、絶望か。
その航海の中で、男たちは何を手に入れ、何を失うのか。

それはまだ、誰にもわからない。