どくのメモ帳

どくイモムシの毒吐き場。ゲームレビュー記事「超ファミコシ珍拳EXPRESS」も連載中。

【緊急更新】うごメモ3D配信決定!!!!!

「パイキャンの途中ですが臨時ニュースをお伝えします。
本日午前頃、任天堂岩田聡社長による『ちょっとNintendo Direct』により
ニンテンドー3DS用ダウンロードソフト『うごくメモ帳3D』の発表と
それに伴うコミュニティサービス、そして今後のうごメモはてなの展開について
『直接!』発表がありました。なお………0110010100100101」


ここは、とあるアパートの1室。
「ハァーッ!… ハァーッ!… いったいどういうことなんだ!?」
重篤うごメモラー・ボブは、ちょっとNintendo Directの動画を再生していた
モニターの前で、独り髪の毛を掻きむしっていた。

3DSうごメモ…!これはよろこばしいことだ。 だが…有料化だと?うごメモはてなは終了!?
バカな… ニンテンドーは何を考えているんだ!?コンテンツの有料化…
課金… 一般うごメモラーへの制限… コミュニティの閉塞化……
アベノミクス… WBC… オリンピック東京誘致… 尖閣諸島問題……!
そうだ、これはきっと例の暗黒そんざいによる…!!こうしている場合では…!!」
ボブは訝しんだ。彼のひたいに汗が浮かび、目玉が渦巻きになった。彼は狂っていた。

「何をそんなにこうふんしているんだね?」
突然、ボブのPCのモニターからこうきな声が聞こえて来ました。
「エッ」ボブが顔を上げると、そこには… ああ!なんてことだ!!
モニターの動画ウィンドウに写っていたのは、ポリゴンの岩田社長ではなく、
いつの間にかしんせいな輝きを放つエルフのせんしに変わっているではありませんか!!

「ヒェーッ!!」
ボブは椅子から転げ落ち、後ずさると、エルフのせんしは動画ウィンドウから、
そしてPCの画面から飛び出し、ボブの眼の前に現れました。

「一体何をしんぱいしているのだね?2年間待ち望んだ、うごメモ3Dの配信が決まったんじゃないか。
これから我々の新時代がはじまるのだ。何も恐れることはない」
「新時代だって!?ばかな!」ボブはエルフのせんしに進言した。
「これは何かのワナだ!!きっと例の暗黒そんざいが、すでにニンテンドー内部に接触して……」

「ボブ」エルフのせんしはひかった。「ヒェーッ!!!」
ボブは腰を抜かしてしまった。

「ボブ、落ち着いて聞きなさい。きみがしんぱいしている暗黒そんざいの干渉は今回はみあたらない。
もちろん、それ以外にもしんぱい事はあるだろうが、きっと岩田社長にも考えがあるのだろう。
何より、うごメモ3Dの配信日も決定しておらず、うごメモはてなの終了まであと2ヶ月もある。
先のしんぱいをするよりは、まず、いまのうごメモはてなに悔いを残さぬようにするのがせんけつではないかな?
そう、まずはパイ増量キャンペーンとか。」

「ハイ…」ボブは思わず正座した。

エルフのせんしは続けた。
うごメモ3Dについては、我々も全てを把握しきれていない。
だがいずれ、いろいろとあかるい話題を提供できるだろう。
君はきっとつかれているのだろう。今日はもうゆっくりお休みなさい。」

「アッハイ」
ボブの言葉を聞くと、エルフのせんしは満足そうな顔をして、再びPCの画面に消えていきました。

-FIN-