Grim Guardians Demon Purge
☆天魔覆滅(デーモンパージ)!!「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」スピンオフアクションゲームはまさかのドドド本格ダークホラーアクション!!☆
ハード:Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox/Steam
流派:恥ずかしそうで恥ずかしくない、ちょっと恥ずかしいアクションゲーム
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたた
お買い得度:あたた
快適度:あたた
お手軽度:あたた
はじめての方は【↓こちら】
あたたっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・かん帝っ!!
ひでぶっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・ドワ王っ!!
シュテムターン!!ドーモ!!超ファミコシ珍拳伝承者のザ・パートゥノです!!
遊びたてアッッツアツの独断採点拳をなるはやでお届けする、
「超ファミコシ珍拳EXPRESS」(略して「超ファミ珍EX」)、今回の停車駅は…………
「Grim Guardians Demon Purge」だぜっ!!!
どーでもいいが、覚えづらいタイトルだこと……。
【もくじ】
- Grim Guardians Demon Purge
- 「Grim Guardians Demon Purge」そして「ぎゃる☆がん」とは
- 「Grim Guardians Demon Purge」のあらすじ
- 悪魔退治(デーモンパージ)のしおり ~そして関連作品~
- ここからが本当の「戦慄の夜」の始まり
- ゴシップストーンのウワサ
- 総喝!!Grim Guardians Demon Purge
「Grim Guardians Demon Purge」そして「ぎゃる☆がん」とは
かつて、見習い天使「えころ」によって「天使の矢」を受けた男がいた。
その名は「久時峰大(クドキ ホウダイ)」……天使の矢で一日限定の超モテモテになった高校生。
その日の日没までに運命の彼女を見つけ出し、告白を成功させなければ
永遠に彼女ができなくなる「天使の矢の呪い」を奥義「フェロモンショット」で断ち切るべく
迫りくる女子高生や見習い悪魔「くろな」の妨害を退け、想いを寄せる「神園姉妹」を目指す。
これが、インティ・クリエイツ史上、そしてガンシューティング史上最も恥ずかしいゲーム 「ぎゃる☆がん」シリーズの2作目「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」 のあらすじだ。
これまでのインティ・クリエイツの「ロックマンゼロシリーズ」などのドドド硬派な高難易度アクションゲームのイメージを撃ち砕いて思春期のスケベ心を丸裸にした「ぎゃる☆がん」シリーズは、良くも悪くもプレイヤーのド肝を抜いたのだっ!!!
あろうことか10年もの歴史を持つこのシリーズ、1作目のリメイク版「ぎゃる☆がん りたーんず」を含め、最新作「ぎゃる☆がん2」まで「ぎゃる☆がんVR」以外のすべてのシリーズがNintendo Switchで遊べてしまう!!!
本作「Grim Guardians Demon Purge」は、「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」のヒロイン「神園姉妹」を主人公としたスピンオフのアクションゲームだぜっ!!!
上記「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」のPVを見て、「Grim Guardians Demon Purge」が全く同じ世界感のゲームだなんて、初見で信じられる人がいるだろーかっっ!??
だが「Grim Guardians Demon Purge」をちゃんとプレイすれば、一見ムチャクチャな路線転向にも納得がいくようになっているのだっ!!
ちなみに「Grim Guardians Demon Purge」の各単語の頭文字を取って略すと「GGDP」となるが、「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」を英語に直して(Gal Gun Double Peace)各単語の頭文字を取って略すと同様に「GGDP」となる。
ちなみに海外Steam版PVでの初期タイトルはド直球に「Gal Gurdians Demon Purge」だった。(現在は海外版も「グリム・ガーディアンズ」に統一・修正。)
しかし「Grim Guardians Demon Purge」は従来の「ぎゃる☆がん」のカワイイ&ヘンタイでブッ飛んだイメージとは大きくかけ離れた血みどろのハード&ダークなゴシックホラー2Dアクションゲームだ。
そう、それはまさに「悪魔城ドラキュラ」めいて、あるいは……。
なぜこんなことになってしまったのか?それは、「神園姉妹」の血に刻まれた宿命が物語っている。
「Grim Guardians Demon Purge」のあらすじ
……これは、「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」にて主人公「久時峰大」が艱難辛苦を乗り越えて神園姉妹の姉「神園しのぶ」と想いを遂げた、ハッピーエンドのあとの物語。
悪魔学校の落ちこぼれ見習い悪魔「くろな」は神園姉妹との戦いの果てに「補習」としてのイタズラをすべて阻止され、ついに留年が確定してしまった。
ふてくされながら悪魔学校の地下をふらついていたくろなは、突然開いた地下の扉を見つける。くろなが導かれるように中に入ると、そこには大きな鏡が……
一方、別件での悪魔とのイクサに挑みしばらく学園を離れていた神園姉妹も、そのイクサを終えて幼なじみ・峰大が待つ母校「桜咲第三高等学校」に久しぶりの登校に向かっていた。
その時だ!!!突如巨大な次元の歪みが発生し、桜咲第三高等学校の校舎は……おぞましい悪魔がひしめく「悪魔の城」へと一瞬にして変化してしまったのだ!!!
だが、「神園しのぶ」と「神園真夜」の姉妹は、1mmも退くことはなかった!!なぜなら…………
悪魔あるところ、
悪魔ハンターの一族あり!!!!!!
そう!!「神園しのぶ」「神園真夜」の「神園姉妹」の正体は、由緒正しき悪魔ハンターだったのだ!!!
神園姉妹が制服を脱ぎ捨てると、その姿は一瞬にして悪魔ハンターのドレスに変わった!!
さァここからが「Grim Guardians Demon Purge」だ!!もう「ぎゃる☆がん」ではない!!主人公は「久時峰大」ではない!!
迫りくる悪魔をフェロモンショットで昇天、とかそんな平和なゲームではない!!これより先は悪魔の絶叫が響き渡り血しぶきが壁に床に飛び散る真のジゴク!!!
キミは悪魔ハンターの「神園しのぶ」と「神園真夜」を使い分けながら、悪魔の城を突き進み、真実を解き明かし、そして最強の悪魔を討滅し「桜咲第三高等学校」をあるべき姿に戻す時まで戦い続けるのだ!!!
悪魔退治(デーモンパージ)のしおり ~そして関連作品~
さて、君はそれぞれ武器の異なる悪魔ハンター神園姉妹の「しのぶ」と「真夜」のダブルヒロインをワンボタンで随時切り替えながら、深部にボス悪魔の待つ悪魔の城の各エリアをクリアしていくわけだが、
身も蓋もないことを言ってしまうと本作は「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」の皮をかぶせた「Bloodstained:Curse of the Moon3」だ。
「Bloodstained:Curse of the Moon」シリーズは、元コナミの「IGA」こと「五十嵐孝司」=サンがキックスターターの末発売した探索型アクションRPG
「Bloodstained: Ritual of the Night」のストレッチゴールのひとつとして2018年に本編にさきがけて配信されたスピンオフ作品、インティ・クリエイツ謹製のファミコン風面クリア型アクションゲーム で、
2020年には続編の「Bloodstained:Curse of the Moon2」も配信された。2022年には本編の「Bloodstained: Ritual of the Night」も独断採点拳したので、「Bloodstained」シリーズはすべて独断採点拳したぞ!!
「Bloodstained:Curse of the Moon」
「Bloodstained: Ritual of the Night」で最初のボス、そして最重要キャラでもある退魔のサムライ「斬月」を主人公としたスピンオフのファミコン風アクションゲーム。
ストーリーは本編「~Ritual of the Night」とは完全に独立したパラレル作品なので、本作だけでも楽しめる。
「悪魔城ドラキュラ」シリーズの中でも名作と名高い「悪魔城伝説」を強くオマージュし、「~Ritual of the Night」の主人公「ミリアム」やボスキャラの「アルフレッド」「ジーベル」を仲間にしたり、しなかったりして「悪魔の城」への冒険を進めていく。
ステージはルートが分岐しており、特定の仲間がいると仲間の能力・サブウェポンを使って近道や楽なルートを選べるが、
仲間が倒れていたり、斬月ひとりで旅を続けている場合は遠回りで困難なルートを進むことになる。
「~Ritual of the Night」に登場するボスも登場するが、攻撃方法が異なっていたり、撃破したと思ったら…………!!
一度ラスボスを倒しただけでは物語は完結せず、クリア後に選んだモードや2周目以降斬月の選択により結末が分岐する。
「Bloodstained:Curse of the Moon2」
「Bloodstained:Curse of the Moon」からそのまま続く、「斬月」と仲間たちの新たなる戦いの物語。
「~Ritual of the Night」でこれまた超重要キャラとして登場する戦う修道女「ドミニク」と、本作オリジナルの新キャラクター「ロバート」「ハチ」が新登場。
そして二人同時プレイも可能になり、1Pが2Pの頭の上に乗って進んだり2弾ジャンプしたりとアクションの幅が大いに広がった。
「~Ritual of the Night」本編に登場したボスの内、前作に登場しなかったものも登場するが本作で新登場したボスも多く、中には「~Ritual of the Night」本編に登場していない「ソロモン72柱」の悪魔も。
やはり本作も一度ラスボスを倒しただけでは物語は終わらず、最終的には「ミリアム」「アルフレッド」「ジーベル」も加わった7人パーティでゲームを進めることになり、
その先には「~Ritual of the Night」本編をも上回る壮大なスケールのラストバトルが待っている。
「Bloodstained: Ritual of the Night」
「Bloodstained」シリーズの本編で、王道的探索型アクションRPG「メトロイドヴァニア」。本編の開発にインティ・クリエイツはあまり関与していないようだ。
悪魔復活を望む錬金術師によって悪魔と同調する結晶を埋め込まれた改造人間「シャードリンカー」の「ミリアム」を操作して、ミリアムの幼なじみにして同じシャードリンカー、
そして「ロガエスの書」を手にして「悪魔の城」を顕現させた「ジーベル」を止めるために悪魔の城を突き進み、強大なソロモン72柱の悪魔と戦っていく。
「~Curse of the Moon」シリーズの主人公である「斬月」は最初はボスとしてミリアムに立ちはだかるが、ゲームが進むと最重要キャラとなり、彼の愛刀「斬月刀」は72柱の中でも最強クラスの悪魔にして斬月の仇敵との決戦には欠かせないものとなる。
悪魔を倒して素材を集めて武器やアイテム、そして料理などを錬成したり、生き残った街の人からサブクエストを受けたり、クリア後に解禁される多彩なモードや他のインディーゲームとコラボした隠しエリアがあったりと、ボリュームが非常に多い。
そして2023年っ!!!「Grim Guardians Demon Purge」パッケージ版の発売に合わせて、「Bloodstained:Curse of the Moon」シリーズ2作が一つになったパッケージ版「Bloodstained:Curse of the Moon Chronicles」の発売も決定したぜっ!!!
とりあえず動画だけでなく過去の独断採点拳記事のリンクも貼っておくよ。
インティ・クリエイツとしては、「Bloodstained:Curse of the Moon3」を出したかったのだろうけど、1作目の配信開始からかなりの時間が立っており、IGA=サンとの契約などいろいろな問題があったのだろう。
また「Bloodstained:Curse of the Moon2」も、トゥルーエンドで完膚なきまでの完結を迎えており、ここからさらに新しいストーリーを続けるのは無理があると思う。
だがインティ・クリエイツはあきらめなかった。「『Bloodstained:Curse of the Moon』のゲーム性を引き継いだ新しいダークホラーアクションを出したい!!」というアツい思いの中、
「『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』に悪魔ハンターのヒロインがおるやんけ!!そいつらを主役にして新規IPで作ったろ!!!」…………そんな感じのいきさつで出来上がったのが「Grim Guardians Demon Purge」というワケだ。
「Grim Guardians Demon Purge」の世界は現代が舞台なので、悪魔ハンターの武器も近代的っ!!!
姉の「神園しのぶ」は、連射のきく「退魔サブマシンガン」をメイン武器に戦っていくぜ!!
弾数制限があるが、弾切れのときに攻撃ボタンを押すか、方向キー下を2回押すことでいつでも、何度でもリロードできる。大事になときに球切れにならないようにこまめにリロードだぜっ!!
一方、妹の「真夜」は折り紙を刀や手裏剣などに変化させて敵の防御も打ち破る強力な近接攻撃を行うのだ。もちろん、ボタン連続入力で3段斬りが炸裂だあっ!!
攻撃範囲も広く、このテのゲームでお馴染みの「足場の悪い場面で一定間隔で蛇行しながら飛んでくる敵」や「空を飛ぶ敵がひっきりなしに地面を跳ね回る敵を落としてくるシーン」でも、真夜の斬撃の前にはザックザク斬り捨てて進めるのだっ!!
魔物の倒され方も凝っていて、しのぶの退魔兵器で倒された魔物は粉々になり、真夜の折り紙斬撃で倒された魔物は真っ二つになるぜっ!!ちにゃ!!!
そして魔物を斬ったり撃ったりすれば、返り血で壁や床がたちまち血まみれにっ!!ひでぶっ!!!
神園姉妹には、メインウェポン以外にもサブウェポンボタンで「ウエポンパワー」を消費して使用できるサブウェポンが使えるぜっ!!
ウエポンパワーは、紫色のオブジェクトを破壊すると出てくる魔力のツボを取れば回復できるぜ。
「しのぶ」の初期サブウエポンは斜め上に投げる「投げナイフ」。しのぶの死角をカバーしてくれるぜ。
「真夜」の初期サブウエポンはやっこ凧型の折り紙を周囲に展開して身を守る「式神さん」。こいつを使えば際限なく雑魚やら破壊可能弾が飛んでこようとも式神さんが消えるまで完全防御だぜっ!!!足場の悪い場面での戦いでは欠かせないだろう。
しかし「しのぶ」は弾一発ずつの威力は弱く、またしゃがみ撃ちでも地を這う小さい敵に弾が当たらないこともあり、懐や足元にに潜られるともろい。そして「真夜」のHPはしのぶの半分しかない。どちらも一長一短なのだ。
地上にいるときに限り、「姉妹チェンジ」ボタンでいつでも交代できるので、状況に応じて臨機応変に対応するのだ。
健闘むなしく、姉妹の片方が魔物にやられてしまったらどうなるか!?
「Bloodstained:Curse of the Moon」では倒れた仲間は基本的にステージクリアか全滅するまで復活せず(その代わり仲間が全滅するまで残機は減らない)、
仲間がやられると途端に不利な状況に陥ってしまい、最悪「リトライ」で残機を減らしてでも仲間が揃っている状態からやり直す必要があった。。
だが「Grim Guardians Demon Purge」ではこの仕様を改善!!
姉妹の片方がやられたとき、やられた方の体はやられた場所にそのまま残る。
残りの片方はある程度戻された場所からリスタートするのだが、やられた姉妹の片方の居場所までたどり着けば、ボタン連打の心臓マッサージ「姉妹レスキュー」でHPを半分だけ回復させて復活させられるのだ。
もちろん、姉妹の両方がやられない限り残機は減らないっ!!それに加え「姉妹レスキュー」での復活もあるし、倒した悪魔や緑色のオブジェクトから出現する
「プライド」という花状のボーナスアイテムを集めれば残機がどんどん増えるので、ゲームが詰まりにくくゲームオーバーにもなりにくいのだ。
さて、魔城の最初の門番といえば巨大コウモリと相場が決まっている!!しかしこいつはデカすぎるぜ!!
最初のボス、超巨大コウモリ「バットアグリゲーター」を倒すと、見習い悪魔「くろな」が現れ、事の顛末を語るっ!!
「絶対的な力を手に入れた」と豪語するくろなは、その力を持って「次元融合」を引き起こし、人間界の「桜咲第三高等学校」と魔界の城を融合させてしまったのだ!!!
しかしそんな芸当、落第悪魔のくろなにはとうてい不可能だ。裏で手を引いている強大な悪魔がいるはずだぜ!!!
すべての真相を確かめ、学園を元に戻すには、魔城の頂に座すくろなを追い詰めて、懲らしめる以外にないぜっ!!!
ステージ2以降では、次元融合によって桜咲第三高等学校の生徒……「ぎゃる☆がん」の歴代ヒロイン(ボス)が強大な悪魔と融合して襲いかかってくるっ!!!
ここで姉妹二人が揃った状態で「パージゲージ」が溜まっていれば、奥義/姉妹レスキューボタンで「退魔奥義」発動だあっ!!!
真夜の折り紙から作られた退魔弾丸をしのぶが放つと、命中すれば空間を切り裂き、悪魔の城を一瞬だけ本来の校舎の姿に戻すほどの強力な一撃が放てるぜっ!!!
しかし敵もさるもの。ボスのHPが0になると、神園姉妹を道連れにせんと最終ヒサツ・ワザ「ファイナルアタック」を放ってきたり、第2形態に移行したりする!!
こういう要素は「Bloodstained:Curse of the Moon/同2」でも見られた。ちょっと露骨すぎる気がするぜ。
そして死闘の果てに、ボス悪魔を撃破すると神園姉妹の退魔の力でヒロインたちを救出できるぜっ!!
しかも、お礼に新しい退魔道具(サブウェポン)がもらえちゃうのだっ!!!あたたっ!!
「Grim Guardians Demon Purge」では、仲間キャラが増えるかわりにサブウェポンが増えていくのだっ。サブウェポンは、L・Rボタンでいつでも切り替えできるぜっ!!
「しのぶ」は「退魔グレネード」「退魔地雷」そして「退魔ロケットランチャー」といった退魔兵器や、助けたヒロインから譲り受けた攻撃の通じない悪霊を祓う「おおぬさ(お祓い棒)」や、敵を引き寄せて穴に落としたりトラップに引っ掛けたり、壁や天井に突き刺してぶら下がれる「グラップリングフック」が使えるようになるぜ!!
「真夜」は空中や穂状で足場にできる「折り鶴さん」、強力な敵も凍らせて一撃で破壊できるようにしたり、滝や溶岩を凍らせて乗ったり破壊できるようにする「ペンギンさん」、
頭上からの攻撃を完全に防御しつつパラシュート代わりにゆっくり空中から硬化しつつ、展開中に貯めたエネルギーで炎をまとった突進攻撃までできる「番傘」、
トゲ床を破壊しながら突き進む「ホーダイくん人形」など、移動にも戦闘にも役立つ強力なサブウェポンが使えるようになるぜっ!!!ほあたっ!!
「Grim Guardians Demon Purge」でも「Bloodstained:Curse of the Moon」のようにステージが分岐するが、後のステージで手に入るアイテムを使わないと壊せない扉があったりする。
基本的にステージとステージの間の通路にある「柱」で方向キー上を押すことでステージセレクトができるぞ。
さて、「真夜」の「式神さん」は「しのぶ」に切り替えても時間まで効果が持続したり、燃え盛る敵を「ペンギンさん」で凍らせて破壊したり、トゲ床を「ホーダイくん人形」で破壊して突き進んだり……
これまた「Bloodstained:Curse of the Moon/同2」でも見られた攻略法だ。
それはそれとして。悪魔の城を探索すると「HPアップ」「しのぶの残弾数UP」「攻撃力UP」などの能力アップアイテムの他に、桜咲第三高等学校の女生徒たちが取り残されている!!そして、総勢36名の救出対象の生徒・教師全員がフルボイスだ!!!
救出対象が近くにいれば、遠くからでも声が聞こえるはずだぜ!!最初からはすべて助けることができないが、助けられる生徒・教師は可能な限り助けよう!!無事に救出できるとHPも少し回復するぜ。
イイワスレテイタガ、本作もまた「Bloodstained:Curse of the Moon2」同様、「しのぶ」と「真夜」に分かれて二人同時プレイも可能っ!!
片方がもう片方の頭の上に乗って戦ったり、力を合わせての2段ジャンプでひとりプレイでは行けないルートへ行ったり、難しいルートは片方が「マスコット化」してもう片方にくっついて任せることもできる!!
そして、二人同時に奥義ボタンで画面全体を攻撃できる究極退魔奥義だって使えるぜ!!!
さて、そうして神園姉妹をパワーアップさせながら悪魔の城の頂「尖塔」を目指し、ついに悪魔くろなを追い詰めるのだが…………!!
ここからが本当の「戦慄の夜」の始まり
「やっぱりロックマンシリーズを手掛けたスタッフの作品なんだなあ」としみじみ思わせるくろなの悪魔最終兵器を撃破した神園姉妹の前についに現れる、最強の悪魔!!
その絶対的な力の前には神園姉妹でも敵わず、悪魔の城の入口まで戻されてしまうのだった……。
というわけで「Grim Guardians Demon Purge」はここからが本番!!すなわち2周目のはじまりだぜ!!
2周目の城門前を進んでいくと、悪魔に襲われる「ある存在」を救うことになる。無事迫りくる悪魔を撃退すれば、お礼に神園姉妹のメインウェポンをパワーアップさせてくれる。
しのぶは退魔サブマシンガンを連射するとミサイルを発射できるようになり、また上にも射撃できるようになる!!
真夜は攻撃ボタン長押しで回転ノコギリ型のオリガミ「真夜さんカッター」が炸裂!!更に空中で真夜さんカッターを使うと後方に大きくジャンプできるぜ!!
また、「ある存在」から与えられた力のおかげで1周目で開かなかった白い扉が開くようになり、ステージによっては1周目とは全く違うルートを進むことになるステージもあるぜ。
1周目では一度倒したボスは二度と出現しないけど、2周目のボスは1周目よりちょっと強くなり、さらに訪れるたびに復活するのだっ!!!
ラスボスの力で復活した最初のボス「バットアグリゲーター」を倒すと、安全地帯として「柱の間」に行けるようになり、柱の間とそこから行ける「体育館」で助けた生徒・教師と再会したり、会話(もちろんフルボイス)したりすることができるぜ。
そしてついに「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」の主人公「久時峰大」がどうなったかも明らかになるっ!!最後の戦いに挑むためには、峰大のフェロモンパワーを借りるしかないのだっ!!!
峰大の力で好きなステージへ飛んで、フェロモンパワーを高めるために必要なアイテムを集めるべく再び悪魔の城を駆け抜けるのだ。
これまでは血みどろのダークホラーアクションだったが、ここから一気に「ぎゃる☆がん」らしい荒唐無稽な展開になっていくのだ!!
2周目以降で各ステージのボスを倒すたびに、「柱の間」にいるある存在から「粗品(お菓子)」がもらえるぜ。
これをお菓子を欲しがっているあるヒロインに渡せば、サブウェポンをさらに強化してもらえるぜっ!!
威力がアップしたり、消費ウェポンパワーが少なくなったり、強化しておいてソンはないぜっ!!!
てなわけで、2周目以降でようやくすべての要素を回収できるようになるんだ。
……が、2周目以降でさらに回収すべきアイテムが増えるんだ。ある重要な場面で必要になる3つの「ある装置のパーツ」、そして次元融合の影響によって救出する生徒・教師、そして神園姉妹たちの「女の子のたいせつなもの」だ!!!
「たいせつなもの」って何かって?それは……猥褻が一切ない超ファミコシ珍拳ではとても言えないぜ。がんばってキミの目で確かめてくれ。
だがこの「たいせつなもの」を探すのがこのゲーム一番のクセモノなんだ!!!ちなみに、「たいせつなもの」はひとつひとつグラフィックが異なっていてインティ・クリエイツのこだわりが光る!!
2周目以降、各ステージのあらゆる場所に「次元の裂け目」が出現し、そこに手を突っ込むことで「たいせつなもの」を取り戻せるのだが、ノーヒントでコンプリートしようとすれば
次元の裂け目を見つけ出すために何度も何度も同じステージをいろんなルートで周回しなければならないんだ!!!
「Bloodstained:Curse of the Moon/同2」よりも探索・収集要素が強化された割には、ステージマップがステージセレクト画面でしか見られないのがツラいよなあ。ひでぶっ!!
ステージ内で右スティックをいずれかの方向に入れると、ボス・レアアイテム・救出対象を示す矢印が出る「コンパス」が表示されるんだけど、これも現在いるエリア内しか対応していなかったり
現在の位置や所持サブウェポンでは行けないルートでしか救出・回収できない場所を示したりと、てんで役に立たないぜっ!!あわびゅっ!!!!!
そんなこんなで、「久時峰大」を覚醒させる5つのアイテムを揃え、ラスボスの居場所を見出した神園姉妹は、最後のイクサに挑む!!
魔城で集めたものに応じて、結末は3つに分岐するのだ!!!死闘の果てに、神園姉妹が、君が見るものは……!?
そして、どんなにダーク&ホラーを突き詰めようとも、悪魔ハンターの使命以上に元の世界観が「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」であることのの宿命から逃れることはできないのか!?備えよう。
ゲーム内の行動や進行度に応じて、「実績」が開放されていくぜ!!
また、エンディングを見るとタイトルから「ボスラッシュ」にも挑戦できちゃうんだぜっ!!
ゴシップストーンのウワサ
……こっそり 聞いた話だが……
・城門前の跳ね橋は上げることができないが、爆発物で壊せるらしい……
・オペラホールの地下にある厨房で、すべてのかまどに火を灯すといいことがあるらしい……
・謎の洞窟に浮かばれない魂が漂っており、「悪霊を祓う道具」で成仏させられるらしい……
・中庭のテーブルでは、姉妹そろって休憩ができるらしい……
・図書館の何処かに、女子生徒が囚えられた牢獄があるらしい……
・時計塔の中に、叩いて鳴らすことのできる大きな鐘があるらしい……
・尖塔の極めて困難な道程の先にある魔物の巣の、卵を壊さずに部屋から出るといいことがあるらしい……
・「真夜」を動かさないでいるとパンチを繰り出すことがあるが、このモーションでも悪魔を倒せるらしい……
・「だいじなもの」のうち、一番最後に手に入る「しのぶ」と「真夜」のものは、一度次元の裂け目を見つけた場所にもう一度訪れると発見できるらしい……
総喝!!Grim Guardians Demon Purge
さて、この「Grim Guardians Demon Purge」、探索・収集要素が増えてボリュームは「Bloodstained:Curse of the Moon/同2」を上回る印象となり、2月の発売から独断採点拳完了まで4月下旬までかかる大苦戦となってしまった。
3月も、ゲームやブログ執筆以外にも大ハッスルしたしなあ。ひでぶっ!!
さて、発表時から「悪魔城ぎゃる☆がん」とかいって揶揄してきた「Grim Guardians Demon Purge」みんなどうだった?
しのぶの退魔サブマシンガン、真夜の攻撃範囲の広い斬撃と小さい敵や破壊可能弾に対して一定時間無敵になれるサブウェポン「式神さん」は非常に便利で、
また「姉妹レスキュー」のおかげでゲームも積みにくく、残機も増えやすくアクションゲームとしての快適度は高くて、難易度もちょうどよかったぜっ!!
だけど、「Bloodstained:Curse of the Moon/同2」から特定のサブウェポンがないと進めない扉、女子生徒の救出などの探索要素を増やした結果、
「面クリア型アクションなのか、メトロイドヴァニアなのかの境目があやふやになり、どっちつかずになってしまった印象」はぬぐえなかったわば!!
ゲームの仕様上、一度扉をくぐったら一方通行で戻れないポイントも多いしなあ。
前述のマップやコンパスの不満点もあって、攻略マップを見ながらでもコンプリートには苦労したぜっ!!ひでぶっ!!
あと、同じインティ・クリエイツの近作「白き鋼鉄のXシリーズ」「蒼き雷霆ガンヴォルト鎖環」と見比べると、しのぶ・真夜を始めとする女子高生キャラクターのグラフィックが等身の高さと引き換えにに可愛らしさが犠牲になっている気がするぜ。
なんたって、顔のグラフィックの中で目が1ドットしかないんだもの!!真夜に至っては黒髪のはずなのにゲーム内では緑髪にされているし……!!
ダークホラーな世界観だけにキャラの等身を上げたいのはわかるけど、もう少し何とかならなかったのか!??
モーションも豊富で、キャラクターの会話シーンでのリアクションも多く、また背景やモンスターなどの他のグラフィックには気合が入っていて、ある場面に登場する「チビくろな」は可愛くできているだけに、メインキャラクターのグラフィックは非常に残念だっ!!!
……とまあ、いろいろと細かい不満点はあるものの、「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」と「Bloodstained:Curse of the Moon」との間に生まれた新規IPとしては、双方の橋渡しとなる良作であるとは言えるね。
上記2作のうち、どちらか片方でもプレイしているのなら、やってみてソンはないだろう。
悪魔の城と化した桜咲第三高等学校に挑むのなら、ぜひ最終決戦での「3つ目の選択肢」を選べるようになるまではがんばってプレイしてほしい。
それこそが、まさにふたつの「GGDP」を繋ぐ真骨頂と呼べるものだろう。ムフ…………。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・王道の面クリア型アクションと「メトロイドヴァニア」との中間に位置する、面倒がなくほどほどにルート探索も楽しめるアクションゲーム!!
・「しのぶ」の退魔サブマシンガンによる遠距離攻撃と、「真夜」の範囲の広い斬撃で「悪魔城ドラキュラ」型のアクションゲームにありがちな不満点を解消!!
・ステージクリアで増えていくサブウェポンは非常に強力!!ゲームが進めばさらに強化することも!!!
・もちろん「しのぶ」と「真夜」に分かれて二人同時プレイも可能!!
・後のステージで手に入るサブウェポンがないと行けないルート、女子高生の救出、そして女子高生たちの「だいじなもの」探しなど、ステージ探索を大幅に強化!!
・「ぎゃる☆がん」で培った人脈を活かし、主人公の神園姉妹から救出する女子高生、果てはモンスターまで全員がフルボイス!!!
・「姉妹レスキュー」により、神園姉妹の片方がやられてももう片方を操作して復活させることでゲームが積みにくく、姉妹が二人ともやられない限り残機も減らないのでゲームオーバーになりにくい!!
・プレイ中に達成した条件によって、エンディングは3種類に分岐!!3つ目の選択肢の先には……!?
ひでぶ秘孔:
・「王道の面クリア型アクションと「メトロイドヴァニア」との中間に位置する」とはよく言ったものの、悪く言えばどっちつかずに終わった印象。
・「Bloodstained:Curse of the Moon」から露骨に引き継いだサブウェポンやギミックや攻略法が多い。
・主人公のしのぶ・真夜をはじめ、女子高生キャラのドット絵が潰れ気味。背景やモンスターのドット絵には気合が入っているだけに残念。
・各ステージのマップがステージセレクト画面でしか見られず、行ったことのないルートが分かりにくい。
・マップの代わりに右スティックをいずれかの方向に入れると見られる「コンパス」も現在いるエリアにしか反応せず不親切。
・ゲームの仕様上、一方通行で後戻りできない場面が多い。
・ステージは城門、オペラハウス、中庭、洞窟、図書館、研究所など、この手のゲームではもはや定番と言えるシチュエーションばかりで新鮮味に欠ける。
・「姉妹奥義」がボタンの配置によっては暴発しやすい。「姉妹奥義」と「姉妹レスキュー」のボタンは分けて欲しかった。
・オープニングムービーはちゃんとゲーム内で流れるが、一度いずれかのエンディングを見た後。
さて、「超ファミ珍EX」次回の停車駅は「星のカービィWii デラックス」だぜ。
最新作「星のカービィ ディスカバリー」まで続き、発売されるたびに俺たちと死闘を繰り広げ、そして大満足させてきた「熊崎信也」プロデューサーが手掛けた通称「熊崎カービィ」。
その熊崎カービィの初のオリジナル作品、Wiiで発売された「星のカービィWii」が、デラックスになってNintendo Switchに帰ってきたあ~~~っっっ!!
「熊崎カービィ」のうち、オレたち超ファミコシ珍拳伝承者は「星のカービィ スーパーデラックス」のリメイク版「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」と「星のカービィWii」だけはプレイしていなかったので、
今回のデラックスなリメイクはまさに発表時から「待ってました!!!!!」の大喝采だぜっ!!!
「星のカービィ」シリーズのリメイク作品といえば、それこそ「星のカービィ スーパーデラックス」で一番最初に遊ぶであろう初代ゲームボーイ版のリメイク「はるかぜとともに」から「~夢の泉デラックス」「~ウルトラスーパーデラックス」に到るまで微妙な印象があったが、
今度という今度はまさに「デラックス」!!!!!「スーパーコピー能力」での大暴れや衝撃のクライマックスが待つ「メインゲーム」を再現しつつ、さらに新作ミニゲームから過去作の傑作ミニゲームを復刻収録した「わいわいマホロアランド」から
「星のカービィWii」の悪名高きキャラ「マホロア」の、エンディング後のその後の冒険が描かれる真の最終章「マホロアエピローグ」と、追加要素もやりこみ要素もてんこ盛りっっっ!!!!!
こいつは、「Grim Guardians Demon Purge」以上の大激戦が…………というか、今もなお激闘の真っ最中なのだっっっ!!!
私生活もいろいろあって忙しくなり、最近では毎日遊んでいるのはめっきり「ポケモンSV」と「スプラトゥーン3」だけになってきた印象だ。
だがオレたちはあきらめないっ!!!一度戦うと決めたゲームには、完全勝利(100%コンプリート)までやり込む!!それが超ファミコシ珍拳だっっ!!!
どんなに時間がかかり、あのダイヤモンド義眼の探偵がにじり寄って来ようとも、必ず完全勝利を成し遂げてなるはやで独断採点拳記事をお見舞いしてやるぜっ!!ほあたっ!!!!
だが悠長にはしていられないぜっ!!5月になれば、あの超超超大作が…………!!!!!
ちゃんと事情を説明すれば、締め切り探偵ザザ=サンも許してくれるかな…………?
では、超次元モアイ列車「よしざわ君」と俺たち超ファミコシ珍拳伝承者はポップスターから始まりの大地「ハルカンドラ」、そしてその先の異次元まで一気に超特急で突き進むぜ!!!
それじゃ、次の停車駅までカラテを鍛えて待っていてくれよ。
オタッシャデー!!
【超ファミコシ珍拳EXPRESS 次回に続く!!!】