
マリオカート ワールド
☆「世界」を走り尽くせ!!Nintendo Switch2の歴史は、全く新しいマリオカートと共にはじまった!!!☆

ハード:Nintendo Switch2
流派:オープンワールドカートレーシングゲーム
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたたた
サウンド:あたたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あ
難易度:あた~あたたた
お買い得度:あたたたた
快適度:あたたた
お手軽度:あたた

はじめての方は【↓こちら】

あたたっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・かん帝っ!!

ひでぶっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・ドワ王っ!!

シュテムターン!!ドーモ!!超ファミコシ珍拳伝承者のザ・パートゥノです!!

遊びたてアッッツアツの独断採点拳をなるはやでお届けする、
「超ファミコシ珍拳EXPRESS」(略して「超ファミ珍EX」)、今回の停車駅は…………
「マリオカート ワールド」だぜっ!!!
【もくじ】
- マリオカート ワールド
- はじめに
- 「マリオカート ワールド」基礎教習
- 優勝目指して4レース「グランプリ」
- 勝ち残れ!ハラハラドキドキの大陸縦断ラリー「サバイバル」
- ライバル、あるいは己の限界に挑む「タイムアタック」
- 細かくルールを設定して対戦「VSレース」
- これもマリオカートの伝統、レースを逸脱した2種類の「バトル」
- 広大な世界をドライブしよう「フリーラン」
- オンラインモード
- 「マリオカート ワールド」の問題点(解決済み含む)
- まだまだ見果てぬマリオカートの世界 ~総喝~
- 次回予告
はじめに

「マリオカート」シリーズ第1作「スーパーマリオカート」がスーパーファミコンで発売されたのが1992年8月27日。
「スーパーマリオ」「カートレース」を題材にしたポップなキャラクターと世界観、サーキットから砂浜、氷原、クッパ城と何でもありのコース、「カメの甲羅」「バナナの皮」などなどのアイテムによる妨害、一人でも楽しめるタイムアタックからアイテムを使って相手の風船を割るバトルモード……
すべてが衝撃的で、革新的で、そして遊びやすく、かつ奥深く、いつしか後続のパーティ系レーシングゲームの雛形、そして国民的カートレーシングゲームとなっていった。
そしてマリオカートは任天堂ハードほぼすべてで発売され、ついにはナムコとの共同開発でアーケード版も登場し、2025年ついに任天堂ハード10作目となる記念すべき作品が発売された……Nintendo Switch2のロンチタイトルとして!!!
その名も「マリオカート ワールド」!!!!!

とはいえ、実を言うとオレはそこまでマリオカートシリーズにハマったわけではなかった。初代マリオカートが発売された小学生当時、どのゲームも親のほうが上手かったので、いい思い出があまりなかったのだ。

あれから33年。オレは超ファミコシ珍拳伝承者として、「マリオカートの世界」へ帰ってきた。なぜか?
Nintendo Switch2の最初の同梱セットタイトルがこの「マリオカート ワールド」だったからだ!!!!!
「マリオカート ワールド」基礎教習

では、今や国民的レーシングゲームとなった「マリオカート」、いまさらブッダにインストラクションかもしれないが基本的な遊び方、そして「マリオカート ワールド」の新アクションをおさらいしていこう!!
ちなみに、操作や各ルールはスタートメニューの「マニュアル」から見ることができる。


レース開始時の「3」「2」「1」のカウントダウンの「2」が表示されきった瞬間にAボタンでアクセルを踏み続けると「ロケットスタート」!!!これができないと、お話にならないぜっ!!!


これもスーパーファミコン時代より脈々と受け継がれるマリオカートの代名詞ッ!!Rボタンでミニジャンプができるが、この後Rボタンを押しながらハンドルを切ると「ドリフト」!!!
マリオカートのドリフトはスピードを落とさずに曲がれるっ!!!そればかりか……!!!


長時間ドリフトしてタイヤから火花が出たときにRを話すと「ミニターボ」が発動して急加速!!!長くドリフトすると火花が大きくなってより強力なターボがかかるのだっ。
「オプション」から「ハンドルアシスト*1」をONにしているとミニターボに制限がかかってしまうので、最速を目指すならハンドルアシストはOFFにしよう!!!


ジャンプ台、傾斜、段差などに飛び込んで車体が浮いた瞬間に空中でRボタンを押すと「ジャンプアクション」!!!1回でもジャンプアクションすると着地後に加速するぜ。
とにかく車体が浮いたら Rじゃ!!いいことが……

空中でRを連打するといろんなトリックが見られるけどジャンプアクションの加速効果は1度だけだ。
だけどジャンプの飛距離を少しでも伸ばしたり、着地位置を調整したりする際にジャンプアクション連打は有効だぜっ!!


Aボタン(アクセル)とBボタン(ブレーキ)を同時押ししながらハンドルを切るとその場で旋回できる「スピンターン」!!
後述の「フリーラン」で役に立つテクニックだぜ。

ではここからは「マリオカート ワールド」で新登場したアクシヨンの紹介だ!!シュテムターン!!!


まっすぐ走っているときにジャンプして、着地後にRボタンを押し続けるとタイヤから火花が出て3段階までチャージされ、Rボタンを話すと「チャージジャンプ」!!!
チャージジャンプすると着地後に加速する。またRボタンを放す際にLスティック入力で飛ぶ方向も変えられるぜ。



ついにマリオカートは、道路以外も走れる時代になった。
ガードレール、電線、塀の上、列車のレールなどの上に乗るとレールスライド発動!!乗ったレールに沿って自動で片輪綱渡り走行!!さらにチャージジャンプも溜まって、レールからジャンプするとチャージジャンプになる。
レールからレールに飛び移るアクロバティックな走りが楽しめるぜ!!さらに……!!!



壁に向かってチャージジャンプかジャンプアクションすると、しばらくの間壁を走る「ウォールラン」!!!「マリオカート ワールド」を極めるなら必須のアクシヨンだ。
ウォールラン中のジャンプもチャージジャンプ相応になるため、レールスライドから壁へ、壁からコースや別のレールへ、といった走りも可能になる!!!
ウォールランに入る際のジャンプに勢いが十分についていれば、壁を斜めに登って壁の上に乗り上がることも!!?
また、空中で木や柱に触れるとジャンプアクションのようにポンッと跳ねて加速するぜ。この効果にはとくに操作は必要ない、覚えておこう。

ジャンプアクション、レールスライド、ウォールランを組み合わせることで道なき道を突き進み、時にはカートが宙を舞う「NISC(ノーアイテムショートカット)」と呼ばれる奥義が上位プレイヤーによって編み出され、マリオカート ワールド界隈を日々騒がせているのだっ!!!


シマッタ!!ショートカット失敗!!コースアウトだ!!!

そんな時は慌てずに方向ボタン下!!押し続けるとプレイヤーの動きを巻き戻せる「リワインド」!!!これで落下する前からやり直せるぜ。
後述の「フリーラン」では使用頻度が高く、覚えておいて損はないぜ。

対人戦以外のレースでも使えるけど、他ドライバーの動きが止まるわけではないので容赦なく追い抜かれてしまうのでアシカラズ。
また、当然だがオンライン対戦では使えないぜ。


「ハテナボックス」に触れることで27種類のアイテムのいずれかが使用可能になるぜ。アイテムの使用はLボタンだぜ。
急加速できる「ダッシュキノコ」、相手をスピンさせる「カメの甲羅」、集めることで最高速度が上がる「コイン」を得られるアイテム、大ジャンプできる「羽根」、
無敵になって触れた相手ドライバーやおじゃまキャラを粉砕できる「スター」、広範囲のドライバーを急停車させ、縮小化させ、アイテムを落とさせる「サンダー」などなど、おなじみのアイテムから新登場のアイテムまでよりどりみどりだぜっ!!!

レース中は順位が低いほど強力なアイテムが出やすくなる。順位を落としてしまっても諦めずにアイテムで一発逆転を狙えっ!!!

オレのお気に入りは黄金のダッシュキノコ「パワフルキノコ」!!!Lボタン連打で一定時間加速し放題!!減速するダートもお構い無しに突っ走り、一気に逆転だあっ!!!

「カメの甲羅」「バナナの皮」などは所持しているとカートの後ろにアイテムがついてくるが、この際アイテムを盾にして後ろか飛んできたアイテム攻撃から身を守ることができるぜ!!
「トリプル甲羅」「トリプルバナナ」などアイテムがカートの周りを回転するタイプのアイテムは、後方からのアイテム攻撃の盾になるだけでなく回転しているアイテムを直接相手に接触させることでも相手をスピンさせられるぜ!!
また「カメの甲羅」など前に飛んでいくアイテムは、Lスティック下を押しながら使用すると後ろに向かって飛ばせるぜ!!
逆に「バナナの皮」などのカートの後ろに設置するアイテムはLスティック上を押しながら使用すると前方に投げつけられるぜ!!これも伝統のテクニックだ。

1位の時に上空から襲いかかる「トゲゾー甲羅」を防ぐのはむずかしいっ!!!
「スーパークラクション」で吹き飛ばしたり、「スター」「テレサ」「巨大キノコ」「キラー」などの無敵になれるアイテムがあればいいが……!!!

ここでチュトリアルにないとっておきの奥義をインストラクションだ。君はレース開始直後などの混戦時、ダッシュキノコもなくミニターボもチャージジャンプもしていないのに急にターボがかかったことはないだろうか?
「スリップストリーム現象」というものを知っているかな?かなり長い話になるのでわかりやすく要約すると、「高速で移動しているものが空気をかき分けた際にその真後ろにできる空気の渦」のことであり、この渦…スリップストリームに入ることでより少ない力で速度を出すことができるようになる。
俺はTwitterで、このスリップストリーム現象を利用して高速道路を走るクルマの真後ろ…スリップストリームに入った自転車が全力でペダルを漕ぐことで自動車と同じ速度でピッタリ後ろについて走っている動画を見たことがある。
実は本作にもスリップストリーム現象が取り入れられており、ゲーム内ではすぐ目の前を走っているカートの後ろにつくと風のエフェクトがつき、その状態をしばらく継続するとターボがかかり目の前の相手を追い抜けるのだ。
混戦になったり、ライバルの後ろにつけそうになった時は、積極的にスリップストリームを狙っていこうぜ!!!
優勝目指して4レース「グランプリ」


ではここからは、各モードをサクサク説明していこうっ!!!まずは「グランプリ」!!!


スーパーファミコン版では「キノコカップ」「フラワーカップ」「スターカップ」の3カップから始まった「マリオカートGP」、マリオカート ワールドでは「キノコカップ」「フラワーカップ」「スターカップ」「こうらカップ」「バナナカップ」「このはカップ」「サンダーカップ」の7カップが用意されているぜ!!!


カップを選んだら、次はマシンの排気量……「クラス(難易度)」を選ぼう!!本作では最初から「50cc」「100cc」「150cc」の3種類から選択できるぜ。

はじめての人は50ccからプレイして、50ccが楽勝に感じてきたら100ccに上げよう!!

150ccは本当にむずかしい!!ちょっとでも減速すればあっという間に追い抜かれるぜっ!!ひでぶっ!!!
なのに甲羅やボム兵やブーメランが飛び交い落雷が落ちて、1位のドライバー目掛けてトゲ甲羅がよーしゃなく飛んでいくっっっ!!!あわびゅっ!!!


マリオカート ワールドではシリーズ最多の24人でレースを行う!!!1コース終了ごとにポイントが加算され、4コース完走後にもっともポイントが高かったドライバーが優勝だっ!!!
総合ポイントで1位になればいいので、すべてのコースで1位になれなくても逆転のチャンスはあるぜっ!!!
最終結果で3位以内に入賞できれば、そのカップはクリアだぜ。でもやっぱり1位でクリアしたいっ!!!

今までのマリオカートは、「1コース目を3週」「2コース目を3週」……と1つずつコースを3週ずつ走っていく感じだったけど、そこは「マリオカート ワールド」。世界観に合わせてちょっと変わっているんだ。
まず「1コース目を3週」走るのは同じだけど、2コース目以降は「前のコースから次のコースまでの道中を競う→次のコースに到着したらファイナルラップ」と、2コース目以降はコースからコースへの移動がメインとなっているんだ。

ここが「マリオカート ワールド」の問題点のひとつであるのだが……後で話すぜ。


各カップをクリアすると、新しいドライバーが解放されるぜ!!


そして、7つのカップを制覇した先に待ち受けているのは、もちろん……真の最強を決めるにふさわしい七色の道が待つ「スペシャルカップ」!!!
勝ち残れ!ハラハラドキドキの大陸縦断ラリー「サバイバル」


ここからは新モード「サバイバル」!!!6コースとその道中を駆け抜けて大陸縦断!!!最後に目指すのはもちろんナンバーワンだ!!!

さもなくば…………。


サバイバルには「パワフルラリー」「アイスラリー」「ムーンラリー」「トゲゾーラリー」「チェリーラリー」「どんぐりラリー」「くもラリー」「ハートラリー」の8つのルートがあるぜっ!!!



このモードが「サバイバル」と呼ばれる所以は、各コースごとのチェックポイントで特定の順位以内で通過しないと問答無用で失格になってしまうのだっ!!!あわびゅっ!!!

最初は24人で開始して、チェックポイントごとにライバルが脱落していき、最後はトップ4でナンバーワンを争うのだっ!!!


「TETRIS99」のような多人数対戦サバイバルゲームをマリオカートでやってみたのが「サバイバル」モード、という印象だ。24人という歴代最多のレース参加人数も、このモードのためと言えるだろう。

果たして君の運命は道半ばで失格か?それとも勝利の栄光か?
ライバル、あるいは己の限界に挑む「タイムアタック」


「マリオカート」には、もちろんこのモードも欠かせないっ!!好きなコースを選んで3週走り、ラップタイムを競う「タイムアタック」!!!このモードのみ、コース開始時に「トリプルダッシュキノコ」を所持した状態でスタートするぜ。
もちろん良い記録を叩き出せば、その時の走りを「ゴースト」として保存し、さらにオンラインでアップロードしたり、フレンドなどのゴーストをダウンロードしたりもできる!!!
自分のゴーストと戦って過去の自分を乗り越え、他のプレイヤーのゴーストからさらなる最速ルートを見つけ出そう!!!また、任天堂スタッフによるお手本ゴーストとも競うことができるぞ!!
細かくルールを設定して対戦「VSレース」



「VSレース」は「クラス(難易度)」「個人戦かチーム戦か」「アイテムの出方」「CPUの強さ」「レース数」などを設定して、グランプリとは一味違うレースを楽しめるモードだ。
サクッと遊びたい時は最低「3レース」からガッツリ遊びたい時は最大「32レース」まであそべるぜ。対人戦やフレンド戦などでじっくり遊びたい時にオススメだ。
これもマリオカートの伝統、レースを逸脱した2種類の「バトル」





速さで勝つばかりがマリオカートじゃない!!もちろん伝統の「バトルモード」も用意されているぜ!!!バトルモードは2種類のルールと8つのバトルコースで戦うのだっ!!
「ふうせんバトル」はスーパーファミコン版より受け継がれる伝統のバトルモード!!バトルコース内を自由に駆け回ってアイテムと敵を探し、アイテムで敵を攻撃!!命中すると相手プレイヤーの風船を割ることができ、5つの風船を割られたプレイヤーは脱落!!!ダッシュキノコで体当りすると相手の風船を奪えるぜ!!
タイムアップ後に生き残っていて、一番多くの風船を割ったプレイヤーの勝利だ!!!

「あつめてコイン」は、タイムアップ後に一番多くのコインを持っていたプレイヤーの勝利だ!!
コース内のコインを拾うだけでなく、相手にアイテムをぶつけることでもコインを落とさせることもできる!!!そしてダッシュキノコで相手に体当たりすることでもコインを奪えるぜっ!!!
広大な世界をドライブしよう「フリーラン」


さて……いよいよ本作最大の魅力、そして「マリオカート9」ではなく「マリオカート ワールド」である最大の理由となっているモードについて解説しよう。

それが「フリーラン」!!!全てのコースがひとつの大陸でつながった「世界」を、君のマシンと共に自由に探索できるのだ!!!マリオカートは、ついにオープンワールドドライブゲームへと進化を遂げたのだ!!!
道路も、草原も、荒野も、砂漠も、雪原も、川や海までも!!マシンは瞬時に可変し、ほとんどの地形を走破できるんだ!!!
なおオンラインモードでの待受中も、フリーランモードになる。

タイトルからメニューに入り、+ボタンを押すとオープニング画面でカートが走っている場所からシームレスにフリーランがはじまる!!
また、タイトルメニューから「マップ」を選び、始めたいコースかキャラクターのいる場所からスタート地点を決めてフリーランを始めることもできるぜ。

「フリーラン」中は、カーステレオのように次々とBGMが変わっていって、飽きさせないぜっ!!しかも流れる曲はこれまでのマリオシリーズから、「ヨッシーアイランド」「ワリオランド」「マリオペイント」「スーパードンキーコング」といった外伝作品のBGM、
果ては「キノピオ隊長のテーマ」「マリオの絵描き歌」に至るまで、すべて生演奏収録もあるアレンジ盤で流れる!!!その曲数200曲以上!!?「マリオカート ワールド」のサントラが出るのなら、CD何枚組になるんだあっ!!??

グランプリで巡ったコースも、フリーランで走るとレースでは発見できなかった一面を見つけられるだろう。また、オンラインプレイで多人数で一緒にツーリングを楽しむことだってできる。
さあ、今日はどこを走ろうか……
Pスイッチ/Pスイッチミッション




「マリオカート ワールド」の世界は本当に多種多様で、Switch2の性能を活かした美しい景色が広がっている。でも、やっぱりなんの目標もなく彷徨っているだけではつまらないね?
というわけで、「フリーラン」モードには多彩な探索要素・収集要素があるのだ!!!まずは「Pスイッチ」!!!青くて大きくて目立つし至る所にあるので、探索要素の中では一番見つけやすいものだろう。そして設置数も最も多い。

Pスイッチを踏むと、「ミッション」がスタート!!ミッションに合わせてマップに変化が起こり、時間内に下記いずれかの条件を満たすとミッションコンプリートとなり、「ステッカー」がもらえるぜ。
・ゴールイン…青いリングをくぐって制限時間を伸ばしつつ、時間内にゴールリングをくぐる。
・ゴールポール…青いリングをくぐって制限時間を伸ばしつつ、時間内にゴールポールにタッチする。
・青コイン…時間内に出現する青コインを8枚すべて集める。
・ミニレース…青いアーチをくぐって制限時間を伸ばしつつ、ライバル車を追い越しつつ3周完走する。

Pスイッチミッションの難易度は、プレイしてみるまでわからない。初見でカンタンにクリアできるものから「マリオカートスタッフもビックリ!」の高難度ミッションも……!??

ミッションのうち「ミニレース」の中にはスーパーファミコン版のコースを再現した「メモリアルレース」なんてものも!!メモリアルレースでは、BGMもスーパーファミコン版の同コースの曲に変わるんだぜっ!!!
さまざまなミッションをこなし、テクニックを磨くのだっ!!あたっ!!

ミッションクリアのコツは「ねばり強くあきらめないこと」!!!
ミッションに失敗しても、画面下の「やりなおす」が表示されている間にLスティックを押し込むと、最後に押したPスイッチまで戻ってミッションを何度でもやり直せるのだ。
また、ミッションクリア後も「やりなおす」コマンドが有効だ。ミッションクリア時のゴールはPスイッチからそうとう離れた場所になることも多いので、「ミッションをクリアしたら目的地から道が大きくそれてしまった……」と思った時に「やりなおす」コマンドでPスイッチから行きたかったルートに戻れるぜ。
ハテナパネル




スーパーファミコン版マリオカートで、アイテムボックスの元祖として登場した「ハテナパネル」がSwitch2に復活っ!!!
各コースには、1コースに付き5枚(「トロフィーシティ」のみ10枚)、全150枚のハテナパネルが隠されているんだぜ!!
ハテナパネルを踏むと、踏んだ場所ごとに異なる「ステッカー」がもらえるぜ。

何っ!?ハテナパネルが床じゃなくて壁にくっついている!?だったら奥義ウォールランだぜ!!!
ピーチメダル



世界各地に隠された、ひときわ強い輝きを放つコイン!!それはピーチ姫の顔が刻印された「ピーチメダル」!!!ピーチメダルは「マリオカート ワールド」の世界にに200枚隠されているという!!!
ピーチメダルを取ってもやっぱりもらえるのは「ステッカー」なんだけど、見たら絶対に取りたくなる魅力があるぜーーーーっ!!!
コイン集め



「フリーラン」モード内でもコース各所に落ちているコイン。中には「スーパーマリオオデッセイ」めいてコインの山が隠されていることも!!!
集めた枚数の累計に応じて新しいマシンが解放されたり、ステッカーがもらえたりするぜ。
なお、コインの獲得数はフリーランモードだけでなく全モードで累計されているぜ。
ヨッシーズ/ダッシュフード/新衣装





「マリオカート ワールド」で、世界規模でチェーン展開しているフードショップ「ヨッシーズ」。ヨッシーズ店頭では「ダッシュフード」が入っている袋を無料でテイクアウトできるのだ。ダッシュフードの種類は60種類!!!
ダッシュフードを食べると、ダッシュキノコ同様に急加速できるだけでなく別衣装のあるキャラクターは別の衣装に変身する!!!新しい姿に変身したら、他のモードでもその姿でプレイすることができるようになるんだ。


道路を走っているときも、「ヨッシーズ」のトラックに出くわすことも!!後ろから荷台へ登ると、ダッシュバンと共にダッシュフードがっ!!もちろんいただきだぜっ!!!モグぁたっ!!!

キャラクターと衣装によっては、特定の地域のダッシュフードを食べないと変身できない場合があるぜ。例えばマリオ、ルイージ、ピーチ姫、ヨッシーなどが変身できる「おまつり」衣装は「プクプクフォールズ」のお祭り屋台のダッシュフードを食べないと変身できない、などだ。

なお、フリーランだけでなく「グランプリ」「サバイバル」の道中でも「ヨッシーズ」に立ち寄ったりしてダッシュフードをいただくことができる。
全キャラクターの全衣装をコンプリートしたいなら、世界を巡ってさまざまな地域の味を楽しむのだっ!!!
双眼鏡



各コースには「スーパーマリオ 3Dランド」などでおなじみの「双眼鏡」が置いてあることがある。近づくと双眼鏡でそのコースを一望できるぜ。
まだ取っていないPスイッチ、ハテナパネル、ピーチメダルを見つけられるかも!?
巨大搭乗物




フリーラン中には、巨大な乗り物に乗れることもあるぜっ!!
巨大トレーラーに後ろから飛び込めば、トレーラーを操作してすべてを蹴散らしながら爆走ッ!!!
海上で巨大ボートに後ろから飛び込めば、荒波ももろともせずに爆走ッ!!!
UFOに吸い込まれれば、UFOに乗って空の旅!?さらにRボタンでキャラクターやアイテムボックスを吸い込める!??
フォトモード




-ボタンを押すと「フォトモード」。もはや3Dゲームでは定番となりつつあるモードだが、マリオカートシリーズでは初実装のモードだ。。旅の思い出をスクリーンショットに収めよう!!!
ドライバーの目線・ポーズを変更したり、フォーカスを変更したり、フレームでデコったり……君の撮影センスが問われるぜ!!!
ステッカー


フリーランモードでPスイッチミッションをクリア、ハテナパネルを踏む、ピーチメダルゲット、その他実績達成によってどんどん「ステッカー」が集まっていく。
集めたステッカーは、ひとつだけ選んで自分のマシンに貼り付けることができる。オンライン対戦でも相手プレイヤーに自分を示すアイコンとともにステッカーも表示されるので、お気に入りのステッカーでアピールしよう!!

苦労してPスイッチミッションをクリアしたり、ハテナパネルを見つけたりピーチメダルを取ったりしても、もらえるのはステッカーだけ……???
まあ、ステッカーを手に入れる道程そのものが楽しみ、そして集めたステッカーがドライバーとしての勲章だと思えば…………。
オンラインモード


150ccのCPUにすら圧勝できるぐらいの実力を身に着けたなら、いざオンラインモードで腕試しっ!!!「グランプリ」「サバイバル」「バトル」の3モードで戦い、結果によって「レート」が増減するのだっ!!!キミはどこまでレートを上げることができるだろうか…………
オンラインイベント


ときどき、公式からオンラインイベントの告知が来ることがあるぜっ!!
イベント当日になったら、オンラインモードメニュー画面で-ボタンを押して公式から発表されたイベントコードを入力すると参加できるぜっ!!
「マリオカート ワールド」の問題点(解決済み含む)

残念ながら前作「マリオカート8」が旧Switchで「マリオカート8デラックス」としてアップデート移植されるほどの決定版だったことと、「マリオカート ワールド」があまりにも革新的すぎたためか、発売直後はプレイヤーの評判は芳しくなかった。

ここではそうした「マリオカート ワールド」の問題点を、ネットの評判と俺たちの感想を交えて真剣に向き合っていこうと思う!!!
・24人対戦はさすがに多すぎる


最初の問題点はこれだ。前作「マリオカート8(デラックス)」では12人対戦だったそうだが、「マリオカート ワールド」では一気に倍の24人対戦に増加!!新ルール「サバイバル」を盛り上げるためとはいえ、やっぱり多すぎる!!!

対戦ドライバーが多すぎるいちばんの弊害は、やっぱりアイテム攻撃が激しすぎること!!!1レースに1回はサンダーが降り注ぎ、1位を独走していても毎回トゲゾー甲羅が飛んでくるっ!!!あわびゅっ!!!
・隠しキャラクター解放が苦行(→アップデートで大幅改善)




衣装違いを除いてもドライバーとなるキャラクターたちもマリオカートシリーズ史上最多数となる「マリオカート ワールド」。そのうち「ガボン」「プー」「ポイハナ」「モンテ」「ツッコンドル」「テレン」「ガマネー」「バサバサ」「フィッシュボーン」「リフトン」「ブル」の11キャラは、特殊な条件を満たさないと解放されないキャラクターだった。


その条件とは……新アイテムの「カメック」を使い、カメックを呼び出して自分と他のドライバーを変身させ、未解禁のキャラクターに変身させること!!!
だがこれが一筋縄ではいかなかった!!!!!なにしろカメックアイテム自体が出現率が低すぎるし、特定のコースの特定の地点でカメックを使わないと変身させられないキャラクターもいた!!!分かるかっつーの!!!!!

そんなわけで、発売当初はキャラクターの全開放だけで何十時間もかけるプレイヤーが多かった…………のだが!!!!!!


2025年9月25日の更新データ1.3.0により、「フリーラン」に登場する「UFO」に新仕様が追加!!UFO時間切れ後に、Rボタンで最後に吸い込んだキャラに変身できるようになった!!!
さらに、ランダム出現だったUFOが確定で出現するポイントがいくつか追加され、その近辺にちょうど上記の隠しキャラクターがいるのだ!!!
つまり、UFO確定出現ポイントを見つけたら、UFOに乗って隠しキャラクターをRボタンで吸い込み、時間切れを待って変身!!!これで隠しキャラクター大幅に解放しやすくなったのだ!!!
特に「ピーチビーチ」近海の出現ポイント(上記画像をヒントに探してくれ!)では、「リフトン」「モンテ」「ポイハナ」の3キャラをいっぺんに解放できるのだ!!!シュテムターン!!!


↑「マリオサーキット」近辺のUFOポイントの大ヒント!!!

それでも「プー」の解放はけっこう大変だったけどな。「プー」を解放するためには「マリオサーキット」近辺のUFO出現ポイントからマリオサーキット奥のサーキットを走っている「プー」を吸い込まなければならないのだが、
奥のサーキットを走っているキャラクターはランダムで変化する上に時間もかなりギリギリ!!しかも上空からだから誰が走っているのかわかりにくい!!!運が悪ければ時間切れまでに誰も吸い込めないことも……たわば!!!

これから「マリオカート ワールド」の隠しキャラクター解禁をはじめる人は、まず「プー」の解禁から狙ってみるのもいいだろう。マリオサーキットを走っているキャラクターの中にはプー以外の隠しキャラクターが走っていることもあるので、プーを吸い込めなくても他の未解禁キャラに変身できるチャンスがあるぜ!!
・オンライン対戦のステージが道中ばかり(アップデートで微改善?)

↑この場合は左上の「マリオブラザーズサーキット」が「3周コース」。

↑ほとんどの場合「おまかせ」以外の候補が「道中コース」になる。

↑ほとんどのプレイヤーが「おまかせ」を選ぶ事態に……

「グランプリ」モードでは「最初のコースは1コースを3周するが、それ以降は次のコースへ向かう道中を競い、次のコースに到着したらファイナルラップ」となることは説明したとおりだ。つまり、「1コースを3周走る」コースと「道中+コース1周」の2種類がある。

これがオンライン対戦においては、大きな問題となって話題となった。そう、オンライン対戦での「道中+コース1周」の出現率がかなり高いのだ!!!
道中コースには「タイムアタックで練習できない」「ほとんど直線でテクニックで差をつけられない」「差をつけられると逆転しにくい」「最後のコース1周が逆走だったりルート違いだったりしてタイムアタックでの練習が役に立たない」……などなどの不満が寄せられているようだ。
「おまかせ」を選ぶことですべての「3周コース」からランダムで選ばれるようにもなっていたが、アップデートによる改悪で「おまかせ」にしても「道中+コース1周」が出るようになってしまったのだ。
バージョン1.3.0で「「VS レース」および通信対戦のレースで、次のコースを選ぶとき、周回制のコースが選択肢に出る頻度をさらに増やしました。」とあるが、これでも問題解決には至っていない。

そもそも遊びたいコースをプレイヤーが選んでも、そのコースで確実に走れるワケではないっ!!!まず各プレイヤーが遊びたいコースを選んだ後、各プレイヤーが選んだコースの中からルーレットされてやっと次のステージが決まるからだっ!!!
いっそのことキッパリと「道中あり」「周回コースのみ」と設定などで棲み分けられればいいんだけどなあ。ひでぶ!!
・リストラされたキャラクターが多く、どうでもいいキャラクターがドライバーとして参戦している

↑発売前から圧倒的な人気を誇った「モーモーカントリー」の「ウシ」。Switch2体験会では全員ウシを選ぶほどの人気ぶりだったとか……そしてこの顔である

↑1983年アーケード版「マリオブラザーズ」から登場の「カニさん」。実は「スーパーマリオブラザーズ」以前から登場の最古参キャラ。ちゃんと「さん」をつけよう!!

↑「スーパーマリオ64」、「さむいさむいマウンテン」から登場の「ペンギン」。マリオ64で子ペンギンを崖から落としまくったプレイヤーが多かったせいか、マリオカート ワールドのPVでは自ら崖から転落するという小ネタ(?)を披露した。

隠しキャラクター、衣装違いを含めて参加キャラクターは最多となった「マリオカート ワールド」。特に「モーモーカントリー」のお邪魔キャラだった「ウシ」のドライバー参戦は発売前から大いに話題になった。

だがそんな中でも、「クッパ七人衆」「メタルマリオ」など、リストラされてしまったキャラクターは多いようだ。もっとも、マリオブラザーズやクッパ大魔王、ピーチ姫、デイジー姫、ロゼッタなどなどメインキャラはちゃんと揃っているので、些細な問題かもしれないが……

それでも「サンボ」「リフトン」「ゆきだるま」「バサバサ」など、「お前らハンドル握ったりアクセル踏んだりできないじゃん!!!」とツッコまざるを得ないキャラクターが多いことは事実だ。
・コラボキャラクター、コラボコースがなくなった

前作「マリオカート8デラックス」では、「スプラトゥーン」「ゼルダの伝説」「どうぶつの森」などの他任天堂作品とのコラボキャラクター・コラボコースなどがあったが、
「マリオカート ワールド」では一切なくなってしまった。「マリオカート ワールド」で「すべてのコースがつながっているひとつの完成した世界」が作られた以上、「他の世界の存在」が介入する余地はない、と言われれば仕方ないかもしれないが。
・フリーラン、クリアしたPスイッチ、取ったハテナパネル・ピーチメダルがマップに反映されない。(→アップデートで改善。)




「マリオカート ワールド」発売当初、フリーランモードのマップには踏んだPスイッチ・ハテナパネル・ピーチメダルの記録はされなかった。

だが!!バージョン1.3.0ではマップ画面でL・Rを押すと踏んだPスイッチの場所、各コースで発見したハテナパネル、獲得したピーチメダルの位置を確認できるようになったのだっ!!!
さらに!!Pスイッチ一覧からは、踏んだPスイッチの場所へファストトラベルする事も可能になった!!未クリアのPスイッチは半透明で表示されるから、クリアできなかったミッションへの再挑戦もカンタンにできて、めちゃんこ便利になったぜっ!!!
・マシンのカスタマイズの廃止とマシンの隠しパラメータの偏り

これも発売前から言及されていたことだが、「マリオカート ワールド」では「マリオカート8」にあった「マシンカスタマイズ」が廃止され、キャラクター、そしてマシンの組み合わせのみで全体の性能が決まるようになった。
マシンの性能はマシン選択画面でYボタンを押す事で確認できるが、実は各キャラクターやマシンには「舗装路有利」「未舗装路有利」「水上有利」といった隠しパラメーターが存在しており、
上記でも触れた「道中コースが多過ぎる」問題と合わせて、全体的に「舗装路有利」のマシン・キャラクター一択になりがちで、「水上有利」のマシン・キャラクターはほぼ使い所がない状態になってしまっている。


マシンの中で人気が高いのが、最初から使用できる乗用車型カート「コゲッソー」だが、性能のバランスの良さのみならず「舗装路有利」のマシンの代表格だからだ。
・フリーランのマップもミニマップも大雑把すぎ、せめて北がどっちかわかるようにして!!!

↑北はどっち???????????

これはネットの反応に限らずオレたちが思ったことなのだが、フリーランのマップおよび画面右下のミニマップは他のオープンワールドゲームに比べると大雑把すぎると思う。せめて方角ぐらいはわかるようにして欲しい!!!

オープンワールドゲームには欠かせない「目的地にマップピンを打って、プレイ画面からも目的地がわかるようにする」機能もないしなあ。

さらにコース内のマップもない、というのはかなり致命的だぜ。道に迷いやすい人はPスイッチやらハテナパネルやらを探しているうちに迷子になってしまうのでは???
なんというか、マップに収集要素を記録する要素が最初はなかったり、開発者としては「フリーランはあくまでおまけモード」めいたアティチュードが透けて見える。
だけど思った以上に「フリーラン」モードに熱中する人が多く、不満点も上がって来たので開発も対応してきた、といった感じかなあ。
まだまだ見果てぬマリオカートの世界 ~総喝~


さて、Nintendo Switch2の新たな歴史へと走り出したロンチタイトル「マリオカート ワールド」、グランプリもフリーランもまだまだ始まったばかりではあるもののようやくここまで独断採点拳できたワケだが、これまでの印象はいかがだっただろうか?

いい思い出がなかったスーパーファミコン版以来のマリオカートだけど、少なくともオレたちは「マリオカート ワールド」同梱版Switch2を買ったことを後悔していないぜっ!!!
新たな任天堂ハードの新たなマリオカートとして、いろいろと問題点もあるけれども、それでも初代マリオカートから脈々と受け継がれたわかりやすい操作性に「ハンドルアシスト」「オートアクセル」「オートアイテム」といった初心者にもうれしいオプションも加わって非常に遊びやすかったぜっ!!!
とにかくドリフトからのミニターボ、ジャンプアクション、ウォールラン、レールスライド、スリップストリーム、なにかアクションを起こせば加速する、というのがわかりやすいのだっ。そしてド派手な「NISC」やオンラインモードでのレートバトルと、やりこめば奥も深い!!!
賛否両論あるものの、「伝統」と「革新」のバランスが取れた良作だと思うぜっ!!!


オレはレースゲームがあまり得意ではない。だがそれでも楽しめたのは「フリーラン」があってこそ!!!Pスイッチミッション達成やハテナパネル発見・ピーチメダル獲得の達成感もあるけれども、それ以上にハチャメチャな世界観がおもしろいっ!!!
公道逆走も追突事故もお咎めなし、無敵スターや巨大トレーラーで対向車もブッ飛ばし、キノコ運搬車はダッシュキノコをこぼし、道路上にダッシュバンが設置され、トラックの上からパックンフラワーやハンマーブロスが攻撃してくるし、制限速度は無限大っ!!!
故・横井軍平氏はかつて「アメリカンカートゥーンのようなゲームを作りたい」と言ったそうだが、マリオカート ワールドのフリーランにはまさに「アメリカンカートゥーンのような世界」と言えるだろう!!!

そして…………「スペシャルカップ」最後のコースは、まさにこれまでの「マリオカート」シリーズの集大成、最大最後のカップの最終コースにふさわしい、「プレイするだけで大団円!!!」と言えるほどの最高の景色だったぜっ!!!ぜひともみんなにもこの最高の景色にたどり着いてほしいっ!!!!!

「Nintendo Switch Online」各種「Nintendo Classics」では、「スーパーマリオカート」「マリオカート64」「マリオカートアドバンス」など、過去のマリオカートシリーズもプレイできる。「Nintendo Switch Online」会員なら、マリオカートシリーズの歴史を辿ってみるのもいいだろう。
かくして、新世代の「マリオカート」としてSwitch2とともに走り出した「マリオカート ワールド」。だがその行く手には、無印~デラックスと10年間愛された前作「マリオカート8」が不朽の名作として立ちはだかっている。
果たして「マリオカート8」の重圧や現時点でのさまざまな問題点を乗り越えて「マリオカート ワールド」は新たな領域へ「ジャンプアップ」できるのか。今後もアップデートは行われるだろうし、もしかしたら有料追加コンテンツが来るかもしれない!!…………つまり!!

オレたちの旅は、まだまだ始まったばかりだっ!!!Switch2と共に!!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・初代「スーパーマリオカート」から受け継がれたわかりやすい操作性で、誰でも楽しめる!!
・「ハンドルアシスト」「オートアクセル」「オートアイテム」のオプションで初心者や小さい子供でも安心!!!
・新アクション「チャージジャンプ」「レールスライド」「ウォールラン」追加で、さらにアクロバティックな走りが可能になり、「ノーアイテムショートカット」ルート開拓が盛んに!!
・おなじみの「グランプリ」「タイムアタック」「VSレース」「バトル」モードももちろん収録!!
・過去作からの復刻コースから完全新規コースまで多彩なコースに加え、200種類以上の道中コースをプレイ可能!!!
・「スペシャルカップ」最終コースは「プレイするだけで大団円!!!」と言えるほどの歴代最高のコース!!!
・脱落か優勝か!?緊張感バツグンの大陸横断ラリー「サバイバル」!!
・参戦キャラクターは新キャラクター・衣装違いを含めシリーズ最多!!!
・ひとつなぎになった世界を自由にドライブできる「フリーラン」が新登場!!道路交通法違反上等、制限速度∞、アメリカンカートゥーンのようなハチャメチャな世界観が楽しい!!
・フリーランでは「Pスイッチミッション」「ハテナパネル」「ピーチメダル」と探索・収集要素も充実!!
・フリーランでは最初から好きなコース、キャラクターの位置、踏んだことがあるPスイッチへファストトラベルできる!!!
・フリーランのBGMは、カーステレオのように歴代マリオシリーズの名曲のアレンジ盤が次々と切り替わり飽きずに楽しめる!!
・日時や天候の変化によって、「世界」の景色は鮮やかに変化する!!
・フリーランの「UFO」がアップデートで強化され、最後にRボタンで吸い込んだキャラクターに変身できるようになり隠しキャラクターの解禁が大幅にやりやすくなった!!
・「フォトモード」が実装!!フリーランの旅の思い出やレースリプレイの最高の一瞬を激写!!!
・「マリオカート8DXを超える傑作」とまではまだ言い切れないが「伝統」と「革新」のバランスが取れた良作!!
・さらなるアップデートや追加コンテンツなど、これからの発展に期待!!!
ひでぶ秘孔:
・常時24人対戦は流石に多すぎる。アイテム攻撃が激しくなり、毎レース1回はサンダーやトゲゾー甲羅の洗礼を受けるハメになる。
・リスクの高いノーアイテムショートカットを安定して成功させられないと、150ccクラスやオンライン対戦で上位を勝ち取るのはむずかしい。
・バトルモードの種目が「ふうせんバトル」「あつめてコイン」の2つしかない。
・参戦キャラクターの中には、明らかにアクセルを踏んだりハンドルを握ったりできなさそうなキャラが多いし、前作からリストラされたキャラクターも多い。
・他任天堂作品とのコラボキャラクター、コラボコースはなくなった。
・オンライン対戦では従来の「3周コース」よりも「道中+コース1周」が選ばれる確率が高く、タイムアタックなどでの練習が活かしにくい。
・もちろん道中コースはタイムアタックモードなどで練習できない。
・マシンカスタマイズが廃止され、キャラクターとマシンに隠しパラメーターが設定される形に変更。ゲームの仕様上「舗装路有利」のキャラクターとマシン一択の環境に。
・フリーランのマップはかなり大雑把で、コース内のマップもない。
・そもそもフリーランのミニマップは方角が示されていないし、マップピンをマップに打って目的地を決められるシステムもなくややストレス。
・フリーランでPスイッチミッションをクリアしたり、ハテナパネルやピーチメダルを見つけても一律「ステッカー」しかもらえないのはやっぱりさびしい。
次回予告

さて、「超ファミ珍EX」次回の停車駅は「ストリートファイター6」だぜ。


PS4~PS5で大好評を博し、満を持してSwitch2にやってきた「ストリートファイター6」、その出来栄えは文句ナシだったっ!!!これだけのクオリティのゲームが、Switch2で携帯して遊べる時代がやってきたのだと実感したっ!!!
特に格闘RPGと呼ぶべき「ワールドツアー」は、本編やオンライン対戦そっちのけでハマるほどの完成度だったぜ!!
こいつの独断採点拳が終わればSwitch2のロンチタイトルの独断採点拳が終わるのだがそれでも、独断採点拳を叩き込むにはまだプレイが足りない……!!
もう少し、もう少しだけ待っていてくれッ!!!

だけど、俺達が旅の中で出会ったゲーム次第では、停車駅が変わる場合があるかもな。
俺たちの旅はいつだって波乱万丈!!おもしろそうなゲームさえあれば、その場で途中下車だぜ!!

それじゃ、次の停車駅までカラテを鍛えて待っていてくれよ。
オタッシャデー!!

【超ファミコシ珍拳EXPRESS 次回に続く!!!】
*1:ONにするとカートがコースアウトしなくなる。