すれちがいゾンビ
☆趣味こそが最大の武器!?すれちがった仲間の「趣味道具」でゾンビ退治!!☆
ハード:ニンテンドー3DS・すれちがいMii広場
流派:すれちがいアクション
操作性:あたた
熱中度:あたた
持続性:あたたた
サウンド:あた
キャラクター:あたた
ストーリー:あたた
難易度:あたたた
お買い得度:販売終了
快適度:あたた
お手軽度:あたたた
はじめての方は【↓こちら】
あたたっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・かん帝っ!!
ひでぶっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・ドワ王っ!!
シュテムターン!!ドーモ!!超ファミコシ珍拳伝承者のザ・パートゥノです!!
遊びたてアッッツアツの独断採点拳をなるはやでお届けする、
「超ファミコシ珍拳EXPRESS」(略して「超ファミ珍EX」)、今回の停車駅は…………特別編っ!!
さよならニンテンドー3DS・eショップ特集!!
「すれちがいMii広場」より「すれちがいゾンビ」だぜっ!!!
去る2023年3月28日。ニンテンドー3DS、WiiUのeショップが終了した。
ひとつの時代が、幕を下ろしたのだ。
だが!!ニンテンドー3DSのeショップの終了をただただ拳を固めて眺めていたオレたちじゃないぜっ!!!
終わりゆくeショップを前に少しでも後悔を残すまいと、eショップ終了直前にいくつかの3DSソフトを購入・ダウンロードしたのだった!!!
そのうちのひとつが、今回独断採点拳する「すれちがいゾンビ」、というワケだっ!!
【もくじ】
- すれちがいゾンビ
- ここまでのあらすじ
- 趣味を極めてゾンビに立ち向かえ
- やりこみ要素も盛りだくさん
- ゾンビメダル 獲得難易度ワースト3!!!
- 総喝!!すれちがいゾンビ
- 果てしないすれちがいの旅路……
- 次回予告
ここまでのあらすじ
───さて突然だが、みんなの「趣味」は何かな?
オレはだんぜんゲームだぜっ!!!
超ファミコシ珍拳伝承者ならばみんなゲームが趣味なのは当然として、
俺はイラストも趣味なのだあっ!!「超ファミコシ珍拳」記事で使われるイラストは、みーーーんなオレが描いているんだぜっ!!
俺はインターネットも趣味だな。といってもパソコンやスマッホでのネットサーフィンではなく、電脳コトダマ空間を介しての次元移動だが……。
……というわけで「すれちがいゾンビ」は「趣味」がとても重点なゲームなのだ!!
「すれちがいMii広場」ですれちがわせるMiiには、Miiの姿と名前以外にも誕生日、住んでいる地域、猫派か犬派か、将来の夢、そして「趣味」を設定することができた。
そして「すれちがいゾンビ」では、すれちがったMiiたちの「趣味」がキミの命運を分けるのだあっ!!!
「すれちがいゾンビ」は「すれちがいシューティング」同様、コナミの元「がんばれゴエモン」スタッフが独立した「グッドフィール」の制作!!
同社が制作した「すれちがいシューティング」を楽しませてもらったオレたちは、「すれちがいゾンビ」にも期待を寄せていたのだった!!!
……結局、「コペラ」ちゃんの誘惑に負けて「すれちがいフィッシング」を先に買ってしまったがな。
その後、「すれちがいフィッシング」がどれだけの奈落ゲーだったかオレたちが思い知るのはもう少し先の話だった…………!!!あわびゅのびゅっ!!
物語の舞台は、住民がそれぞれの趣味を存分にエンジョイしている「シュミキワメール市」。
俺達のMiiもまた、それぞれの趣味を楽しもうとシュミキワメール市行きの電車に乗り込んでいた。
だが電車は突如停止!!電車のドアがこじ開けられ、車内にゾンビが次々となだれ込んでくるではないか!!!
その時Miiが手にしたのは1本の(今となっては懐かしの)Wiiリモコン。そのWiiリモコンを一度振りかざせば、Wiiリモコンは勇者の力を宿した剣めいて次々とゾンビを斬り捨てていった。
ゾンビをなぎ倒し、一時の平穏を得たMiiが見つけたのは、「スカラー」と名乗る女科学者と通信で繋がっていたタブレット「ゾンビナビ」。
彼女の話によれば、突如シュミキワメール市にゾンビ化ウィルスが蔓延。
住民の大半がゾンビと化してしまったと言うのだ…………!!!
かくして俺達のMiiは、3DSを持ち歩くことですれちがった生き残りのMiiたちから「趣味道具」を受け取ってシュミキワメール市各地のゾンビをなぎ倒し、
スカラー博士と合流してゾンビを人間に戻せる特効薬「ゾンビナオール」を完成させるべく全5エリア・30ステージを戦い抜くのであった!!!
このゲームには、スコアアタック要素もあるのだっ!!
すれちがったMiiと、「ゾンビナビ」から閲覧できる「ランキング」でスコアを競い合えるぜっ!!
趣味を極めてゾンビに立ち向かえ
このゲームはいわゆるMUSOU型アクションゲームで、フィールド内に迫り来る無数のゾンビたちをAボタン連打のコンボとAボタン長押しからの「チャージ技」で次々となぎ倒していくのだあっ!!
各ステージは、ただ出てくるゾンビを片っ端から倒していくだけでなく、依頼人や施設を防衛したり、
ステージ内に隠されたアイテムやスイッチを探したり、さらにはステージ内のパズルを解いたり……バラエティ豊かなステージ構成で飽きさせないぜ!!
もちろん、各エリアの最後にはボスゾンビとの戦いが待っているのだあっ!!!ボスゾンビに勝利すれば、「ゾンビナオール」を作るのに必要な「ゾンビ細胞」がひとつ手に入るぜ。
すれちがったMiiから、それぞれの「趣味」に応じた26種類の「趣味道具」を武器として使い分けて戦うんだ。
オープニングで手にした「Wiiリモコン」は「趣味:ゲーム」の道具で、他にも「趣味:睡眠」なら「ヒツジまくら」、「趣味:アウトドア」なら「キャンプセット」、「趣味:ペット」なら「ペットロボ」など、多種多様な道具が用意されているんだ。
ただ、すれ違ったプレイヤーは最初から全員揃っているわけじゃない。ステージを進めていく中で取り残されているか、飛び出してくるMiiを救出して初めて道具を入手できるぞ。
ただ、中には個人的に腑に落ちない道具もある。「趣味:スポーツ」の道具で、野球のバットやサッカーボールをさしおいて「ボウリングの球」というのはいかがなものか?
各道具には基本的に「きる」「たたく」のふたつの属性があって、「きる」属性はやわらかいゾンビに、「たたく」属性はかたいゾンビやトゲバケツで身を守っているゾンビに有効だぜっ!!
Aボタン長押しで繰り出せる「チャージ技」は基本的に「パワー」属性となっていて、これは全てのゾンビに有効なのだっ!!
他にも、チャージ技や特定の道具の攻撃の中には倒れたゾンビがしばらく起き上がらなくなる「気絶」、ゾンビに火をつけて継続ダメージを与える「炎上」などの隠し属性があるぜっ!!
チャージ技の使用回数は道具ごとに異なる。道具のチャージ技の中にはムービー演出とともに画面全体のゾンビに大ダメージを与える実際強力なものがあるが、そういうのは道具ひとつにつき一回しか使えないぜ。
だが、たくさんすれちがって複数入手できれば話は別だ!!
数ある道具の中でも一番のオススメはやっぱり「趣味:ゲーム」の道具「Wiiリモコン」だぜっ!!!
軽量ですばやく動けるし、攻撃も早く範囲も広いのでコンボ数を上げやすく、チャージ技「ゆうしゃの回転斬り」も周囲360°を斬り払い、Wiiリモコンひとつにつき4回使えるので使いやすい。
属性上硬い敵には不利に思えるが、その分HIT数は多くなるしHIT数が増えれば増えるほど「クリティカル」が出やすくなって大ダメージが期待できるのだ。
だが、ゲーム終盤では近接攻撃では電撃でダメージを受けることがある「びりびりゾンビ」や、近づくと捕まって投げ飛ばされるボスゾンビがいる。
そんな相手には「趣味:お金もうけ」の「ブタの貯金箱」がオススメだっ!!!
貯金箱からコインを連射!!遠距離から攻撃でき、威力もあって遠距離戦では最強だぜ!!
ただしブタの貯金箱のチャージ技「かんきんバンク」は使い勝手がよくない。
ブタの貯金箱を巨大化させて目の前に投げつける技なんだけど、なんと投げつけた貯金箱が戻ってくるまで一切攻撃ができなくなるのだっ!!あわびゅっ!!!
っていうか!!Wiiリモコン以外の道具の使い勝手がどいつもこいつもイマイチなんだよっっ!!!!!
当たり前だが、各道具にはそれぞれ耐久力が設定されており、ゾンビの攻撃を受けて耐久力が0になると道具が壊れてなくなってしまう。
他にもすれ違った人がいて、他に道具を持っているなら道具を切り替えて戦いを続けられるが、すべての武器を失ってしまったら……ナムアミダブツ。
だがご安心だぜっ!!たとえすべての道具を失っても、3回まではコンティニューできるのだあっ!!!
また、複数すれちがっているならL・Rボタンでいつでも持っている動画を切り替えられるぜ。うまく使い分けて道具を失わずにクリアできれば、いいことがあるかも!?
(コンティニューしたときにMiiが取る「キーンッ!!」ってポーズがいちいちムカつくんだよなあ……。)
健闘むなしく3回コンティニューしてもなおすべての道具を失ってしまったら、今度こそナムアミダブツ。
武器を失い、ゾンビに囲まれた君はアワレ、ゾンビにされてしまう…………!?
やられてしまった時にゾンビになるかならないかは、「ゾンビナビ」の設定でいつでも選べるぜ。
「ゾンビになる」を選んだ場合は、君とすれ違ったプレイヤーが君がやられてしまったステージをプレイした時に、君のMiiがゾンビになって敵として登場っ!!だけど相手プレイヤーに倒してもらえば、薬で人間に戻してもらえるぜ。
また、すれ違ったプレイヤーも「すれちがいゾンビ」をプレイしていれば大チャンスだ!!すれちがいゾンビプレイ済みのプレイヤーは怯えておらず、触って救出した時に道具をもらうか、仲間になって一緒に戦ってもらうか選べるのだ。
ひとたび仲間になってもらえば、プレイヤーMiiにくっついて援護攻撃できるだけでなくBボタンでマップの好きな場所に設置してタワーディフェンスめいた防衛戦にも対応だ!!
ただ……2023年現在となっては、他人の3DSとすれちがうだけでも奇跡モノなのに、さらに「すれちがいゾンビ」をプレイした人となると……。
ただ、「Wiiリモコン剣」が優秀なおかげで、ひとりしかすれちがえなくでもクリアだけはできるのだ。こういうところはうれしいぜ。
また、ステージ内に「はいたつゾンビ」が現れれば大チャンス!!!
はいたつゾンビを倒して「マキシマムドリンクM」を奪えば一定時間無敵!!体当たりでゾンビを倒せる上にスコアも2倍になるぜっ!!!
ちなみに、「すれちがいフィッシング」に引き続きかん帝=サンは俺がお邪魔していた「3DSLL」をすれちがい用サブ3DSとして使って「すれちがいゾンビ」もプレイしていた。
これなら出先で誰ともすれちがわなくても、最低一人のすれちがいは確定するわけだ。
それだけじゃないぜっ!
すれちがい専用のサブ3DSがあればサブ3DS側のMiiの趣味を毎日切り替えるだけで、すべての趣味道具を入手することも、必要な道具を用意することも自由自在だぜっ!!
もちろん、すれちがえなくても3DSも持ち歩いた歩数に応じて一日最大10枚貯まる「ゲームコイン」を使って生き残りのMiiを探すこともできるぜ。
なんと「すれちがいゾンビ」ではあのさすらいのネコ・イヌ軍団ではなく、過去にすれちがったMiiを生存者として雇って道具をもらうことができるんだ!!
ただし、ゲームコインで集めた生存Miiは過去に「すれちがいゾンビ」をプレイしていようといまいと、いっしょに戦ってくれることはないようだ。
かくして、アップタウン、ショッピングモール、ダウンタウン、レイクサイド発電所、そしてスカラー博士の待つゾンビ研究所。シュミキワメール市を救うための戦いは壮絶を極めた。
4体のボスゾンビを倒し、スカラー博士と合流して集めたゾンビ細胞からついに「ゾンビナオール」が完成!!いよいよ研究所屋上のスプレーマシンから街へ散布するのみとなった。だが……
研究所屋上、最後に待ち受けていたのは、スカラー博士の父である「サイマッド博士」!!!彼は自らをゾンビ化し、
全人類をゾンビ化することで趣味の違いによる対立から人々を解放しようとしていたのだ…………!!
なんて悪趣味なヤツだぜっ!!
最後の戦いが始まった!!!
「マキシマムドリンクZ」を飲んで無敵化して襲いかかるサイマッド博士を無敵時間が切れるまで逃げ切り、一撃を見舞うといよいよサイマッド博士は本性を表した。
あろうことか、サイマッド博士はさらに凶悪なゾンビを生み出す「スーパーゾンビウイルス」を完成させ、スプレーマシンに投入すると
自らにもスーパーゾンビウイルスを投与!!超巨大ゾンビ「スーパーサイマッド」へと変貌を遂げた!!!
スカラー博士の悲痛な叫びが研究所屋上に響き渡る!!!
「サイマッド博士を……いや、
あのバケモノをたおして!!!」
真のラストバトルでは、時間経過でスプレーマシンの目盛りが上昇し、MAXになると世界にスーパーゾンビウイルスが撒き散らされてゲームオーバーだ!!
スプレーマシンを叩いて目盛りを低下させながらスーパーサイマッドと戦わなければならないんだ。だが幸いスーパーサイマッドはステージ中央から動けない。
ここでもやはり活躍するのが我らがWiiリモコン。スプレーマシンの目盛りが溜まる暇もないほどの連続攻撃で一気に畳み掛けよう!!
スーパーサイマッドにダメージを与え続けるか、吐き出される肉塊爆弾のうち白い肉塊爆弾を打ち返して命中させればスーパーサイマッドは気絶する!!弱点である頭を攻撃する大チャンスだ!!!
こうして、壮絶な死闘の末ついにスーパーサイマッドは倒され、スプレーマシンでゾンビナオールを町中に散布。
ゾンビはみんな人間に戻り、サイマッド博士の全世界ゾンビ化計画は阻止されたのだった!!!
主人公Miiとスカラー博士、サイマッド博士、そしてゾンビたちがミラーボールの下ダンスを披露するエンディングは、
いかにも元「がんばれゴエモン」スタッフの「グッドフィール」らしい、いい意味でふざけたエンディングだったぜ!!
最後に戦ったサイマッド博士は、スカラー博士が言うには脳味噌型のゾンビが化けていたニセモノだったそうだ。
本物のサイマッド博士がどうなったのかは、後述のやりこみ要素をコンプリートしてもついにわからなかった…………。
やりこみ要素も盛りだくさん
さて、サイマッド博士を倒し、シュミキワメール市に平和を取り戻しても、まだまだゾンビとの戦いは続けられるぜ。
各種やり込み要素、そしてMii広場でMiiに身につけられる「ぼうし」や「ふきだし」と交換できる「ぼうしチケット」のコンプリートを目指して!!
やり込み要素その1!「レアゾンビ」!!!
これはステージごとに一匹存在し、基本的に特定のステージで特定の道具のチャージ技を使うことでその道具を持った強力なゾンビが現れるのだっ!!!
こいつを倒せば、「レアゾンビ図鑑」に倒したレアゾンビが記録され、他にもいいことがあるぜっ!!!
レアゾンビの出現場所と対応道具のヒントは「ゾンビナビ」内の「レアゾンビ図鑑」に記されているぜ。
また、レアゾンビに対応した道具は「ゾンビナビ」の「道具図鑑」の位置と「レアゾンビ図鑑」の位置がぴったり一致するぜ!!
レアゾンビには出現難易度ごとにレア度が⭐︎5段階で設定されており、ふつうにチャージ技を使うだけじゃ出現しないものもいる。
中には「チャージ技で10体以上のゾンビをまとめて倒す」「駅のホームに上がって来る最後のゾンビを電車に轢かれる前に特定の道具の攻撃(ここのみチャージ技でなくてもOK)で倒す」
などむずかしかったりわかりにくい条件もあり、攻略情報なしでのコンプリートはきびしーぜっ!!!
やり込み要素その2!!「ゾンビメダル」!!!
これは各ステージに4つずつある実績要素のようなもので、大体「既定タイム以内にクリア」「道具を失わずにクリア」「レアゾンビを倒してクリア」+ステージ毎の条件、って具合だ。
獲得したゾンビメダルはずっと記録されるから、一回のプレイですべて取る必要はないぜっ!!
また、獲得したゾンビメダルに応じてスコアもメダル一枚につき5000〜10000点プラスされるのだっ!!!
ただ、特定の対象や依頼人を護衛しながら戦うステージでは「護衛対象ノーダメージでクリア」という条件が加わり、この条件がステージによってはめっちゃんこむずかしいのだっ!!!ひでぶっ!!
艱難辛苦の果てに、ゾンビメダルをたくさんあつめると……やり込み要素その3!!!「バトルステージ」の解禁だ!!
バトルステージは各エリアにひとつずつある6番目のステージで、ここでは2分間でゾンビをどれだけ倒せるか競う耐久ステージだ!!
このバトルステージにもレアゾンビが出現するので、レアゾンビのコンプリートにはゾンビメダル集めによるバトルステージ解禁は避けては通れないぜ!!
ゾンビメダル 獲得難易度ワースト3!!!
かくして、俺たちはシュミキワメール市を救っただけでなく、レアゾンビもゾンビメダルもぼうしチケットもコンプリートした。
ここでは、「すれちがいゾンビ」の最難関、「ゾンビメダル」獲得の難関ステージ&条件のワースト3を紹介するぜっ!!
3位:研究所・屋上バトル「ゾンビを150体倒す&200HIT以上でクリア」
3位はゾンビメダル100枚で解禁される最終エリア、研究所のバトルステージ「屋上バトル」だ。
他のバトルステージのゾンビメダルは「Wiiリモコン」があれば大体なんとかなったが、屋上バトルは最後のバトルステージにふさわしく適当にやっても条件を達成できなかった!!
150体撃破と200HIT達成の秘孔(ポイント)は、敵のパターンを早回しすることと、スライム状の「どろどろゾンビ」を「きる」道具で斬って分裂させてから倒すことだ。
巨大な「どろどろゾンビ」は「たたく」道具で攻撃すれば分裂させずに倒せるが、その場合は1体分にしかカウントされない。
だが、「きる」道具で攻撃すると中どろどろゾンビ2体に、中どろどろゾンビを斬ると小どろどろゾンビ2体に分裂し、1体のどろどろゾンビから小どろどろゾンビ4体に分裂させられる。
ここで重点なのが、分裂した小どろどろゾンビも1体分、つまり分裂させればどろどろゾンビは最大4体分の撃破に変換できる!!!これはデカいぜ。
つまりここでも「きる」属性の代表格「Wiiリモコン」だ。
屋上バトルでは特定のゾンビを倒すことで次のゾンビグループと、スーパードリンクを持ったはいたつゾンビが出現するぜ。
1:最初に出てくる「ぽよよんゾンビ」4体を倒すと次パターンに移行。(その間にも「どろどろゾンビ」を分裂させながら倒していく。)
2:上下左右の「つみつみゾンビ」4組をすべて倒すと次パターンに移行。
3:外周を回っている「ゾンビ犬」「でかゾンビ犬」を全て倒すと最終パターンに移行。
上記のパターン移行のカギとなるゾンビを最優先・最速で倒しつつ、はいたつゾンビからドリンクを奪ってゾンビを蹴散らしていくんだ。
ただしドリンクの無敵中に「どろどろゾンビ」を倒してはいけない!!最後に残して、斬りまくって分裂させて撃破数を稼げば、なんとか時間内に160体ぐらいは倒せるはずだ。
200HITを狙う場合は、最後のドリンクを使わずに溜め込んだゾンビを斬って斬って斬りまくってHIT数を稼ぐのだあっ!!!
攻略秘孔がわかるまではかなりの無理ゲーだと思われていたが、ひとたびカラクリがわかってしまえばWiiリモコン1本でどちらも達成でき、複数のすれちがいを必要としないため難易度は3位となった。
2位:ダウンタウン・墓地「護衛対象ノーダメージでクリア」
ダウンタウンの「墓地」は、墓地の上下ふたつの門をゾンビに壊されないように守るステージだが、このメダルを達成するには上下どちらの門にも一切ダメージを与えてはいけないのだっ!!!
最初のうちは上側と下側、交互にゾンビ戦力が集中するため戦いやすいのだが、後半は墓場中央から上下同時に強力なゾンビが攻め込んでくるためキビシーぜっ!!あわびゅのびゅっ!!!
中央から現れるゾンビの中で、上に向かう「でかばくはつゾンビ」と下に向かう「かちかちでかゾンビ」が厄介だ。
ここはすれちがい一人だけで条件達成するのは非常に難しい!!
すれちがった「すれちがいゾンビ」仲間を配置するよりは、「趣味:勉強」「趣味:アウトドア」そして「趣味:ダンス」などの画面全体を攻撃できるチャージ技を持つ趣味道具で顔を出した瞬間に大ダメージをくれてやれば一気に楽になるぜ!!
最後の猛ラッシュは、素早い「ばくはつゾンビ犬」たちを優先して撃破しつつはいたつゾンビからドリンクを奪って無敵化して一気に蹴散らすのだっ!!!
1位:ダウンタウン・ハイウェイ「護衛対象ノーダメージでクリア」
ゾンビメダル獲得最高難易度の栄誉(?)に輝いたのは「ダウンタウン」エリアのクライマクス、生存者を乗せたバスをゴールまで護衛して脱出させる護衛ステージ最大にして最難関の「ハイウェイ」ステージだ!!
ハッキリ言って、このステージで護衛対象のバスを無傷で脱出させるにはWiiリモコン一本ではとうてい不可能っ!!!必須となる道具が多いぜ。
基本戦法としては、バスの前の木箱を壊さないでおくとそこでバスが止まるので、プレイヤーが先にゾンビを片付けてからバスの前の木箱を壊してバスを進めるのだ。
でもそれだけでクリアできるほどこのステージは甘くないぜっ!!難所として「左右の『すないぷゾンビ』の群れが毒液を吐きまくるエリア」、
そして「最後の『ばくはつゾンビ』ラッシュ」を切り抜けられない限りバスのノーダメージ脱出はありえないぜっ!!!たわば!!!
「すないぷゾンビ」エリアの攻略には「趣味:お金もうけ」の「ブタの貯金箱」が役に立つ。バスを直前の木箱で止めておくとすないぷゾンビエリアまで進むことができないが、
「ブタの貯金箱」のコイン弾は画面の外まで届くので、画面左右端の上へコインを撃ちまくるだけですないぷゾンビをあらかた片付けられるのだ。
そして最後の木箱を壊して出てくる「ばくはつでかゾンビ」を倒した後の「ばくはつゾンビ」ラッシュには、
画面全体を攻撃できるチャージ技を持った道具が1〜2種類は欲しい(1回では倒しきれない場合もあるため)!!!
最初のばくはつゾンビラッシュをしのいでもさらにばくはつゾンビが湧き出してくるが、その頃にはバスはゴールに向かって走り出しているはず。
バスが爆発に巻き込まれる前にゴールへ走り抜ける事を祈れ!!!
また、「レアゾンビ撃破のメダルも同時に欲しい!!」というヨクバリな君は「趣味:ドライブ」の「ミニドライブカー」も必要だぜ。S字に並んだゾンビの群れをチャージ技の体当たりで一気に轢き潰せ!!
というわけでハイウェイからバスをノーダメージで脱出させるためには、最低3〜4つの道具が必要になるわけで、複数人のすれちがいが必須のうえに所持道具の運までからむ。
「ハイウェイ」ステージの「護衛対象ノーダメージでクリア」のメダルこそが、超ファミコシ珍拳伝承者満場一致の最高難易度ゾンビメダルに決定だあっ!!!
総喝!!すれちがいゾンビ
さて、壮絶を極めたシュミキワメール市のイクサも終わり、俺たちは半年も経たずに「すれちがいゾンビ」を完全攻略した。感想はどうだったかな?
ボタンひとつでビシバシッ!とゾンビをなぎ倒していくのはわかりやすくて痛快だったぜっ!!
だからといってただボタンを連打するだけのゲームではなく、多彩なクリア条件とステージ内容のおかげで時に頭を使い、時に敵の出現パターンを覚えて対処とダレずに遊べたぜっ!!
終盤はかなり難易度も高く、やりごたえもバッチリだったぜっ!!
ただ、ゾンビゲーとしてはデフォルメされてコミカル寄りな内容にも関わらず、BGMは怖さ重視で「すれちがいシューティング」のような元コナミ節バリバリ、ノリノリのBGMはほぼなかった。ここは期待してただけに惜しかったぜ。
すれちがうMiiに特別な条件がいらない、というのもコンプリートの早さに拍車をかけていたと言えるだろう!
ってゆーか!!!「同じMii100回以上すれちがわないと出現しない要素がある」だの「特定のゲームをプレイした人とすれちがわないと出現しない要素がある」だの!!
いかに「すれちがいフィッシング」のコンプリートに必要な要素がクソだったか思い知らされたぜっっ!!!!!
「すれちがいMii広場」のすべてのゲームをプレイしたわけではないから断言できないが、間違いなくすれちがいフィッシングはMii広場屈指の奈落ゲーだっっ!!!
だが「すれちがいゾンビ」も完璧とは言い切れず、一部ステージのゾンビメダル条件は複数のすれちがいを想定した非常にきびしいもので
すれちがい通信自体が下火になってきた2023年現在では辛いモノがあるぜ。あろ!
「すれちがいゾンビ」も、「すれちがいフィッシング」も、すれちがい通信が盛んだった時期に遊んでいたらもう少し評価が変わっていたに違いないっ!!
まさに「ゲームはアツいうちに遊べっ!!」だぜっ!!!
しかし、すれちがいゲームしかり、オンラインゲームしかり、「旬をすぎてしまうとまるで楽しめなくなるゲーム」というのも、それはそれで問題だっ!!
もっとも、旬を過ぎてきた頃に最新ハードで新作が発売されてくれれば言うことはないのだが……。
Nintendo Switchにすれちがい通信が実装されなかった理由も、わかる気がするぜ。ひでぶっ!!
最後にひとつだけ!!!このゲームでどーーーしても許せなかった展開について話させてくれないか!!
舞台は上記「ダウンタウン・ハイウェイ」ステージの一つ手前「ガソリンスタンド」ステージ!!
このステージはバスを動かすのに必要なガソリンを手に入れるためにスタンドの給油機をゾンビから護衛するステージで、給油機をすべて破壊されればモンドムヨーでゲームオーバーなんだが……
なんとクリア後に給油機に入っていたのはガソリンではなくドロ水だったという衝撃の真実が明かされるんだ!!!!!!!
いくらなんでも笑えねーってんだよっ!!!!!
果てしないすれちがいの旅路……
さて、みんなも知っての通り2023年3月28日。3DSのニンテンドーeショップの終了に伴い「すれちがいMii広場」のゲームも購入できなくなってしまった。
ここで、旧ファミコシ珍拳時代より続く超ファミコシ珍拳伝承者が遊んできた「すれちがいMii広場」のゲームを、振り返ってみよう。
頭に「★」がついているゲームは、コンプリートクリアして「あそびの殿堂」に殿堂入りさせたゲームだぜっ!!
★すれちがいゾンビ(今ここ)
こうして振り返ると、「すれちがい伝説&すれちがい伝説II」からいろんなすれちがいゲームをあそんで来たものだ。
個人的には、ほぼ当たりのゲームを選んでこれたと思うぜっ!!
………………「すれちがいフィッシング」以外は。
「サクッと!スロットカー」から「すれちがいフィッシング」までうごメモの執筆に集中していたせいでだいぶ間が空いてしまったが、
やっぱりゲーム内容、ストーリー、BGMと一番楽しめたのは「グッドフィール」謹製の「すれちがいシューティング」だったと思うぜっ!!!
さて……いちばん最後の「すれちがいフィッシング」だけ「★」マークがついていない、という事は………。
そう!!まだ「すれちがいフィッシング」は「すべての釣り場で金メダル*1」どころか「すべての釣り場で銀メダル*2」すら達成出来ていないっ!!!
それでも、ふつうに釣れる魚は全てA+ランクで釣り上げ、残るは最難関「さまよいの魚」のみ!!!
もちろん……そこからが、本当の終わりの見えない「奈落ゲー」の始まりだ。
まだA+を出していない「さまよいの魚」の情報をサブ3DSのMiiが持ってくるまで、虚無のゲームプレイを続けなければならないし、
持ってくる「さまよいの魚」の情報が必ずしもA+を取っていないさまよいの魚のものだとは限らないのだから…………!!!
何年も何年もかけた。最強の釣り竿も完成させた。
ここまで来て、今更諦めてたまるかあっ!!!!!
いつの日かすべての島の全ての釣り場で金メダルを獲得するその日まで、もってくれよ!!オレの3DS!!!
もし、いつの日か「全ての釣り場で金メダル」を達成し、完全コンプリートクリアを成し遂げて「すれちがいフィッシング」を「あそびの殿堂」にブチ込む日が来たら、ここで盛大に祝賀パーティーをやろうじゃないか!!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・すれちがい相手の「趣味」次第で変わる26種類の道具で戦う、ゾンビ撃退MUSOUアクション!!
・アクションゲームなので、たった一人しかすれちがえなくてもプレイヤーの腕前しだいで攻略できる!!
・「すれちがいゾンビ」をプレイしたプレイヤーと2人以上すれちがうと、仲間になって共に戦うこともできる!!仲間をステージ内に配置して、タワーディフェンスめいた戦い方もできる!!
・設定次第では、やられた後にゾンビになってすれちがった人のステージに敵として登場することもできるし、ゾンビにならない選択もできる!!
・画面全体を攻撃できる強力なチャージ技を持つ趣味道具は一度しかチャージ技が使えないが、同様の強力なチャージ技を持つ道具を持ったMiiと複数すれちがえば複数回使える!!
・ただゾンビを倒すだけでなく、アイテムを探して集めるステージ、依頼人・護衛対象を守るステージやパズルを解くステージ、そして時間内にどれだけのゾンビを倒せるか競う「バトルステージ」などシチュエーションも多彩!!
・やられても、3回までコンティニューが可能!!
ひでぶ秘孔:
・2023年現在、3DSのeショップ終了に伴い新規に購入・プレイすることはできない。
・自分の「趣味」の道具で戦うことができない。
・「趣味:ゲーム」の趣味道具「Wiiリモコン剣」以外の趣味道具の使い勝手がイマイチ。多くの3DSプレイヤーが趣味を「ゲーム」に選ぶであろうことが救いか。
・飛び道具の趣味道具の場合、属性が「きる」か「たたく」かがわかりにくく、「ゾンビナビ」の「道具図鑑」で確認するしかない。
・「趣味」を設定していないMiiとすれちがった場合「ひろった趣味道具」をもらうことになり、通常の趣味道具よりHPが極端に少ない。これが一番最初に来ると最悪。
・レバガチャでふりほどかなければならない「ゾンビの噛みつき」が非常に厄介。終盤のステージではダメージを受けるスピードが早く振り払っても大ダメージは避けられない。
・「すれちがいゾンビ」をプレイしたのがすれちがい最初の一人目だけだった場合、そのプレイヤーは「最初の道具をくれるステージの依頼者」になるため共に戦ってくれない。
・「ゲームコイン」を払って人を集めればいつものネコ、イヌではなく過去にすれちがったMiiを呼ぶことができるが、ゲームコインで雇ったMiiは戦闘に加わってくれない。
・「ゾンビメダル」の獲得条件の一部が極端にむずかしいステージが存在する。すれ違ったMiiが一人だけではクリアはできても難関メダルは獲得できそうにない。
・一部の「レアゾンビ」の出現条件が非常に分かりにくかったり、ゾンビメダルを集めないと遊べない「バトルステージ」に出現するものもあり、攻略情報なしでレアゾンビのコンプリートは困難。
・「ガソリンを手に入れるためにガソリンスタンドの給油機を必死でゾンビから防衛したが、守った給油機の中身はすべてドロ水だった」というプレイヤーの死闘を無にする笑えないオチのステージがある。
・元「がんばれゴエモン」シリーズ開発のグッドフィール製にしては「すれちがいシューティング」に比べるとBGMがおとなしい。
・コンティニュー時の「キーン」って効果音と共にMiiがキメるポーズが個人的にむかつく。失敗が重なると特に。
・ステージの最初からリトライする方法がない。ステージ途中で最初からやり直すには、わざと敵にやられて全ての道具を失うか、護衛対象を見殺しにしなければならない。
・いずれの「すれちがいMii広場」のすれちがいゲームも「ゲームコインを払ってすれちがいメンバーを補填する」という救済措置があってもすれちがい人口が減ればおもしろさは激減する。
次回予告
さて、「超ファミ珍EX」は次回の停車駅「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」へと軌道を戻…………したかったのだが、モタモタしている間にこいつが来てしまった。
「ポケットモンスター バイオレットDLC『ゼロの秘宝』前編『碧の仮面』」だぜ!!!
ついに来た!!来てしまった!!ゼルダティアキンもロクに遊べていないのに!!!
「ポケットモンスター スカーレット/バイオレット」の「エキスパンション・パス」のDLC「ゼロの秘宝」前編!!!「碧の仮面」!!!
「ポケットモンスター スカーレット/バイオレット」の本編では解明しきれなかった、「パルデア地方」に伝わるポケモンを結晶化させてタイプを変えたりパワーアップさせたりする「テラスタル現象」。その謎を解き明かすDLCが「ゼロの秘宝」だぜ。
その前編の舞台となるのは、パルデア地方を遠く離れた情緒豊かな田舎町「キタカミの里」。
こんなところに、テラスタル現象の秘密なんて隠されているのだろうかっ!?
ところがどっこい!!キタカミの里にもテラスタル現象や「テラレイドバトル」ができるテラスタル結晶洞窟が見受けられるのだ。
そして……「キタカミの里」の伝承に語り継がれる伝説のポケモン「オーガポン」も、ものすごいテラスタルの力を持っているのだったっ!!!
だが、こちらはもうストーリーはクリアして、「キタカミ図鑑」も完成間近!!
後は独断採点拳記事を書き上げれば、すぐにでもハイラルに戻れそうだぜっ!!もう少しの辛抱だあっ!!!
これより俺達超ファミコシ珍拳伝承者は、キタカミの里の伝承の真実を追いつつ観光と静養も兼ねてキタカミの里へまっすぐ直行する!!
それじゃ、次の停車駅までカラテを鍛えて待っていてくれよ。
オタッシャデー!!
【超ファミコシ珍拳EXPRESS 次回に続く!!!】