初めての方は【↓こちら】
あたたたたた~~~~~~~っっっ!!!
超ファミコシ珍拳創始者にして伝承者のかん帝だっ!!
すべての敵を撃ち貫き、打ち勝った強敵(とも)たちの技を受け継ぎ、
正義を貫いたロボットにして永遠のヒーロー、その名は「ロックマン」!!!
超ファミコシ珍拳伝承者のドワ王だぜっ!!
今こそ、最新ハードでよみがえるその激闘の歴史っ!!
2015年にニンテンドー3DSで「ロックマン クラシックスコレクション」、
2018年に「ロックマン クラシックスコレクション」のSwitch版と「ロックマン クラシックスコレクション2」が登場っ!!
同2018年には、「ロックマンX アニバーサリーコレクション1+2」も発売され、
そして2020年には「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」が発売っ!!!
これで、Nintendo Switchで「ロックマン」シリーズのナンバリングタイトル全てが遊べるようになったのだあ!!!
ドーモ!超ファミコシ珍拳伝承者にしてエターナル・ゲーマー・チャンピオンのザ・パートゥノです。
もっちろん、俺たちは全てのロックマンシリーズのコレクションタイトルを購入し、その全ての収録タイトルを制覇したッ!!
よって今回より、「ロックマン」とその名を受け継ぐヒーローたちの激闘を後世に伝承すべく
各コレクションタイトルおよびその収録タイトルを独断採点拳していくぜ!!!
今回より、無印「ロックマン」シリーズの独断採点拳「Age of “R”」、
「ロックマンX」シリーズの独断採点拳「Age of “X”」、
「ロックマンゼロ」「ロックマンゼクス」シリーズの独断採点拳「Age of “Z”」の三部作で独断採点拳をお届けするぜっ!!!
まずは、正義のヒーローロボット「ロックマン」と
世界征服をたくらむ「Dr.ワイリー」との10度にわたる戦いの軌跡、
「Age of “R”」からだッ!!あたたたた〜〜〜〜っ!!!!!
【ロックマンとDr.ワイリーの戦いの軌跡を追うのなら「続きを読む」を押すのぢゃっっ!!!】
【もくじ】
- キャラクター紹介
- 用語集
- 「ロックマン」シリーズの魅力!!
- ロックマン クラシックスコレクション1
- ロックマン
- ロックマン2 Dr.ワイリーの謎!?
- ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!!
- ロックマン4 新たなる野望!!
- ロックマン5 ブルースの罠!?
- ロックマン6 史上最大の戦い!!
- ロックマン クラシックスコレクション2
- ロックマン7 宿命の対決!
- ロックマン8 メタルヒーローズ
- ロックマン9 野望の復活!!
- ロックマン10 宇宙からの脅威!!
- 無印ロックマンシリーズ・超ファミ珍ベストゲーム決定!!!
- 移植されなかったシリーズ
- そして「運命の歯車」は再び動き出す!!
- さらに戦いは、100年の時を超える!!
キャラクター紹介
ロックマン (ロックマン1〜)
善良な科学者、Dr.ライトが開発したお手伝いロボット「ロック」が、
Dr.ワイリーの侵略を止めるべく自らの意志で改造を望み、
戦闘用ロボットに改造された姿。銃に変形させた腕から太陽エネルギーの弾丸を発射する「ロックバスター」が主武器。
倒したロボットの頭脳チップをロックバスターに搭載することで、ほかのロボットの能力を「特殊武器」として使用することができる。
地上を滑って素早く移動し、狭い隙間をぬけられる「スライディング(ロックマン3以降)」や、エネルギーを溜めてより強力なロックバスターを放つ
「ニューロックバスター(ロックマン4)」「スーパーロックバスター(ロックマン5以降)」など、
ロックマン自身にも度重なる強化が施されていく。
海外版の名前は、「ROCK」という単語にやや問題があるため「MEGAMAN」となっている。
Dr.ライト (ロックマン1〜)
トーマス・ライト。ロック、ロールを作ったロボット工学の権威。
善良な科学者であるがゆえに、ロックを戦闘用ロボットに改造したことに心を痛めつつも、
Dr.ワイリー (ロックマン1〜)
アルバート・W・ワイリー。ライト博士とは大学時代からのライバルだった科学者。
ライト博士の後塵を浴び続け、自分の研究をバカにされ続けた恨みから、
ライト博士のロボットを強奪して戦闘用に改造、世界征服に乗り出すも
「ロックマン」の活躍によって阻止された。こうして、ロックマンとDr.ワイリーとの10度以上に渡る長い因縁の戦いが始まったのである。
メディアミックス作品によっては格好いいところを見せるているようだが、
ゲームでは基本的に狡猾にして卑劣。世界征服の野望を叶えるためならいかなる手段をもいとわない。
そして、ロックマン3以降ではあの手この手でワイリー自身が黒幕ではないように見せかけ、ロックマンたちを翻弄する。
ロックマンとの最終決戦において、ワイリー自らが操縦する「ワイリーマシン」で戦うのがシリーズの恒例となり、
「ロックマン4」からはワイリーマシンに内蔵された脱出ポッド兼真の決戦兵器「ワイリーカプセル」で最後の戦いを挑んでくる。
そして、全ての最初兵器が破壊されたとき、最後に土下座して許しを乞うまでがシリーズ恒例となっている。
大の恐竜好きで、「ロックマン6」では念願の首長竜型巨大ロボット「メカザウルス」が登場。
そして「ロックマン9」でのワイリーマシン9号は、ついに恐竜型のワイリーマシンとなった。
ロールちゃん (ロックマン1〜)
Dr.ライトの作ったお手伝いロボットで、ロックの妹。
かなり気が強くしたたかな性格で、ロックマンをして
「ロールちゃんは、きびしいなあ…」「ロールちゃんには、かなわないなあ…」と漏らすほどである。(ロックマン7)
ラッシュ (ロックマン3〜)
「ロックマン2」でライト博士が開発した「アイテム1号〜3号」を元に、
複数の形態に変形する能力を持った犬型のサポートロボット。
ただし、基本形態である「ラッシュコイル」以外の形態に変形するには、ワイリーに奪われたラッシュアダプターを奪還する必要がある。
主な形態は、上に乗ると大ジャンプできる「ラッシュコイル(ロックマン3以降)」、
ロックマンを乗せてエネルギーの限り飛行できる「ラッシュジェット(ロックマン3以降)」。
また、「ロックマン6〜7」では、ついにロックマンと合体して大幅にパワーアップさせることができるようになった。
「ロックマン8」ではラッシュジェットで空中戦艦などに立ち向かうシューティング面で活躍したり、
一定時間無敵・高速移動が可能になるラッシュバイクへの変形、ラッシュジェットでアイテムを撒き散らしてくれる「ラッシュチャージャー」などの
さらなる活躍をしたが、これらの要素が「ロックマン9」以降に使われることはなかった。
ブルース (ロックマン3〜)
口笛と共に現れる、Dr.ライトが開発したロックマンのプロトタイプ、そして「兄」にあたるロボット。
音楽ジャンルとしての「ロック」も、「ブルース」から派生したものなので、「ロックマン」の兄が「ブルース」という名前なのは、実に理にかなっている。
試作型ゆえに動力炉に問題があり、機能停止寸前に「死期」を悟ったブルースは研究所を去り、行方不明に。
だがDr.ワイリーに拾われ、改造を施されて復活。「ロックマン3」では幾度となくロックマンに立ちはだかった。
が、その後はロックマンの正義の心を理解したのか、陰ながらロックマンたちを助けてくれる存在となった。
「ロックマン5」では、8体のロボット軍団を率いて破壊活動を行い、さらにライト博士を誘拐したが……………!?
「ロックマン7」では3つのステージの隠し部屋に現れ、ロックマンにアドバイスをくれる他、一度のプレイで3つの隠し部屋すべてに訪れると…………?
その後、Wiiウェア版「ロックマン9 野望の復活!!」にてDLCでプレイヤーキャラとして登場。ステージ開始時にはおなじみの口笛のあとに登場する。
続編の「ロックマン10 宇宙からの驚異!!」では最初からブルースも選択できるようになった。
海外版での名称は「PROTOMAN」。
Dr.コサック (ロックマン4〜)
ミハイル・セルゲイビッチ・コサック。名前からしてロシア生まれの科学者。
「ロックマン4」で、Dr.ワイリーに代わる新たなる悪の科学者として世界征服に乗り出し、
ロックマンに挑戦を叩きつけた。だが……?
カリンカ (ロックマン4)
Dr.コサックの一人娘。クラシック音楽を好み、お姫様になるのが夢。
外伝作品のボードゲーム「ワイリー&ライトのロックボード」では
プレイヤーキャラの一人として、マップ上にお城を建てまくった。
エディ (ロックマン4〜)
ロックマンのもとへアイテムを届けてくれる運搬ロボット。
「ロックマン4~5」では未完成のままDr.ワイリーの襲撃を受けてライト博士とはぐれてしまい、ロックマンを探して放浪していたが、その後回収され「ロックマン6」にも引き続き登場。
「ロックマン7」ではライトット(後述)と移動研究所「ビッグエディー」の登場により活躍が危ぶまれたが、
「ロックマン8」ではシューティング面で爆弾を投下するサポートキャラとして、
「ロックマン9」以降ではいつでもエディーを呼び出してアイテムを受け取れる「エディコール」というアイテムの登場により再び活躍の場を得た。
この「エディコール」で呼び出せる仕様こそが、「ロックマン4」当時未完成だったエディーの完成した姿ではないかと思われる。
ビート(ロックマン5〜)
いろいろあって改心し、ロックマンに協力してくれるようになったDr.コサックが開発した鳥型サポートロボット。
しかし、「ロックマン5〜6」ではビート単体のレーダーだけではロックマンの位置を割り出して駆けつけることができず、
Dr.ワイリーに奪われ各ステージに配置されたプレートを集め、集まったプレートからの信号を頼りにロックマンの場所を探知する必要があった。
最初は高い索敵能力をもって画面内の敵に片っ端から体当たりしていくサポートキャラだったが
さすがに強すぎたのか、「ロックマン7」以降ではアイテム購入により穴に落ちたときに引き上げてくれるサポートキャラに変更。
「ロックマン8」では、シューティング面でロックマンのチャージショットに合わせて正面に体当たりを繰り出すサポートキャラとして再び共に戦った。
また、「ロックマン6」ではDr.ワイリーが作った「ピート」というニセモノが敵キャラとして登場した。
ミスターX(ロックマン6)
謎の大企業「エックス財団」の代表者。突如「世界ロボット連盟」の会長として現れ、「世界ロボット選手権」を主催し、
その陰でDr.ワイリーを陰で操っていたスポンサーだと豪語し、世界ロボット選手権の
TOP8のロボットを奪って世界征服に乗り出した謎の男。
しかし、誰が見ても「あの男」の変装であることはバレバレである。もう少し変装をがんばって欲しかった。
ライトット(ロックマン7〜)
Dr.ライトに憧れて弟子入りを志願した助手ロボット。
台詞の語尾に「〜ダス」とつける癖がある、ロックマンファミリーのムードメーカー。
ロールちゃんにコキ使われる。
「ロックマン7」以降、「ネジ」アイテムを集めることでアイテムを作ってくれる。
「ロックマン8」ではシューティング面で花火バズーカを撃って援護するサポートキャラとして登場し、威力が高い。
フォルテ&ゴスペル(ロックマン7〜)
Dr.ワイリーがロックマンに対抗して作り出した「悪のロックマン」。
最初は「Dr.ワイリーと戦う正義のロボット」を名乗っていたが、
それはロックマンたちを油断させてライト博士の研究所に潜り込み、ロックマンのパワーアップデータを奪うための罠だった。
かくして、相棒の狼型ロボット「ゴスペル」と合体し、「ゴスペルブースト」という力を手に入れたが、それでもロックマンに勝つことはできなかった。
その後は、ワイリーの命令を無視して勝手にロックマンと戦っていたようだ。
しかし、それでもなおロックマンを倒せないフォルテに業を煮やしたDr.ワイリーは、やがて…………。
その後、スーパーファミコン版「ロックマン&フォルテ(クラシックスコレクション未収録)」で初のプレイヤーキャラクターとなり、
ほぼ同じ性能で「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」にDLCキャラクターとして登場した。
デューオ(ロックマン8)
はるか宇宙から「悪のエネルギー」と共に地球に飛来した「正義のエネルギー」がロボットの形で実体化したもの。
全身をエネルギー化して体当たりしたり、手だけをエネルギー化して「悪のエネルギー」を抽出・浄化することができる。
Dr.ワイリーが「悪のエネルギー」を発見した場所からロックマンが持ち帰り、
ライト博士の研究所で修理を受けたが、ロックマンが戦いの中で回収した「悪のエネルギー」に反応して復活し、研究所を飛び出す。
その後、駆けつけたロックマンを邪魔者とみなして攻撃したが、戦いの中でロックマンの正義の心を見いだし、その後ワイリーとの戦いに協力する。
すべての戦いが終わった後、ブルースにロックマンへの最後のメッセージを託し、ふたたび宇宙へと去っていった。
アーケード版「ロックマン パワーファイターズ(クラシックスコレクション未収録)」でプレイヤーキャラとして先行登場したが
デューオの正体や目的についてはエンディングでも明らかにされず、「すべては『ロックマン8』で明らかになる!!」と露骨な宣伝で終わっている。
用語集
太陽エネルギー
「ロックマン」の世界のほとんどのロボットに採用されているエネルギー源。
おそらく太陽電池を使用しているものだと思われる。
だが、中には火力発電や乾電池を動力としたロボットも存在する。
ロックバスター
ロックマンの基本武器。ロックマンの腕が砲塔状に変形して放たれる、太陽エネルギーを圧縮した光弾。基本的に3連射。
「ロックマン4」では、「ニューロックバスター」としてボタン長押しによる「チャージショット(ため撃ち)」が登場。さらに強力になった。
その後も「スーパーロックバスター」「ハイパーロックバスター」として、チャージショットもロックマンシリーズの定番となっていった。
特殊武器
ボスを撃破することで新たに取得できる武器。「ロックマン」シリーズを「ロックマンシリーズ」たらしめる要素。
基本的にロックバスターより有用な場合が多く、特定の敵やボスが弱点としている特殊武器もあるが、
特殊武器はエネルギー制限があり、回復には基本的に敵キャラが落としたり、ステージ内に配置されている
「武器エネルギー回復アイテム」の取得が必要となる。
E缶
「エネルギー缶」。「ロックマン2」以降に登場するストック型アイテムで
所持しているE缶を使用することでいつでもロックマンの体力ゲージを全回復することができる。
後のシリーズでは、ロックマンの体力と全ての特殊武器のゲージを回復できるがひとつしか所持できない「M(ミステリー)缶」、
選択した特殊武器のゲージひとつを全回復する「W(ウエポン)缶」も登場した。
エネルギーバランサー
通常、特殊武器の回復にはその特殊武器を装備しなければならず、通常のロックマンの時に武器エネルギー回復アイテムを取っても何も回復せず無駄になってしまうが、
エネルギーバランサーを持っていれば通常状態のロックマンでも武器エネルギー回復アイテムを取ることで
武器エネルギーの少ない特殊武器からエネルギーが回復するようになる。
ブーンブロック(出現ブロック)
「ブーン」という音とともに出たり消えたりするブロック。
初期作品では出現するブロックと背景が同じであることから、
「背景の壁の一部がせり出して足場になっている」 ことになっていたようだが、
後のシリーズではなにもない場所から突然ブロックがワープしてくるようになった。
「ブーンブロック」という名称は、「ロックマン10」のチャレンジモードから。
「ロックマン」シリーズの魅力!!
・プレイヤーキャラの抜群の操作性によって実現した、挑戦的難易度!!
・好きなステージを選択でき、クリアできなくても様々なステージが楽しめる!!
・倒したボスの「特殊武器」を入手し、その武器で他のボスの弱点を突いた時の快感!!
・一般プレイヤーからの応募を元に生まれた、魅力的なボスキャラクター!!(2以降)
・入手できる特殊武器・アイテムなども含めたステージ攻略順の戦略性!!
・主人公ロックマン、宿敵Dr.ワイリーをはじめ魅力的なキャラクター達!!
・カッコ良くてノリもいい、耳に残るBGM!!!
・姿勢を低くしながら高速で移動できる「スライディング」の爽快感!!(3以降)
・ボタン長押しで溜めて放つ「チャージショット」の爽快感!!(4以降)
ロックマン クラシックスコレクション1
☆これぞすべての原点!!ファミコン版ロックマンシリーズ6作品を戦い抜け!!!☆
Nintendo Switch『ロックマン クラシックス コレクション 1+2』プロモーション映像
ハード:Nintendo Switch
流派:ファミコンゲームコレクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたたた
サウンド:あたたた
キャラクター:───
ストーリー:───
難易度:あたたた(チャレンジモード)
お買い得度:あたたたた
快適度:あたたたた
お手軽度:あたたた
スーパーロボット「ロックマン」、その歴史はファミコン版から始まった!!
1987年に発売された1作目以降、あれよあれよと人気作になり、ファミコン版のナンバリングタイトルでは1994年の「ロックマン6」まで発売された。
その、ファミコン版ロックマンシリーズを1〜6までひとまとめにしてコレクションタイトルにしたのが
「ロックマン クラシックスコレクション1(以下「クラコレ1」)」だぜっ!!!
前述のとおり、本作は最初2015年にニンテンドー3DSで発売されたのだ。
しかし、「ロックマン7」以降のロックマンシリーズを収録した「ロックマン クラシックスコレクション2」の発売を記念して
2018年、Nintendo Switchに堂々移植されたのだあ!!!
「クラコレ1」では、ファミコン版を忠実に再現したメインゲームのほかに、
敵キャラのデータ・弱点武器を記載し、各ゲームの8大ボスとの戦いを練習することもできる「データベース」モード、
各ゲームのパッケージ、取扱説明書、キャラクターのイラスト、設定画、ラフ資料などなど余すことなく網羅した「ギャラリー」モードが各ゲームごとに用意されて実際盛りだくさん!!
特に、当時の取扱説明書がそのまま読めるのは、「ロックマン クラシックスコレクション1」だけだぜ!!!
メインゲームにも、プレイを快適にしてくれる新システムがいっぱい!!
いつでも中断セーブ・ロードができる上に、Lボタンを押し続けるとなんと時間が巻き戻る「巻き戻し(リワインド)機能」を搭載っ!!!
中断セーブ・ロードよりも手軽にやり直しができて、めちゃんこ快適なんだぜっ!!!あたたっ!!
「M2 ShotTriGgers」「Switch版SEGA AGES」などにも搭載され、今や職人移植集団「M2」の御家芸どころか
「ステートセーブ(中断セーブ)」と並んでレトロゲーム移植には欠かせない救済要素となった「巻き戻し機能」だけど、
「クラコレ1」の開発はなんとM2じゃないのだっ!!これは驚いたぜ!!ひでぶ!!
ここで、「ロックマン9 野望の復活!!」からの新しい伝統として「チャレンジモード」が「クラコレ1」にも搭載。
ワープゾーンで各シリーズの名ステージを行き交う特別なリミックスステージやボスラッシュに挑み、クリアタイムを競うのだ。
タイムに応じて、銅メダル・銀メダル・金メダルがもらえるぜ。なお、当然だがチャレンジモード内では巻き戻し機能は使えないぞ。
なんと言っても目玉は、ファミコン版に限定した「クラコレ1」だからこそできた、シリーズの垣根を超えたリミックスステージ!!
こいつは「クラコレ2」や他のロックマンシリーズのコレクションタイトルにも例がないぜっ!!
もちろん、シーンごとのシリーズによってチャージショット・スライディングの有無、使える特殊武器も変わるんだぜっ!!
いきなり全てのチャレンジステージをプレイする事はできず、一定のステージをクリアしていくことで少しずつステージが解禁されていくのだ。
中には、ロックマン1~6のすべてのボスと連戦する、ロックマンシリーズのコレクションタイトルでも類を見ない極限のチャレンジも!?
クリアできたやつはいるのかあ~~~っ!??
チャレンジモードは、オンラインランキング、リプレイ保存にも対応。
オンラインランキングからトッププレイヤーのリプレイを閲覧することもできる……
んだけど、俺の「クラコレ1」ではなぜかエラーが出て見られなかった。君の家でもそうかな?
移植度も遊びやすさも文句ナシ!!さらにギャラリーやチャレンジモードも充実!!
Nintendo Switchなら携帯もできる!!まさに、ファミコン版ロックマンシリーズの永久保存版だあ!!!
では、ここからはファミコン版全6シリーズを個別に独断採点拳していくッ!!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・中断セーブと巻き戻し機能で、誰でもエンディングまで完全保証!!
・ギャラリーモードでは、当時のパッケージや取扱説明書まで閲覧できる!!
ひでぶ秘孔:
・チャレンジモードは難易度が高く、マニア向け。
・チャレンジモード・オンラインランキングのリプレイが再生できない。
・チャレンジモードのリミックスステージでは、同じシーンが何度も使い回されがち。
・タイトル画面、メニュー画面のBGMはプレイステーション移植版のアレンジBGM。
ロックマン
☆スーパーロボット・ロックマン出動!!全ての戦いがここから始まった!!☆
ハード:ファミコン/Nintendo Switch/ニンテンドー3DS
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたた
持続性:あたた
サウンド:あたた
キャラクター:あたた
ストーリー:あたたた
難易度:あたたた
お買い得度:あたた
快適度:あたた
お手軽度:あたた
悪の科学者Dr.ワイリーが、善良な科学者Dr.ライトの6体のロボットを奪って改造し、
世界征服に乗り出した!!Dr.ライトのお手伝いロボット、「ロック」はロボットたちを取り戻すために
自ら戦闘用ロボット「ロックマン」へと改造されたのだった!!
こうして、正義のスーパーロボット「ロックマン」とDr.ワイリーとの10度以上に渡る世界の平和を賭けた戦いがはじまったのだっ!!!
なんと言っても、その魅力は初代「ロックマン」の時点で完成されていたアクションの操作性!!
キビキビ動いて、ジャンプ中の若干の落下制御もできて、ほぼ思い通りに動かせる!!
すり足でちょっとずつ動いて、足場ギリギリからジャンプしたりもできる!!!
よく難易度の高さで比べられる同カプコンのファミコン版「魔界村」と比べても、その進化はケタ違いだあ!!「ロックマン」の挑戦的な難易度は、その操作性の高さだからこそ可能になった物だと言えるっ!!
そして、「ミスしたのはプレイヤーの失敗であり、システムや操作性の悪さのせいではない」と納得できる完成度の高い難易度を初代から実現させたのだっ!!!
その完成度の高さは、6作品にわたりグラフィックが進化していっても、ロックマンのグラフィックだけは「ロックマン6」まで一切変わらなかったことが証明しているぜっ!!
そして、ロックマンシリーズの魅力である「最終ステージ以外の好きなステージを選択できる」「倒したボスの特殊武器を使用できる」
「手に入れた特殊武器で他のボスの弱点を突いて倒す」「最終面では今まで倒したボスが復活する」
といった各要素は、この1作目の時点で完成されていたのだあっ!!
あとは、新アクションや新キャラクターを追加し、グラフィックやサウンドをシリーズごとに改良していったのだっ。
「ロックマン」開発当時、制作スタッフのひとりがコナミの「悪魔城ドラキュラ」を「何がおもしろいのか」わかるまで指がボロボロになるまでプレイして、
「ロックマン」の制作に活かしたというエピソードも、有名だぜっ!!
だが、当時のROMの容量はそうとうカツカツだったらしく、当初は1作目から8体だったボスも製品版では6体に減り、今見るとステージマップの使い回しも目立つ。
さて、容量の都合で削られていしまったボスの片方は、木工用ボンドをモチーフとした
「ボンドマン」というやつだそうだが、俺は、ボンドマンの魂だけは製品版にも生きていると思っている。
エレキマンステージに隠されている、初代「ロックマン」で唯一ボスを倒さずに手に入る特殊武器、ある意味サポートアイテムの元祖と言える「マグネットビーム」。
攻撃はできないが、長ーーいビームを発射して、その上に「くっついて」歩くこともできちゃうこの武器。
もしかしたら、これは本当は「ボンドビーム」、すなわちボンドマンから獲得できるはずだった武器なのではないだろうか!?
話がそれたが、「ロックマン」初期作品は難易度の高さでも有名だけど、1作目で特に手強いのがワイリーステージ最初のボス「イエローデビル」!!!
巨大な体をブロックに分離させてカッ飛んできて、避けづらいことこの上ない上に攻撃が通用するのはブロックが合体して目を開けた一瞬だけ!!!
「ロックマン2」から実装された「E缶」もまだない中、その戦いは壮絶を極めこの「イエローデビル」で投げ出したプレイヤーも多いと聞くっ!!あわびゅっ!!!
だが!!ここでロックマン1でのみ使えるヒサツ・ワザ(必殺技)をインストラクションだ!!
「イエローデビル」の弱点は、「エレキマン」の武器「サンダービーム」だ。
とにかくブロックが合体して、イエローデビルが目を開くまで待ち、サンダービームを撃つ!!
そしてサンダービームがイエローデビルの目に当たったら、ポーズボタン(クラコレ1ではRボタン)を連打するんだ!!
この時、早く連打しすぎないでリズム良く連打するのがコツだ。
するとどうだ!!ポーズボタンを連打し続けるとサンダービームがゆっくりイエローデビルの目玉を貫き、どんどんダメージが入っていくではないか!!
これで君は、イエローデビルがサンダービーム一撃で倒れる姿を拝むことができるだろう。
他の特殊武器、他のボスでもできないことはないけれど、いちばん有名な使いみちはこのイエローデビルだろう。
あと、この技はなんと「クラコレ1」チャレンジモードでのイエローデビルタイムアタックでも使えるぜ!!
……オレと「ロックマン」シリーズとの出会いは、オレが幼い頃、そしてオレの親の世代から始まっていた。
オレの親が「ロックマン」開発者と知り合いだったらしく、「ロックマン」一作目 のソフトを譲ってもらい、
そして親子二代にわたってロックマンシリーズにのめりこんでいくのだった。
忘れもしない。幼かったオレが親と共に見た「ロックマン」の最後、Dr.ワイリーとの最初の戦いを終えたロックマンが
お手伝いロボット「ロック」の姿に戻り、ライト博士の研究所へ帰っていく姿を、涙と共に見送った日を……!!!
もっとも、オレが自力で「ロックマン」をクリア出来るようになるのはもっと先の話だったのだっ。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・完成された操作性とシステム!!
・一作目からアツくメロディアスなBGM!!
・印象的なエンディング!!
・無印シリーズで唯一、スコア(得点)の概念と、2周目以降のゲームがある!!
ひでぶ秘孔:
・ステージマップの使い回しが多い。
・当時としては仕方ないとは言え、背景がさびしい。
・難易度が高く、特に終盤にボス「イエローデビル」は攻略法を知らないと挫折必至。
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎!?
☆強敵ワイリー・ナンバーズ襲来!!8大ボスとの死闘が待つ!!☆
ハード:ファミコン/Nintendo Switch/ニンテンドー3DS
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたたた
お買い得度:あたたた
快適度:あたた
お手軽度:あた
悪の科学者Dr.ワイリーの野望を粉砕し、世界の平和を守ったロックマン。
だが、平和は長くは続かなかった。復讐に燃えるDr.ワイリーは
自ら世界征服のためのロボット軍団「ワイリー・ナンバーズ」の8体のロボットを作り出し、
ふたたびロックマンに挑戦を挑んだのだった!!!
前作のエンディング曲から一転、ビルの画面がどんどん上昇していき、
ビルの屋上にはヘルメットを外したロックマンが髪をなびかせ、そして「ROCKMAN2」のタイトル画面が現れる!!!
かくして、前作「ロックマン」の好評を受けて、シリーズ第2弾「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎!?」が登場したのだあっ!!!
スタートボタンを押せば、ロックマンの頭にヘルメットが装着され、新たなる戦いに旅立つっ!!アツいぜ!!
「ロックマン2」は、無印ロックマンシリーズの中でも最もアツいゲームとも言われているぜっ!!
アクション、キャラクター、難易度、BGM、ボリューム、すべてが大幅にパワーアップしたのだあっ!!!
そして忘れちゃいけない!!「ロックマン2」以降、ロックマン8までシリーズ恒例となった
「一般プレイヤーからのボスキャラ募集」が始まったのも「2」からなんだぜ。
そして、「2」では最大4個までストックできる回復アイテム「E缶」も初登場っ!!
また、前作の「マグネットビーム」に代わるお助けアイテムとして
プロペラ付き足場の「アイテム1号」、エネルギーの限りロックマンを乗せて飛んでいく「アイテム2号」、ロックマンを乗せて壁を上下する「アイテム3号」の
3つのサポートアイテムが新登場っ!!こいつを使いこなせば難関ステージの攻略もラクになるが、
使いこなせないと終盤戦で苦労するぜっ!!たわば!!
これら3つのサポートアイテムは、それぞれ獲得できるステージが決まっているんだ。
これにより、ステージ攻略の戦略性はさらにアップしたぜ!!
だがもちろん、ゲームの難易度もボスの強さも大幅にパワーアップっ!!!
特にむずかしく、かつアツのが「クイックマン」ステージっ!!!
左右から高速で迫りくる即死レーザーを間一髪でかわしながら落下していくのだっ!!!
「フラッシュマン」を倒すと入手できる「フラッシュストッパー」を使えば、道中の即死レーザーも時間停止でやり過ごせるが、
クイックマンの弱点もフラッシュストッパーなのだ。そしてクイックマンはロックマン2のボスの中でもスピードと手強さがピカイチ!!
道中でフラッシュストッパーを使い切ってしまうと、今度はボス戦でう~~~~んと苦労させられるのだあっ!!あわびゅっ!!
クイックマンステージの即死レーザーの場面は、「クラコレ1」のチャレンジモードの各リミックスステージでも多用されている。
しかもリミックスステージではこの場面だけ特殊武器が使用できないのだ。フラッシュストッパーに頼らず、
自力でクリアできるように練習したほうがいいと思うぜ。
しかし、あらためてプレイしてみると、E缶やサポートアイテムを使ってゴリ押しするのが前提の難易度になっていて、
慣れれば全く歯が立たない難易度ではないものの、かなり荒削りな印象。ノーコンティニュークリアは至難の業だぜっ!!ひでぶっ!!!
特に、特殊武器を一気に全回復する方法がゲームオーバーになってコンティニューする以外にないため、
ワイリーステージ終盤のあるボスでそのボスの弱点武器を使い切ってしまうと、もはやわざと死んでコンティニューするしかなくなるのだっ!!!たわば!!
ボスの弱点武器の法則もめちゃくちゃで、あるボスの特殊武器が獲得できるボス本人も含めて3体ものボスに有効だったりするのだ。
これも、Dr.ワイリーとの決戦直前のボスラッシュで対ワイリーマシン用の弱点武器を残しておけるようにするためのせめてもの配慮だろう。
本作最大の敵・「ワイリーマシン2号」の弱点は「クラッシュマン」の「クラッシュボム」だぜっ!!
だけど当て方にコツがあって、ボム自体をワイリーマシンのコクピットには直撃させず、コクピットのすぐ下あたりを狙って
クラッシュボムの爆風をコクピットに当てるのだ。「2」まではボスにダメージを与えた時の無敵時間がないので
爆風が多段ヒットして大ダメージを与えられるぜっ!!
…………そこまで、「クラッシュボム」が残っていればの話だけれど。
もしもクラッシュボムも、E缶のストックもない場合、ワイリーマシン2号は全シリーズの中でも最悪クラスのボスと化すっっ!!!
第2形態のバウンド弾がほっとんど回避不能なのだあっ!!あわびゅのびゅっ!!!
しかも、ワイリーマシン2号を倒した後も、ゲームは終わらない!!!
果たしてDr.ワイリーの正体とは…………!??
そんなこんなで、まだまだ荒削りな部分も多いけれど、「ロックマン2」はロックマンシリーズの中でも多くのプレイヤーの心に刻まれ、
2000年代にはカバー曲「思い出は億千万」やロックマン2をテーマにした楽曲「エアーマンが倒せない」などの曲がニコニコ動画で大ヒットしたんだぜ。
…………そして、「エアーマンが倒せない」からも10年以上が経過した今、
「ロックマン クラシックコレクション1」では「巻き戻し機能」を携えたLボタンが君の、ロックマンの最強の味方となった。
巻き戻しは何度でも使えるから、あの日挫折した君も、今からはじめてプレイする君も、もう最後までとっておく必要なんて無いぜ!!!
「1」のエンディングも良かったが、「2」のエンディングもこれまた味わい深く、ゲームクリアの感動をさらに盛り上げてくれるぜ。
ぜひ、がんばって「クラコレ1」の収録作品だけでも全6作品エンディング制覇までがんばって欲しい!!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・ボスが8体に増えて、ゲームのボリュームがアップ!!
・強力なサポートアイテム3種の登場で、ステージ選択の戦略性がアップ!!
・もちろん音楽やグラフィックも大幅にパワーアップ!!
・頼れる回復アイテム「E缶」が初登場!!
・ロックマンシリーズ史上最もアツく、激しく、そして愛された作品!!!
ひでぶ秘孔:
・難易度はかなり荒削りで、ノーコンティニュークリアは至難の業。
・武器エネルギーを回復する手段に乏しく、敵が出てこない場面では武器エネルギーが回復できないし、全回復させるには一度ゲームオーバーになってコンティニューするしかない。
・そのため、ボスラッシュ後のワイリーマシン2号との決戦では弱点武器のエネルギーが残ってない、なんてことも。
・ボス同士の弱点武器の関係がめちゃくちゃで、3体のボスに対して弱点となる武器があるのは「2」だけ。
ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!!
☆星々をめぐる戦い、そして「兄」ブルースとの再会!?☆
ハード:ファミコン/Nintendo Switch/ニンテンドー3DS
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたた
お買い得度:あたた
快適度:あたた
ロックマンとの2度の戦いに 敗れたDr.ワイリーは、とうとう改心し(?)、Dr.ライトと協力して
惑星開発用巨大ロボット「γ(ガンマ)」の開発を行なっていた。
だが、ガンマの起動に必要なエネルギーを採掘していた8つの惑星に、謎のロボット軍団が襲来っ!!
かくして、ロックマンシリーズは3作目にして宇宙を股にかける壮大さではじまるぜ!!
でも、ステージ選択画面は「2」でフォーマットかされた形式のまま。
ストーリーの説明もゲーム内にはなく、説明不足感があるし、宇宙を旅している感もないぜ!!ひでぶ!!
さて、「ロックマン3」ではいよいよ「アイテム1〜3号」をさらに発展させた新キャラクター「ラッシュ」が登場っ!!上に乗ると大ジャンプできる「ラッシュコイル」が最初から使える上に、
特定ステージクリアでラッシュアダプターを入手すれば、水中を自在に移動できる「ラッシュマリン」、空中を自在に移動できる「ラッシュジェット」にパワーアップだ!!!
「ロックマン3」で初登場のラッシュジェットは、後のシリーズとは違い上下左右に移動でき、
「アイテム2号」のようにロックマンを乗せてひたすら前進するようになるのは「4」からなのだっ。
そして!!ロックマンが向かう数々の惑星で立ちはだかるロックマンの兄「ブルース」も初登場っ!!!
口笛と共に現れ、この時はロックマンの敵として、ステージ内で襲いかかってくるのだっ!!!
BGMも、グラフィックも、ゲームのボリュームもますますグレードアップ!!!
今回から、8ボスをすべて倒してもまだ黒幕の登場、とはいかないのだっ!!
8ボスをすべて倒すと、「スネークマン」「ハードマン」「タップマン」「ニードルマン」のステージが変化っ!!
ひとつのステージ内に、2体の「ドクロボットK-176」が現れる「ドクロボットステージ」がはじまるのだっ!!
ドクロボットは、前作「ロックマン2」に登場した8ボスのデータをインストールして、それぞれのボスの攻撃を再現してくるのだあっ!!!
まさかの前作8ボスの復活!!その手強さに、ロックマン2のボスたちがいかに優秀だったか思い知らされるぜ!!
とーぜん、前作とは入手できる武器も違うから、弱点武器も変わるのだ。
だけどドクロボットにはそれぞれ弱点武器が2種類ずつあるぜ。
ちまたでは「『ロックマン3』から難易度が下がり始めた」と言われることが多いが、
とんでもない!!この「ドクロボットステージ」のおかげで、ロックマン3はまだまだ難しいのだっ!!
hmmm……敵は「宇宙から現れた謎の敵」って設定のはずなのに、ナンデ「ロックマン2」のワイリー・ナンバーズのデータを持っているんだ?
やっぱり今回も黒幕は………いや、そもそもサブタイトルが「Dr.ワイリーの最後!?」ってなっている時点で…………!!
当時は、「Dr.ワイリーの最後!?」のサブタイトル通り、この「ロックマン3」でシリーズを完結させるつもりだったようだ。
だが、シリーズの好評によりその後もシリーズや派生作品がどんどん作られていったのはみんなも知ってのとおりだ。
ゲーム終盤には、あの「イエローデビル」が「mk.2」になって帰ってくるぜっ!!!
そして、死闘の果てには「Dr.ワイリーの最後!?」のサブタイトル通りの展開を匂わせる衝撃のラストがっ!!!
果たして、本当にDr.ワイリーは死んでしまうのか!?そしてロックマンの運命は!?
ぜひとも、その結末をキミの目で確かめてくれッ!!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・頼もしいサポートロボット「ラッシュ」が初登場!!
・ロックマンの兄「ブルース」が初登場、ドラマ性がアップ!!
・「ドクロボットステージ」の出現により、ゲームのボリュームがアップ!!
ひでぶ秘孔:
・オープニングデモなどがなく、ストーリーが分かりにくい。
・「タップマン」の特殊武器「タップスピン」がほぼ体当たり攻撃の上に攻撃判定が狭く攻撃時間も短すぎて非常に使いにくい。
ロックマン4 新たなる野望!!
☆Dr.コサック襲来!!唸れニューロックバスター!!!☆
ハード:ファミコン/Nintendo Switch/ニンテンドー3DS
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたた
お買い得度:あたた
快適度:あたたた
…………まあ、そんなわけでDr.ワイリーは改心などしておらず、 すべては巨大ロボット「γ(ガンマ)」をワイリーのものにするための周到な計画だった。
そのDr.ワイリー3度目の野望もロックマンによって阻止され、やがてDr.ワイリーには死亡説が流れ、今度こそ平和が戻ったかに思われた。
……だが!!新たに「Dr.コサック」と名乗る科学者が「コサック・ナンバーズ」と呼ばれるロボット軍団を率いて
世界征服に乗り出し、ロックマンに挑戦を叩きつけた!!
これに対しDr.ライトは、ロックマンに太陽エネルギーをチャージしてより強力なロックバスターを放つ
「ニューロックバスター」を搭載。コサック・ナンバーズ撃破に向かわせたのだった!!
今回の「ニューロックバスター」の追加により、ついにラッシュ、スライディング、そしてチャージショットと今日のロックマンまで受け継がれる基本要素が完成したっ!!
今回は、ついに復活したオープニングデモでゲーム内で初めてロックマン誕生の物語が描かれる!!
そして列車の上に乗って、新たな戦いに向かうロックマンの姿がこれまたカッコいいんだぜっ!!
そして、新サポートキャラ「エディー」の登場により、ステージ内でアイテム補給のサポートが受けられるようになった!!
エディーが出してくれるアイテムはなにが出るかはランダムだが、エディーが出したアイテムを取らずに
エディーのいる部屋に入り直すと、エディーが別のアイテムを出してくれるので、目当てのアイテム(主にE缶)が出るまでアイテムを取らずに何度も部屋に入り直すのが基本だぜっ!!
もちろん、グラフィック、サウンドもますますパワーアップっ!!
ファミコン版ロックマンシリーズは、ここにひとつの完成形を迎えたのだっ!!シュテムターン!!
新キャラクター「Dr.コサック」の登場により、ドラマ性もさらにアップ!!
今回からロックマンの兄「ブルース」も、ロックマンたちの味方として活躍するようになるぜっ!!
果たして本当に、Dr.コサックは悪の科学者なのか?それを確かめるのは、キミなんだぜっ!!!
ゲームの難易度は、本作から「ロックマン6」までどんどん下がっていくのだが、本作はどうにか難し過ぎず、カンタンすぎず絶妙なバランスを保っている印象だぜ。
しかし、本作からボスにダメージを与えた後に無敵時間が発生するようになり、「3」までのようにロックバスター猛連射で
一気に体力を削る、ということができなくなり、ロックバスターのみで戦う場合はより一撃のダメージが大きいチャージショットの意義が上がってくるのだ。
また、ボスの体当たりで受けるダメージが大きいのにも注意が必要だぜ!!
特に、「フラッシュストッパー」でロックマンの動きを止めてから大ジャンプで体当たりしてくる「ブライトマン」は強敵だぜっ!!ひでぶっ!!
逆に、ロックバスターを当てる→ボスのジャンプの下をくぐる、の繰り返しで誰でもカンタンに完封できる「トードマン」は、
ロックマン史上最弱ボスの汚名も仕方ないカンタンさだ。画面全体を攻撃でき、ブライトマンにも有効で便利な特殊武器「レインフラッシュ」が手に入ることもあり、
最初に戦うボスとしてはうってつけだが真のアクションゲーマーならば「ドリルマン」からクリアしていくのがオススメだ。
「ドリルマン」を倒せば、「ラッシュジェット」が手に入るからね!!
そして……8ボスを倒し、Dr.コサックを破り、その先に待つ真の黒幕との真の最終決戦BGMは、
ロックマンシリーズの最終決戦BGMの中でも屈指のカッコ良さだぜっ!!!ちにゃ!!
また、取らなくてもクリアはできるのだが、「ファラオマン」ステージに隠された「バルーン」と
「ダイブマン」ステージに隠された「ワイヤー」というふたつの隠しサポートアイテムがある。
「バルーン」は「ロックマン2」のアイテム1号に似ている少しだけ上昇して消える空中足場、
「ワイヤー」は 天井まで伸ばしてロックマンを天井に引き上げることができるんだ。
池原しげと先生の公式マンガ版「ロックマン4」では、「ワイヤー」がアクションシーンでやたら活躍してしていたのが印象的だったぜ……!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・「ニューロックバスター」の登場により、ついにチャージショットが可能に!!
・新キャラクター「エディー」の登場により、ステージ内でのアイテム補給が可能に!!
・グラフィック、BGMはさらにパワーアップ!!特にラストバトルのBGMが最高!!
・コサックナンバーズの8ボスのカッコよさはシリーズ屈指!!
・3ではなくなったオープニングデモが復活し、ゲーム内でロックマン誕生秘話が描かれる!!
ひでぶ秘孔:
・ボスの体当たりダメージが大きい。
・手強いボスとカンタンなボスの落差が激しい。特に、トードマン。
・隠されたふたつのサポートアイテムの影が薄すぎる。取らなくてもクリアは可能。
ロックマン5 ブルースの罠!?
☆燃えろスーパーロックバスター!!ブルースの正体を暴け!!☆
ハード:ファミコン/Nintendo Switch/ニンテンドー3DS
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたた
お買い得度:あたた
快適度:あたたた
Dr.コサックとの戦いを終え、やっぱり生きていた上にコサックに罪をなすりつけようとしていたDr.ワイリーの野望を4度阻止したロックマン。
だが、やはり平和は長くは続かなかった。ある日、謎の8体のロボットが街を破壊し始めたのだ!!
さらに、ロックマンが対処に当たっている間に、何者かにライト博士がさらわれてしまった!!!
研究所に駆けつけたロックマンの手に降ってきたものは、見覚えのある黄色いスカーフ…………
「ブルース!?」
新たなる敵の正体は、本当にロックマンの兄、ブルースなのか?
真実を突き止めるため、ロックマンたちは5度目の戦いに挑む!!!
ファミコン版の「ロックマン」シリーズは、本作から大幅に難易度が下がり始める。
それでも、初見でラクラククリアできるほど甘くはないのだが……
プレイステーションにファミコン版のロックマンシリーズが移植された際、「ロックマン5」のケースの裏に
「やさしいムズかしさ!?」とか書かれていたのを、オレは忘れないぜっ!!あわびゅっ!!!
そんな中、ロックマンはさらにパワーアップっ!!!
「ニューロックバスター」から、「スーパーロックバスター」にパワーアップし、チャージショットがさらに大きくなったのだっ!!
チャージショットの発射音も、シリーズで一番痛快だぜっ!!!
また、ひとつしか所有できないがロックマンのHPと全特殊武器エネルギーを全回復できる新アイテム
「M(ミステリー)缶」が初登場!!むしろナンデ5作目まで特殊武器をいつでも回復できるアイテムがなかったのか?
前作の「バルーン」「ワイヤー」よりもさらに影が薄いが、本作だけの新サポートアイテム「スーパーアロー」も登場っ!!
発射してから飛び出すまでの間に上に乗ることができ、高速飛行可能な上に吸盤で壁にくっついて足場にもなるのだっ。
攻撃力はないが、意外なボスの弱点武器として使えることも…………!?
そして、Dr.コサックが作ってくれたあらたな鳥型サポートロボット、「ビート」が初登場!!
8ボスの各ステージに隠された、「R」「O」「C」「K」「M」「A」「N」「5」のパネルをそれぞれ集める必要があるが、
ビートは画面全体の敵を追尾して攻撃してくれるのでめっちゃんこ便利なんだぜっ!!
だが、この「ビートがめっちゃんこ便利」ってのがこれまたクセモノで、「ロックマン5」の難易度低下にさらに拍車をかけてしまっている。
ステージ内でも便利なだけでなく、ゲーム終盤のボスのいくつかは「ビート」が弱点となっており、
ビートを飛ばしておけば勝手に体当たり攻撃してくれるので、ロックマンは攻撃をかわしながら眺めていればいいのだ。
また、「グラビティーマン」の特殊武器「グラビティーホールド」は画面全体のザコ敵を重力反転で上空に吹き飛ばす武器なので
これがあれば道中でビートを使う意義もあまりない。
その「グラビティーマン」ステージの重力反転ステージや、「スターマン」ステージでの宇宙ステーション内で重力が少なく大ジャンプができるステージ、
「ウェーブマン」ステージのジェットバイクで疾走するステージなど、ステージギミックには凝ったものが多いぜっ!!
とーぜん、グラフィックやサウンドも絶好調で、オレは「チャージマン」ステージの曲がお気に入りだぜ!!
「ロックマンシリーズは5から難易度が下がった」とはよく言ったもので、実際そうなのだが
「ロックマン5」発売当時1992年、時代はすでにスーパーファミコンに移行しつつあり、
カプコンはスーパーファミコンでの新シリーズ「ロックマンX」の発売を翌1993年に控えていた。
ロックマンシリーズが日和った、というよりは「ロックマンX発売に合わせ、ユーザーの棲み分けを行う」という意図もあったのかもしれない。
池原しげと=センセイの「コミックボンボン」での「ロックマン」公式コミカライズも絶好調で、すっかり子供達の人気者になったロックマンは、
無印ロックマンシリーズは子供向けに、そして初代からやり続けてきたマニアにはスーパーファミコンでロックマンXをプレイしてもらう、というわけだ。
だが、誰がなんと言おうともオレにとって「ロックマン5」が特別なシリーズタイトルであることは誰にも譲れない。
オレが発売当時誕生日に買ってもらい、産まれてはじめて自力でクリアできたロックマンシリーズが「ロックマン5」だったからだ。
それ以外のシリーズは、そこから時間が経った後中古のカセットで買い揃えてプレイしていたのだ。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・難易度が低下し、小さい子供でも遊びやすくなった!!
・新サポートキャラクター「ビート」が登場し、さらにゲーム終盤では大活躍!!
・「ニューロックバスター」から「スーパーロックバスター」にパワーアップし、チャージショットがさらに強力に!!
・ステージのロケーションやギミックがさらに多彩に!!
ひでぶ秘孔:
・やはり初代〜3あたりからやりこんできたプレイヤーには物足りない難易度。
・ビートがあまりにも便利すぎる。
・飛び乗って大ジャンプした後、さらにロックマンがジャンプすることでより高く飛べる「ニューラッシュコイル」の新仕様は不評だったようで、次回作から元の仕様に戻った。
ロックマン6 史上最大の戦い!!
☆真の黒幕Mr.X!?世界最強のロボットが立ちはだかる!!☆
ハード:ファミコン/Nintendo Switch/ニンテンドー3DS
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたた
お買い得度:あたた
快適度:あたた
やっぱり黒幕だったDr.ワイリーの変身能力を持つ暗殺ロボット「ダークマン4号」による「にせブルース」作戦は
本物のブルースが現れたことによって失敗に終わり、ワイリーは5度目の敗北を喫した。
これにより自信を喪失した(?)ワイリーは、ついに科学者として引退を決意。今度こそ世界に平和が訪れたかに思われた。
その後、世界ロボット連盟の会長に突如就任した謎の男「ミスターX」は、「ロックマンのような平和を守るロボットを世界に!」という宣言のもと
世界最強のロボットを決定する「第1回世界ロボット選手権」を開催。
だが、ミスターXは自らDr.ワイリーを影で操っていたスポンサーだと豪語し、
世界ロボット選手権の上位8体のロボットを奪い、その力をもって世界征服に乗り出したのだった!!
ミスターXの野望を砕き、その正体を暴くべく、ロックマンは世界中から選び抜かれた史上最強のロボットたちとの戦いに赴く!!!
というわけで、ファミコン版最後のロックマンシリーズ、そして「ロックマン クラシックスコレクション」最後の収録作品の登場だ。
「世界ロボット選手権」というテーマの通り、恒例の「ボスキャラ募集」も全世界から投稿され、選び抜かれたのだっ!!
ファミコン最末期に発売されただけあって、グラフィック、サウンドはシリーズ最高峰だぜ!!
8ボスも各ステージも、世界各国の風景をモチーフにしたものになっているのだっ。
本作のBGMでは、「ヤマトマン」「トマホークマン」ステージの曲がお気に入りだぜ!!
そして、ラッシュコイル、ラッシュジェットが使えなくなったが、
ついにロックマンはラッシュと合体できるようにパワーアップっ!!!
特定のステージをクリアしてアダプターを手に入れれば、特定のブロックをチャージパンチで砕ける「パワーロックマン」、
ジャンプ中にブースター発動でさらに高く飛べる「ジェットロックマン」の2種類の形態に合体っ!!これぞ男のロマンだぜ!!ちにゃ!!!
画面内の敵に体当たりしてくれる「ビート」も引き続き登場!!
だが、ビートを使うためには8ステージ中4つのステージに隠された「B」「E」「A」「T」パネルを見つける必要があるが、
各パネルは、特定のステージのもうひとつのボスの部屋への入り口を見つけ、そこでボスを倒すことで獲得できるのだ。
パネルをもつもうひとつのボス部屋への入り口は、「パワーロックマン」「ジェットロックマン」のどちらかを使わなければ行けない場所にあるので
アダプタが揃っていれば見つけるのは難しくないだろう。
さらに、「トマホークマン」ステージには、ブルースが「エネルギーバランサー」をくれる隠し部屋があるっ!!
これがあると、特殊武器を装備していない時に武器エネルギーアイテムを取ると、武器エネルギーが少ない順から回復していくようになるのだ。
BEATパネルが手に入る真のボス部屋とは異なる方向になるが、隠し部屋から引き返して真のボス部屋に挑むこともできるぞ。
というわけで、さまざまな隠し要素を手に入れるためには「パワーロックマン」「ジェットロックマン」の両方の力が必要になるんだ。
一般的な攻略方では、「ブリザードマン」から攻略していくのが定石と言われているが、それの攻略順では「パワーロックマン」が手に入る
「フレイムマン」が一番最後になってしまい、BEATパネル集めなどが二度手間になってしまう。
なので、まず最初に頑張って「フレイムマン」からクリアして、そこから「ブリザードマン」→「プラントマン」……と進めると
フレイムマンからパワーロックマン、プラントマンからジェットロックマンが獲得できて効率よく攻略が進められるぞ。
ただ、やはりゲームの難易度はやや低めで、特にボスキャラはパターンにハメやすくあまり難しくない。
終盤に出てくる戦車型のボス、大きさからして中ボスかと思った。
弱点武器があればゴリ押しできてあんまり強くないし。
ただ、「ロックマン6」を語る上でコミックボンボンで連載された池原しげと先生の公式コミカライズ版の話は、欠かすことはできないだろう。
とにかく8ボスの掘り下げがすごくて、「ケンタウロスマン」にある設定変更を入れたことによって
「ケンタウロスマンはナイトマンの『ナイトクラッシャー』に弱い」という設定にこれ以上ない納得できる理由をつけたのはお見事だぜっ!!!
そして、幾度となく悲しみを背負いながらも戦い続けたロックマンは、やがて倒した8ボスの魂を「8頭の龍」としてその背に掲げ
ミスターXとの戦いに挑むクライマックスは忘れられないぜっ!!!機会があれば、是非読んでみてくれっっ!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・ファミコン最末期の極まったグラフィックとサウンドは、1作目と比べると雲泥の差!!
・ラッシュとのロマンあふれる合体パワーアップ!!そして、合体により探索要素もアップ!!
・「エネルギーバランサー」がファミコン版シリーズで初登場!!
ひでぶ秘孔:
・難易度は全盛期にくらべて、やはり低め。ボスの攻撃パターンも単調。
・チャージショットの発射音が通常のロックバスターと同じになってしまった。
・ステージの攻略順を謝ると、「B」「E」「A」「T」パネルを取るのに必要なラッシュアダプターが揃わず、ビートが欲しければもう一周するハメになる。
ロックマン クラシックスコレクション2
☆ファミコンを飛び出し、そして帰ってきた?ロックマンのさらなる戦いを見届けろ!!☆
ハード:Nintendo Switch
流派:アクションゲームコレクション
操作性:あたた
熱中度:あたた
持続性:あたた
サウンド:あたた
キャラクター:───
ストーリー:───
難易度:あたたた(チャレンジモード)
お買い得度:あたたた
快適度:あたた
さて、2018年!!ファミコン版「ロックマン6」からさらにその先のロックマン・ナンバリング・シリーズ4作品をひとまとめにした
「ロックマン クラシックスコレクション2」が登場したぜっ!!シュテムターン!!!
今度はいよいよスーパーファミコンで登場した「ロックマン7 宿命の対決!」に、
ロックマンシリーズ10周年記念作品として、アニメーションムービーを引っさげてプレイステーション・セガサターンに登場した「ロックマン8 メタルヒーローズ」も収録だっ!!
そして、長い長い沈黙を経て2008年~2010年、Wiiウェアでファミコン風グラフィックとなって復活した
「ロックマン9 野望の復活!!」「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」が史上初の移植だあっ!!!
モードは4つ。各収録作品の本編をプレイしていくモードに、各種設定資料、原画などが拝め、「〜クラシックスコレクション1」にあった
各作品の8ボスとの対決の練習もできる「ギャラリーモード」、各作品のリミックスステージ「エクストラチャレンジ」やボスラッシュでタイムアタックを競う「チャレンジモード」。
「ロックマン9〜10」ではじめて追加された「チャレンジモード」も、それぞれの本編からではなくここからプレイしたり、達成した実績を確認できる。
そして、収録作品のBGMをゆっくり楽しめる「サウンドテストモード」だ。ただ、「ロックマン8」の主題歌および
エンディングテーマはサウンドテストモードで聴くことはできない。
ギャラリーモードには、「ロックマン7〜8」の取扱説明書に記載された攻略アドバイス漫画も収録されているから、しっかり読んでおこう!!
ただ、「ロックマン9」には各カットシーンとエンディングの絵コンテなどネタバレ要素もあるので注意して閲覧しようぜっ!!
今回から開発メーカーが代わり、改悪された点も多いぜ!!たわば!!!
まず、「クラコレ1」でめちゃんこ便利だった「巻き戻し機能」が削除っ!!ひでぶっ!!
さらに、中断セーブも改悪!!どこでセーブしようとも、ロードすると特定の中間ポイントからゲームが再開されるのだ。
ただし、ロードすると中間ポイントに戻されてしまうとは言え、アイテムの獲得状況などはちゃんとセーブされるんだ。
例えば、中間ポイントの先にある「E缶」を取ってから中断セーブしてロードすると中間ポイントまでもどされるけど、
さっき取ったE缶はちゃんと持った状態で再開されるんだ。もちろん、そこからE缶のある場所に行っても
すでに取ったことになっているので、もう一度取ることはできないぜ。
また、「中断セーブ」をロードして再開されるポイントはゲームによっては本編より多くなっており、ゲームによっては助かるぜ。
また、改悪された中断セーブの仕様上、ステージをプレイしている間以外、例えばステージセレクト画面とかでは中断セーブできないのだっ!!ひでぶ!!
とまあ、いろいろ言いたいことはあるけれど、これでNintendo Switchで無印「ロックマン」シリーズ全ナンバリングタイトルが揃うッ!!
無印シリーズ最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」は過去に独断採点拳しているので、
これでオレたち超ファミコシ珍拳伝承者も、ロックマンシリーズ全ナンバリングタイトルを制覇だあっ!!さあ行くぜっ!!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・待望の「ロックマン7」以降のシリーズの移植が実現!!
・特に、Wiiウェア版「ロックマン9」「ロックマン10」は貴重!!
・「ロックマン9〜10」は、クリア後に有料DLCだった要素をすべて開放!!
・「ロックマン8」は主題歌つきオープニングムービーをはじめ、各アニメムービーも完全収録!!
・PS版「ロックマン8」はロード時間が短縮!!
・チャレンジモードでは、中ボスラッシュや各作品の全てワイリーステージのボスのタイムアタックを収録!!
・「エクストラチャレンジ」では、制限時間内なら何度ミスしてもOK!!!
ひでぶ秘孔:
・巻き戻し機能がなくなった。
・途中セーブが改悪。どこでセーブしても一定の中間ポイントまで戻されるようになった。
・「データベース」モードが削除。ただし、8ボス単体の練習は「ギャラリー」モードから可能。
・「ロックマン9〜10」のチャレンジモードは、クラシックスコレクション2のチャレンジモードに統合されわかりにくい。
・「ロックマン8」の主題歌、エンディングテーマがサウンドテストに未収録。
・「ロックマン8」はプレイステーション版のみ。セガサターン版の変更要素はない。
・作品ごとにハードが変わる都合上、作品の垣根を超えてリミックスされたエクストラチャレンジステージはない。
・メニュー画面のBGMは「ロックマン8」からの流用。
ロックマン7 宿命の対決!
☆Dr.ワイリー脱獄!?宿命のライバル・フォルテ登場!!☆
ハード:スーパーファミコン/Nintendo Switch
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたたた
難易度:あたた
お買い得度:あたた
快適度:あたた
世界ロボット連盟会長にして、世界ロボット選手権の主催者だった「ミスターX」の正体は、世界最強のロボットを横取りしてロックマンに差し向けようとしたDr.ワイリーの変装だった。
ロックマンの活躍によって6度もの野望を砕かれたDr.ワイリーは、世界征服その他もろもろの罪でついに逮捕された……。
だが、獄中にあっても挫けるようなDr.ワイリーではなかった。
こんなこともあろうかと、あらかじめワイリーが用意しておいた4体のロボットが、ワイリー脱獄のために起動したのだ!!
ロールちゃん、そしてDr.ライトに弟子入りしたロボット「ライトット」とともに刑務所へ向かったロックマンたちが見たものは、
爆発に包まれる刑務所、そしてUFOに乗って逃げ去っていくDr.ワイリーの姿だった!!
ワイリーを追って走り出したロックマンの前に、ワイリーを倒す正義のロボットだと名乗る漆黒のロボット、「フォルテ」が立ちはだかるのだった……!!
そんなわけで、「ロックマンX」シリーズに続いて無印「ロックマン」シリーズもついにスーパーファミコンに登場だっ!!
チャージショット、スライディング、ラッシュコイル、ラッシュジェットなどお馴染みの要素をそのままにさまざまな新要素が加わったのだ。
まずは、新キャラクターの追加!!ロックマンのライバルとなる「フォルテ」に、ゲームボーイ版「ロックマンワールド4〜5」の「Pチップ」の
要素を受け継いだゲーム内通貨「ネジ」集めシステムにより、集めたネジに応じてアイテムを作ってくれる「ライトット」、
そしてライトットとエディーが搭乗する移動研究所「ビッグエディー」が登場っ!!ステージ選択画面でセレクトボタンで呼び出すんだぜっ!!
オープニングで、戦いに向かうロックマンにライトットが「あるもの」を渡してしまうシーンは、シリーズ屈指のギャグシーンだぜ!!
また、ステージセレクトシステムも変化した。ゲームボーイ版「ロックマンワールド」めいて、前半4ステージをクリアしてから
中間ボスステージが出現し、その後後半4ステージが出現するんだ。
奥義として、パスワード入力によっては最初から8ボス全員と戦えるみたいだけど……?
またライトットは、最初は頭の「スーパーネジ」を無くしてしまっており、十分な開発能力を発揮できていない。
スーパーネジは後半4ステージのどこかに隠されている!かならず見つけてあげよう。
そして!!「ロックマン6」にあったラッシュとの合体システムがさらに進化!!
前半4ステージに隠された「R」「U」「S」「H」プレートを揃えれば、ジェットで宙を舞い、チャージショットで拳を飛ばす「ロケットバスター」が放てる、
「パワーロックマン」と「ジェットロックマン」とのいいとこ取りの「スーパーロックマン」に超合体だあ!!!
「R」「U」「S」「H」プレートは、ぜ〜ったいに揃えようっ!!
ただし、スーパーロックマンに合体しているあいだはスライディングができなくなるので、
スライディングが必要な場面では合体を解除する必要があるぜ。
また、あるステージのアイテムを手に入れれば、ラッシュが地面からアイテムを掘り当てる「ラッシュサーチ」も新登場!!
掘り当てるアイテムの中には、ネジ数百個分に相当する巨大ネジや、ライトットに巨額のネジを支払わないと
手に入らない超強化アイテムもタダで入手可能!!とにかくどこでもサーチだぜっ!!いいものが……!
もちろん、今回も鳥型メカ「ビート」も登場!!
ただし、今回から穴に落ちた時に引き上げてくれるヘルプキャラに変更になっている。
ビートは最初は後半ステージのどこかに捕らえられているので、見つけ出して助けてあげよう!!
また、ロックマンの兄ブルースが後半ステージ内の隠し部屋に現れることがある。
3つのステージに隠れているブルースを一度のプレイですべて見つけると……?
さらに今回は、ボスから獲得できる「特殊武器」が攻撃以外にも役立つぜっ!!
クラウドマンの特殊武器「サンダーストライク」でエレベーターを動かしたり、てるてる坊主型の天候コントロールマシンに
フリーズマンの特殊武器「フリーズクラッカー」を当てると天気が雪に変わり、見えない床に雪が積もって見えるようになるなど、知っておくと便利だぜっ!!
ボスを撃破し、特殊武器獲得した後に、会話デモがありロックマンとライト博士、ロールちゃん、ライトットのいずれかとの会話になる。
ライト博士はちゃんと獲得した武器の使い方を教えてくれるけど、ロールちゃんとライトットはギャグ展開になってしまうのだっ。でも楽しいぜ!!
本作はなかなか難しいが、スーパーロックマンに合体できるようになれば性能がかなり良いおかげでジャンプアクションの難易度は下がっている。
8ボスも、弱点武器を当てると同じ行動を繰り返すボスが多く、ハメパターンに持ち込みやすい。
クラコレ2の「チャレンジモード」でも、すべての特殊武器・合体が使えるのでタイム短縮のためにスーパーロックマンが大活躍するぜ!!
ただし、ワイリーステージのボスはかなり手強いっ!!
初代「ロックマン」のあのボスが改造されてパワーアップして帰ってくるんだぜっ!!
ワイリーステージのボスの攻略法も、ボスの攻撃を弱点武器で撃ち返したり、ボスから出現する雑魚敵を
バーストマンの特殊武器「デンジャーラップ」で包んでボスにぶつけたりと、複雑になっているのだっ。
そして……….…最後に待ち受けるDr.ワイリーとの真の最終決戦兵器「ワイリーカプセル」は、シリーズ最強との呼び声も高いっ!!
光学迷彩マントを使い、出たり消えたりするだけでなく、4つ同時に放たれる誘導弾がめちゃんこ避けにくく、
黄色い誘導弾は電撃でのダメージのみだが、青い誘導弾は凍らされて動けなくなり、追撃の電撃弾が直撃してしまい、
さらに赤い誘導弾に当たるとロックマンが炎上して大ダメージを受けてしまうのだあっ!!!ひでぶっ!!!
最終決戦には、可能な限り「E缶」を残した状態で挑みたいところだっ!!
この4連誘導弾、ワイリーは相当自信があるのか、流石に炎上、凍結、電撃などの属性効果はなくなるが、
その後のシリーズのワイリーカプセルにも搭載されるようになるのだっ!!
ここまで読んでくれた方だけに、「ロックマン7」版のワイリーカプセルの弱点武器をインストラクションしよう。
ズバリ、「スプリングマン」の武器「ワイルドコイル」だ。
……が、これは扱いにコツがあり、十分なダメージを与えるには「ため撃ち」で撃たなければならないんだ。
また、コイルため撃ちを下を押しながら撃つと低い軌道で、上を押しながら打つと高い軌道でバウンドするのだ。
これなら空中の相手にも命中させられるぜ!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・ハードがスーパーファミコンに変わり、グラフィック、サウンドもさらにパワーアップ!!
・宿命のライバル「フォルテ」をはじめ、新キャラクターも登場!!
・ボス撃破後のロックマン一家の会話デモが楽しい!!
・ライトットとビッグエディーの登場により、「ネジ」を集めてのアイテム購入ができるようになった!!
・ラッシュの新機能「ラッシュサーチ」を使えば、高額のパワーアップアイテムが見つかることも!!
・「シェードマン」を倒していない状態でシェードマンステージを選択する際、ある操作をすることでBGMが「超魔界村」のBGMになる!!!
ひでぶ秘孔:
・基本的に最初から8ボス全てと戦うことはできず、前半4ステージと後半4ステージに分かれている。
・8ボスは弱点武器で攻撃すると同じ行動を繰り返すボスが多く、ハメパターンに持ち込みやすい。
・真の最終ボス「ワイリーカプセル」の強さが歴代最強レベル!!!
・特殊武器「ワイルドコイル」は、ため撃ちと高度操作に気づかないと扱いにくい。
ロックマン8 メタルヒーローズ
☆新たなるヒーロー「デューオ」と共に、悪のエネルギーを追え!!☆
ハード:プレイステーション/Nintendo Switch
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたた
持続性:あたた
サウンド:あたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたたた
難易度:あたたた
お買い得度:あたた
快適度:あたた
はるか銀河。「善のエネルギー」と「悪のエネルギー」が壮絶な死闘を繰り広げていた。
やがて死闘の果てに、力尽きた二つのエネルギーは太陽系、地球に飛来したのだった……
一方その頃!!ワイリーの命令を無視してロックマンに突っかかってくるフォルテを退けたロックマンは、
地球に隕石が飛来したというライト博士の通報を受けてとある孤島に向かった。
だが、その島はDr.ワイリーが潜伏していた島だった!!!
飛来した隕石の正体は、「善のエネルギー」と「悪のエネルギー」であり、悪いことに悪のエネルギーがDr.ワイリーの手に渡ってしまった!!!
しかし、ロックマンはふたつのエネルギーの墜落地点から、一体のロボットを回収したのだった……
さて、いよいよここからオレたちがリアルタイムで体験できなかった領域へ突入する!!
1996年、ロックマンシリーズ10周年を記念して「ロックマン バトル&チェイス」「ロックマンX4」に続いて無印ロックマンもプレイステーション(翌年にはセガサターンにも)登場だあっ!!
国民的大人気RPG「ファイナルファンタジーⅦ」を手に入れ、「ドラゴンクエストⅦ」の発売も決定したプレイステーションは、
たちまち他のゲーム機を押しのけて国民機の座についた。そして……スーパーファミコン時代、オレたちが大好きだったシリーズはこぞって新作をプレイステーションで発売し、オレたちの手を離れていった……。
当時、プレイステーションはおろかニンテンドウ64すらすぐには買ってもらえなかったオレたちは、たちまち時代から取り残された。
そして……「ロックマンX4」にも、「ロックマン8」にも触れることなく、時代だけが過ぎ去っていった。
だが待て!時代よ聞くがいい!!ついに今、Nintendo Switchで数多のプレイステーションタイトルが、そして「ロックマン8」も「ロックマンX4」も遊べる時代がやってきたのだ!!!
という訳でロックマン8だ。ロックマン10周年記念作品の本作には、無印ロックマンでは唯一のセルアニメのムービーがふんだんに使われ、
ロックマンファミリーだけでなく8ボス全てにボイスを実装し、さらに賑やかに!!!
主題歌「ELECTRICAL COMMUNICATION」もまた印象的だぜ!!
…………まあ、今では猥褻なMADムービーのBGMとして使われたせいで、悪い意味で有名になってしまったが…………
だが!!OPムービーはロックマン10周年に相応しくロックマンの1〜7までの戦いを振り返るものとなっており、
歴代のボスキャラたちが映像化!!さらに「メカドラゴン」「イエローデビル」「ワイリーマシン4号」といった
ワイリーステージの人気ボスまで映像化!!こいつぁ必見だぜ〜〜〜っ!!!
ストーリー、キャラクターにも注目しようっ!!
「ロックマン8」でもお馴染みのボスキャラ募集が行われたんだけど今回はちょっと変わっていて、
骨組みの内部メカだけの状態で公開された3体のロボットに肉付けする形でデザインを募集したのだ。
その結果、「ソードマン」「クラウンマン」「サーチマン」の3体のロボットが誕生したぜっ!!
エンディングでは、募集されたデザインの優秀作品も拝めるのだ。
そして、ロックマンがふたつのエネルギーの墜落点から持ち帰ったロボット「デューオ」は、その後ロックマンが各ボス持ち帰った「悪のエネルギー」に反応して目覚め
前半ステージクリア後の中間ステージのボスとして立ちはだかるけど、戦いのなかでロックマンの正義の心を見出し
その後はゲーム内でも、アニメムービーでも幾度となくロックマンを助けてくれる頼もしい味方だぜっ!!
「デューオ」は、キャラ紹介にも書いた通り1995年のアーケード版「ロックマン パワーファイターズ」に先行登場し、
チャージナックルを武器とするパワー型の謎のロボットとしてプレイヤーキャラとして使うことができた。
初期設定ではDr.コサックが作ったという設定だったらしく、頭部がロシア帽っぽいのはその名残だろうか?
「ロックマン8」に話を戻そう。
本作も、「ロックマン7」同様、前半4ステージ→中間ステージ→後半ステージ……と分かたれている。
今回は後半ステージに、前半4ステージで手に入る特殊武器すべてを活用しないとクリアできないステージがあったりするため、
最初から8ステージすべてに挑める奥義とかもない。
今回は、ミスする度に特殊武器のエネルギーが全回復する様になった。
だが、スノーボードに乗っての強制高速スクロールステージ、ラッシュジェットに乗ってのシューティングステージ、
出口を見つけられなければ永遠に堂々巡りの無限ループ迷路ステージ、特殊武器「サンダークロー」を使ってのワイヤーアクションなどなど、
ステージギミックはますます多彩になって、その分難易度は大幅アップっ!!!
特にスノーボードステージはむずかしいっ!!!「ジャンプ、ジャンプッ!!」「スライディン、スライディンッ!!」の指示を誤れば、
ロックマンはあわれ奈落の底だぜっ!!!たわば!!!
4コマ漫画「ポプテピピック」でパロディされたこともあるから、「ロックマン8」はやった事なくてもそこだけ知っている人もいそうだよね。
さらに悪いことに、このスノーボードステージ、ワイリーステージの初っ端からパワーアップして帰ってくるのだあっ!!!
ここだけで、何度ミスした事か…………!!あわびゅのびゅっ!!!
さて、ハードがプレイステーションになったことで、さまざまな「ロックマン8」独自の要素が見受けられるぜっ。
ボタン数が増えたことで、無印ロックマンシリーズで唯一特殊武器とロックバスターが併用できるようになり、
ボスの攻略法も「弱点武器でボスの動きを封じてロックバスターの連射を叩き込む」
「弱点武器で相手の攻撃を跳ね返す」「特定の特殊武器で弱点を露出させてから改めて弱点武器で攻撃する」と、ますます複雑になったのだっ。
そして、オープニングステージの途中から使えるようになる新武器「ロックボール」。
発射後、サッカーボールのように蹴飛ばしたり、ロックボールの上でジャンプするとより高くジャンプできたりするのだ。
ここでとっておきの奥義を伝授するぜっ!!
右か左にジャンプしながら、ジャンプの最高点の直前でロックボールを撃つと、ジャンプの最高点でちょうどロックマンの足元にロックボールがくるので
そこでジャンプすると、空中でロックボールを踏んづけて空中でジャンプできるのだっ!!!
ゲームクリアに必須のテクニックではないが、これを空中でさらに繰り返せばいくらでも高く跳ぶことができるぜっ!!
ならば俺からもインストラクションだ。
ゲーム終盤のロックボールでしか倒せないあるボスに対し、なかなかロックボールがボスの現れる縦穴に入らないと嘆いている君!!
ロックボールを蹴る時に方向キー上を押しながら蹴ってみよう。
蹴ったボールの起動がすこし斜め上になってボスの縦穴に入りやすくなるぞ。これで君もエースストライカーだ!!
また、各ステージの中ボスを倒すことでラッシュに新たな機能が追加されるようになった。
エネルギーの続く限り無敵になり、小型ミサイルで攻撃でき高速移動・長距離ジャンプが可能になる「ラッシュバイク」、
ラッシュジェットが飛来してアイテムを落としてくれる「ラッシュチャージャー」、
ラッシュが現れて、運が良ければアイテムをくれるが何もしないことも多い「ラッシュクエスチョン」など様々だっ!!
それぞれの追加機能は1ステージにつき一度しか使えないが、ミスした後など武器エネルギーが全回復するタイミングでまた使えるようになるぞ。
ただし、「ラッシュコイル」はなくなり*1、「ラッシュジェット」はシューティング面でしか使えなくなってしまった。
さらに、「ラッシュチャージャー」のせいか、ロックマン8ではおなじみの「E缶」が存在しないのだっ!!!
おかげで最終ボスでは「E缶さえあれば……E缶さえあればーーーッッッ!!!」と絶叫しながらめちゃくちゃ苦労した末に倒したが、
オレが「ラッシュチャージャー」の存在を思い出したのは、クリアした後だったぜ。あわびゅっ!!!
なお、クラコレ2のエクストラチャレンジでは、ラッシュクエスチョンとラッシュチャージャーがそれぞれ1回ずつ使えるのだっ。
中ボスを倒してラッシュ用アイテムを手に入れた時、「ラッシュ◯◯を手に入れた!」みたいな表示や機能の説明がないのも大きなマイナス点だな。
アイテムを開発する「ネジ」システムは、敵が落とすゲーム内通貨ではなくステージ各所に隠された収集アイテムへ変化した。
「Dr.ライト研究所」でネジと引き換えに強化パーツを開発すれば、チャージショットを変更できたり、ロックマンの移動性能をアップさせることができるんだぜっ!!
オススメは、チャージショットが着弾後に拡散する「アローバスター」だっ!!
これがめちゃんこ強力で、必要ネジ数も少なく序盤から使えちゃうんだぜっ!!!
だが、このネジ集めがまためんどくさいんだっ!!めちゃんこ難しいところに置いてあったり、
前半ステージなのに後半ステージの特殊武器を使わないと取れなかったり……!!
その上、ネジには数に限りがあり全てのネジを手に入れても、全てのパワーアップアイテムを開発できるワケじゃないっ!!!
クリア済みのステージから脱出できる「イグジット」も、ネジを支払わないと使えないんだ。これぐらいは標準装備にして欲しかったなあ。
また、本作は水中でジャンプしたあとさらにジャンプボタンを押すと、ついにロックマンが水中を泳げるようになった!!
これを知らないと、「アクアマン」ステージが攻略できないぜ。
だけど、やっぱりロックマンの水中面といえば頭上のトゲに気をつけながら浮力で大ジャーーーンプッ!!
こそが醍醐味なので違和感が半端なかったぜっ!!たわば!!
というワケで、無印ロックマン10周年記念作品は斬新ながらも賛否両論で後の作品に継承されなかった要素が多く、良くも悪くもワン・アンド・オンリーな作品となったっ!!
ここでひとつインストラクションだ。
Dr.ワイリーとの対決を中断セーブ・ロードで何度もやり直す際、いちいち戦闘前のイベントデモを見せられるのがうっとおしい、という君!!
イベントデモを見た後、戦闘が始まったあとに中断セーブしよう。
これで「デモを見終わった」状態でセーブされるので、ロードしてやり直してもイベントデモがスキップされて快適にやりなおせるぜ!!
なお、「ロックマン8」にはプレイステーション版とセガサターン版で異なる点があり、サターン版は「カットマン」「ウッドマン」が中ボスとして復活したり*2、
テングマンステージの曲がさらにカッコ良くなっていたりする。
だが、「クラコレ2」に収録されているのはプレイステーション版なので、セガサターン版の追加要素はないぜ。ナムサン!
その後、無印ロックマンシリーズは「ロックマン8」が遊べなかったスーパーファミコンユーザーへのお詫びとして
スーパーファミコン最後のロックマン作品にして無印シリーズ初のダブルヒーロー作品「ロックマン&フォルテ(クラコレ2未収録)」を発売し、
その後ワンダースワンオリジナル作品として「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者(クラコレ2未収録)」を発売した後、
「ロックマンX」シリーズとの差別化が難しくなったためか、「ロックマンエックス」「ロック・ヴォルナット(ロックマンDASH)」「ロックマンゼロ」「ロックマンゼクス」そして「ロックマンエグゼ」「流星のロックマン」といった
後の世代のロックマンに世界の平和を託し、長い長い休息につくのだった…………。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・ロックマンファミリー、Dr.ワイリー、8ボスをはじめキャラクターがフルボイスで喋る!!
・ロックマンファミリーと共に戦う、シューティング面が痛快!!
・OPムービーは必見、主題歌「ELECTRICAL COMMUNICATION」も必聴!!
ひでぶ秘孔:
・クラコレ2版はプレイステーション版準拠。セガサターン版独自の追加・変更要素はない。
・BGMがだいぶ大人しくなり、ロックマンシリーズ特有のキャッチーさが薄れた。
・本作独自の要素については賛否両論で、次回作以降に受け継がれた要素は少ない。
・ループ迷路やワイヤーアクションなどめんどくさい要素、スノーボード面などの難所が増えた。
・ロックボールの扱い方やラッシュの追加機能など説明不足の点が多い。
・E缶が無くなり、回復は「ラッシュチャージャー」に頼るしかない。
・開発アイテム「ネジ」は数に限りがあり、すべて集めても全ての強化パーツが開発できるわけではない。
・「ネジ」をすべて揃えるには、後半ステージの特殊武器を手に入れてから前半ステージに戻る必要がある。
・フォルテの出番が少なく、しかも対決してもあまり強くない。
ロックマン9 野望の復活!!
☆ファミコン風に回帰!?ライト博士の無実を証明せよ!!☆
ハード:Wiiウェア/Nintendo Switch
流派:アクション
操作性:あたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたた
ストーリー:あたた
難易度:あたたたた
お買い得度:あたたたた
快適度:あた
突如、平和だった街を襲撃したロボット軍団!!またしてもDr.ワイリーの仕業なのか!?
だが、Dr.ライトは驚愕していた。街を襲っていたのは、かつてDr.ライトが開発したロボットたちだったからだ!!
さらに、TVにはDr.ワイリーが現れ、「今回ばかりはワシじゃありません!ライト博士のほうが、ワシよりも悪人だったんですよ!!」と供述し
同時に、Dr.ワイリーに世界征服を持ちかけようとするDr.ライトの映像が全世界に映し出された!!!
世界中から抗議の電話がDr.ライト研究所へ押し寄せ、ついにDr.ライトは世界征服未遂の容疑をかけられ逮捕されてしまった……!!
ロックマンはDr.ライトの無実を証明するため、Dr.ライト・ナンバーズに戦いを挑む!!!
1999年、ワンダースワン版「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」を最後に、無印ロックマンシリーズは沈黙した。
それからいろんな事があった。
ロックマンの産みの親「稲船敬二」氏のカプコン退社と、「インティ・クリエイツ」の創設。
プレイステーション2の全盛期。セガのハード事業撤退とマイクロソフトの「Xbox」の出現。
そして、「Wii」と「ニンテンドーDS」による、任天堂の逆襲の嚆矢…………!!!
ワンダースワン版「ロックマン&フォルテ」から約9年の時が流れた2008年!!元カプコン第2開発部の「インティ・クリエイツ」の手によってWiiウェアに「ロックマン」が帰ってきた!!
そして、ロックマンが帰ってきたならば、Dr.ワイリーの野望も復活する!!!
だが、9年の時を経て帰ってきた無印ロックマンの姿に、誰もが驚愕したっ!!
なぜなら、「ロックマン9」のロックマンの姿は、ファミコン版の姿そのものだったから!!!
というわけで、「ロックマン9」は、「ロックマン3」以降の路線を否定し、
「ロックマン2」の正統な続編として新生した「ファミコン風アクションゲーム」となったのだあっ!!!
ファミコン風への回帰に伴い、「ロックマン6」以来の8ステージを好きに選択できる仕様に戻ったぜっ!!
しかし、システムやキャラクターは最新のものに刷新。
ライトットも出てくるし、「ネジ」は再び敵などが落とすゲーム内通貨としてアイテムの開発に利用可能。
ネジを集めて購入することで、ロールちゃんの服を「ロックマン8」のものに変更したり、ロックマンのヘルメットを外したりすることも!?
さらに実績要素や、今日の「ロックマン11」やロックマンシリーズのコレクションタイトルにまで脈々と受け継がれる「チャレンジモード」の元祖「タイムアタックモード」が初登場!!
ただ、同収録の「ロックマン10」もそうだけど、「タイムアタックモード」は「クラコレ2」の「チャレンジモード」に統合されてしまったため
「ロックマン9~10」のゲーム内からは直接遊ぶことはできないのだ。ややこしいぜ!!
また、ロックマン8から9の間に「ロックマンゼロ」シリーズなども経ているせいか、
「ロックマンゼロ」に登場する「賢将ハルピュイア」「妖将レヴィアタン」にそっくりな(時系列的にはご先祖様?)
「トルネードマン」「スプラッシュウーマン(シリーズ初の女性型!!)」なんてのも登場するぜ。
Wiiのショッピングチャンネルは現在サービスを終了しており、今からWiiを買ってきてもWiiウェアを楽しむことはできない。
なので、Wiiウェアとして発売された「ロックマン9」および「ロックマン10」が移植されたのは素直にうれしいぜ!!
「ロックマン8」では若干おとなしくなってしまったBGMも、ファミコン版のシリーズを思わせるキャッチーさが帰ってきたぜっ!!
しかし、オレたちはハッキリ言わせてもらおう。
いくら「ロックマン2」を意識したからと言って、「難しすぎる」と!!!
オレたちが「ロックマン2」を幾度となくエンディングを見てきた実力を差し引いても、「ロックマン2」はここまで意地の悪い難易度ではなかったっ!!!
また、サウンド面では「ロックマン2」からそのまま流用された音源や、グラフィック面でも「背景が単色1色」なんて面もあって、ズサンに感じたぜ!!
いくらなんでも、「チャージショット」はおろか「スライディング」まで没収するのはやりすぎだあっっっ!!!
その上、穴をジャンプで飛び越そうとすれば穴の底から敵が飛び出してきてはたき落とされるなんて序の口、どのステージも意地の悪い初見殺しトラップと手強い中ボスのオンパレード!!
初見プレイでは、どこのステージもクリアできなくて途方に暮れたもんだぜっ!!あわびゅのびゅっ!!!
チャージショットがなくなった分、特殊武器はますます強力になり重要性も更に上がった。
燃費は悪いが画面全体を攻撃でき、プロペラの付いた足場を動かせるトルネードマンの「トルネードブロー」、
着弾点にコンクリートブロックを作ったり、流れ落ちたり噴き出したりするマグマを固めたりして足場にできるコンクリートマンの「コンクリートショット」、
発射後上下に操作でき、起爆することで硬い敵も一撃で葬るギャラクシーマンの「ブラックホールボム」、
敵を追尾するだけでなく、壁の中などロックマンが絶対取れない場所にあるアイテムを拾って持ってきてくれるホーネットマンの「ホーネットチェイサー」、
そして周囲を強力な宝石のバリアが守り、一撃で倒せる敵や敵弾に対しほとんど無敵になれるシリーズ最強のシールド武器、ジュエルマンの「ジュエルサテライト」などなど、
それらひとつひとつを使いこなせば、戦いはだいぶラクになる。また、今回はボス以外にも中ボスにも弱点武器があるんだぜ。
てなわけで、少しずつステージをクリアできるようになれば全く歯が立たな難易度では無いんだけど、
それでも最後の最後のワイリーカプセルだけはヒドいと思ったぜ!!ひでぶっ!!!
ワイリーカプセルまでの「ワイリーマシン9号」の第1・第2形態まではなんとかパターンを作れるんだけど、
その後の第3形態として連戦となるワイリーカプセルがまたヒドいぜ!!出現位置がランダムな上に、
出現位置によってはこっちの攻撃が届かないし、「ロックマン7」からおなじみの4連誘導弾の避け方も変わってくる。
その上弱点武器はあるものの、発射後地面を這う武器なので命中させるにはジャンプしてワイリーカプセルに密着して撃たなければならず、必然的にロックバスターでの戦いを余儀なくされるのだ。
実績要素「チャレンジリスト」の項目を見るに、稲船敬二氏の要求するプレイヤーの究極最終目標は、
「アイテムを一切購入せず、一度もダメージを受けず、ロックバスターのみで1時間以内でゲームをクリアする」ことだろう。
だが、その最後の最後にパターンにはまらない、弱点武器も当てづらいラスボスを出して来られるのは本当にゲンナリだ。
そしてこの究極最終目標はや必然的にロックバスターでの戦いを余儀なくされる最終決戦は、「ボスから手に入る特殊武器を駆使して難所を切り抜け、強力なボスを倒す」という、「ロックマン」シリーズの醍醐味を開発者自らが根底から否定するものだっっ!!!
実績要素「チャレンジリスト」も、ノーミス・ノーダメージクリア、ロックバスターのみでクリアだの、1時間以内でクリアだの、それ以外にもムチャブリばっかりだあっ!!!
「1日1回クリアして、それを3日続ける」なんて項目を見た時はひっくり返ったぜっ!!
この「チャレンジリスト」を100%埋めたやつなんて、本当にいるのかっ!?
オレたちプレイヤーをなんだと思ってやがるんだあ~~~~~~~~~~~っっっ!??あわびゅのびゅっ!!!
ワンダースワン版「ロックマン&フォルテ」以降の9年の間に、youtubeやニコニコ動画などの動画サイトが充実し、「RTA(リアルタイムアタック)」に端を発するスーパープレイ動画、そしてスーパープレイヤーが話題になり始めた。
「ロックマン9」には、そうしたスーパープレイヤー、RTA走者なども意識してはいるのだろう。
だが、その分初心者や一般のゲーマーにオススメしやすい難易度とは言えなくなってしまった。これは実際残念だ。
「ミスしたのはプレイヤーの失敗であり、システムや操作性の悪さのせいではない」と納得できる完成度の高い難易度……それが「ロックマン」だったはずだ。
だが「ロックマン9」はどうだ?突きつけられる「死」に対して、そのすべてがプレイヤー自身の失敗だと納得できるものだっただろうか?
…………さて、Wiiウェア当時は有料DLCが用意されていたのだが、
「クラコレ2」版では、一度ゲームをクリアするとDLC要素がまとめてぜ~んぶ開放されるんだ!!
フロアごとに区切られた、無限に続くステージを死ぬまでプレイする「エンドレスゲーム」、
さらに難易度が上がる「ヒーローモード」「スーパーヒーローモード」、
スライディング、チャージショットが使えるがバスターは2連射、防御力も弱い「ブルース」でプレイできる「ブルースモード」
そして、タイムアタックモードに追加される「スペシャルステージ」!!
ライト博士を逮捕したのは、Dr.ワイリーが作ったニセ警官ロボット「フェイクマン」だった!!
夜の摩天楼を駆け抜け、フェイクマンを倒せ!!
ただでさえ難しいのに、追加モードでさらに難しくなるのか…………たわば!!!
そして、この「スペシャルステージ」、「タイムアタックモードでしか遊べない」というのがまたクセモノだっ!!!
タイムアタックモードの仕様上、残機などなく「一度やられたらその場で終了」!!!
そのくせロックマン9のスペシャルステージは長い!!足場も悪い!!中ボスラッシュ!!!
オレは、未だに「フェイクマン」と戦ったことはないぜ。たわば!!!
インティ・クリエイツ謹製の「蒼き雷霆ガンヴォルト 爪」の追加スペシャルステージも、タイムアタックモードでしかプレイできないせいで
死んだら即終了の上、レベル最低からプレイしなきゃならないせいで、結局クリアできなかかったなあ。あわびゅっ!!!
ハッキリ言って「ロックマン8」の時点で迷走が感じられたので、ファミコン時代への回帰、という試みは間違ってないだろう。
だが、今もなお名作として語り継がれる「ロックマン2」の存在が、インティ・クリエイツにとって「呪い」になってしまっていた感は否めない。
決して悪いゲームでは無いと思うが、随所の初見殺し、即死、そして最終決戦と、全編を通して「稲船敬二の怨念」が感じられた。
オレはどうしても、本作を好きにはなれないぜ……。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・手軽にプレイしやすい、ファミコン版の風への回帰!!
・ファミコンらしいキャッチーな曲調も復活!!
・往年のファンも満足の高難易度!!
・ボスを倒せば倒すほど攻略がラクになる、強力な特殊武器!!
・DLC要素も、一度ゲームをクリアすれば全部プレイ可能!!
・やりごたえ十分すぎるタイムアタック、実績要素!!
ひでぶ秘孔:
・即死、初見殺しが多く、難易度はシリーズ屈指。
・ロックマンはスライディング、チャージショットが没収。
・DLC要素「ブルースモード」でブルースを使うとスライディング・チャージショットが使えるが、バスター2連射、防御力半減と上級者向け。
・特殊武器の説明が不足気味で、終盤のある特殊武器を使うトラップの抜け方が分かりにくい。
・ラスボス最終形態がランダム性が強く、非常に攻略が困難。
・実績要素「チャレンジリスト」にはそうとう無茶振りが多い。
・タイムアタックモードは一度でもミスすると終了。本編よりもさらに厳しい。
・DLC要素、タイムアタックモード用の「スペシャルステージ」も上記の仕様もあってそうとう難しい。
・「ロックバスターのみで、一度もミスせずにダメージも受けずに1時間以内でクリアする」という究極目標がプレイヤーに押し付けられているのが透いて見える。
ロックマン10 宇宙からの脅威!!
☆大流行「ロボットエンザ」!!未曾有のウイルス危機を食い止めろ!!☆
ハード:Wiiウェア/Nintendo Switch
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたた
ストーリー:あたた
難易度:あたた
お買い得度:あたたたた
快適度:あたた
暴走したDr.ライトのロボットたちは、役目を終えて廃棄処分されるところをDr.ワイリーに拾われて改造されたものであり、
さらにDr.ライトがワイリーに世界征服を共謀しようとした映像も、Dr.ライトそっくりのロボットを使った偽の映像だった。
復活したDr.ワイリーの野望もくじかれ、Dr.ライトの疑いも晴れ、今度こそ平和が訪れたかに思われた。だが……
今度は世界中のロボットに「ロボットエンザ」と呼ばれる謎のウイルスが流行し始めた!!
そしてロールちゃんまでもがロボットエンザに感染し、絶体絶命の危機に!!
ついにはロボットエンザ感染により熱暴走を起こした8体のロボットが街を襲撃し始めた!!
Dr.ワイリーはロボットエンザのワクチンプログラム、およびワクチン製造機を開発していたが、
暴走したロボットたちによってワクチンもワクチン製造機も奪われてしまった!!
ロックマンはワクチンを取り戻すべく立ち上がり、そして世界規模のロボット危機を前にブルースも力を貸してくれた!!
君はロックマンかブルースを選択して、未曾有のウイルス危機に立ち向かうのだ!!
そんなわけで、2010年には引き続きWiiウェアでファミコン風のスタイルそのままに、
インティ・クリエイツ謹製の無印シリーズ10作目「ロックマン10」が登場したのだっ!!
難しすぎた前作を反省し(?)、今回は無印シリーズ初の難易度選択ができるようになり、ついにイージーモードも搭載されたのだっ!!
また、各ステージ内に分岐が存在し、どちらか片方に必須アイテムがある、なんてことはないけれど
難しいが近道のルート、遠回りだが比較的ラクなルートと攻略に幅が出るようになったのだっ。
前作ではDLCのオマケ要素だったブルースが正式に主人公となり、専用のストーリーが展開され、2倍楽しめるぜっ!!あたっ!!
そして、ファミコン風をそのままにさらにグラフィックやサウンドも改善!!
ステージも古城博物館、、砂漠の戦場、下水道、コンピュータ施設、そしてスタジアムと多彩になった!!
相変わらずスライディング、チャージショットを没収されたことを除けば、「ロックマン6」の正統続編、として恥じない出来になったぜっ!!
当然、前作にあった「タイムアタック」に、「チャレンジリスト」は前作にあった実績要素に加え「チャレンジステージ」が登場!!
初めてプレイする人にも、ジャンプのし方、ロックバスターの撃ち方から手取り足取りインストラクションしてくれるぜ!!
そこから先は、各ボス・中ボスに挑戦するステージもあるぜ!!
しかし、前作同様タイムアタックモードは1ミスで即終了と手厳しいぜ!!
実績要素は流石に前作ほどのムチャブリはないけども、それでも「60分以内にクリア」「最初から最後までノーダメージでクリアする」などの高難度実績が、高々と立ちはだかるぜ…………!!たわば!!
そして、本作にもあったDLC要素が「クラコレ2」ではエンディングを見るとぜ~んぶ開放っ!!まずは、歴代最強クラスの難易度に早変わりする「ハードモード」!!
さらに追加キャラとして、ついに「クラコレ2」でも「フォルテ」がプレイアブル化っ!!
マシンガンのごとく「フォルテバスター」を自動連射し、ダッシュが可能と「ロックマン&フォルテ」と同じ仕様で登場だぜ!!
また、タイムアタックモードに追加されるスペシャルステージは3つに増量!!
それぞれに、ゲームボーイ版「ロックマンワールド1、3、4」に登場したオリジナルボス「ロックマンキラー」から
「エンカー」「パンク」「バラード」が登場し、さらに撃破するとそれぞれの特殊武器が本編で使えちゃう!!!
もちろん、3つのスペシャルステージにそれぞれのロックマンキラーをイメージした新曲を追加!!!
とくにバラードステージの曲「FAREWELL TO BALLAD」 は、悲壮感漂う一風変わった曲調に、「ロックマンワールド4」のバラード戦のフレーズまで加わって
まさに「泣きの一曲」であり、「ロックマンワールド4」をプレイした人にはバラードの壮絶な最後まで思い起こさせる名曲だぜ~~~っ!!!
しかし、「2作続けてファミコン風」であることには、当時から賛否両論だった。
ロックマンシリーズに、インティ・クリエイツに何があったのか?
俺は、ロックマンシリーズのPC用ファンメイド作品「MEGAMAN UNLIMITED」(カプコン非公式)という作品が鍵を握っていると思っている。
本作が正式にリリースされたのは2013年で「ロックマン10」よりは後になるが、
何を隠そう、本作は2009年から開発が発表され、その時のタイトルが「MEGAMAN 10」だったのだ。
で、2010年にカプコンが「ロックマン10」を配信したことで、ファンメイド側は「MEGAMAN UNLIMITED」に改められた、というわけだ。
「MEGAMAN UNLIMITED」のタイトル画面で無残に斬り落とされたロックバスターの衝撃!!!ロックマンにいったい何が!?
そんな「MEGAMAN 10」改め「MEGAMAN UNLIMITED」のストーリーは、本編では現在に至るまでぼかされ続けてきた
「ロックマン」シリーズと「ロックマンX」シリーズとのミッシングリンクをつなぎ合わせる、というあまりにも挑戦的な内容だった。
もとより負けず嫌いの稲船敬二氏、こんな作品が裏で作られていたと知ったならば、その怒りいかほどのものか…………!!
てなわけで、当時「MEGAMAN 10」を勝手に名乗っていた「MEGAMAN UNLIMITED」への対抗・牽制として、カプコン公式で作られたのが「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」ではないかと思っているわけだ。
「ロックマン10」の「ロボットエンザ」の設定は2009年からの新型インフルエンザ流行とかけたものだと思うが、
奇しくも「~UNLIMITED」のほうも「ロボットに感染する謎のウイルス」が事件の発端となっており若干似ている。
ボスキャラの方も、「~UNLIMITED」の「タンクマン」を意識したような「コマンドマン」が「ロックマン10」に登場し、
また「ロックマン10」に「ニトロマン」が登場したことによって「~UNLIMITED」側の同名のボスが「トリニトロマン」に名前が変更された。*3
とまあ、「MEGAMAN UNLIMITED」もファンメイド作品でありながら、ストーリー、ゲーム内容ともに日米のロックマンファンからも評価が高く本家シリーズにも負けない1本だ!!
稲船敬二=サンには悪いが、興味があるならぜひ遊んでみてくれ!!
「ロックマン9〜10」のヒットや「バーチャルコンソール」の好評により、ゲーム業界では「昔のゲームのアトモスフィアを持つ新作ゲーム」である
「真の『レトロ』*4ゲーム」に目を向け始め、「まもって騎士」などのファミコン風の新作アクションゲームが誕生した。
そして……「ロックマン」をはじめとするファミコン名作アクションの要素を取り込みつつ
ときに大胆にファミコンの制約を打ち破った名作「ショベルナイト」の登場により、ファミコン風レトロゲーム業界は大きな変革を迎えることになったのだ。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・即死、初見殺しのオンパレードだった前作から難易度を見直し!!
・ついにシリーズ初のイージーモードを追加!!
・各ステージにルート分岐があり、ステージ攻略の戦略性が増した!!
・もちろんサウンド、グラフィックも改善され「ロックマン2」の呪縛から解き放たれた!!
・チャレンジステージには、初心者向けにイチから操作を学べるステージも!!
・GB版ファン待望、3つのスペシャルステージに3体のロックマンキラーが復活!!!
・スペシャルステージクリアで、ロックマンキラーたちの特殊武器が本編に追加!!
・スペシャルステージは曲も名曲揃い!!!
・「クラコレ2」では、一度クリアするとDLC要素が全開放!!
・DLC要素で、ついにフォルテも使用可能!!!
・「ロックマン9」ではできなかった、L・Rボタンでの特殊武器の切り替えができるようになった!!
ひでぶ秘孔:
・「2作続けてファミコン風」という試みは当時から賛否両論。
・「宇宙からの脅威!!」というサブタイトルの回収が少し弱い。
・タイムアタックモードは相変わらず1ミス即終了。
・チャレンジリストの実績もいくつかの高難度実績が重くのしかかる。
無印ロックマンシリーズ・超ファミ珍ベストゲーム決定!!!
こうして、無印ロックマンシリーズ全10作品の独断採点拳が終わった。ひでぶっ!!!
では、ここで全10タイトルのうち、オレたち超ファミコシ珍拳伝承者が自信を持ってオススメする「ベストゲーム」を発表する!!!
オレたちが本当に、みんなに遊んでほしい、遊び継がれてほしいと思っている無印ロックマン最高の作品はどれなのか……
選べるはずがない。みんなオススメで、みんな遊び継がれてほしい!!
それでも、オレたちは独断採点拳の名のもとに独断で選ぶっ!!!
無印ロックマンシリーズ、最高の「強敵(とも)」をっ!!
それは…………こいつだあっ!!!!!!
無印ロックマンシリーズのベストゲームは「ロックマン4 新たなる野望!!」に決定っ!!!!!
ひでぶっ!!!「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎!?」じゃないのかあっ!!?
……ドワ王=サンと同じ意見の方も、他のタイトルをオススメしたい方もいるだろうね。
まあ、ここは落ち着いて聞いてくれ。
オレたち超ファミコシ珍拳伝承者は、ゲームをオススメする時には常に真剣に考えている。
「そのゲームを、シリーズをはじめてプレイする人にもオススメできるかどうか」を!!!
それを踏まえると…………
・チャージショット、ラッシュ、スライディング、E缶、エディーといった「シリーズの魅力たる基本要素」が揃っている。
・難易度のバランスも、グラフィック・サウンドのクオリティも申し分ない。
・オープニングデモで、「ロックマン誕生秘話」が描かれる。
・シリーズのメインキャラがほぼ全員登場する。
もろもろの点によって、「はじめてロックマンシリーズを触れる人にオススメしやすい」ということで「ロックマン4」が選ばれたと言うわけだっ!!!
……たしかに、振り返ってみれば「ロックマン」や「ロックマン2」といった初期作品では、
スライディングやチャージショットがなかったり、難易度が高すぎたり、ゲームバランスに問題があったりする…………!!!
そういうわけで、超ファミコシ珍拳伝承者的に一番オススメなのが「ロックマン4」というわけだ。わかったか?
なお、今からロックマンシリーズを遊ぶのであれば、「ロックマン クラシックスコレクション1」からが断然オススメ!!!
なんと言っても、クラコレ1には他のロックマンシリーズコレクションタイトルにはない、テンカ・ゴーメンの
「どこでも中断セーブ・ロード」と「巻き戻し機能」があるんだもんね!!!
移植されなかったシリーズ
さて、このコーナーでは「ロックマン クラシックスコレクション1&2」に収録されなかったロックマンシリーズを紹介するぜ。
なお、アクションゲームでないものは除外させてもらう。
ロックマンワールド1~5(ゲームボーイ)
「ロックマンワールド」シリーズはゲームボーイで発売された、ロックマンシリーズ初の携帯ゲーム機シリーズだ。
内容は、「ワールド1」がロックマン1〜2、「ワールド2」がロックマン2〜3、といったように一作ごとにファミコン版シリーズ2作のボスを
4体ずつピックアップし、ステージはゲームボーイ向けにアレンジしたものになっている。
そして、ゲームボーイ版オリジナルボスとして「ロックマンキラー」と呼ばれるボスが登場し、
「ワールド1」では「エンカー」、「ワールド2」では、ロックマンキラーではないが未来のロックマンタイムマシンで連れてきてを改造した「クイント」、「ワールド3」では「パンク」、
「ワールド4」では「バラード」が登場した。このうち「エンカー」「パンク」「バラード」は「ロックマン10」のスペシャルステージでフルカラーになって復活したぞ。
最終ボス「ワイリーマシン・ワールド◯号」は各ロックマンキラーから手に入る特殊武器で倒すのが恒例となっている。
開発は、「ワールド2」以外は後に「ロックマンX3」を手がけることとなる「水口エンジニアリング」が担当している。
最初の作品である「ワールド1」、水口エンジニアリング開発ではない「ワールド2」の出来はイマイチだったが、「ワールド3」からはファミコン版と遜色ないグラフィック・サウンドに進化し、
「ワールド4」では「Pチップ」によるアイテム開発要素が初登場し、一度ロックマンに破れたバラードが改造されて復活したり、ワイリーの宇宙戦艦や最終兵器が登場、そして衝撃のエンディングとドラマ性が超強化。
そしてゲームボーイ版最終作「ロックマンワールド5」では、スーパーファミコンでゲームボーイソフトが遊べる「スーパーゲームボーイ」対応ソフトとなり、
ついにゲームボーイ版オリジナルの太陽系の惑星をモチーフにした新作ボス「スペースルーラーズ」が登場!!
チャージショットが通用しないスペースルーラーズに対抗すべく、腕をロケットパンチで発射する「ロックンアーム」や、地上を一掃する猫型サポートロボット「タンゴ」などの新要素も登場した。
ロックマン メガワールド(メガドライブ)
時代が求めた16bit「メガドライブ」で唯一発売されたロックマンシリーズで、「ロックマン1~3」をメガドライブの性能をフル活用してリメイクしたものになっている。
スーパーファミコンの「スーパーマリオコレクション」のロックマン版、といえばわかりやすいだろうか?つまり、ロックマンシリーズ初のコレクションタイトルだ。
そして、メガワールド版「ロックマン1~3」をすべてクリアすると、1~3に登場した特殊武器の中から好きな武器を装備して
最終決戦「ワイリータワー」に挑むことができ、中では「西遊記」をモチーフとした3体のオリジナルボス
「バスターロッド・G」「メガウォーター・S」「ハイパーストーム・H」と戦っていく。
一時期プレミアソフトとなっていたが、「メガドライブミニ」の収録タイトルのひとつとして移植。
メガドライブよりも処理が早いメガドライブ一体型PC「テラドライブ」で動作させたものをエミュレートしており、メガドライブ実機よりも快適に遊べるようになったぞ。
ロックマン&フォルテ(スーパーファミコン)
プレイステーション&セガサターン版「ロックマン8」で遊べなかったスーパーファミコンユーザーへの「お詫び」として1998年に発売されたスーパーファミコン最後のロックマンシリーズ。
ワイリー城を「キング」と名乗るロボットに占拠され、ロックマンとフォルテに泣きついてきたDr.ワイリーのために、基本性能の異なるロックマンかフォルテを選んでキング軍団に立ち向かうのだ。
「ロックマン8をプレイできなかった人へのお詫び」というだけあって、「ロックマン8」から「テングマン」「アストロマン」が復活しており、「ロックマン8」とは異なる特殊武器が手に入る。
無印ロックマンシリーズ初のロックマンとフォルテによるダブルヒーロー制を採用しており、ナンバリングタイトルにも匹敵する内容でありながらもシリーズとしては「番外編」となっている。
「ロックマン9」のエンディングで、懲りないDr.ワイリーに対し今までのワイリーの土下座シーンをラッシュを通じて見せつけるシーンで、
「9番目の土下座シーン」として本作のシーンをファミコン風グラフィックで再現したものが使われている。
「ロックマン10」のDLCで使用可能になる「フォルテ」は、グラフィックこそファミコン風になったが性能は「ロックマン&フォルテ」に準拠したものになっている。
ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者(ワンダースワン)
1999年にワンダースワンで発売されたオリジナル作品……だが、実際はバンダイがカプコンからのライセンスを受けて制作したものでスーパーファミコン版「ロックマン&フォルテ」以上に番外編となっている。
100年後の未来からやってきた「ロックマン・シャドウ」率いるロボット軍団「ディメンションズ」にロックマンとフォルテが立ち向かい、ラスボスが無印シリーズ唯一Dr.ワイリーではない。
「ロックマン・シャドウ」の秘密に「ロックマンワールド2」の「クイント」が関係していたり、ロックマン側に「ロックマンワールド5」に登場した「タンゴ」が、
フォルテ側に「ワイリー&ライトのロックボード」のお邪魔キャラ「レゲー」がサポートキャラとして登場するなどのファンサービスがあるが、
グラフィック、サウンド、キャラクター、シナリオ、ゲーム性全てに問題がありあまり好評ではなかったようだ。
ボスはすべて本作オリジナルのものだが、両手にウチワを持った劣化エアーマン「エアコンマン」だの、コンロに手足が生えた「コンロマン」だの、シリーズ屈指の変なやつが多く、
「ロックマンゼクス」「ロックマンゼクス アドベント」など後世の作品でネタにされている。
ロックマンロックマン(プレイステーション・ポータブル)
2006年にプレイステーションポータブルで発売された、「ロックマン1」のリメイク版。グラフィックは3Dになったが、ゲームはサイドビュー。キャラクターはデフォルメ気味。
新たなボス「タイムマン」「オイルマン」とオープニングステージを追加した「NEW STYLE」、ステージごとの難易度の設定、
ゲーム内で入手した素材パックを使ってオリジナルのステージを作成・インターネットでアップロードできる「コンストラクション」、本編とは独立した100ステージもの「チャレンジモード」、
ブルースやロールちゃん、果てはボスキャラまで使用できる多彩なプレイアブルキャラクター、などが魅力。
稲船敬二=サンも「ロックマンファンなら絶対持ってないとあかん」と太鼓判を押した作品であったが、ポップな見た目に反して標準難易度でも高すぎる難易度、
PSPがまだ普及していなかった頃の発売などが災いし売上は振るわず、「ロックマンロックマン2」などのシリーズ展開は叶わなかったようだ。
そして「運命の歯車」は再び動き出す!!
『ロックマン11 運命の歯車!!』TGS2018 プロモーション映像
2010年の「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」を最後に、再びロックマンシリーズは沈黙してしまう。
その間、業を煮やした稲船敬二氏は「ロックマン」に代わる新たなアクションゲーム・ヒーローを創造すべくキックスターターで資金を募り始めた……。
……だが!!「ロックマン10」より8年後の2018年、「ロックマン クラシックスコレクション1&2」、「ロックマンX アニバーサリーコレクション1&2」が発売され、
そしてシリーズ30周年の節目に、ついに無印ロックマンシリーズは最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」がNintendo Switchなどで発売されたのだった!!!
いろいろあってインティ・クリエイツとは完全に手を切ってしまったようだが、今回ついに最新の3Dグラフィックでの横スクロールアクションが実現!!
「ロックマンらしさ」を損なうことなくシリーズ最新作として恥じない出来になったぜっ!!!
そしてチャージショットも!!スライディングも!!再びロックマンの元に帰ってきたぜ~~~っ!!!
更に今回、Dr.ワイリーとDr.ライトの対立のきっかけになった「スピードギア」「パワーギア」の「ダブルギアシステム」が登場!!
今回はすべてのボスに「スピードギア」「パワーギア」のどちらかが搭載されており、ロックマンも「ダブルギアシステム」を搭載して立ち向かう!!
「スピードギア」で周囲をスローモーションにし、「パワーギア」でチャージショットはダブルチャージショットに、特殊武器もパワーアップ!!
そして、ピンチになったら「ダブルギア」発動で「ファイナルチャージショット」だっ!!!
ただ、「スピードギア」発動中はロックマン自体の動きもスローモーションになってしまい、十分な実力を発揮するにはスピードギア発動中にもロックマンの動きがスローにならないアイテムを開発する必要がある。
「ロックマン9」以来恒例の「チャレンジモード」もタイムアタック以外に様々な種目が増えてパワーアップ!!全種目がインターネットランキング対応だぜっ!!
そして50個の実績要素も無理のない範囲で登場だあ!!
だが、「ロックマンシリーズ再起動の新たな1作目」という意味合いもあるのか、
ロックマンの兄「ブルース」も、最大のライバル「フォルテ」も、「ロックマン11」では影も形も登場しない。
そして、難易度は「ロックマン」シリーズの名に恥じない難易度にも関わらず、Nintendo Switchの時代になるとゲームに取扱説明書がつかなくなってしまい、
「ロックマン11」にもゲーム内の電子説明書すらなく、説明不足感がある上に新システムも加わったことで若干とっつきにくく、
またステージギミックにゲーム内での解説も一切なくいきなりプレイすると最低難易度でも相当苦戦することになってしまった。
いちおうカプコン公式Twitterで攻略アドバイスが行われるなどのフォローがあったが、
やはりゲームから取扱説明書を廃絶するべきではない!!!
さらに戦いは、100年の時を超える!!
かくして、正義のロボット「ロックマン」が11度にわたるDr.ワイリーの野望を阻止し、運命の歯車が再び動き出そうとも、
それから100年後の未来、「ロックマン」の名を受け継ぐ新たな英雄との「ミッシングリンク」については、2021年現在未だ明かされていない。
次回はその100年後の未来!!Dr.ライト最後のロボット「エックス」が目覚め、
暴走したロボット「イレギュラー」と戦う「イレギュラーハンター」として活躍する新たな物語、
「ロックマンX」のコレクションタイトルおよびシリーズ全8作品を独断採点拳するぜっ!!!
トーマス・ライトとアルバート・W・ワイリー、二人の博士は世界に何を残し、その結果未来はどうなったのか?
スーパーファミコンから始まって、プレイステーション、プレイステーション2と続いていったXシリーズは、難易度もストーリーも苛烈さを極める!!!
君に負けない愛はきっとあるか!?今どうなっていこうと今運命に逆らう強さを信じられるか!?
そして、ひとつのシリーズの栄枯盛衰を見届ける覚悟はあるか!??試練は、乗り越えられない者に襲いかかりはしない!!!
今回は長い長い3部作の、第1部が終わったに過ぎない。
「超ファミコシ珍拳EXPRESS」が始まった今、一つの記事で複数のタイトルを独断採点拳するのは、この3部作で最後にしようぜ。ガンバロ!!
それじゃ、次回もバスターをチャージして待っていてくれよ。
カラダニキヲツケテネ!!オタッシャデー!!!
【超ファミコシ珍拳すぺしゃる ロックマン伝説!!! Age of “X”へつづく!!!】
*1:前半ステージボス「テングマン」の武器がその代替となっている。
*2:倒すと「ネジ」が手に入る。このため、サターン版ではネジの配置がすこし変わっている。
*3:「~UNLIMITED」の「トリニトロマン」は爆薬としてのニトログリセリンがモチーフなのに対し、「ロックマン10」の「ニトロマン」はバイクがモチーフである。ニトロターボ、という意味なら納得も行くがバイクがモチーフならばわざわざ「ニトロマン」と名付ける意味は薄いはずである……。なお、「バイクマン」では「キン肉マン」の超人である。
*4:本来の意味の「レトロ」とは、現行技術で作られ、見た目だけを古風にデザインしたものを指し、本当に古い年代物の骨董品(アンティーク、ビンテージ)とは区別される。