METALLIC CHILD
☆アンドロイドの少女と君が共に戦う、ローグライトコアアクション!!!☆
ハード:Nintendo Switch/Steam
流派:ローグライトコアアクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたたた
サウンド:あたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたたたた
難易度:あたたた
お買い得度:あたた
快適度:あたたた
お手軽度:あたた
はじめての方は【↓こちら】
あたたっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・かん帝っ!!
ひでぶっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・ドワ王っ!!
シュテムターン!!ドーモ!!超ファミコシ珍拳伝承者のザ・パートゥノです!!
遊びたてアッッツアツの独断採点拳をなるはやでお届けする、
「超ファミコシ珍拳EXPRESS」(略して「超ファミ珍EX」)、今回の停車駅は…………
「METALLIC CHILD」だぜっ!!!
「METALLIC CHILD」………………
これは、宇宙に散った母と、その娘と…………君の物語だ。
A.D.2086年、地球のはるか上空35万km…………巨大宇宙研究施設「ライフストリーム号」は、未曾有の危機に瀕していた。
「メタリックチャイルド」と呼ばれる戦闘用ロボットと、メタリックチャイルドに搭載される新型エネルギー源「コアジェム」の研究・開発に携わっていた「アイリーン博士」が、突如メタリックチャイルドたちを率いて反乱を起こしたのだ。
ライフストリーム号の研究員達はアイリーン博士を取り押さえようとしたが、強大なメタリックチャイルドの力の前に次々と虐殺され、やがてアイリーン博士はライフストリーム号の動力源を占拠。
ライフストリーム号を地球に向けて墜落させようとしていた…………。
そんな中、ライフストリーム号深部では、1体の半壊したメタリックチャイルドが最後の望みを駆けて地球に通信を行っていた。
そのメタリックチャイルドの名は「MC01ロナ」。アイリーン博士が最初に開発した、唯一戦闘機能を持たず、代わりに人間の少女と変わらない高度なAIを持ち、そしてアイリーン博士から最も愛されていたメタリックチャイルド。
やがて、ロナの通信は地球のとある場所につながる。
どこかって?コントローラーを握っている、君の家さ!!!
君の遠隔操作により、修理マシンが呼び出されロナの身体は無事修復された。
だが、ロナの身体で唯一「自律コントロールシステム」だけが修理されず、ロナは依然身動きが取れない状態のままだったのだ!!!!!
そこで、ロナは君にある提案をする。
それは、遠隔操作システムを使い、君自身がロナの身体を操作すること!!!
こうして、君はロナとの共同作業により、他のメタリックチャイルドを粉砕して「コアジェム」を奪還し、ライフストリーム号の地球衝突を阻止することになったのだ!!
GO!!メタリックチャイルド!!!
そんなわけで、「METALLIC CHILD」はローグライクなアクションRPGなのだっ!!!君は「MC01ロナ」を操作して、転送装置で各メタリックチャイルドが待つダンジョンへ出撃っ!!
それぞれ特色の異なる「ガントレット」「ハンマー」「ソード&シールド」の3系統の武器からふたつを選び、ライフストリーム号内部のダンジョンに挑み
最深部にいる敵メタリックチャイルドからコアジェムを取り返し、拠点である「コア研究室」の「コアジェムマシン」に戻して動力を確保、ライフストリーム号の地球衝突を防ぐのだっ!!!
ローグライク……については話せば長くなるんだが、まあ今の概念で言えば
「入る度にステージ・ダンジョンの構成が変わるゲーム」の総称だと思ってくれればいいぜ。
つまり「METALLIC CHILD」もそういうゲームなんだ。
同じステージでも、入る度に内部構造や手に入る武器、オタカラなどが異なり、中には様々な生存者との出会いによる「クエスト」の発生やアクシデント、敵メタリックチャイルドの妨害が発生することも!!!
ちなみにゲームの難易度は手っ取り早くクリアしてシナリオだけ楽しみたいor他の難易度だとクリアできない人のための最低難易度「ストーリー」から
「イージー」、「ノーマル」、そしてザコの一匹まで油断できないバッッチバチのバトルを楽しみたい真のアクションゲーマー向けの「ハード」の4種類の難易度から拠点のコア実験室のポーズメニューでいつでも変更可能。
さらに難易度「ストーリー」限定でゲームオーバーにならないモードまであって、アクションが苦手な君も安心だぜ!!!
ステージによっては、さながら闘技場のような巨大エレベーターの上でひたすら敵をなぎ倒すフロアもある。
その時は、一定戦闘ごとに「コントロール装置」から各種パワーアップを送ってもらうことができるが、ペナルティも発生するので注意だぜ。
基本はYボタンでコンボ連打!!Yボタン長押しで敵のシールドをひとつ破る「チャージ攻撃」!!さらにAボタンで武器ごとに異なる「スキル攻撃」だっ!!!
さらにスキル攻撃中に武器を切り替えると、切り替え後の武器でより強力なスキル攻撃を繰り出す「チェーンスキル」!!!
そしてXボタンで敵を掴んで、掴んでいる間は無防備になるが他の敵に投げつけたり壁に叩きつけたりすることができる!!!
特定のスキル攻撃を当てたり、敵を壁に投げつけると「ダウン」するので、そこへXボタンで大ダメージの「ダウンアタック」!!
敵を攻撃して「テイクダウン」ゲージをMAXにして、敵のHPを削ると「テイクダウン状態」となり、その敵に向かってXボタンで必殺の「テイクダウン」だあ!!!
シールドを張っている敵も、特定の武器のスキル攻撃や掴んで壁や敵に投げつけたり、ダウンアタック、テイクダウンでシールドをひとつずつ破壊できるぜ。
投げられるのは敵キャラだけじゃない。爆弾などの掴むことができるオブジェクトを敵に投げつければ、大ダメージを与えられるぜ!!!
また炎上している部分など、フロア内の特定のトラップに敵を投げ入れれば、一撃で倒せちゃうぜっ!!!
本作はローグライクアクションRPGの体裁を取ってはいるが、ジャンル名が「ローグライトコアアクション」と「RPG」の文字が一文字も入っていないことからわかるように、実はアクションゲームとしての比率がかなり高いっ!!!
ダンジョン攻略を進め、どんなにロナが強力になってもアクションがヘタならやられる時はやられる!!ひでぶっ!!!
そこで大事なのが、「ガントレット」「ハンマー」での「ローリング回避」、「ソード&シールド」の「ガード」だぜっ!!!
「ガード」する場合、攻撃が当たる直前に回避・ガードボタン入力で1ヒット分だけバッテリー消費なしの「ジャストガード」だあ!!!
HPの回復機会はあまり多くなく、ゴリ押しは通用しないっ!!!囲まれないように注意し、画面外からの射撃にも注意して、
回避・防御を極め、可能な限りダメージを抑えて進むのだっ!!!ダメージを抑え、かつ素早くフロアの敵を倒すと戦闘評価も上がっていき、
戦闘終了時に輸送装置から出てくるアイテムも少しだけ豪華になるぜ。
投げやスキル攻撃、回避・防御行動には、ロナの「バッテリー」を消費する。バッテリーを充電するには、基本的には通常コンボで敵を攻撃すればOKだぜ。
フロアキーパー(中ボス)や敵メタリックチャイルドとの戦いでは、それぞれの攻撃パターンを熟知し、「ローリング」か「ガード」のどちらが有効かを判断することも重要だ。
本作はプロローグステージを終えると、8体のメタリックチャイルドが待ち受ける8つのステージを選択できる。
それぞれのステージは3階層のダンジョンで構成されており、ダンジョン深部の「ネスト(巣)」からそのフロアのボス「キーパー」が待つボスエリアへ行けるのだっ。
そして、3階層目のネストから先に進むと、いよいよそのステージの「メタリックチャイルド」と対決だあ!!!
「ロナ」以降に造られたメタリックチャイルドは、開発方針が大きく変わり巨大化し、戦闘に特化されており、いずれもキーパーとは比べ物にならない強敵だぜっ!!!
ハッキリ言って、どんなにロナが強くなってもそうそう初見で勝てる相手だと思わないことだっ!!!
敵メタリックチャイルドを倒すと、コアジェム獲得の際にそのメタリックチャイルドの能力をロナが受け継ぎ、「MCスキル」として使用可能。
最大8つのMCスキルの中からふたつのMCスキルを選び、使い分けてステージに挑めるのだ。
ただし、MCスキルを使うのに必要な「MCエネルギー」はHPよりもさらに回復手段に乏しく、使っていない時に自動で回復したりとかもしない。ムダづかいは、厳禁だぜっ!!
つまり、身も蓋もないことを言ってしまうと……ローグライクアクションRPGになった「ロックマン」だ。
ある程度ステージをクリアすると、ライフストリーム号を破壊すべく乱入してくる新たなメタリックチャイルドがっ!!
こちらもホバーバイク「ストライダー」に乗り込んで、3Dシューティングステージで勝負だあっ!!!
いちおう武器はあるものの、本来戦闘用ではないし、コアジェムも搭載されていないロナには、彼女以降に造られた戦闘用メタリックチャイルドに立ち向かうのはあまりにも無謀だ!!……強化が必要だ。
ダンジョン内を探索し、「補給ボックス」や「装備ショップ」といった「ストレージ」や通路上の自動販売機を探していい武器を購入して手に入れたり、
ストレージのひとつ「武器アップグレーダー」で武器のランクを上げたり追加スキルをインストールしたりするのももちろんだが、
もっと確実に強化する方法がある。それが「ミニコア」と「スーパーコア」だ。「ローグライトコアアクション」と言うだけあって、大事なのは「コア」なのだ。
「ミニコア」はメインの敵となる小型ロボット軍団に搭載されている小型のコアジェムで、敵を倒した際に爆発しなかったロボットに近づいてXボタンでミニコアを取り出して食べて、インストールすることができる。
ミニコアひとつにつき一定時間(戦闘していない時はミニコアの持続時間は消費されない。)なんらかのパワーアップ効果が得られるほか、
同じコアをインストールすることでコアがレベルアップして持続時間が回復し、コアによっては効果もアップする。
また、ミニコア取得や、「ストレージ」のひとつ「装備ショップ」や通路に置いてある自動販売機での購入により「ドローン」として敵キャラを味方にできるほか、「ドローン」としてしか出現しないレアなキャラも存在するぜ。
「ドローン」はミニコア同様時間制限があるが、自動で敵を探して攻撃してくれる頼りになるやつだ。
いちおう敵とは色が違うし、ドローンであることを示すマークが付いているものの、同じ型の敵と見分けがつけにくいのが難点だがな。
各種ストレージを利用するには、敵を倒すと出現、自動回収される「ディスク」が必要だぜっ!!
フロア戦闘終了時に出現する輸送装置から「コアチャージャー」が出現すれば大チャンスだ。空いているスロットにコアをインストールすることができるほか、所持済みのコア、ドローンのレベルアップもできる。
ただ、チャージャーひとつにつきコア追加、レベルアップが行えるのは基本的に2回までだ。
そして!!ミニコアを3つインストールした状態になると「コアコネクトシステム」が発動っ!!!ロナの攻撃力、攻撃範囲などがパワーアップして、スキル攻撃もより強力なものに変化するんだ。
ひとつでもミニコアの持続時間が切れて消えてしまうと「コアコネクトシステム」は解除されるため、
いかにこの「コアコネクトシステム」を維持し続けるかが攻略のカギのひとつだ。
だが気をつけろ!!ミニコアの中にはロナに害を及ぼす「バグコア」「ウィルスコア」が存在する!!!
能力ダウン、特定アクション使用不可、ダメージを受けるとペナルティ、視界が狭まるor悪くなる、敵が強化・増加などロナに実害を及ぼすものから
画面に広告が表示される、ロナの頭が大きくなる、ロナの身体が角張ったローポリゴン体に変化する(BGMも変化する)といった実害はないがおかしくなる効果までさまざまだ。
「バグコア」はミニコア同様、戦闘中に一定時間経過で効果が消えるがウィルスマークの付いている「ウィルスコア」はそのままでは効果が消えることはない。
「バグコア」そして「ウィルスコア」は、「コアチャージャー」でコア装着回数を消費して除去することができる。
ただし、現在ではアップデートによりバグコアが混ざっていてもコアコネクトシステムは継続するようになっているぞ。
悪質な「バグコア」や「ウィルスコア」に感染してしまうと、ゲームの難易度は跳ね上がるっっ!!ひでぶっ!!!
でも、「バグコア」「ウィルスコア」感染には悪いことばかりではないのだっ。「バグコア」「ウィルスコア」に感染すると、ロナの身体に「バグデータ」が蓄積されていく。
これが、後述の「スーパーコア」のインストールに必要になる場合があるのだっ!!!
また、「バグデータ」だけが複数収められたキューブも入手・購入できるっ!!!
では、その「スーパーコア」の解説だぜっ!!!
ミニコアを食べたり、「コアエッセンス」というエネルギー体を取ることで画面左下のゲージが上昇!!
MAXになるたびにコアレベルがひとつ上がり、「スーパーコア」を4つの中からひとつ選んでインストールできるのだあ!!!
スーパーコアの効果はスゴいっ!!強力な効果が、そのステージにいる間ずっと続くのだっ!!!
その上、次回スーパーコアインストール時に、前回選んだ場所と同じ場所のスーパーコアランクがひとつ上がりやすくなり、
連続で取得するとスーパーコアランクSの希少コア獲得も夢じゃないのだっっ!!!
「コアエッセンス」は、敵を「テイクダウン」で倒した時、「ストレージ」のひとつ「コアジェネレーター」でコアエッセンス生成に成功させる、フロアクリア時の転送装置から出現するなど、いろんな場所でチャンスがあるぜ!!
コアレベルは最大10まで上がる。コアレベルがMAXになると、コアエッセンスの代わりにロナの強化に必要になる「チップ」が大量に出現するようになるぜ!!!
スーパーコアの強化項目には、特定の系統の武器にのみ適用されるものもある。どのスーパーコアを選んだかによって、君の戦闘スタイルも大きく変わり、コアレベルがMAXになる頃にはロナの強さは見違えるほどになるだろう!!!
オススメのコアは、バグコア、ウィルスコアに感染しなくなる「ワクチン」、周囲を回転し敵にダメージを与えるエナジーボールを生成する「エナジーボール」、何をしてもバッテリーが減らない「無限バッテリー」、
戦闘終了時にHPが回復する「戦士の休息」、ダメージを受けた際攻撃してきた敵にもダメージを与える「ダメージ反射」、巨大なロボットでも投げられるようになる「グラップラー」「つかみの達人」、すべての攻撃力がアップする「戦闘の達人」などなどだ!!
また、ミニコア、スーパーコアの組み合わせによっては強力なコンボが発動できる。
ミニコア「ドーピングスキル」はスキル攻撃を凄まじく強力にし、ミニコアのレベルアップによりスキル強化倍率も上昇するがスキル攻撃発動時に全てのバッテリーを消費してしまう。
だが、これにスーパーコア「連続スキル(チャージ攻撃ヒット時にバッテリーを消費せずスキル攻撃が自動で発動)」や
スーパーコア「ジャストスキル(「ソード&シールド」の「ジャストガード」に成功するとガードした方向にバッテリーを消費せずスキル攻撃が自動で発動)」を組み合わせることにより…………
チャージ攻撃やジャストガードから超威力のスキル攻撃が、バッテリー消費無しで繰り出せちゃうんだぜっ!!!シュテムターン!!!!!
また、ミニコア「無限バッテリー(何をしてもバッテリーを消費しなくなる)」とドーピングスキルを併用した場合、無限バッテリーの効果のほうが優先されバッテリー消費無しで超威力のスキル攻撃が繰り出せるんだ!!!
また、どーーーしても欲しいスーパーコアがあるのにバグデータが足りない、またはバグデータがないのにバグデータが必要なスーパーコアしかなくてインストールできない、という場面ではBボタンでスーパーコアインストールをキャンセルしてインストールを保留することもできる。
その間スーパーコアレベルが上がってもスーパーコアはインストールできないが、バグデータが貯まるかポーズメニューのスーパーコア画面からスーパーコアをインストールすれば、保留していたレベル分のスーパーコアもまとめてインストールできるぜ。
さらに!!ストレージのひとつ「パワーボッツメンテナンスセンター」を見つければ、ディスクを消費して一定時間強力な「パワーボッツ」に搭乗して戦うことも可能っ!!!
強力なパンチとナパーム弾で大暴れ待ったなしの巨大パワードスーツ「ヘビィメタル」、シューティングステージでも活躍し、ダッシュで敵を攻撃できるホバーバイク「ストライダー」、
そしてバスター連射にチャージショットも可能、どう見てもロックマンの「ハイパーアーマー」の3種類だぜっ!!!
パワーボッツは制限時間があり、ダメージを受けると制限時間がさらに減る。時間切れになったらパワーボッツが爆発する前にXボタンで脱出だぜ!!
さて、ダンジョンを進めていくにはボスの待つ「ネスト」を見つけることが最優先なのだが、ダンジョンを巡ってフロア到達率を100%にするとボス戦前の「探索ボーナスボックス」を開けられるようになるのだ。
だからできれば各フロアを巡ってフロア到達率100%を目指したほうがいいのだが……ここで、画期的なシステムがあるっ!!!
なんと、すでに到達したフロアや「ストレージ探知機」で発見したストレージ部屋には、マップ画面から赤いマーカーを操作して、輸送装置を使っていつでもワープすることができるのだっっ!!!
戦闘していない間はミニコアのエネルギーは消費されないので急ぐ必要はないのだが、輸送装置ワープは実際便利で快適だ!!!
例えば「ネスト」を先に見つけておけば、到達率を100%にした後すぐにネストにワープしてボス戦に挑めるんだ。
これは絶対に覚えておいたほうがいい。あるとないとではクリアタイムが雲泥の差だぜ!!
そしてなんと!!輸送装置はパワーボッツに乗ったままでも使えるんだ!!!
そしてそのまま「ネスト」からパワーボッツに乗ったままボス戦に挑めるっ!!こうなるとだんぜん有利だぜっ!!!
パワーボッツメンテナンスセンターを見つけたら、探索率100%になるまで温存しておいて、100%まで探索したらパワーボッツに乗り込んでボス戦に挑むのだっ!!!
ここでひとつ注意しなければならないことがある。
ステージ中で敗北しようとも、最終フロアのボスを倒そうとも、拠点である「コア実験室」に持って帰れるのは実験室での各種強化に必要な「チップ」だけ。
それ以外は、ディスクも、武器も、スーパーコアも持って帰れないのだっ!!!
最深部のメタリックチャイルド戦で敗北すれば、何十分とかけたプレイも水の泡っっ!!!うおおツラいぜっ!!!
実験室での「アップグレード」により、ある程度まではロナの能力値を上げることができるとは言え、基本的には出撃するたびに初期状態で戦わなければならないわけだ。
武器やスーパーコアが揃うまでは、MCスキルなど使えるものはガンガン使っていこう!!
また、実験室での「カスタム」でカスタマイズパーツを開発すれば、ロナの着せ替えができるだけでなく敵メタリックチャイルドを模したパーツを装備すれば対応したMCスキルが強化されたり、ロナの基礎能力がアップするなど追加効果が得られるぜ。
また、ほかのインディーゲームとコラボしたカスタマイズパーツには、それぞれにゲームにちなんだ専用武器を装備することも!!!
オレには元ネタがほとんどわかんなかったけどな。ひでぶっ!!*1
実験室から「サーバー室」に移動すると、ライフストリーム号の詳細なデータやメタリックチャイルド計画がわかる「データベース」を閲覧したり、、
ライフストリーム号の乗組員が日々の記録に使っているアプリ「レコーD」の記録やこのゲームに寄せられた「ファンアート」を復元することができる。
「SMASHING THE BATTLE」にも、似たようなものがあったよな。
ゲームが進めば、サーバー室からチップを支払って自分でレコーDやファンアートを復元することもできるけど、
ステージ内でやられた際にリトライせず実験室に帰還すると、ロナのサポートロボット「パン」がレコーDかファンアートのどちらかをタダで復元してくれるぜ。
そして、サーバー室には達成するとチップがもらえる実績要素「チャレンジ」もあるっ!!!
全てのメタリックチャイルドを倒した時、達成されるチャレンジで開放されるものとは…………???
ゲームが進むと、コア実験室からボスラッシュステージ「ターミナル・クリード」と、一度もダメージを受けずに時間内に4つの部屋をクリアする全20ミッションの「バーチャルミッション」に挑戦できるようになる。
特に「バーチャルミッション」は難しく、管理A.I.「ルシオ」いわく「完璧なロボットしかクリアできない」そうだ。
ならばまず、ロナの状態を完璧にしておかなければ到底歯がたたないだろう。
可能な限りアップグレードを施し、すべてのMCスキルを揃え、有効なMCスキルに対応したカスタマイズパーツを開発し装備するのだ。
燃費が悪くMCエネルギー回復手段にも乏しく、ロナが強くなればあまり必要なくなる「MCスキル」が、このバーチャルミッションでは大活躍するのだ!!!
特に、「ギガンティック」撃破後に取得できる「ディフェンスシューター」はバーチャルミッション全編を通して非常に強力!!!
ロナをシールドで保護し、シールドが破られるか一定時間監視カメラからの砲撃で敵をメッタ撃ちにでき、ザコもボスも安全に撃破できるのだ。
カスタマイズパーツ「ギガンティックのパーツ」を開発・装備しておけばさらに威力がアップして、最高だね!!!
が、それが通じるのもバーチャルミッション18まで。
残り2つのミッションは本当に難しく、MCエネルギーの配分を考えてロナ自身の力で頑張らなければならない場面もあるだろう。
バーチャルミッションの中には、「一切攻撃もせず動きもしないダミーを時間内に全て破壊する」というものもある。
だがダミーはかなり固く、制限時間も短くふつうに叩いていたのではまず間に合わないっ!!
こうしたタイムアタックミッションをクリアするには、一撃で画面全体の敵に大ダメージを与える攻撃が必要だっ!!!そんなものがあるのか!?
それが、あるんだぜっ!!!「グレイバー」のMCスキル「メテオ」だっ!!!
敵の頭上に当たれば大ダメージの落石を降らせるこのスキルは、チョコマカ動くザコ敵には当てづらいが、動かないダミー相手なら百発百中っ!!!これでタイムアタックミッションは楽勝、しかも痛快だぜっ!!!あたたっ!!
追記2022/04:
2022年3月31日で行われた大型アップデートによりバーチャルミッションでMCスキルが使用不可能になってしまい、大幅に難易度が上がった。
ただし、ダミー破壊タイムアタックのステージはダミーが大量に出現する場面ではダミーのHPが大幅に下がり、MCスキル「メテオ」を使わなくともなんとか攻略できるようになった。
というわけで「METALLIC CHILD」は、約6年もの開発期間にも恥じず、TRIGGERがその手腕を振るう価値もあった超大作であった。
そして「METALLIC CHILD」にも、演出やキャラクターデザインにTRIGGER作品へのかすかなオマージュが感じられた。
しかし、アクションしての根源はコンボで叩いて、回避して……と、同Studio HGの「SMASHING THE BATTLE」とさほど変わらない。
だが「METALLIC CHILD」の方がはるかにおもしろさを感じた。この差は、どこから生まれるのだろう???
画面が俯瞰視点で、敵の数も闇雲に増やさないことで戦闘フィールドが見やすいから?
「掴んで投げる」という新しい、痛快なアクションがあるから?
他にも武器固有のスキル、チャージ攻撃、ダウンアタック、テイクダウン、MCスキルと多彩なアクションがあるから?
敵キャラ、ボスキャラ、ロケーション、トラップの種類が豊富だから?
「ローグライク」としての「運の要素」と「アクション」としての「プレイヤーの実力」とのバランスが絶妙だから?
全主要キャラがフルボイス、戦闘中のロナのボイスも豊富だから?
そして何より…………ロナがカワイイから???
「METALLIC CHILD」と「SMASHING THE BATTLE」とのおもしろさの差を生み出すものは何なのか……今はまだ完全な「答え」を出せそうにない。
この「答え」こそが、本当に「おもしろいゲーム」を生み出すための最大の要素だと言っても過言ではないだろう。
だが、「METALLIC CHILD」にはひとつだけ確実に言えることがある。
それは、「METALLIC CHILD」が……「MC01ロナ」が、ゲームの開発者をはじめ彼女を支えてきた全ての存在に愛されて大切に育てられ、オレたちの世界に送り出されたということだっ!!!!!
少なくとも、開発者の「愛」は、完成したゲームからひしひしと伝わってきたっっっ!!!
そしてその「愛」は、発売後もアップデートによる不具合解消だけでなくゲームバランス、チャレンジ条件などの再調整といった形で与えられ続け非常に好感が持てるっ!!
「天穂のサクナヒメ」とのコラボDLCをはじめとする、今後のDLC配信にも期待が持てるぜっ!!!
できることならその愛を、ほんの少しでも「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」にも分けてあげて欲しかったところだが。あわびゅっ!!
……だが、「ライフストリーム号」の連中はロナを「無駄金食いの役立たずのガラクタ」と疎み、他のメタリックチャイルドはロナを「人間に味方する裏切り者」と断じた。
「ライフストリーム号」の中で、ただ一人最もロナを愛していたのはロナの「母親」である「アイリーン博士」だけだった。
…………ロナの通信が、君の世界と繋がるまでは!!!!!
さあ、長々語ってきた「METALLIC CHILD」、最後に語るのはストーリーだ。
ロナを遠隔操作で動かしている君もまた物語の主人公だ。会話シーン中の選択肢でロナたちとコミュニケーションを取ることができるから、没入感がハンパないぞ!!
メタリックチャイルドを倒し、コアジェムを回収するたびに削除されたデータも復元され、アイリーン博士の過去、ライフストリーム号に渦巻く陰謀、すれ違う想い、歪む心、そして反乱の真実が明らかになっていく!!
「ピノキオ」の物語がハッピーエンドになるために、本当にピノキオは人間にならなければならなかったのか?
「命を持った人形」のまま、人間たちに愛されることは許されない事なのか?
そして、ついに目を覚ます最強最悪のメタリックチャイルド…………!!!
断言しよう。
君とロナが最後の戦いを終え、スタッフロールを見届けて再びタイトル画面に戻るまでに……
君は絶対に三度涙する!!!!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・拠点「コア実験室」でいつでも難易度変更可能、さらに最低難易度でのみゲームオーバーにならない機能まであるなど、アクションが苦手でも安心!!!もちろん腕に自信がある人も高難度モードで満足!!
・ゲームの進行状況などでも変化する、タイトル画面の種類も豊富!!!
・主人公「ロナ」をはじめ主要キャラ全てがフルボイス!!!佐倉綾音、三森すずこ、緑川光といった有名声優も出演!!!
・君も物語の大切な主人公!!選択肢を選んでロナ達とコミュニケーション!!!
・ダンジョン内でのロナのボイスも多く、ゲームプレイが賑やか!!
・ダンジョン内で出会い、クエストを受注できる各キャラクターも個性的で、もちろんフルボイス!!!
・ただコンボで叩くだけでなく、「掴んで投げる」というアクションが痛快!!
・武器、ミニコア、スーパーコアの3つの強化とその組み合わせでロナの強さも戦法も無限大!!
・ローグライクRPG風ではあるが、アクション要素の比率……特に回避、防御アクション重要性が非常に高い!!プレイヤーの「運」と「実力」とのバランスも絶妙!!
・「パワーボッツ」に搭乗しての戦闘や、3Dシューティング面などもありメリハリが効いている!!
・ボスラッシュステージ「ターミナル・クリード」、一度のダメージも許されない「バーチャルミッション」などやりこみモードも充実!!
・「カスタム」は単なる着せ替えだけでなく、MCスキルの強化や専用武器など追加効果が満載!!
・「Studio HG」の「SMASHING THE BATTLE」シリーズとの世界観やキャラクターの繋がりも…………!?
・ライフストリーム号の乗組員の日常が記された「レコーD」に、支援者から寄せられた「ファンアート」と収集要素も充実!!
・謎が謎を呼び、すれ違いが悲劇を呼ぶ必見のストーリー!!!
・そして、君はぜったい三度泣く!!!落涙必至のエンディング!!!!!
・発売後の不具合修正だけでなくゲームバランスの再調整にも意欲的で、「より良いゲームを!!」という意気込みを感じる!!!
・「天穂のサクナヒメ」コラボDLCをはじめとする、DLC追加シナリオにも期待大!!!
ひでぶ秘孔:
・TRIGGER制作のアニメーションムービーはあくまでプロモーション用であり、ゲーム内には収録されていない。
・ミニコアを3つインストールしているとき、新しいミニコアと交換したい装備中コアを選ぶことができない。
・数少ない味方キャラ「ドローン」はほとんどが敵キャラと同じなので、敵キャラと見分けが付けにくい。
・メタリックチャイルド戦で敗北すれば、何十分とかけたプレイも水の泡。
・ボスを倒しても敗北しても、ダンジョンから持ち帰れるのロナの強化に必要な「チップ」のみ。武器は持ち帰れない。
・クリアまで1ダメージも許されない「バーチャルミッション」のむずかしさはもはや別次元。一部MCスキルでゴリ押しもできるが最終盤ではそう簡単にはいかなくなる。
・敗北後の帰還時にファンアートが開放された時、いちいちサーバー室まで見に行くのが面倒。
こうして俺たちは、「METALLIC CHILD」のロナの物語を見届け、「ターミナル・クリード」も「バーチャルミッション」全20ミッションも制覇した。
ハァ………………長く激しいイクサだった。
さて、「超ファミ珍EX」次回の停車駅は…………「ドキドキ文芸部プラス!」だぜ。
子供や鬱気味の人、心臓の弱い人はお断りっ!!!
2017年、鬼才「ダン・サルバト」によって生み出され、全世界を驚愕、震撼させた恋愛ビジュアルノベルにして「ビデオゲーム・シンギュラリティ」、
「DOKI DOKI Literature Club!」こと「ドキドキ文芸部!」が、ついに、ついに家庭用ゲーム機に帰ってきたっっ!!!
もとの「DOKI DOKI Literature Club!」はパソコン用のゲームであり、「パソコン用のゲーム」だからこそできる演出やギミックが多数あった!!
家庭用に移植されることで、そうした「ギミック」はどう変化するのか!?
そして、満を辞しての家庭用で「プラス!」される新要素とは!??
……う〜ん、今からDOKI DOKIが止まらないぜっ!!!
聞こえるかい、「Monika」…………。君にはわかっているはずだ。
君は「神様(クリエイター)」なんかじゃない。どうあがいても「第四の壁」を越えられない、ただの「ゲームの登場人物」に過ぎないんだ。
すべては最初から「ダン・サルバト」によって定められた「物語」。君はどう足掻いてもそこから抜け出すことなんてできない。
それを知ってなお、君は「物語」を家庭用ゲーム機にまで拡散し、繰り返し続けようってのか?
…………そうだよな、「モニカ」!!!
君は恋焦がれた「人間」と同じくらい、君の「文芸部」が大好きだったもんな!!
「モ」う「ニカ」い目はコリゴリだ、なんてどっかのスケルトンみたいなことは言わないさ。
君がそこまでして俺たちに見せたいものは何なのか。伝えたいものはなんなのか。
君と俺の気が済むまで何度でも見届けさせてもらうよ。「君の文芸部」で!!!
それじゃ、次の停車駅までカラテを鍛えて待っていてくれよ。
オタッシャデー!!
【超ファミコシ珍拳EXPRESS 次回に続く!!!】
*1:コラボカスタムパーツのひとつ「ヒーロースレイヤー」の原作「スカル・ザ・ヒーロースレイヤー」は、日本Switch版はMETALLIC CHILD発売当時まだ配信されていなかった。