HAUNTED PS1 DEMODISC2021
☆あの頃の恐怖がよみがえる、25の恐怖を「体験」せよ。☆
ハード:PC
流派:体験版集
操作性:あたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:───
キャラクター:───
ストーリー:───
難易度:個別に独断採点拳
お買い得度:無料!!!
快適度:あたた
お手軽度:あた
ダウンロードは【こちら】から。
はじめての方は【↓こちら】
あたたっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・かん帝っ!!
ひでぶっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・ドワ王っ!!
シュテムターン!!ドーモ!!超ファミコシ珍拳伝承者のザ・パートゥノです!!
遊びたてアッッツアツの独断採点拳をなるはやでお届けする、
「超ファミコシ珍拳EXPRESS」(略して「超ファミ珍EX」)、今回の停車駅は…………
「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」だぜっ!!!
【もくじ】
ここまでのあらすじ
突然だが、「HAUNTED PS1」というゲーム創作企画が存在する。
初代プレイステーション時代のローポリゴン・グラフィックだけでなく、
方向キー左右で旋回、上下で前後移動のラジコン操作、定点固定カメラなど初代プレイステーション時代の「あるある」を満載した
「真のレトロ・ホラーゲーム」をみんなで作ろう、という企画だ。
そのプロジェクトの集大成となるのが「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」 なんだぜっ!!
前回の予告通り、「散歩 - WALK」というゲームがネットで話題になった事もありそれで「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」の存在を知った人も多いだろう。
だがそれは、本作に収録された25+αの恐怖ゲームの中のほんの一つに過ぎないっ!!
英語がわからないからと言って、やらず嫌いはもったいないぜっ!!
ならば、このオレたち超ファミコシ珍拳伝承者がその名にかけて、25本+αのすべてのゲームを「体験」し、その全貌を暴いてやろうではないかあ〜〜〜〜〜っ!!!!!
デモディスク……とは言っても物理ディスクをどこかで入手しなければならないわけではなく、公式サイトからダウンロードできる。
公式サイトからは、PS1ソフトのパッケージ裏をイメージした収録タイトルの画像PDFもダウンロードできるなど、こだわりもハンパないぜっ!!!
体験版とは言え25本+αもゲームが入っているだけあって、ファイルサイズは4ギガもあるっ!!たわば!!
さて、ファイルをダウンロードし「デモディスク」を起動すると、まずは一人称視点で「ミュージアム」を目指すのだ。
キーボードでの基本操作は「WSAD」キーを「上下左右」、マウスでカメラ操作、Shiftキーを押しながら移動でダッシュ。
各収録タイトルもだいたいこの操作で統一されているので、ゲームパッドが無くても遊べるぜ。
なお、いちいち移動するのも面倒だという人は、タイトル画面から「FREEPLAY」を選ぶと遊びたいタイトルを直接選んでプレイすることもできる。
ミュージアムに入ると、受付でナビゲーターである紫色のガイコツ「スカリー」から説明を受け、いざ収録タイトルの展示へ!!
ミュージアム内部はエントランスと1~3階で構成されており、エレベーターで移動するのだ。
エレベーター内ではマウスで行きたい階のボタンを指してEnterキーで移動だ。
では早速、各階に展示されている「体験版」をかたっぱしから独断採点拳していこうじゃないか!!シュテムターン!!!
しかし、体験版とは言え25本も詳細に独断採点拳していたのではキリがないので、
今回は「ひとくち独断採点拳」としてなるべく1タイトルを簡潔に紹介していくぜっ!!ほあたっ!!!
エントランス
君は今、「HAUNTED PS1」参加者が作ったゲームが展示されているミュージアムのエントランス階にいる……ってことにしてくれ。
ここには各階に移動できるエレベーターがあり、遊べるゲームはなさそうだが……?
トイレ
エントランス階、カウンターの左手には、ご丁寧にトイレまで用意されているのだ。
ここで遊べるゲームはないが、なにか注目すべき物があれば、メモでもしておいたほうがいいかもな。
BAR
エレベーターを無視して、右側の入口に入るとBAR……なのかなここは。
一応カウンターとかビリヤードとかある。そして、謎めいたPCもある。
が、触るとパスワードの入力を要求される。ここは絶対なにかあるぜ!!!
1階
展示されているゲームで遊ぶには、それぞれのゲームの部屋に入って中にあるオブジェクトをEnterキーで調べたり、入り口に入ったりすると別窓でそのゲームが起動する。右下のオバケ君の表情にも注目しよう。
君のPCにウィルス対策ソフトがインストールされている場合、別窓でのソフト起動が妨げられる場合がある。
そのへんの設定は自力ででなんとかしてくれ。
TOREE 3D
難易度:あたた
恐怖度:あたた
ヒヨコめいたキャラクター「TOREE」を操作してダッシュ、2段ジャンプを駆使してスターを集めながらゴールを目指す3Dアクション。
本体験版では2つのステージで遊ぶことができる。
見た目は可愛らしく、曲もアクションも軽快だが、ゲームを進めていくうちに何かが少しずつ狂っていく…………あわびゅっ!!!
The Heilwald Loophole
難易度:あたた
恐怖度:あたたた
主人公は「Heilwald病院」の倉庫で目覚めた「患者」。
恐怖と狂気に支配されたこの病院からの脱出を目指す一人称視点の3Dアドベンチャーだ!!
本体験版ではふたつのステージで遊ぶことができる。
最初の相手は、キミの腎臓を摘出しようとしている狂人「ランドルフ医師」!!
ヤツからは普通に逃げようとしても逃げられず、捕まるとぶっとい麻酔でグサリとやられ、あわれキミは非検体に……ひでぶっ!!
逃げる途中のどこかに、「使われていない麻酔注射」がある!!それを手に入れれば、逆にこっちがランドルフ医師を眠らせて、逃げることができるぞ。
ランドルフ医師を退けたら、次は患者たちの呻き声が響く病棟へ。
ここでは、怪力、不死身の怪人となった「看護婦長」が襲いかかる!!
脱出に必要なアイテムを見つけたら、そのアイテムで開けられる扉まで迷わず一直線!!健闘を祈るぜ。
tmOD
難易度:あた
恐怖度:あたた
FPS型物理演算シミュレーションゲーム「Garry's Mod(GMOD)」 を元ネタとしたゲーム。
「Garry's Mod」同様、何もない自由な空間に「Tool gun」でQキーのメニューから選択したオブジェクトを射出したり、「Physis gun」で出現させたオブジェクトを掴んでブン投げたり、「拳銃」で撃ってみたりできる。
マルチプレイもできるようだが、本体験版では未実装。
最初は射撃場のような場所からスタートするが、いろいろ歩き回っているとフィールド内に突如真っ黒な大穴が……
この大穴に入るともう這い上がれないので、無視しようぜ。
あと、オレの環境だけかも知れないけど、メニュー画面などでマウスカーソルとゲーム内の反応位置がズレているのが気になる。
ドラム缶とかを撃ち出しまくったり、ブン投げたりしてヒマを潰すだけでなく、フィールドのいろんな所に行ってみようっ!!
そして、拳銃発砲のマズルフラッシュを頼りに暗闇の先を進むと、その先には…………!?
MUMMY Sandbox
難易度:あたた
恐怖度:あた
まず初めに、マミー(ミイラ男)になりたいという、ヒトなら誰しもが持つ欲望を曝け出そう。
……「んなわけねーだろ」って?ここはひとつ話を合わせてくれよ、頼むよ。
で、このゲームは一人称視点のアクションパズルゲーム。
まず最初に真っ赤な包帯一枚と、目玉ひとつからゲームスタート。
「砂場」を歩き回って、「包帯」を集めたら、「マミー」としての新しい君の誕生だ。ゴウランガ!
包帯を集めて身体が出来上がり、「バケツ」を手に入れると砂を掘ることができるようになるぜ。
残りの包帯も砂の中に隠されているほか、砂に埋まった遺体を発掘し、復元すると調べることができるようになり、
手に入れた「木の棒」「ペンチ」などのアイテムを使うことでアイテム入手!!
視界がよくなる「メガネ」、ジャンプができるようになる「スプリングシューズ」、他の砂場に行くために必要な「カギ」などが手に入るぜ!!
「シャベル」を手に入れると砂を高速で掘れるようになるだけでなく、掘った砂を消費して「砂の城」を作って足場にすることもできるようになるっ!!!
やがて君はワープ能力でいくつもの「砂場」を行き来して、アイテムを集め謎を解いていくのだ。
体験版なのでいいところでゲームが終わってしまうが、最後にその続きのヒントが表示されるぜ!!
ミイラになりたいという願望はないし、あまり怖いゲームでもないが、試みはおもしろいゲームだっ!!!
The Chameleon
難易度:あたた
恐怖度:あた
スタンガンを持ったガードマンが徘徊する不気味な研究施設に似つかわしくないアロハシャツ姿の変なオッサン、彼が主人公の「ザ・カメレオン」。
このゲームは三人称視点の探索型スニーキングアクションだ。
変な肉塊のようなものに触ると、ザ・カメレオンは新たな能力を得る!!
この体験版では、瞬間的に敵ガードマンに変身してやり過ごす能力と、目にも止まらぬダッシュ能力が手に入るぜ。
オレは逃げるのも隠れるのもキライだぜ。だから敵ガードマンは背後からブン殴って倒してしまってもOK!!!
ただし、能力を使うのにも敵を殴るのにも「パワー」を消費する。
紫色に光るアイテムを取れば、パワーの最大値が増えるぜ!!
ダッシュ能力でしか行けない場所へ進むと、そこでこの体験版は終わりだ。
PATHOGEN X
難易度:あたたた
恐怖度:あたた
やっぱりPS1のホラーゲームの筆頭と言えばカプコンの「バイオハザード」。
本体験版はバイオハザードを強く意識したTPSで、君はエージェントとしてウィルスに汚染された「デルタ社」の研究施設に潜入し、ワクチンを回収して生還するのだ!!
本体験版では、よりシューティングゲームとしての側面が強い「アーケードモード」のみプレイ可能。
本作では拳銃、アサルトライフル、ショットガンなどの銃器を駆使してミュータント化した研究員を射殺しながら研究施設内を進むのだっ!!
アーケードモードでは、どこでどのアイテムが出てくるかはランダム。また、何度もプレイするとローグライクのように一部マップが変化することも!!
本作は「怖い」と言うより「難しい」ゲームだっ!!
行きはよいよい帰りは手強いっ!!ワクチンを入手するとゾンビが復活する上に超強い巨大ミュータントまで出現っ!!あわびゅっ!!!
だがこの巨大ミュータントを倒せば、最強の武器が入手できるかも……!!
無事ワクチンを回収して生還したら、キミの戦績・スコアに応じてランクが与えられるのだっ!!
本作には「HAUNTED PS1」のナビゲーターである「スカリー」の人形が至る所に置いてある。
撃つと、スコアに500点加算されるぜ。
LOVELAND
難易度:あた
恐怖度:あたた
このゲームは一人称視点の探索アドベンチャーゲーム。
君は行方不明になった友人を追って「Loveland Cave」キャンプ場にやってきた。
しかしキャンプ場には人の気配はなく、足元にはカエル、カエル、カエル…………!!
やがて君は、背中に無数の卵を産みつけられた友人のひとりの亡骸を発見する………ナ、ナムアミダブツ!!!
足元を跳び回るカエル、奇怪な虫を飼育しているコテージ、無惨な死を遂げた友人、血文字のメッセージ……
とにかく吐きそうになるほどのブキミさが印象に残るゲームだぜ!!たわば!!
キミはキャンプ場を探索して、カエルよけのスプレーを作ったり、電灯を修理したり、3つの「メダリオンのかけら」を集めたり、ノートなどを読んだりしてゲームを進めていく。
メダリオンのかけらがそろったら、メダリオンで開くゲートを開けると体験版終了だ。
いったい「Loveland Cave」キャンプ場で何が起こっているのか……その真実は、この体験版じゃわからないっ!!!
The Drowning Machine
難易度:あた
恐怖度:あた
一人称視点の探索型アドベンチャーゲーム。
全6章構成のうち、「第3章・Freefall」「第4章・Wonderlust」「第6章・Eulogy」で遊ぶことができる。
白い霧に包まれた、モノクロームの世界が印象的だ……
怖いゲーム、というよりはよく分からない、ブキミなゲームという印象が強いぜ。
いろんなところに貼ってある文書のかけらを集めて完成させる要素もあるけど、出来上がるのもわけがわからない怪文書だし、章によっては完成させなくてもクリアできる。
本作の説明文には、「行方不明になった開発者の親友チャーリーを偲んで、彼の意思を継いで開発されたゲーム」
「チャーリーは最後に『このゲームを終わらせなければならない』と言っていた」みたいな事が記されている。
それを踏まえると、この「The Drowning Machine」と言うゲームそのものが、都市伝説めいた怪異に思えてくる。
果たしてこのゲームの開発者が、チャーリーの望みを叶えることができる日は来るのだろうか?
人間の狂気や絶望が描く世界は、正常な人間にとってどんな創作物よりも恐ろしいものになるのだ。
Agony of a Dying MMO
難易度:あ
恐怖度:あた
本作の舞台は、あと十数時間でサービスを終了するMMO・FPS。君は、そのゲームのヘビーユーザーのひとりだ。
FPSを模してはいるが、他のキャラクターを射殺したりはできず、ひたすら「終わりゆく世界」を探索していくことになる。
ここでひとつ注意点だ。もしキミが18歳以下、あるいは本作のプレイ動画を配信しようとしているのならば、「NSFW MODE(職場などの閲覧注意モード)」ではなく「STREAMER SAFE MODE(動画配信者も安心モード)」で遊んでくれ。約束だぞ!!!
キミは、MMOゲームに限らず「多数の人々が集うオンラインサービスの終了」の瞬間に立ち会ったことがあるだろうか?オレたちにはある。
「Agony of a Dying MMO」は、そんなオンラインサービス終了直前の世界……ヘビーユーザーたちにとってはまさに「世界の終わりの擬似体験」。
世界の終わりまであと十数時間、そこで君は何を見るのだろうか?
本作は実写のオープニングデモが入っていたりと作り込みにもキアイが入っている。
歩いていくうちにバンバン場面が切り替わり、前衛映画でも観ているような気分だ。
歪み、崩れていく世界、踊り狂うユーザー、全てを狂わせた勢力「ナチス」の出現、崇拝される特定ユーザー、
歪んだ性の目覚め、越えられる一線、集結、そして反逆…………
本体験版で描かれる恐怖はまさに、「終末を前にした人間の狂気」そのものだ。
体験版なのでその結末までは拝めないが、俺はこのゲームが「サービス終了する瞬間」に何が起こるのか、少しだけ気になっている。
Apolysis
難易度:あた
恐怖度:あたたた
本体験版は三人称視点のアドベンチャーゲーム。
主人公の女性を操作して、ジゴクめいた工場のような施設からの脱出を目指すんだ。
体験版なので、序盤のあたりしかプレイできない。
この施設から脱出するには、自分の身体の一部を捧げなければならないらしい……!?
牙の生えた触手、背骨のような巨大な輪、ズタズタにされた自分自身…………
死んだりする要素はないが、このゲームはとにかく目に映る全てがおぞましく、不気味だ!!!
定点固定カメラとPS1特有のラジコン操作もまた、雰囲気づくりにひと役買っているぜっ!!!
2階
ゲームによっては、タイトル画面などならTwitterに飛んで開発者のアカウントをフォローしたり、Steamに飛んで開発中ゲームをウィッシュリスト登録したりできるぜ。
Ghastly Goodies
難易度:あたた
恐怖度:あたた
ハロウィンの夜、パーティー会場に向かう車から下ろされてしまったドラゴン少年の「ペーター」かオオカミ少女の「サラ」のいずれかを選び、
お菓子を集めながら町を探索してパーティー会場へ向かうアクションアドベンチャー。ちょっとした謎解き要素もあるぜ。
可愛らしいイメージのゲームだけど、後半から邪悪な悪霊に追いかけられるようになり、
終盤、悪霊から逃げ込んだ家の中でさらに凶悪な悪霊に追いかけられ、捕まれば無惨に殺される!!!ひでぶ〜〜〜っ!!!
このゲームもまた、ラジコン操作に足を引っ張られたイメージがある。
アナログスティックが発明されなかったら、今も3Dゲームの操作系がラジコン操作になっていたかも知れないと思うと、ゾッとするぜっ!!!たわば!!
Protagoras Bleeds
難易度:あたた
恐怖度:あたた
不幸にも悪漢にボコられて死にかけた君は、友人の車に乗せられて帰るハメになるが、その車が突如故障。
運良く近くに「モーテル」があったが、そのモーテルの中で君は更なる恐怖を味わうのだ……
これまた「バイオハザード」風味の三人称視点・定点固定カメラのアドベンチャーゲームだ。
どこかで「モーテルの部屋の鍵」を手に入れたら、その鍵は「メールボックス室」の同じ番号のボックスを開けることもできる。
これで重要なアイテムを入手できるはずだぜ。
ゲームを進めると、モーテルの中にテレビ頭の怪人が……武器が必要だぜ!!
武器には拳銃やバットがあるが、拳銃の弾をリロードする際に上部スライドを引いて、シリンダーを交換……という一連の動作をボタンと方向キーで行うのがユニークっ!!
完成版ではこうした細かい操作が他の謎解きとかにも応用されるともっとおもしろくなると思うぜっ!!
ただ本作では、正確に狙いをつけて銃を撃つ事ができないので、別の場所で手に入る「バット」で殴ったほうが効果的だ。
他にもモーテル内に架けられている絵画を隅々まで眺めることができる要素もあるが、これも本体験版ではとくにゲーム内に影響しない。
中庭の鍵を手に入れて、中庭に入ると「このゲームはこれ以上作られていない、続きを作るには多くの人の協力や資金が必要……」
みたいな事を言う怪物が現れ、それでも先に進もうとすると強制死亡。これで体験版は終了だ。
STILL RIDGE
難易度:あたた
恐怖度:あたた
君は、ゴキブリが這いずり、コンクリートに覆われた無機質な小部屋で目を覚ました……
否。君はまだ、覚めることのない「悪夢」の中にいるのだ。まずはこの部屋から出なければならない。まずは手持ちのアイテムを隅々まで調べよう。
なんとかどうにかして扉を開けて小部屋を出ると、一般的な家庭の家の廊下に出る。だがこれも終わりなき悪夢の世界の一部だ。
一番奥の扉を開けると、また最初の廊下の扉に戻ってしまい、謎を解き明かさない限り延々とループし続けるのだ。
なんだかどこかで見たことがあるな……と思っていたら、これはYoutubeで見たPS4の「P.T.」にそっくりじゃないかっっ!!!
「P.T.」とはプレイアブル・ティザーの略であり、同じ廊下を何度もループしながら謎を解き、条件を満たす事で
最後に「サイレントヒル」シリーズ最新作「サイレントヒルズ」の予告が流れる、というものだった。
だが「小島秀夫」監督のコナミ退社に伴い「サイレントヒルズ」は開発中止になり、「P.T.」の配信も終了し幻のゲームとなっていたのだ。
本作「STILL RIDGE」と「P.T.」との最大の違いは、「STILL RIDGE」は三人称視点であること、そして、エンディングが存在することだっ!!
「タバコを吸うと頭が冴えてヒントが浮かんでくる」ってのが、探偵・神宮寺三郎みたいでカッコいいぜ!!
この終わりなき悪夢から脱出する鍵をにぎるのは「時刻」だぜ。
廊下入り口のすぐ先にあるデジタル時計を何かが起こる、あるいは起こった時刻に合わせるとその時刻の出来事が再現され、イベントが進んでいくのだ。
まずはラジオを調べてラジオ番組が始まる時間を調べて、その時刻に時計を合わせ、ラジオ番組を聴こう!
そして、この家の何時何分に何が起こったのか確認するのだ。そこから、次に合わせるべき時刻を、そして悪夢の始まりを知るのだっ!!
俺がナンデこのゲームに「オススメ!!!」画像をつけたのかって?
体験版で終わらず、ちゃんとエンディングがあるからさ!!
RISU
難易度:あたた
恐怖度:あたた
このゲームの主人公は母の死後、疎遠になっていた父親と同居することになった女の子「リス=イシカワ」。
学校に閉じ込められた親友を救うため、悪しき力に囚われた夜の学校に潜入し、さまざまなアイテムを駆使して謎を解いて進んでいく三人称視点のアドベンチャーゲームだ。
この体験版では最初の階をクリアするまで遊ぶ事ができ、「最後」までは特に恐ろしいものは出てこない。
ただ、雰囲気はいいと思うぜっ!!
いくつかの謎を解き明かして「青いオーブ」を手に入れれば2階に進めるようになるのだが、
2階に入るといきなり体育館(?)になってるのは日本をよく知らない外人らしいなあと思った。
そして、その体育館らしき場所でリスが見たものは……………!??
[ECHOSTASIS]
難易度:あたた
恐怖度:あた
これまた一人称視点のアドベンチャーゲームだ……
なんだか古いビデオの映像を見ているようなプレイ画面だ。とりあえず「教会」の左右の階段を登って左右のカンヌキを外し、門を開けて教会に入ろう!
教会に入ると、なんかよくわかんないやつとの戦闘になり、ショットガンを見つけてブチ込んで勝利するといきなりパソコンの前に出てくる。
どうらや電脳空間を舞台にしたゲームようだ……パソコンのインターフェイスにいろいろ質問ができるようだが、それ以上はよくわからなかった。
Lorn's Lure
難易度:あたたた
恐怖度:あた
主人公は、253年もの時をはるか地底で過ごした一体のアンドロイド。
253年の時を超え、そのアンドロイドは脱出を目指す!!
本体験版では、最初のステージをクリアするまで遊べるぜ。
このゲームは一人称視点の3Dアクションゲームで、ホラーゲームというよりは高難度死にまくりゲーといった印象。
細いパイプの上を渡ったり、シビアなアクションが多いぜ!!ひでぶっ!!
そして先人の亡骸から2本のピッケルを手に取れば、壁を登る事もできるようになる!!!
だが、壁を登っていられるパワーは限られているので、ところどころで着地してパワーを回復しなければならないのだっ。
もしもキミが極度の高所恐怖症だったなら、このゲームはどの収録体験版よりも恐ろしいゲームになる。あわびゅっ!!!
The Salt Order
難易度:あたた
恐怖度:あたた
突然だが君は魔女たちに導かれ、「エターナルツリー」に持ち去られてしまった魔女たちのグリモワールを取り戻さなければならなくなってしまった。
本作もまた一人称視点のアドベンチャーゲームだが、ほかのアドベンチャーゲームと違う点がひとつある。
それが、魔女から与えられる聖なる「塩」。
マウスを使って地面に塩の線を引き、道を塞ぐことで襲いかかる怪物から身を守る事ができるんだぜっ!!
本体験版では、カギを手に入れてエターナルツリーへ続く教会の門を開けるところまでプレイできる。
マウスを使って地面に線を引く、というアクションは斬新だぜっ!!!
だが塩の数には限りがあり、塩の残量を戻す事もできるけどその際古い塩の線から消えてしまう!!
いかに効率よく塩の線を引いて、怪物を閉じ込めるかがゲームの鍵だっ!!くれぐれも地面にラクガキなんかして遊んじゃいけないっ!!!
このゲームに登場する木の怪物は、こちらが見ている限り動くことはできない。
だがこちらが視線をそらすと、すぐさま猛スピードで背後に迫ってきて首をへし折りに来るだろう!!!やろばっ!!
木の怪物から目をそらさぬように回り込み、道の前後を塩の線でさえぎってしまえば怪物を閉じこめられるぜっ!!!
ただ、このゲームには制限時間もあるっ!!
4回目の鐘が鳴ってしまうと、あたりが真っ暗になり、そうなるともう塩の護りも効果を失い…………あわびゅのびゅっっ!!!!!
That Which Gave Chase
難易度:あ
恐怖度:あ
これまた一人称視点のアドベンチャーゲームだ。
君は相棒と共に犬ぞりを駆って吹雪の中を進み、シカを撃ったりする。
冒頭の犬ぞりのシーンから、猟犬と共に獲物を探すシーン、シカを撃ち取ったシーン、そして再び犬ぞりのシーンとまるで映画の予告編のように目まぐるしくシーンが展開。
でも本体験版では、そこまでで終わりだ。これじゃどういうゲームなのかまったくわかんないぜ!!たわば!!
もしかしたら、このゲームが描こうとしている恐怖は「自然の恐怖」なのかも知れない。
散歩 - WALK
難易度:あたたたた
恐怖度:あたたた
さあ、ついにここまでやってきた!!!
このゲームを通じて「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」を知った人も多いであろう目玉タイトル「散歩 - WALK」の登場だ!!
このゲームは日本を舞台にしているだけあって、全体験版の中で唯一日本語でメッセージが表示される。砂漠の中で水たまりを見つけたような気分だ。
主人公は、ランドセル、黄色い通学帽、そして吊りスカートがよく似合う小学校低学年の少女。君は彼女を操作して家まで帰らせるのが目的だ。
だが、少女の行く手にはカラスめいた翼をと鋭い牙を持つ真っ黒い怪人が徘徊している!!!タイトルとは裏腹に「散歩」なんて生易しいものではない!!
もちろん小学生の少女に戦う術なんかないっ!!なので、画面に「逃げて」「HIDE」「QUICK」「隠れろ」などのメッセージが画面に浮かんだら
近づいてくる怪人の視界に入らないように背景上のものに身を隠してやり過ごせ!!一度見つかれば、もう逃れることは出来ない……………!!!
怪人には君の足音が聞こえる。「しゃがむ」こともできるので、しゃがみながら移動すると移動は遅くなるが音を立てずに移動できるぜ。
このゲームは主人公の少女と敵の怪人はポリゴンで描かれているが、背景は日本の住宅街の写真を使っている。
これにより、リアリティが上がるだけでなくPS1ゲームの「定点固定カメラ」の要素も再現しているわけだ。
また、怪人との距離によって変化する環境音やBGMも恐怖と緊張感を盛り上げるぜっ!!!
このゲームはゲームパッドも使える。アナログスティック、振動機能付きのパッドならより楽しめる……というか、理由は後述するがゲームパッド必須なのだっ!!
このゲームは非常にむずかしいっ!!!ただでさえ操作性も良くなく主人公の移動も遅いのに、そもそも場面によってはどこへ進めるのか分かりにくいところもあるし、
なんとかマップを覚えて行くべき場所がわかっても、行きたい場所に怪人が行ってしまうと戻ってきて別の場所に行くのを隠れて待っているしかないっ!!!
そして、つい焦ってしまったり、いきなり怪人に鉢合わせたりして捕まってしまうと「死 DEAD」!!!何十分もかけたプレイがまた最初からやり直しだぜ!!あわびゅのびゅっ!!!
たしかにマップの繋がりにはわかりにくい所があるね。
なので俺は「散歩 - WALK」の簡易マップを書いて持ってきたぜ。
攻略としてはまず「三叉路」と「路地裏2」にある100円玉を拾って「自販機」で鍵入りのジュースを購入し、鍵を手に入れるのが目的だ。
だが怪人は基本ランダムに徘徊しているので、ドワ王=サンの言うようになかなか思う通りには行かないのだ。
そして、艱難辛苦の末「門」の鍵を開けてその先に進んだら、後はひたすら画面奥に向かって走れ!!!
……無事逃げ切れたならやっとお家に帰れるんだけど、このゲームはこれで終わりではないのだ、ひでぶっ!!
やっと帰ってきた家の中は、なんだか不気味だ!!部屋にあるテレビからは、「私が感じられるか?」「私の声がきこえるか?」「私の言葉はあなたの指をつたって流れる。」
みたいなメッセージがひっきりなしに表示されている。ここにこの体験版の最後の謎があるっ!!
なお、このまま外に出てしまうと待ち構えていた怪人に襲われて、バッドエンドだ。あわびゅのびゅっ!!!
「私の言葉はあなたの指をつたって流れる。」とはどういうことか?
実は自宅のテレビの前に立つと、ゲームパッドが振動し、それがモールス信号になっていてそれがキーボードから入力する暗号になっているのだ。
だが俺たちのゲームパッドはかなり古いやつだったので振動せずこのヒントがわからなかったのだ。
結局、最初は家まで帰っても真エンドが見られず、後日攻略法を調べてやり直すハメになってしまった。ナムアミダブツ!!!
君たちには同じ過ちを繰り返して欲しくない。だから、最後のテレビ前で入力すべきパスワードも特別に教えちゃうぜ!!
「channel2」だ。
旧ファミコンとかのテレビアンテナに接続するタイプのゲームは「2チャンネル」にチャンネルを合わせてゲームをプレイしていた。それにちなんだパスワードだろう。
もっとも、プレイステーションの時代には、とっくに「RGBケーブル」によるビデオ接続が主流になっていたわけだけれども……。
かくして、テレビの前でパスワードをキーボードからタイプすると、もう一つのゲームが始まる。
後は、上へ上へと登っていくだけだ。果たして、その先に待ち受けるものは…………!!!
こうしてオレたちはどうにか真のエンディングを見る事ができたが、「平和だった町に突然怪人が現れた」、というよりは
「ある日突然、少女の暮らす世界そのものがおかしくなってしまった」ように感じられた。
本作もあくまで「体験版」だ。完成に向けてのクラウドファンディングも始まったようだし、
異変の真実が明かされるのは「散歩 - WALK」の完成版が配信されるのを待つしかないっ!!!
試みはおもしろいし、熱中もしたけれど、もどかしい怪人との駆け引きや最後のわかりづらいヒントなど、改善すべき点は多いように感じられたぜっ!!!
Chasing Static
難易度:あた
恐怖度:あたたた
雨の夜。君は車を走らせ、とある道路沿いのカフェで雨宿りをすることにした。
カフェの女店員と話をしたり、コーヒーを淹れたり、停電のトラブルを解決したりして夜を過ごす主人公だったが、それが恐怖の一夜の始まりだった……!!
本作はかなりよく出来た一人称視点のアドベンチャーゲームだ。
カフェのキッチンを探索してヒューズを見つけて交換し、停電を直したのも束の間、主人公が気がつくと女店員は姿を消し、カフェは廃墟に変わっていた…………!!
そして、繋がっていないはずの電話から「森には行かないで……」的な謎の声がっ!!!
仕方なく主人公は車に戻り、再び走らせるもそこで事故発生っ!!!
主人公はかろうじて無事だったが、愛車は大破し、森の中をさまようハメになってしまう。
光るキノコを頼りに森の中を進み「ある場所」に入るためのアイテムを手に入れて、その場所の扉を開くと体験版は終了だ。
そして、ほんとうの恐怖はきっとその扉の先にあるっ!!!
3階
のべ20本ものゲームと戦い、俺たちはついにミュージアムの3階へとたどり着いた。
そこは2階までとは異なり、屋根裏の倉庫といった趣だ。
ここでプレイできるゲームは5本。いずれも25本から選び抜かれたクセモノ揃いだ。ガンバロ!!
FIEND'S ISLE
難易度:あたたた
恐怖度:あた
フロム・ソフトウェアのPS1時代の名作アクションRPG「キングスフィールド」をモチーフとしたダンジョン自動生成の本格一人称アクションRPGだ!!
ホラーゲームかと言われれば微妙だが、アクションRPGとしてはいい感じだぜっ!!
時間経過で溜まるパワーが多いほど強力な攻撃が繰り出せるので、ベチベチ攻撃を連打するのは効率的ではない。
間合いをとって敵の攻撃をかわし、その隙に会心の一撃を叩き込め!!
最初に持っている短剣だけでは心細い……まずは「スケルトン」を倒し、「ロングソード」を手に入れて装備しよう!!
武器の中には、宝箱から入手できる遠距離攻撃武器「ボウガン」なんてのもあるけど、
実は「スライム」を倒すと落とすことがある「ゴールドコイン」を集めて3枚井戸に投げ込むと、最強の武器「メイス」が手に入るっ!!!
消費パワーは大きいけど、これさえあればどんなモンスターも一撃必殺だぜっ!!!ほあたっ!!!
ダンジョンは自動生成だけど、体験版クリアのためにこれは必ずやっておかないといけない、って要素が3つある。
「スイッチを作動させて橋をかける」「振り子ギロチンくぐり」そして「鍵の入手」だ。
振り子ギロチンくぐりが一番難しい。振り子のタイミングを見計らって、一気にダッシュで走り抜ける以外に道はないぜ!!
JANITOR BLEEDS
難易度:あたた
恐怖度:あたたた
このゲームもまた一人称視点のアドベンチャーゲームだ。
君は、何かに導かれるように廃墟ゲームセンターへと迷い込み、思いもよらない場所でアーケードゲーム「JANITOR」をプレイするハメになってしまう。
「JANITOR」自体は難しいゲームではないが、そのゲームをプレイしたことで廃墟ゲームセンター内にも異変が起こっていく。
呪われたアーケードゲームが、やがて現実世界をも血に染め始める………!!
それでも、君はゲームを続けるか?
まず、廃墟ゲームセンターの雰囲気がたまらなく、そして怖いっ!!
海外のゲームセンターでは硬貨を直接ゲーム筐体に投入するのではなく、「トークン」を買ってそれをゲーム筐体に3枚くらいずつ投入してゲームを遊ぶのだ。
なので、「JANITOR」で遊ぶためにはまずトークンを3枚ずつ見つけなければならないっ!!
廃墟ゲームセンターのいたる所にトークンが落ちているので、見つけたらどんどん集めていこうっ!!
ゲーム内でプレイするアーケードゲーム「JANITOR」は、ステージ内のゴミをお掃除するゲームだ。
オレは、ゴミに近づいた時に画面に表示される「MOUSE1:CLEAEN」を最初「ネズミ1を掃除する」と読み違えて掃除する方法がわからず
「MOUSE1」が「マウスの1ボタン」すなわち「左クリック」のことだと分かるのに時間がかかってしまった。あわびゅっ!!
「JANITOR」をクリアし、「鍵」を手に入れるとゲームの外でも同じ色の鍵が手に入り、廃墟ゲームセンター内をさらに探索できるようになる。
そして不気味な閃光と共に、「JANITOR」筐体は何度もキミの前に現れる……まるで、ゲーム筐体そのものが意思をもって動いているかのように!!
さらに、いよいよゲームを飛び出してキミに迫り来る、グジャグジャのポリゴンの怪物っ!!!伏せて身を隠し、ライトも消して、緊張の一瞬………!!!
3つ目の鍵を手に入れ、非常に良いところで体験版は終了する。
Peeb Adventures
難易度:あたたた
恐怖度:あたた
君は、なんとも形容しがたい姿をしたキャラクター「Peeb」。
こいつを操作してステージを攻略し「モンキーキング城」を乗っ取った悪いやつを倒すのが目的……のはずだった3Dアクションゲームだ。
だが、「体験版」の一言では片付けられないほどこのゲームは未完成で、何かがオカシイ!!
城の裏側でモンキーキングに捧げるバナナがいきなり9999本手に入ったり、それをモンキーキングに捧げるといきなりモンキーキングが爆死したり……!!
なんとかモンキーキング城内に入っても、そこはコミカルなゲームに似つかわしくない殺人トラップのオンパレードっ!!!
そして、死闘のはてにPeebが、そしてキミが迎える結末は…………!?
Peebはマウスカーソルを合わせて左クリックで天井などにワイヤーを引っ掛けてワイヤーアクションをすることができるのだっ。
これがまた気持ちいいぜ!!また、ワイヤーを使って回転扉を引っ張って移動する場面や、ワイヤーをくっつけるとPeebを運んでくれるクリスタルとかもある。
ワイヤーの使い方次第で、とんでもないところにも行けるかも!?
このゲームには、体験版ながら隠し要素、隠しステージがいっぱいっ!!すべて見つけるとなると、結構なやりごたえになるぜ!!
キミはすべて見つけることができるだろうかっ!?ヒントは、「スタート地点の屋根の上」「城の屋上」「赤い鍵」「城内、門を開けるレバーの先の隠し部屋」「最後の空間、すり抜けられる柵」だぜ!!
An Outcry
難易度:あた
恐怖度:あた
初代プレイステーション風、というよりは思いっきり「RPGツクール」とかで作ったようなRPG風アドベンチャー。
君は25歳の、名もなきハゲ頭のサイバー風サングラス青年。
マンションの住人達と交流しながら、まずはタバコを吸うのが目的だ。
マンションの外の退廃的な景色を眺めたりしながら、なんとか親しい住人からライターをもらい中庭でタバコをふかしていると、
君の後ろに不気味な喋る鳥が……とりあえず、迫る恐怖を跳ね除けて自分の部屋に戻って寝るまでが本体験版だ。
うーん、面倒くさがらずセリフを翻訳アプリで翻訳しながら進めた方が楽しめたかも。
The Lunar Effect
難易度:あたた
恐怖度:あたた
君は、ある日突然不気味な洋館の2階の部屋で目を覚ました。君はこの館から脱出しなければならない。
本作は謎解き、パズルの連続の三人称視点アドベンチャーゲームだ!!
他のホラーゲームと一線を画するのは、制限時間があること!!
最初の部屋の時計の仕掛けを解除して、外に出られるようになると、30分の制限時間タイマーが作動するのだっ!!!
洋館の雰囲気もいいし、謎解きに暗号解読、パズルと体験版でもなかなか楽しめるぜ!!
体験版終了後、各謎解きやパズルそれぞれのクリアタイムが表示されたりもするんだぜっ!!
2階の部屋の最後、配電盤の赤と青のケーブルをつなぐパネルパズルをクリアし、迫り来る邪悪な何かから金庫に隠れてやり過ごすと、そこで体験版はおしまいだ。
シークレット
そら見ろ!!収録タイトル以外にもやっぱり隠しゲームがあったぜっ!!シュテムターン!!!
ARD
難易度:あた
恐怖度:あたたた
エントランスのBARにあったパソコン!あれに、やっぱり秘密があったっ!!そこにミュージアムのある場所に記されたパスワードを入力すると遊べるようになるぜ。
初代プレイステーション風と言うよりは、昔のWindowsのようなパソコンOSを再現したアドベンチャーゲームだ。
とりあえず、メールボックスをチェックしてみよう。メールに添付された画像ファイル、動画ファイルはメールを開くと画像フォルダ、動画フォルダにそれぞれ自動で保存されるぞ。
また、「マイ コンピュータ」的な画面の中には懐かしの3D迷路スクリーンセーバーを見たりすることもできるぜ。
この擬似OSには、インターネットブラウザもあるんだ。でもネットにつながっていないからwebページは見られない……
ちょっと待てっ!!インターネットにつながっていないなら、メールはどこからどうやって送られてくるんだっ!??
メールに添付されている動画ファイルは、一人称視点のショートアドベンチャーゲームになっているんだ。
……と言いたいところだが、オレは最初動画内で操作できることに気づかず、「固定カメラで延々と同じ場所を撮影した映像なのかな?」と思って1分くらいボーッと画面を眺めてしまった。あわびゅっ!!!
何にせよ、この動画を開けるようになるといよいよ「ARD」のクライマックスも近いぜっ!!
Skully's Adventure
難易度:あたたた
恐怖度:あた
ある程度、「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」収録体験版を遊ぶと、BARの奥に「スーパーマリオ64」めいた絵画が出現っ!!
そこに入り、奥にあるゲーム機を調べると、「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」最後の隠しゲームが遊べるぜ!!
本デモディスクのナビゲーターであり、「HAUNTED PS1」参加作品にも多数ゲスト出演した紫色のガイコツ「スカリー」、彼がついに主役になった!!!
ゲーム機の中に閉じ込められ、カワイイなデフォルメゲームキャラになってしまったスカリー。彼を操作するオーソドックスな3Dアクションだ。
15枚のゲームディスクのかけらをあつめて最上段の城の門へ持っていき、ゲームの世界から脱出しよう!!
本作はあまりホラー要素はないが、アクションゲームとしてはかなり出来はよく、難易度も高めだっ!!
ジャンプで届かないところへは、スカリーの頭を切り離し、ブン投げて移動するのだっ!!
頭だけになって転がって行った方がスピードは速い!?なお、体を失ってしまっても未通過のチェックポイントを通過すれば体が復活するのだ。
ダメージ覚悟でブン投げた頭をわざとファイアバーにぶつけてさらに飛距離を伸ばしたり、移動・回転する小さい足場を渡ったりと激闘の連続だあっ!!
敵に触れたり、穴に落ちたりするとライフが減っていくが、ライフがなくなっても最後に通過したチェックポイントに戻されるだけで、実質残機は無限。
諦めずに頑張れば、きっとディスク15枚を揃えてゲームの世界から生還できる時がくるぜっ!!!
超ファミコシ珍拳・「イチ推し体験版」決定!!!
アーーー疲れた。なんとか全25本+αの「ひとくち独断採点拳」が無事終わったぜ。たわば!!!
さて、長い長いひとつの戦いが終わったところでいよいよ「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」の「ベストゲーム」を独断大決定しようではないか……と言いたいところだが、
まだ完成すらしていないゲームも多い「体験版集」の中で流石に「ベストゲーム」などど決めつけてしまうのは気が引ける。
そこで今回は、「イチ推し体験版」と呼ばせてもらうぜ。
全27本の体験版・短編ゲームの中で、最も超ファミコシ珍拳伝承者を熱中させ、恐怖に陥れ、そして「続きが気になるっ!!!」と思わせた「恐敵(とも)」は、こいつだあっ!!!
「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」の「イチ推し体験版」は…………
「JANITOR BLEEDS」に決定っ!!!
各体験版の評価基準としては、
「英語がわからなくても遊べるか?」
「プレイ中に熱中でき、目立った欠点もなかったか?」
「体験版終了後、『続きが気になるっ!!』と思ったか?」
そして最後に「ホラーゲームとしての怖さがあったか?」だっ!!!
その点「JANITOR BLEEDS」 は英語がわからなくても楽しめた。目立った欠点、改善スべき点もなかった。
雰囲気もバツグンでゲームに熱中でき、ホラー演出も怖かった。
そして何より、プレイ後に続きが、真実が気になったっ!!!
他にも以下のゲームが候補に上がっていたんだ。
・散歩 - WALK
・Peeb Adventures
・TOREE 3D
・MUMMY Sandbox
・FIEND'S ISLE
「HAUNTED PS1 DEMODISC2021」を日本でも注目させた目玉タイトルであり、「JANITOR BLEEDS」と最後まで「イチ推し」を争った「散歩 - WALK」は、ドワ王=サンとの激論の果てに、
「『散歩』にはプレイに不快な点やプレイ環境によってはノーヒントになる謎解きがあり、製品版で改善すべき要素が多く、現時点で評価を下してよいものではないっ!!」と両断されて惜しくも最終選考から外れてしまった。
「JANITOR BLEEDS」完成版は2021年内のSteam配信を予定しているそうだが、インディーゲームの発売予定はアテにならないし、何よりこのご時世だしなあ。
とりあえず俺たちは、「JANITOR BLEEDS」をSteamウィッシュリストに登録して、本記事を締めくくりたいと思う。オツカレサマドスエ!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・体験版とは言え25本+αは大満足のボリューム!!
・PS1の懐かしい雰囲気・あるあるをそのままに、新しいアイデアを加えたゲームもある!!
・作者のTwitterアカウントをフォローしたり、Steamに飛んでウィッシュリスト登録もできる!!
ひでぶ秘孔:
・基本的にすべて英語、日本語化パッチなどというものもない。翻訳ソフト必須。
・ファイルサイズが4ギガもある。
・別窓でのゲーム起動がウィルス対策ソフトに妨げられる場合がある。
・一人称、あるいは三人称のアドベンチャーゲームがほとんど。
・よくわからないゲームや、体験版すぎて恐怖シーンに入る前に終わってしまうゲームもある。
・ゲームによっては、ラジコン操作ゆえの操作性の悪さも再現。
・ゲームパッド対応、非対応が分かりにくい。
次回予告
さて、「超ファミ珍EX」次回の停車駅は「未定」にしておこうか。
こうしてオレたちのプチ・ゴールデン3連休の戦いは終わった。
だがこの戦いも、終わりなき戦いのひとつの中間地点にすぎないっ!!
次に買う予定のゲームはもう決まっているけど、発売予定はまだ半月近く先だ。それだけ時間があれば、その間にどんなゲームがサプライズドしてくるかわからないっ!!
5月のヤマ場は越えたけど、これから6月頭にもヤマ場が待っているから、お絵かきの方も前倒しでガンガン行かなければならないっ!!
それに、可能であれば少しでも「超ファミコシ珍拳すぺしゃる ロックマン伝説!!! AGE OF “X”」の方も執筆を進めておきたいっ!!
俺たちの旅はいつだって波乱万丈!!おもしろそうなゲームさえあれば、その場で途中下車だぜ!!
それじゃ、次の停車駅までカラテを鍛えて待っていてくれよ。
オタッシャデー!!
【超ファミコシ珍拳EXPRESS 次回に続く!!!】