SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL
☆新主人公をひっさげて、帰ってきてしまった韓国産3D爆乳スマッシングアクション!!!☆
ハード:Nintendo Switch
流派:3D爆乳スマッシングアクション
操作性:あた
熱中度:あた
持続性:あたた
サウンド:あた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたたた
お買い得度:あ
快適度:あた
お手軽度:あたた
はじめての方は【↓こちら】
あたたっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・かん帝っ!!
ひでぶっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・ドワ王っ!!
シュテムターン!!ドーモ!!超ファミコシ珍拳伝承者のザ・パートゥノです!!
遊びたてアッッツアツの独断採点拳をなるはやでお届けする、
「超ファミコシ珍拳EXPRESS」(略して「超ファミ珍EX」)、今回の停車駅は…………
「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」だぜっ!!!
【もくじ】
- SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL
- ここまでのあらすじ
- 「SMASHING THE BATTLE」のあらすじ
- 「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」のあらすじ
- 総喝!!「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」
- 次回予告
ここまでのあらすじ
韓国の個人インディーゲームメーカー「Studio HG」。
2021年、Studio HGはその最新作にして期待作である「METALLIC CHILD」の各機種版の発売を9月16日に控えていた。
それに先駆けて、なんと、なんとあの「TRIGGER」が制作したアニメイシヨンPVが公開され、
「ブッダシット!!!!!またTRIGGERが日本のゲームをさしおいて海外インディーゲームのアニメを作ったのか!!!!!!!!!!」
と憤慨したりもしつつ、なんだかんだで発売を楽しみにはしていたのだった。
そんな中、いったい誰が予測していただろうか?「METALLIC CHILD」発売を目前にして、
「Studio HG」の処女作にして代表作、そして超ファミコシ珍拳伝承者的には
「問題作」である、あのゲームの続編が出てしまうことを………!!!
薄暗い建築現場の中で、ひたすらロボット軍団を叩いて叩いて叩きまくる、
MUSOUタイプの3D爆乳スマッシングアクション、それが「SMASHING THE BATTLE」!!
その続編として、新主人公・新シナリオに加えて、前作のキャラクターとシナリオをまるごと放り込んだのが本作、
「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」だぜっ!!!!!
「SMASHING THE BATTLE」のあらすじ
「SMASHING THE BATTLE」…………
これは、真実に挑み、戦った女たちの物語だ。
「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」では、「プロローグ2085」を観ると
前作の表ストーリーである「ザ・サバイバー」30面が遊べるようになるぞ。
ザ・サバイバー……サラ・オコンネル編
AD2085年・第3地球、真夜中の超高層ビル建設現場……
巨大企業「ビーホルダー・インダストリアル」ビル建設現場の女監督サラ・オコンネル(豊満)は
同僚のイヴァン(男)と共に暴走した「コンストラクター」と呼ばれる作業用ロボット達に突如囲まれてしまう。
サラ以外の職員はコンストラクターに捕らえられ、イヴァンも重傷を負った。そして通信システムのハッキングにより外部との通信も不可能。もはや動けるのはサラ・オコンネルだけ。絶体絶命だ!!
その時、ビーホルダー社の警備オペレーター、ローリエン(豊満)の通信に導かれ難を逃れたサラは
なぜか露出の多い警備用セーフティースーツを身に着け、脱出をかけた戦いに挑む!やがて、姿を現わすコンストラクター暴走事件の元凶「ケイト・コーナー」。徐々に明らかになるビーホルダー社の真実……!!
信じられる者はもういないのか?真実はどこにあるのか?鋼鉄監督サラ・オコンネルはただ独り「摩天牢」を駆け上がる!!!
サラのセーフティスーツのスキル
地雷……コンストラクターが接触すると爆発を起こす地雷を設置する。爆発はサラ自身もダメージを受けるため、設置したらすぐに逃げること。
ツールソード……大型スパナからスーツのエネルギーを開放し、前方へ振り下ろす。発動中は無敵。前方へのリーチは長いが横への攻撃判定は狭い。
サラ・オコンネルはセーフティスーツに付属する巨大スパナを振るって戦う、基本的近接戦闘タイプ。
共通スキル「マグネット」で敵コンストラクターをかき集めたり、敵コンストラクターがプレイヤーを追いかけてくる習性を利用して
縦一列に並んだところを狙って「ツールソード」を叩き込み、「マッシブキル」を狙うのが基本スタイルだ。
ザ・チェイサー……マリー・ルーシー編
「ザ・サバイバー」編をクリアすると裏ストーリー「ザ・チェイサー」編30面が遊べるようになるぞ。
「ザ・サバイバー」「ザ・チェイサー」合計60面をクリアして、やっと本当のエンディングが拝めるのだっ!!!
AD2085年・第3地球、真夜中の超高層ビル建設現場……
コンストラクターの暴走、通信システムのハッキングによって「摩天牢」と化したビーホルダー・インダストリアルビル建設現場に、もうひとりの侵入者がいた。
彼女の名はマリー・ルーシー(豊満)。ビーホルダー・インダストリアルに次ぐ業界2位のメガコーポ、ライトシェイド・インダストリーのルーシー会長の一人娘にして天才技術者でもある社長令嬢だ!!!
次期社長として功績を上げるべく、自作の試作型セーフティスーツを身にまとい自らテロ鎮圧に乗り出したマリーは、ローリエンの通信を聞きつけ強引に支援させるのだった。
かくして、ヒーロー気取りで建設現場を突き進み、行く手を阻むコンストラクターを粉砕するマリー。
やがて彼女の耳にもビーホルダー・インダストリアルの真実と、助けを求める声が届く。
非道なる暗黒メガコーポ、ビーホルダー・インダストリアルに鉄槌令嬢マリー・ルーシーの怒りが、リモートボットが大爆発する!!!
マリーの試作セーフティスーツのスキル
リモートボット……自動で敵を追跡して戦うロボットを瞬時に生成、再度コマンド入力で自爆させる。自爆発動時は無敵。リモートボットの稼働時間が長くなれば自爆範囲が大きくなっていく。
シールド……コンストラクターの射撃を防ぐドーム状のシールドを展開する。近接攻撃は防げない。
マリーは巨大ハンマーで戦う重近接戦闘タイプ。
リモートボットを召喚して共に戦いつつ、リモートボット周囲に表示される爆発範囲が広がってきたらリモートボットを自爆させてマッシブキルを狙うのが基本スタイルだ。
リモートボットは攻撃を受け続けると破壊されてしまうので注意しよう。
シールドは敵の遠距離攻撃にのみ有効。敵の遠距離攻撃は「回避」成功回数を稼ぐチャンスなのでシールドはあまり使わくてもいい。
「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」のあらすじ
ここからは、サラとマリーの戦いから1年後、
最新作「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」の新しい物語が始まるぜっ!!!
「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」の「プロローグ2086」を観ると
表ストーリーである「ザ・クライシス」30面が遊べるようになるぞ。
ザ・クライシス……アマノ・エル編
AD2086年・第3地球、超高層マルチプレックス 地下封鎖エリア……
今回の主人公「アマノ・エル(豊満)」は、「帝国」の首警察機構特殊作戦部第10課のエージェントであり、「アツタ・ユラ(豊満)」部長の指揮のもと「帝国化成8502型ライトスーツ」に身を包んだニンジャ戦士だ!!!
エルの任務は、超高層マルチプレックス・地下封鎖エリアの拡張工事によって発見された旧アーミーの核兵器研究施設跡地を調査、
施設の正体、そして先行した軍の調査班の安否と「共和国」のスパイの居場所を確認することだ。
だが、潜入した地下封鎖エリアでは、ビーホルダー社製作業用ロボット「ヘビースーツ」が暴走し、エルにも容赦なく牙をむくのだった。
封鎖エリア深部へと進むエルの前に現れるのは、帝国外務省政務官「アベノギ・カズヤ(男)」、そしてヘビースーツの体を借りて語りかける正体不明の特S級ハッカー「ゴースト」……
そして、地下封鎖エリア最深部に隠された秘密と陰謀、そして刻一刻と迫る「危機」を、対鉄機忍エルはいまだ知らなかった……!!!
エルのライトスーツのスキル
分身……リアクティブリキッドアーマーの流体を生体反応にシンクロさせ、強制加速によって一定時間スピードと攻撃力をアップさせる。
乱舞……発動から乱舞終了までは無敵。乱舞発動中は自由に移動しながらヘビースーツを斬りまくり、乱舞終了時に斬ったヘビースーツすべてに大ダメージを与える。
エルはニンジャソード二刀流で戦う、ニンジャの名に恥じぬスピードタイプ。
「マグネット」で敵ヘビースーツをかき集め、すかさず「乱舞」でイチモ・ダジーンにしてマッシブキルをどんどん狙おう!!!
「回避」の移動距離も長く、回避中の方向転換もできるので扱いやすいだろう。
ただし、攻撃力はやや低め。ゲームが進むと一度の「乱舞」では敵群を全滅させられないこともしばしば。
そんなときは、乱舞の前にあらかじめ通常攻撃でダメージを与えておくか、乱舞後にクールタイム回復を待って再び乱舞を叩き込むか、
メインメニューから「乱舞」ステータスを積極的にアップグレードしよう。
ザ・ソウル……アリーナ・ミハイロワ編
「ザ・クライシス」編をクリアすると裏ストーリー「ザ・ソウル」編30面が遊べるようになるぞ。
例によって「ザ・クライシス」「ザ・ソウル」合計60面をクリアして、やっと本当のエンディングが拝めるのだ。
AD2086年・第3地球、超高層マルチプレックス 地下封鎖エリア……
もうひとりの主人公「アリーナ・ミハイロワ上級大尉(豊満)」は、LAK-83の二丁拳銃で戦う「共和国」の特殊部隊のスパイであり、「ウィザード」の異名を持つハッカーでもある。
アリーナは上官である同志「マリア・ビクタギロワ(豊満)」の司令を受け、正体不明の特S級ハッカー「ゴースト」を追い詰めるために地下封鎖エリアに潜入したのだった。
そして明らかになる「ゴースト」の正体。アリーナの母、元ビーホルダー所属のDr.ミハイロワの研究。
そして旧アーミー基地に渦巻く共和国の陰謀……すべての物語がひとつに繋がるとき、
鉄血銃士アリーナはついに「ゴースト」と相まみえる…………!!!
アリーナの軍用ライトスーツのスキル
ジャミング……アリーナの正面にジャミングフィールドを展開、フィールド範囲内に入り込んだヘビースーツを一定時間動けなくする。
チャージショット……他のヒロインとは異なり、スキル発動ボタンを長押しすることでエネルギーを溜めて、放すことで巨大なエネルギー弾を放つ。チャージ時間に応じて威力と範囲が上昇するがチャージ中は動けず、チャージ中に攻撃を受けるとその場で強制発射される。発射直前・直後は無敵。
アリーナは二丁拳銃で戦う遠距離射撃タイプ。これが実際強い!!!
ひとたび距離を取れば、ほとんどのヘビースーツに対して優位が取れるだろう。
加えて、最大チャージで最高の攻撃力を誇るスキル「チャージショット」は、外さなければマッシブキル御礼のテンカ・ゴーメンの大技だ。
SPの消費は多くなるが、「マグネット」でかき集めた敵を「ジャミング」で拘束し、「チャージショット」を叩き込めば、もはや彼女の銃口から逃げられるものはいない!!!
万が一接近戦を余儀なくされたり、敵に囲まれたりしても、回避からのスマッシュ攻撃による360°連射で対応できるぞ。
総喝!!「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」
ってなわけで、「SMASHING THE BATTLE」は3連コンボと回避アクション、各種スキルを駆使して
迫りくるロボット軍団を片っ端からなぎ倒してボスを倒し、ステージをクリアしていく
MUSOUタイプの3Dアクションゲームだ。
なお、Yボタンを押しっぱなしにしていると自動で最後までコンボが出るので、無理してボタン連打する必要はないぞ。
ステージをクリアすると、そのステージの評価が最大☆3つで評価される。
最高評価三ツ星を出すには、基本的に「敵撃破コンボ(ダメージを受けるとコンボが途切れる)20体以上」「回避成功(成功するとスキル発動に必要な「SP」が20回復)10回以上」
そして「マッシブキル(一定以上の敵を一撃で破壊する)2回以上」の3つを同時に達成することだ。
基本的にダメージを受けないようにしつつマッシブキルを狙いつつ撃破コンボ数を稼ぎ、
回避回数は敵の射撃やレーザーに突っ込む形で回避を行って稼ぐ。エリア内をぐるぐる回っている
「エレクトリック・バー」があると大チャンスだ。エレクトリック・バーに突っ込む形で回避で往復すれば回避回数をカンタンに稼げるぜ。
上記3つの要素を常に意識してプレイすれば、三ツ星クリアも夢ではないだろう。それでも敵わないのなら……
戦いで得た「コイン」や「パーツ」を使って、各武装をアップグレードしたり、強化効果を持つ新しいコスチュームを開発しよう!!
「アマノ・エル」のコスチュームには肌が褐色になるコスチュームもあるので、興奮してください。
ステージを最高評価「三ツ星」でクリアしたり、ボスがたまに落としたり、メインメニューの「ショップ」で購入したりして入手できる「鍵」アイテムを使えば
ステージ内に捕らえられている捕虜を救出したり、メインメニューからファンイラストや、
ビーホルダー各社員の手記から真実にせまる「シークレットファイル」を解禁することができる。
各種実績「ミッション」を達成したり、鍵を使ってファンイラスト、シークレットファイルを解禁することでもコインがもらえるぞ。
ただし、「ザ・クライシス」「ザ・ソウル」には新規のシークレットファイル・ファンイラストは存在しない。
また、「ザ・サバイバー」30面、「ザ・チェイサー」30面、「ザ・クライシス」30面、「ザ・ソウル」30面の合計120面に加えて
4人全ての主人公で遊べるチャレンジステージ80面がキミを待つ!!
しょーじき、前作からしてオレたちの評価がよくなかった上に、その前作がまるごと入っている時点であんまり期待はしていなかったんだが……………
「~GHOST SOUL」の新主人公はおっぱいだけでなく、アクションも上々!!!
「アマノ・エル」の回避中に攻撃ボタンで出せる「スマッシュ攻撃」は前方への放射状のクナイ投げで、遠距離攻撃もできるのだっ!!
移動スピードも速くなり、必殺スキルも強力で使いやすく本作の最重要要素である「マッシブキル」も格段に出しやすくなったのだっ!!!
ただ、そのぶん難易度は前作よりも少し上がった印象。「ザ・クライシス」編ではより積極的にアップグレードしていかないと火力がすぐにジリ貧になってしまうのだ。
そして「ザ・クライシス」最終ステージのボスの難易度は極悪っ!!!地雷や敵の砲撃で足の踏み場もないうえに、
最終ボスの攻撃にはその時点でのアップグレード具合では一撃で死んでしまう攻撃もあるっ!!!あろ!!!
そして!!オレはどーーーーーーしても、「SMASHING THE BATTLE GHOST SOUL」には許せないことがあるっっっ!!!
「~GHOST SOUL」の新ストーリーにはBGMに新曲があるけれど、それ以外はステージも、敵キャラも、ステージギミックも、前作とまっっったく同じなんだっっっ!!!!!!!!!!
手抜きにもほどがあるぜっ!!!ひでぶっ!!!
つまり、前作の独断採点拳で俺たちが言ったところにも改善点は見られない。
1ステージはさほど長くも複雑でもなく、簡易マップが表示されているので迷うこともないが、
その分ステージもゲーム性も単調。「マグネット」で敵をかき集めるのは楽しいけど
基本はひたすら殴って、メインメニューで強化しての繰り返し。
舞台が建設現場だけに、ステージも暗く、ボスはザコを巨大化させただけ、
ギミックの数も少なく、どこへ行ってもおんなじようなのばっかり!
コスチュームチェンジも色と能力アップが違うだけ!!
ストーリークリアまでは楽しめるけど、チャレンジステージまでやるとなると流石に飽きてくるぜっ!!
だが参考にしたゲームが悪すぎた。いかにもボタン連打だけでゲームが進む、MUSOUゲームの悪いところばかり体現したようなゲームだ。
もし主人公が豊満なサラ・オコンネルではなく、無機質なサイボーグ戦士だったりしたら、俺たちは絶対買わなかったね。
前作がまるまる入っているのでシリーズ未経験の人には安心かもしれないが、前作をプレイ済みであっても前作のセーブデータが使えるわけではなく、
前作のパートもまた最初からやり直しなのだ。そのうえ、チャレンジステージ関連の実績は4人の主人公全員でチャレンジステージをクリアしていかなければ達成できないっっ!!!
これぞ、まさに苦行!!無限地獄っ!!!あわびゅのびゅっ!!!!!
本作の扱いやすい新主人公でコインとパーツアイテムを溜めておいて、前作主人公をアップグレードしたりコスチューム開発をしたりすれば、前作パートも少しはラクになると思うけどね。
さて、前作の独断採点拳のとき俺は「とにかくPS版以降の「閃乱カグラ」みたいな豊満MUSOUゲームを作りたいんだろうなあというのだけは伝わってきた。」と言ったけど
「~GHOST SOUL」で「ピチピチのスーツに身を包んだ二刀流の女ニンジャ戦士」「二丁拳銃で戦う射撃型ヒロイン」が出てきたのを見て、ようやくハッキリした。
Studio HGは、自分たちだけの「閃乱カグラ」を作りたかったのだ!!!!!
と言っても、「閃乱カグラ」自体が「無双シリーズ」を多大に意識した作品で、要はパクリのパクリ…………ゴホン。
そもそも、「前作がまるごと入った続編」というのも「閃乱カグラBURST」だし……
スーツを破棄して防御力を犠牲に攻撃力を上げる「オーバードライブ」なんて、
「閃乱カグラ」の「命駆(いのちがけ)」そのまんっまじゃないかっ!!!
余談だが、3DSの「閃乱カグラ ~少女達の真影~」「閃乱カグラBURST ~紅蓮の少女達~」まではベルトスクロール型の3Dアクションだったが、
そこには「ファイナルファイト」のようなHPを消費しての大技による包囲からの脱出や横軸ずらしを使った駆け引きなどはなく、
ひたすらコンボで大量の敵を巻き込み、空中にカチ上げて数千以上のHIT数を叩き出すゲーム性はまさに「MUSOUゲーム」のものだった。
「ベルトスクロールのMUSOUゲームが作りたかった」というよりは、ニンテンドー3DSのハード性能・仕様上そうせざるを得なかった、という感じだろう。*1
実際、PS VITA移籍第1弾「閃乱カグラ SHINOVI VERSUS ~少女達の証明~」からバックビューの3Dアクションになったことで、ようやく閃乱カグラは「理想の形」になったと言える。
あと、「アマノ・エル」のデザインにはもう一つモチーフとなった作品があると思うのだが、
残念ながらそれについてはここではとても言えない。超ファミコシ珍拳は健全なコンテンツであり猥褻が一切ない。いいね???
もうひとつ言っておこう。「SMASHING THE BATTLE」の主人公たちは危機的状況には追い込まれるものの、
えっちな目に遭ったりしないし、お風呂などのサービスシーンとかも特にありません。いいね?
……まあ、あちらのお国柄とか、表現規制とか、いろいろ事情があるんだろう。
何にせよ、本作が低予算と手抜き丸出しの作品であることは否めず、「METALLIC CHILD」発売直前に出すゲームとしては……
いや、たとえ「METALLIC CHILD」発売後に出したとしても、Studio HGにとっては大きなイメージダウンとなる「問題作」であることに変わりはないだろう。
情けない話だっ!!かつて、「無双シリーズ」と言えば、プレイステーション2全盛期には「プレイステーション2の性能ならこんなに大量の軍勢を相手に戦うことができるんだ!!!」
という当時の最新機種の性能を猛烈にアピールするベンチマークとして光り輝いていた。
それが、プレイステーション2すら遠い過去の遺物となった今ではどうだ!!今で言う「MUSOUゲーム」は
「ボタンを連打するだけで大量の敵を薙ぎ倒す快感を得られる、反射神経もあまり必要ないサルでも遊べるゲーム」
として粗製濫造が蔓延しているじゃないかっっっ!!!あわびゅっ!!!
今の技術を持ってすれば、もはや「大量の敵をボタン連打のコンボでひたすら薙ぎ倒す痛快なアクションゲーム」など個人プログラマーでも作れるようなゲームに成り下がってしまった。
だがゲーム性がシンプルだからこそ、それを面白くするのは容易なことではないんだ!!!
下手を打てば、痛快どころか「無数の敵に囲まれて四方八方から袋叩き&死角からメッタ撃ちにされて、わけもわからないままなぶり殺される理不尽で不快極まりないクソゲー」の出来上がりだ。
そうだ!!それこそ「閃乱カグラ」も!!「SMASHING THE BATTLE」もそうだったっ!!!
やいStudio HG!!!日本のゲームのために線一本引いてくれないTRIGGERがその御手を煩わせてお前等のためにアニメイシヨンPVを作ってくれたんだ!!!
「METALLIC CHILD」は「SMASHING THE BATTLE」の100万倍はおもしろいゲームになっているんだろうなァ~~~~~~~ッッッ!!???
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・ふたりの新主人公は扱いやすく、より痛快なバトルが楽しめるようになった!!!
ひでぶ秘孔:
・「GHOST SOUL」編は、敵もステージも前作と全く同じ。
・「ザ・ソウル」編の終盤のストーリーが駆け足すぎる。
・当然といえば当然かも知れないが、前作のセーブデータをコンバートすることはできない。
・ゲーム終盤では、地雷や敵の砲撃で足の踏み場もなく、一撃で死ぬ攻撃もある。
・「GHOST SOUL」編には新規のシークレットファイル・ファンアートはない。
・コスチューム、シークレット、ファンアートをすべて揃えてしまうと、鍵アイテム、パーツアイテムが不要になり余りまくる。
・「ショップ」に「ミッション」達成以外の利用価値がない。余ったパーツや鍵を売却してコインに換金できればよかったのだが。
・チャレンジステージ80面の制覇および全「ミッション(実績)」の達成はもはや苦行。
次回予告
さて、豊満でダメなら平坦で勝負……気づけば「METALLIC CHILD」発売まで1ヶ月もない。もちろん俺たち超ファミコシ珍拳伝承者も買うつもりだが、
今からではいささか気が早い。「超ファミ珍EX」次回の停車駅は「未定」にしておこうか。
4月にようやく第1部を公開した「超ファミコシ珍拳すぺしゃる ロックマン伝説!!!」もいろいろあって結局ほったらかしだ。
9月中の余裕のあるうちに可能な限り「ロックマン伝説!!! Age of “X”」そして「Age of “Z”」の執筆も進めていきたいぜっ!!!
もちろん、俺達が旅の中で出会ったゲーム次第では、停車駅が変わる場合があるかもな。
俺たちの旅はいつだって波乱万丈!!おもしろそうなゲームさえあれば、その場で途中下車だぜ!!
それじゃ、次の停車駅までカラテを鍛えて待っていてくれよ。
オタッシャデー!!
【超ファミコシ珍拳EXPRESS 次回に続く!!!】