どくのメモ帳

どくイモムシの毒吐き場。ゲームレビュー記事「超ファミコシ珍拳EXPRESS」も連載中。

超ファミコシ珍拳EXPRESS 「スイカゲーム」の巻!!

 

イカゲーム

☆2年の時を超えて大ヒットしたパズルゲームの隠れた名作!!!☆

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ハード:Nintendo Switch
流派:落ちものパズルゲーム
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたたた
サウンド:あたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:───
難易度:あたたた
お買い得度:あたたたた
快適度:あたたた
お手軽度:あたたたた

 

▲ ご注意な 

 

本作は家庭用ゲーム機では

Nintendo Switchでしか配信されていません。

本作の正しい名称は「スイカゲーム」であり

「スイカのゲーム」ではありません。

類似品にご注意ください。

 

▲ ご注意な 

 

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はじめての方は【↓こちら】

dokuimomushi.hatenablog.jp

  

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あたたっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・かん帝っ!!

 

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ひでぶっ!!超ファミコシ珍拳伝承者・ドワ王っ!!

 

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シュテムターン!!ドーモ!!超ファミコシ珍拳伝承者のザ・パートゥノです!!

 

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遊びたてアッッツアツの独断採点拳をなるはやでお届けする、

「超ファミコシ珍拳EXPRESS」(略して「超ファミ珍EX」)、今回の停車駅は…………

「スイカゲームだぜっ!!!

 

【もくじ】

ここまでのあらすじ

2023年8~10月

日本はフルーツの群れに

つつまれた!!!

 

フルーツたちは

融合し 進化し 巨大化し……

 

すべての生命が

フルーツに押しつぶされたかに

みえた……

 

だが!!

人類は死滅していなかった!!!

 

それどころか

人類は我も我もと

フルーツをつなぎ合わせ

はじめたのだ……

 

やがて人々は

この一連の騒動を

直球表題「スイカゲーム」と呼んだ。

 

そんな中、スーパーチャット(投げ銭)、登録者数、魅力

バーチャルYoutuberのすべてを手に入れたホロライブ3期生

海賊コスプレ女「宝鐘マリン」が スイカゲームの実況配信で

 

「『スイカゲーム』か…?

 Switchがありゃ すぐに遊べるぜ

 探してみろ Nintendo Switchのeショップで

 税込み240円で好評発売中だ!!!」

 

……と言い放ったかどうかは知らないが、あるものはeショップ残高のお釣りを手に、

またあるものはソフト購入で貯めたゴールドポイントを手に、人々をeショップに駆り立てた!!

 

そしてその中に、虚空に人差し指を掲げた

3人のゲーム戦士もいたのだった。

 

人々は、フルーツの王「スイカを目指し今日もフルーツを落とし続ける!!

世はまさに、大スイカ時代!!!!!

 

 

かつて世は、大落ちものパズルゲーム時代でもあった

さて、諸兄は現実世界において「一定量並べる、あるいは同じ色の物を一定数接触させると消えるもの」を見たことがあるだろうか?

ないだろう。それは、プログラミング……コンピューター・ゲームの中にしか存在し得ないものだ。

 

1984年。ロシア……当時のソヴィエト連邦のコンピューター科学者「アレクセイ・パジトノフ」はコンピューターパズルゲーム界に革命を起こすプログラムを創り上げた。

そのプログラムの中では、4つの正方形の組み合わせで構成されたブロック群「テトリミノ」を落下させ、フィールド内に横一列に並べると消滅するというものだ。

 

そう、あのゆうめいなテトリスの誕生である。

 

テトリスの誕生によって、「コンピューター・パズルゲーム」には落ちモノパズル」という新たなジャンルが生まれるとともに、人類の脳に新たな快楽を植え付けた。

「揃えて消す快感」だ。

 

その後、テトリスのアーケード版の販売権を得て大ヒットさせるも、家庭用ゲームハードでの販売権を任天堂に奪われてしまったセガは、自社で独自に作り出した落ちものパズル

コラムスコンパイルRPG魔導物語」のスピンオフ作品ぷよぷよのアーケード版をリリースし、「同じ色を一定数繋げて消す」「ブロックを消すことでさらに別のブロックが連鎖して消える」というさらなる快感を生み出していった。

ただし、「ぷよぷよ」の大ヒットの要因の一つとして「対戦ゲーム」としての要素が強められたことがあり、以後の落ちもの系パズルゲームは次第に対戦へと特化していき

純粋に「色やラインを揃えて消す」「一人プレイでハイ・スコアを追求する」というストイックな作品は減っていった。

そんなこんなでゲームセンターを賑わせた落ちものパズルブームは乱造による飽和の時代を迎え、やがてゲームセンター業界の縮小によって終息へと向かっていった。

ゲームセンターを彩った数々の名ジャンルのゲームたちと共に…………。

そして西暦2023年、話は現代へと、「スイカゲーム」へと帰結する。

なぜ2021年の配信開始から大ヒットするまで2年もかかったのか?

そして「スイカゲーム」は実際面白いのか!?その面白さの秘密はなんなのか!?

そしてスイカゲームの知る人ぞ知るルーツとは!??

俺たち超ファミコシ珍拳伝承者が、今こそすべてを白日のもとに晒してやろうじゃないか!!!

 

 

イカゲームのあそびかた

「スイカゲーム」は、2021年12月にNintendo Switchで配信された落ち物パズルゲームだっ!!

フィールドとなる箱の中に上からフルーツを落として同じフルーツを合わせて「シンカ」させ、どんどん大きくしてフルーツの王「スイカの完成とハイスコアを目指す、1人用落ちものパズルゲームなのだっ!!

ただし!箱の中からひとつでもフルーツが飛び出してしまったらゲームオーバーなのだっ!!!

 

操作は画面上のカーソル*1の左右移動と、フルーツを落とすAボタンのみ!!だれでもすぐに遊べるぜ。

 

「スイカゲーム」には11種類のフルーツが登場!!各フルーツにはそれぞれ異なる表情の「顔」が付いていて実際カワイイだし、キャラクター性も付与されている。

箱の上からフルーツを落とし、同じフルーツをふたつ合わせて「シンカ」させることでどんどん大きいフルーツになっていくぜ。

 

サクランボイチゴブドウデコポンリンゴパイナップルメロン

 

……と大きくなっていく。フルーツのシンカの流れは画面右下の「シンカの輪」に記されているのでいつでも把握できるぞ。

このうち、プレイヤーが落とすことができるのは「柿」までで、それ以上のフルーツを作るには柿以上のフルーツをふたつくっつけてシンカさせるしかないのだ。

……もちろん諸兄は「同じフルーツがくっつくと別のフルーツに進化するフルーツ」なんて現実世界では見たこともないだろう。

もし本当にそんなフルーツがあったら今頃フルーツ畑や青果店はたいへんなことになっているはずだ……つまりこれらも「スイカゲーム」にしか存在し得ないものだ。

かくして、落ちモノパズルゲームの系譜に「同じ色を並べて消す」快感から新たに「同じものをくっつけて大きくしていく」快感が加わったのだ。

 

テトリス初心者が「テトリス棒」を使った4列同時消し「テトリス」を目指すように、「スイカゲーム」初心者はまず「スイカ」の完成を目指して邁進していくわけだが、これが一筋縄ではいかないぜっ!!

操作やルールは簡単でも、実際やってみると奥が深い!!同じフルーツをふたつくっつけて進化させても、一回り大きくなって箱の中に残り続ける。

どんなに大きなフルーツが作れても、それをもうひとつ作ってくっつけられない限り、狭い箱の中を圧迫するだけの存在になってしまうのだっ!!

フルーツは、「スイカ」をふたつ作り、スイカ同士をくっつけることでやっと消滅するのだっ!!!

そして適当にプレイしていると、くっつきそうでくっつかない大型フルーツで箱の中は満杯となり、やがてゲームオーバーを迎えるっ!!あべし!!!

 

「スイカ」を作るためには、「メロン」をふたつ作ってくっつけなければならない。これが、どれだけ大変なことか……!!!

箱の中にスイカを顕現させ、ハイ・スコアを目指すには、落とせるフルーツがランダムであっても「ネクスト」に表示される次のフルーツを見ながらある程度は計画的に、かつ状況にあわせてフレキシブルにフルーツをくっつけてシンカさせていくのが重点なんだ。

 

手詰まりをなるべく防ぐには、大きいフルーツともうひとつの同じフルーツとの間に余計なフルーツをはさんでしまわないこと、そして小さいフルーツが大きいフルーツの下になってしまわないようにすることだッ!!

端から大きいフルーツ〜小さいフルーツと順番にフルーツを並べてからシンカさせて、大きいフルーツを一方にまとめていくと大きいフルーツもシンカさせやすくなるぜ。

 

↑模範的な美しいプレイング。これを維持し続けるのが、またむずかしいのだが。

 

このゲームには物理演算が組み込まれており、そして全てのフルーツが転がるようにできている。これがフルーツの予期しない動作を生み、プレイにメリハリを与えているのだ。

ふつう、「落ちモノパズルゲーム」において一度落としたブロックなどはルールによって消える条件を満たすまで動くことはない。

だが「スイカゲーム」では、落とした後のフルーツも物理演算に基づいて動き続けるのだ。

やがて箱の中がフルーツで満たされていくと、フルーツ同士が圧迫され、摩擦し、やがて噛み合った歯車のように回転をはじめる。

その回転がフルーツをじりじりと動かし、やがて思いもよらぬシンカの連鎖を引き起こすこともある!!

フルーツを落とすのに制限時間はない。箱の中のフルーツたちに動きがあるようなら、あえてフルーツを落とさずに待ってみるのも一考だぜ!!

 

もちろん、箱の中のフルーツに上からフルーツをぶつけて動かしたり、フルーツがシンカして大きくなる時の衝撃を利用してフルーツを吹き飛ばしたりと、プレイヤー側のアクションで盤面を動かすこともできるぜっ!!

しかし、忘れてはいけないのが「ひとつでもフルーツが箱の外に出たらゲームオーバー」という事っ!!!

フルーツをシンカさせた衝撃によってサクランボ、イチゴといった小さいフルーツが真上に勢いよく飛び出してしまい、そのまま箱の外まで飛んでいってゲームオーバー、なんてのはよくある話なのだっ!!!ひでぶっ!!

 

さて、「スイカゲーム」のプレイヤーをさらにアツくし、熱中させた要因としてオンラインスコアランキングの存在は外せないだろう!!

 

 

ランキングには「オンラインスコア」「マイスコア」の2種類があり、それぞれに毎日リセットされる「本日」、月ごとにリセットされる「月間」、そして配信開始から今までの「総合」の3部門に分かれているんだ。

 

「本日」ランキングはオンライン・マイスコアともに毎日リセットされるから、一日最低3回のプレイまでは「本日マイスコア」にランクインするので、これもまたモチベーション向上に一役買っているのだっ!!

 

スコアのカンスト9999点だぜ。3000点出せば上級者、3500点以上出せば達人と言われる中で、オンラインランキングの上位は驚愕の6000〜7000点超えっ!!!

どんなゲームにも、極限までやり込むガチ勢はいるものだぜっ!!!あわびゅっ!!!

 

 

「スイカゲーム」の起源

さて、「スイカゲーム」のように「同じもの同士をくっつけて大きくしていくパズルゲーム」の起源は、スイカゲームではない。

似たようなゲームはスイカゲーム以前から存在していた……。「スイカゲーム」は、それ以前に出ていたゲームで使われていた「あるもの」を「フルーツ」に置き換えただけだ。

その「あるもの」とは…………「数字」だ。

 

「数字」もまた、大きくなればなるほど嬉しくなっていくものだぜっ!!

特に5ケタ以上になれば、テンションも最高潮っっ!!!ちにゃ!!

オレのサイフの中身も、常時5ケタ以上にならないかなぁ。あわびゅのびゅっ!!!

 

電脳コトダマ空間を駆け抜けて集めた情報によれば、「同じ数字をくっつけて大きい数字に変えていくパズルゲーム」の元祖として『Threes!』『2048』などがあるようだが、話すと長くなるのでくわしくはリンク先のウィキペディアを見てもらうとして

俺たちがプレイしたのは、元セガソニックチーム中裕司」=サンが立ち上げた「株式会社PROPE*2」にて中=サン自身がひとりで「ハイパーカジュアルゲーム」として作り上げたスマートフォンアプリ『Shot 2048』だ。

 

 

上記『Threes!』『2048』がパネルをスライドさせるパズルゲームだったのに対し、「Shot」とあるように数字の描かれた12面体をボウリングのレーンめいたフィールドにシュゥゥゥーーーーーーーッッッ!!!して
同じ数字の12面体をくっつけて大きい数字の12面体に変化させていき、最終的に「1024」同士の12面体をくっつけて「2048」の12面体を完成させることが目的だ。

フィールド内の赤い部分より手前に12面体が一定時間とどまってしまうとゲームオーバーだぜ。それを防ぐには、発射した数字12面体をぶつけてフィールド奥に押し戻すのだ。

 

「2048」を完成させたあともゲームを続行でき、さらに「2048」同士をくっつけて「4096」を作ることも可能だったり、離れている数字12面体に発射した数字12面体をぶつけてビリヤードの要領で弾いてくっつけたり、スイカゲームに通じるゲーム性が多いぜ!!

 

まあ、基本無料ゲームの宿命として広告がウザいし、コミケの待機列の待ち時間のひまつぶしぐらいにしかならなかったので、これまで独断採点拳すらしていなかったのだった。

それが、こんな形で取り上げることになるとは……!!

 

さて、さらに電脳コトダマ空間での調査を進めた結果、中国大陸で人民的大ヒットを博した「スイカゲーム」の完全な元ネタとまで言えるゲームを発見した!!

『合成大西瓜』だ!!!下のリンクから今すぐプレイできる!!

 

g.lisagame.com

 

『合成大西瓜』は中国のソーシャルメディア会社である米兜科技より2021年1月22日に配信され、

配信後、SNSの微博(ウェイボー)で関連話題のヒット数が14億件以上に達するという爆発的な人気となった。

んだってさ。

 

『合成大西瓜』のルールは「スイカゲーム」とほぼ同じっ!!

フルーツを落としたい場所をクリック・タップするとその場所にフルーツが移動して垂直落下するのだ。

ただ、「スイカゲーム」よりもフルーツの種類が多く、なぜかみんな輪切りになっていてなんのフルーツなのかわかりにくい。

フルーツがスポポポポンッと連続でシンカしていくのは快感だがやはりBGMがないのがさびしいぜ。

 

『合成大西瓜』はフリーゲームだし、「スイカゲーム」は多くのアレンジが加えられているとは言え、権利問題とかは大丈夫なのだろうかっ!?

 

 

「スイカゲーム」誕生と大ヒットへの道

さて、「スイカゲーム」配信開始の2021年から2023年までに、なぜここまで大ヒットしたのか?

それを語る前に、まず「スイカゲーム」の開発元について語らねばなるまい。

「スイカゲーム」開発元「Aladdin X」社はもともとゲーム会社ではなく、映像を壁やスクリーンに投影する「プロジェクター」を作る会社だったのだ。

そして、世界初の照明一体型プロジェクター「popIn Aladdin」にプリインストールされていたプログラムのひとつが「スイカゲーム」だったのだ。

そう……我々がお世話になっている「Windows」に「マインスイーパ」と「ソリティア」がプリインストールされているように……!!

「popIn Aladdin」内蔵アプリには、「スイカゲーム」に限らず「家族で、親子で楽しめるコンテンツ」が多数用意されていた。

これで、「スイカゲーム」が他の凡庸な広告収入目当ての基本無料ひまつぶしパズルゲームなどと開発に対するキアイが違うことがわかるだろう!!

 

・家族みんなで楽しめるゲームでなければならない。

・老若男女、おとなもこどももおねーさんも、誰にでも理解できる操作とゲームシステムでなければならない。

・誰にでも「かわいい」と思えるキャッチーなキャラクターも必要である。

・普遍的おもしろさを持ち、いつ遊んでも楽しめるゲームでなければならない。

 

そして!!何よりっ!!!

クソゲーであってはならないっ!!!!!

 

かくして、「Aladdin X」社員たちは試行錯誤を重ね──その中に、きっと『合成大西瓜』との出会いもあっただろう──その果てに、誇らしくウインクと湛えた大玉のスイカが、「Aladdin X」社員たちの前に降臨した。

「スイカゲーム」の誕生である。

 

こうして「popIn Aladdin」購入者の中から「スイカゲーム」に絶賛の声が集まり、「Aladdin X」社はブランド認知度向上のために「スイカゲーム」のNintendo Switch版のリリースを決意。2021年12月9日にダウンロード販売を開始するのだった。

「Aladdin X」社が販売先にNintendo Switchを選んだ理由としては、

「たくさんのアプリに埋もれてしまうより、少しでも目立つ可能性が高いMy Nintendo Storeで提供することにした」

というものだったが、どっこいそううまく行くものではなかったのだったっ!!

 

300円もしない低価格も魅力だった「スイカゲーム」だったが、残念ながらNintendo Switchのeショップではその手の「ヤスカロ・ワルカロ」なゲームは大量に横行しており、価格だけで「スイカゲーム」の良さに気づける者はほぼいなかった。

そして折も悪くも時期は12月。クリスマス商戦、年末商戦を控え大作ゲームが次々とリリース、「スイカゲーム」はあえなくソフトの山に埋もれて行ってしまったのだった…………。

 

しかし!!時は流れ2023年!!「スイカゲーム」をeショップの深淵から引き上げた者たちが現れた!!!

人気配信者「布団ちゃん」だ!!!彼の配信は小さな灯火でしかなかったがやがておおえのたかゆき、もこう、加藤純一などの人気実況配信者が追随したことで大きな炎となり、やがて現在の「大スイカ時代」を築いていったのだ。

こうして2年も前のゲームがたった一人の配信者の配信から大ヒットに至るまでの経緯を改めて見ると、「ゲーム実況配信者」の存在がゲーム業界に、ゲームの売上げに及ぼす影響力はもはや無視できないものになっている、と言えるだろう。

 

最近では、「実況配信して盛り上がれるかどうか」を重視したカジュアルゲームも増えてきたように思えるぜ。

G-MODEの「空気読み。」シリーズもDS版をやった頃なんか「こんなの合コンのネタにしか使えないだろ……って言うかケータイアプリならまだしも合コンの場にDSなんか持っていったら笑いものだぜっ!!」

と思っていたモノだが、Switch版「みんなで空気読み。」以降の大躍進の影にもやはり実況配信者、Vtuberの存在が大きいと思うぜ。

話をスイカゲームに戻すと、大ヒットの果てにスマートフォンアプリでスイカゲームの偽物が横行したり、

 

 

Vtuber事務所「ホロライブ」を題材としたクローンゲーム『ホロのスイカが作られたり……

 

unityroom.com

 

とあるVtuber事務所では、「スイカゲームで3500点を突破したVtuberに賞金35000円を進呈する!!」なんて企画まで飛び出した!!こりゃもう、立派な社会現象だぜ。

 

 

大スイカ時代は日本国内にとどまらず、海外でも「スイカゲーム」をプレイするために日本アカウントを取得するプレイヤーが続出!!

これに対し、「Aladdin X」社は海外版「スイカゲーム」の配信を開始し、同時に複数の言語に対応。

さらに、ハロウィンシーズン限定でハロウィンバージョンが遊べるアップデートまで施された!!!

 

↑期間限定ハロウィンバージョンではスイカがカボチャに!?さらにフルーツたちの表情も変化する!!

 

そして執筆現在、スイカゲームの売上は400万本を超えたのだったっ!!!

 

さて、こうして記事を書いているうちにいつしか11月もあとわずか。

イカゲームブームも落ち着いてきた感があるが、スイカゲームのおもしろさは永遠に失われない。

もしかしたら今後も期間限定のクリスマスバージョン、お正月バージョンなどのアップデートがあるかもしれない!!

イカをはじめとする11種類のフルーツたちは、もうみんなの友達だぜっ!!

 

イカゲームの伝道師「布団ちゃん」のように睡眠導入のお供にするもよし、ハイスコア、そしてカンストを目指して熱中するもよしだ!!!

 

シンプルなゲーム性と低価格ゆえに、Switchさえあればすぐに始められる!!

キミもすこしでも気になったなら、ニンテンドーeショップに直行だあっ!!

超ファミコシ珍拳の名に懸けて、ぜったいに後悔はさせないぜっ!!!

 

 

奥義・独断陰陽双喝破!!!

あたた秘孔:

・老若男女だれでも理解して楽しめる、シンプルなゲーム性!!

・可愛らしい顔の付いたフルーツのキャラクター!!

・基本1種類しかないものの、心和み印象に残るBGM!!

・オンラインランキングに対応し、ハイスコア競争がアツい!!

・運否天賦だけではハイスコアは狙えない、奥深いゲーム性!!

・誰でもすぐに買える低価格!!!

・アップデートにより、多数の言語にも対応!!

・ハロウィンバージョンなどの期間限定モードもあり!?

 

ひでぶ秘孔:

・BGMの音量調整ができない。

 

 

次回予告

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さて、「超ファミ珍EX」次回の停車駅はゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」に軌道を戻すワケだが

こうしてこの記事が投稿できた、ということは……?

 

そう…………その通りっ!!!

 

やっと!!

やっっと!!!

やっっっと!!!!!

 

オレたちは「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」

をクリアしたぜ~~~~~~~っっっっ!!!!!!!!!!

 

 

出た出たっ!!ゼルダの伝説!!

 

出た出た出た出たついに出たァ!!!

 

なんて浮かれ上がっていたらもう半年!!過ぎ去りし日々光陰矢の如し!!

お前らがgdgd過ごしてた顛末!!今眼前に迫りくる年末!!

背後に這い寄るダイヤモンド義眼の光!!忍び寄る締め切り厳守の怒り!!

さあ立ち上がれ超ファミコシ珍拳!!ゲームに挑む姿勢常に真剣!!

いざ突き進め英傑リンク!!寝不足対策カフェインをドリンク!!

 

アブナァーイ!!ゼルダァーーー!!!

 

行けリンクーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!

 

命知らずの真剣勝負!!今夜もゼルダは最高潮!!

Nintendo Switchゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム!!!

 

dokuimomushi.hatenablog.jp

 

ッてなわけで前回の記事からもうすぐ約2ヶ月。もちろんその間オレたちは、一念発起して「~ティアーズオブザキングダム」の攻略に熱中していたのだあっ!!!

前回の記事の次回予告で、

ハイラルはこれまで以上に広大、やれることもやりたいことも多すぎて、「ゲームは1日1時間!」の伝説の教えを遵守するととうていゲームは進まないっ!!』

『ボリュームが未知数すぎるし広大なフィールドの移動がかなりめんどくさい』

……と言ったが、逆だったっ!!!

一度本気で始めたが最後、リンクを動かすたびに大小様々なイベントにぶち当たり、退屈している暇もなければゲームが停滞することなんてなかったっ!!!

好奇心が何よりも優先され、気づけば能動的にゲームが進んでいき「ゲームは1日1時間!」の教えなんて守ってなんかいられなかったっ!!!

 

そして気がつけば空が明るくなり始め、睡眠時間はゴリゴリ削られていった。

ある意味、オレたちはこうなることをいちばん恐れていたのかも知れないな……まあ、いつプレイしても結果は同じだったと思うぜっ!!

 

そんなオレたちを支えたのがサントリー「BOSS」と「~ティアーズオブザキングダム」とのコラボ缶コーヒー「伝説の序章」!!

こいつを飲み干して仕事前にもハイラルに、リンクを支える「賢者」たちに思いを馳せ、仕事とゲームをギリギリのラインで両立させていった。

そう、今度のリンクは、ひとりじゃない!!!

 

そんなこんなで頑張って、やっとエンディングを見たけれど、オレたちは新しいハイラルを半分も見ちゃいない。

だけどここで一区切りだ。いよいよ真のラストバトル、復活せし大魔王ガノンドロフより手強い戦い───

独断採点拳記事の執筆だあっ!!!

 

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これより我々超ファミコシ珍拳伝承者は、天変地異に見舞われたハイラルでの激闘を思い返しながら、記事の執筆へと直行する!!!

できるだけ長くならないようにしたいけど、このゲームに限ってはぜったい長くなるんだろうなあ。

はたして2023年内にすべてのゲームとの戦いを記事に残せるだろうか!?

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それじゃ、次の停車駅までカラテを鍛えて待っていてくれよ。

オタッシャデー!!

 

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【超ファミコシ珍拳EXPRESS 次回に続く!!!】

*1:「雲のポッピー」という名前らしい。ゲーム内の「あそびかた」では単に「カーソル」とのみ表記。

*2:今もなお超ファミコシ珍拳伝承者を苦しめる「すれちがいフィッシング」の開発会社でもある!!!