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あたたたたた~~~~~~~っっっ!!!
超ファミコシ珍拳創始者にして伝承者のかん帝だっ!!
すべての敵を撃ち貫き、打ち勝った強敵(とも)たちの技を受け継ぎ、
正義を貫いたロボットにして永遠のヒーロー、その名は「ロックマン」!!!
その3世代、いや4世代に渡る壮大な戦いも、ここに最終決戦を迎える!!!
超ファミコシ珍拳伝承者のドワ王だぜっ!!
「プレイステーション」そして「プレイステーション2」がゲーム業界を圧巻する中、
任天堂は「ゲームボーイアドバンス」で携帯ゲーム界を生き延び、そして「ニンテンドーDS」をもって逆襲の狼煙を上げた。
「ゲームボーイアドバンス」時代には、インターネットを舞台に世界観を一新したRPG「ロックマンエグゼ」シリーズが大ヒット。
だが、横スクロールアクションとしてのロックマンシリーズも死んではいなかった。
「ロックマンX」の100年後を舞台とした新シリーズ「ロックマンゼロ」がゲームマニアを中心にヒットしていたのだっ!!!
だが、オレたちは「ロックマンX4」以降のロックマンXシリーズを遊べなかった後ろめたさから、
「ロックマンゼロ」シリーズ以降のロックマンシリーズに手を出すことはなかった……………!!!
ドーモ!超ファミコシ珍拳伝承者にしてエターナル・ゲーマー・チャンピオンのザ・パートゥノです。
そして「ニンテンドーDS」の時代には、ロックマンゼロからさらに数百年後の世界の戦いを描いた「ロックマンZX(ゼクス)」シリーズ2作品が発売された。
その後ニンテンドーDSで「ロックマンゼロ」シリーズ4作品をひとまとめにした「ロックマンゼロ コレクション」が発売されたものの、
「ロックマンゼクス」シリーズは続編も出ず移植もされなかった。
しかし2020年2月27日!!ついに、ついに「ロックマンゼロ」「ロックマンゼクス」シリーズがぜ~~んぶ楽しめる決定版が登場したぜ!!
それが、「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」だっ!!シュテムターン!!!
ワオ!これで、「ロックマン」「ロックマンX」「ロックマンゼロ」「ロックマンゼクス」全4シリーズの全作品がNintendo Switchで楽しめるようになっちゃった!!!こりゃだぜ!!
今回は、前回の「超ファミコシ珍拳すぺしゃる ロックマン伝説!!! Age of “X”」にひきつづき、
「ロックマンX」の時代からさらに数百年後、長い眠りから目覚めた紅きイレギュラーハンター 「ゼロ」と「ネオ・アルカディア」や「Dr.バイル」との死闘を描く
「ロックマンゼロ」シリーズと、「ロックマンゼロ」シリーズからさらに数百年後、
エックスやゼロ、ネオ・アルカディア四天王といったレプリロイド達の意思を受け継いだ「ライブメタル」の力で変身した
新たなる「ロックマン」の戦い、「ロックマンゼクス」シリーズの合計6作品を独断採点拳する「Age of “Z”」に突入するぜーっ!!!
長かったロックマンシリーズとの3世代に渡る戦いも、これが最後の戦いだあっ!!!!!
あ~~~~~~たたたたたたたたたたたたたたたたたた~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!!!!!!
【よみがえった赤きエイユウ、そしてその先のエイユウたちの戦いの奇跡を追うのなら「続きを読む」を押すのぢゃっっ!!!】
【もくじ】
- キャラクター紹介(ゼロ編)
- 用語集(ゼロ編)
- 「ロックマンゼロ」シリーズの魅力!!
- ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション
- ロックマンゼロ
- ロックマンゼロ2
- ロックマンゼロ3
- ロックマンゼロ4
- キャラクター紹介(ゼクス編)
- ヴァン&エール(ZX)
- ロックマン・モデルX(ZX)
- ロックマン・モデルZX(ZX)
- ジルウェ(ZX)
- プレリー(ZX)
- ライブメタル・モデルX(ZX~ZXA)
- ライブメタル・モデルZ(ZX~ZXA)
- ライブメタル・モデルH(ZX~ZXA)
- ライブメタル・モデルL(ZX~ZXA)
- ライブメタル・モデルF(ZX~ZXA)
- ライブメタル・モデルP(ZX~ZXA)
- セルパン(ZX)
- プロメテ(ZX~ZXA)
- パンドラ(ZX~ZXA)
- グレイ(ZXA)
- アッシュ(ZXA)
- ロックマン・モデルA(ZXA)
- ライブメタル・モデルA(ZXA)
- 三賢人マスター・トーマス(ZXA)
- 三賢人マスター・ミハイル(ZXA)
- 三賢人マスター・アルバート(ZXA)
- ヘリオス(ZXA)
- シャルナク(ZXA)
- アトラス(ZXA)
- テティス(ZXA)
- 用語集(ゼクス編)
- 「ロックマンゼクス」シリーズの魅力!!
- ロックマンゼクス
- ロックマンゼクス アドベント
- ロックマンゼロ・ロックマンゼクスシリーズ・超ファミ珍的「最強難易度ゲーム」大決定!!!
- 移植されなかった要素
- そして「蒼き雷霆ガンヴォルト」へ……
- ロックマンシリーズ、ナンバリングタイトル完全制覇!!!
キャラクター紹介(ゼロ編)
ゼロ(Z1~4)
「ロックマンゼロ」の時代より100年前、「イレギュラー戦争(妖精戦争)」を「エックス」と共に終結に導いた「エイユウ」であるレプリロイド。
いろいろあって姿も声も変わってしまったが、「ロックマンX」に登場した最後のワイリーナンバーズ、「ゼロ」と同一人物である。
「ロックマンX」の時代からゼロに親しんで来た人は戸惑うかも知れないが、彼を少し動かせばきっと理解することだろう。
彼こそが、紛れもない「ゼロ」なのだと。
くわしくは↓
「イレギュラー戦争」の後、半壊した状態のままとある研究所で100年間眠りについていたが、
「ネオ・アルカディア」のレプリロイド狩りから逃れた「シエル」と「パッシィ」によって完全復活を果たし、ネオ・アルカディアとの戦いに身を投じていく。
武器は「レジスタンス」の兵士「ミラン」の形見である拳銃型の「バスターショット」、ある存在から託された「ゼットセイバー」、
ゼットセイバーの形態のひとつである攻防一体の武器「シールドブーメラン」、そして「ゼロ1~ゼロ3」まではシリーズごとに異なる「ロッド系武器」。
最終作である「ゼロ4」では、ロッド系武器に代わり手に埋め込まれたチップによって倒した敵の武装を奪い取れる近接格闘攻撃「ゼロナックル」が登場した。
「ゼロ3」では真の敵「Dr.バイル」と最強のレプリロイド「オメガ」の出現とともに衝撃の事実が明かされ、そして最終作「ゼロ4」の最後には────!!
シエル(Z1~4)
「ネオ・アルカディア」の追跡から逃れ、反逆者となったレプリロイドたちが集結した「レジスタンス」のリーダーを務める少女。こう見えても天才科学者であり、れっきとした人間である。
遺跡化した研究所でゼロを復活させた後、ゼロにミッションを与え、サポートする。
電脳生命体「サイバーエルフ」の研究にも余念がなく、「ゼロ3」ではサイバーエルフの始祖「ダークエルフ」とその子供たち「ベビーエルフ」の研究から
世界を根本的に変える新型エネルギー機関「システマ・シエル」を完成させ、ある意味無印ロックマンの「Dr.ライト」よりも遥かに世界に貢献することとなる。
そして……ネオ・アルカディア独裁の発端を作り出したのも、彼女である。
やがて、シエルの研究は、赤きエイユウが去ってから数百年後の世界にも影響を及ぼしていく───
パッシィ(Z1)
シエルがゼロの封印された研究所へ向かう際に同行していたサイバーエルフ。
シエルだけではゼロの封印を破れず、ネオ・アルカディアの尖兵「パンテオン」に追い詰められた際、パッシィ自身の能力を開放してゼロを再起動させ、さらには半壊していたボディまで戦闘可能なまでに回復させた。
サイバーエルフがその能力を使う際には、サイバーエルフ自身の命を引き換えになる。
なお、開発当初は「シエル」の名前は「ロール」となっており、「パッシィ」の名前が「シエル」になっていた。
実際ややこしいが、「シエル」の名前が「“Cy”ber “El”f」の略称であると考えると合点がいく。
賢将ハルピュイア(Z1~3)
風属性の「ネオ・アルカディア四天王」と呼ばれる「ミュートス・レプリロイド」の筆頭。
中性的な外見と「ハルピュイア(ハーピー)」の名前、そして「緒方恵美」嬢のボイスから女性型だと思われがちだが、れっきとした男性型。
伝説のレプリロイド「エックス」のDNAデータからクローニングして生まれた、ネオ・アルカディア四天王のリーダー格。
ネオ・アルカディアへの忠誠だけでなく、「人間を護る」という独自の正義感を持って行動する。
「ゼロ3」では、Dr.バイルとオメガによる破壊行為がハルピュイアの正義を否定し、激しい怒りとともにオメガに立ち向かった。
闘将ファーヴニル(Z1~3)
火属性のネオ・アルカディア四天王。陽気だが非常に乱暴で好戦的。上記イラストでは胸があるように見えるが、男性型。
マルチプルランチャーの「ソドム」と「ゴモラ」による砲撃と、投げ技を主体とした格闘戦を使い分ける戦闘のエキスパート。
一度ゼロに敗北してからは、ゼロと戦うことだけに執着するようになる。
ネオ・アルカディア四天王には、「アームド・フェノメノン」と呼ばれる強化形態があるというが……!?
妖将レヴィアタン(Z1~3)
氷属性のネオ・アルカディア四天王。外見通り水中戦を得意とする。
最初は敵味方問わず人を小馬鹿にしたような態度*1をとっていたが、ゼロとの死闘の果てにいつしかゼロをライバル視するようになる。
中性的な外見のレプリロイドが多い中、ひとめで少女型とわかる外見をしており、人気が非常に高い。
「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」発売を記念して行われたゼロ&ゼクス全キャラクター人気投票でも、
主人公のゼロに続く堂々の人気投票2位に輝き、その不動の人気を証明した。
隠将ファントム(Z1)
ニンジャめいた姿をしており、手裏剣型の武器や分身攻撃を得意とする無属性のネオ・アルカディア四天王。
ネオ・アルカディアの指導者エックスに対し絶対の忠誠を誓う。一方、ゼロと交戦した工場に爆弾を仕掛けておくなどの搦め手にも余念がない。
そして、その忠誠心故に…………!?
エックス(Z1)
ロックマンエックス。「イレギュラー戦争(妖精戦争)」をゼロと共に終結させた英雄にして、「ロックマンゼロ」の時代ではネオ・アルカディアの指導者。
「ロックマンゼロ」で外見に大幅なアレンジが加えられたゼロに対し、エックスは「ロックマンX」の頃とあまり変わらないデザインに落ち着いている。
ネオ・アルカディアの人間からは絶大な支持を得ていたが、その裏では多くのレプリロイドをイレギュラーとみなし無差別に処刑してきた。
争いを嫌い、平和を望んでいたはずのエックスに、一体何があったのか!?
その手で、ゼットセイバーで、真実を斬り開け!!!
パンテオン(Z1~Z3)
イレギュラーとみなされたレプリロイドやレジスタンスを取り締まり、処分するネオ・アルカディアの主戦力である兵隊型レプリロイド。
その姿はエックスに似ており、彼らもまたエックスからクローニングして作られたものと思われ、バスターや電磁警棒以外にも様々な拡張武装を装備したものがいる。
武装列車の動力部「パンテオン・コア」の中枢部を担っていたり、「ゼロ1」終盤のボス「レインボーデビル」のコアがよく見るとパンテオンの頭部だったりと、兵隊としての役割以外にも重要な役割があるようだ。
「~ダブルヒーローコレクション」の「ギャラリー」からも閲覧できる初期設定では、パンテオンのヘルメット部分が自立飛行し
他のレプリロイドの頭部に被さる形で装着・洗脳し、善良なレプリロイドをネオ・アルカディアの兵隊に変えてしまうというえげつない設定だった。
「ロックマンゼロ3」ではパンテオンに代わる新戦力として「バリアント」と呼ばれる兵隊型レプリロイドが登場し、
「ロックマンゼロ」から数百年後の未来を描く「ロックマンゼクス」ではイレギュラー化した人型メカニロイド「ガレオン」が登場し、シリーズの恒例となっていく。
エルピス(Z2)
「ロックマンゼロ」の後、ゼロが一時レジスタンスを離れていた間に新たにレジスタンス指導者となったレプリロイド。
かつてはネオ・アルカディアに勤めていたが待遇の悪さに嫌気が差し、脱走してレジスタンスに加わった。
すさまじいカリスマを誇り、レジスタンス本部を転送装置を配備したさらに大規模な基地に移し、勢力を一気に拡大した。
その勢いで、成功すればネオ・アルカディアに壊滅的打撃を与えるという「正義の一撃作戦」を実行しようとするが……!?
ダークエルフ(Z2~3)
「イレギュラー戦争」にさらなる混乱を引き起こし、「妖精戦争」とまで呼ばれるようになった所以でもある強大なサイバーエルフ。
妖精戦争後、2つに分けられて封印されているという。
本当は別の名前と、別の目的があったようだが……
ベビーエルフ「プリエ&クリエ」(Z2~3)
ダークエルフの子供だと言われる、2対のサイバーエルフ。
新たなエネルギー源の鍵として、シエルが熱心に研究していたが……?
Dr.バイル(Z3~4)
「ダークエルフ」を生み出した天才科学者。「妖精戦争」を引き起こした張本人としてネオ・アルカディアを追放され、
後述の「オメガ」共々100年間宇宙に封印されていたが、彼とオメガを封印していた宇宙船が地球に墜落したことにより復活。
その身に刻まれし「死刑よりも重い罰」の苦しみで完全に発狂しており、己の支配欲を満たすため、そして憎しみの権化と化して全人類と全レプリロイドに己の永遠の苦しみを味あわせようとした。
ロックマンゼロ4ではネオ・アルカディアの実権を握り、邪悪な独裁者として多くの人間とレプリロイドを無差別に殺した。
Dr.ワイリー、およびその一族との関係は不明。
オメガ(Z3)
妖精戦争末期に世界を火の海に包んだ、Dr.バイルの最高傑作のレプリロイド。
ダークエルフと同じエネルギー反応を示す。巨大な鎧に隠された、その正体は…………!?
クロワール(Z4)
シエルがベビーエルフのさらなる研究の末に完成させた究極のサイバーエルフ。その名には「信じる」という意味があり、「ロックマンゼロ4」最大のキーワードでもある。
「クロワール」という名前はレジスタンスの少女型レプリロイド「アルエット」が名付けたものだが、これを拒否すると他のレジスタンスメンバーから名前を募って変更することができる。
Eクリスタルを与えて成長させることにより、これまでのサイバーエルフの能力をコピーして最大3つの能力を付与させて使うことができる。
使用しても死ぬことがなく、その上キャパシティレベルを超えた能力を与えなければリザルトからの減点もない。
ネージュ(Z4)
人間の女性ジャーナリスト。
Dr.バイルの支配により独裁処刑都市と化したネオ・アルカディアから亡命した人間のキャラバンのリーダー各。
下記の「クラフト」とは浅からぬ因縁があるようだが……。
クラフト(Z4)
バイルの部下であるネオ・アルカディアのレプリロイドで、Dr.バイルの地上攻撃部隊「アインヘルヤル8闘士」を率いる「ラグナロク作戦」のリーダー。
彼自身にも、他に目的があるようだが…………!?
用語集(ゼロ編)
ミュートス・レプリロイド
ネオ・アルカディアに所属する、人類を護るために作られた高位レプリロイドの総称。
「ミュートス」とは「神話」を意味し、そのモチーフには神話上の神獣や怪物が使われている。
無論、「ネオ・アルカディア四天王」もミュートス・レプリロイドである。
サイバーエルフ
「ロックマンゼロ」の世界のカギを握る電子生命体の総称。主にゼロの体力を管理する「ナース系」ゼロの身体能力を管理する「アニマル系」ゼロの戦闘能力やステージ・敵キャラに影響する「ハッカー系」の3種に分かれる。
ゼロが使用することで一時的な体力回復や戦闘補助からHPの増強、サブタンクへの変化といった恒久的な効果など様々なパワーアップが得られるが、基本的に使用したサイバーエルフの命と引き換えになる。
また、ステージ内でサイバーエルフを使用するとリザルトのポイントが減点され、恒久的に効果が発動するエルフを使用してしまうとリザルト100点満点が不可能になる。
「ゼロ3」ではシエルの熱心な研究によって、使用しても死亡せずリザルトの減点対象にもならない新型サイバーエルフ「サテライトタイプ」が開発された。
Eクリスタル(EC)
ロックマンXの時代、「エネルゲン水晶」と呼ばれていたレプリロイドのエネルギー源。
レプリロイドの間で通貨、食料として流通しているほか、サイバーエルフの育成にも必要になる。
妖精戦争(イレギュラー戦争)
100年前、ゼロとエックスが最後に活躍し、終結させた戦争。「ロックマンX5」における、全世界のシグマウィルスの蔓延とスペースコロニー「ユーラシア」墜落が戦争の発端、ということになっている。
戦争末期では「サイバーエルフ」を多用した戦争に変わっていったため、以後終戦までを「妖精戦争」とも呼び、「ゼロ3」以降ではシグマなどの存在は言及されなくなる。
「Dr.バイル」の暗躍による「ダークエルフ」とその子供達である「ベビーエルフ」の出現と最強のレプリロイド「オメガ」の誕生により戦争が激化、終戦までの4年間に人類の60%、レプリロイドのほぼ90%が死滅した、かつてないほどの最悪の戦争となった。
ネオ・アルカディア
「イレギュラー戦争」以降に作られた、伝説のレプリロイド「エックス」を指導者とする「人類の理想郷」。
しかしその影では、エネルギー問題解決のため無能なレプリロイドをイレギュラーとみなし、処分していた。
それでもエックスとミュートス・レプリロイドによって、人類の安全だけは守られていたが、Dr.バイルが実権を握ったことにより自体は一変する。
レジスタンス
ネオ・アルカディアの処分から逃れ、脱出したレプリロイドたちの総称。
当初はシエルを司令官としていたが、ゼロ復活から1年後はエルピスが司令官となり、勢力を一気に拡大した。
「ゼロ3」以降、再びシエルが司令官となりダークエルフの捜索と破壊を主な任務とし、
「ゼロ4」ではシエルと一部のレジスタンス隊員がレジスタンスベースを離れ、ネオ・アルカディアから脱出した人類や一般レプリロイドの保護にあたっていた。
システマ・シエル
シエルがダークエルフ、ベビーエルフの研究の末に完成させた世界を根本的に変える新型エネルギー源。
シエルの最大の発明品であり、その功績は数百年先の世界にも残されたようだ。
バイル八審官
Dr.バイルによって生み出された、あるいは改造された「バイル・ナンバーズ」の中の8体のミュートス・レプリロイド。
かつては「ネオ・アルカディア中央評議会」の理事を務め、イレギュラーを審判・処理する任務を与えられていたが、Dr.バイルに洗脳・改造されバイルへ忠誠を誓う残虐な処刑者へと変わり果てた。
最大の特徴として、会話・審議用の人間に近い姿から戦闘・処刑用の獣の姿に変身することができ、この「ボスが戦闘直前に変身する」という要素は後継作である「蒼き雷霆ガンヴォルト」にも受け継がれた。
エリア・ゼロ
イレギュラー戦争にて墜落した、スペースコロニー「ユーラシア」の跡地。
ユーラシアの環境維持システムの一部が稼働していたため、徐々に周囲の環境を回復させ、ネオ・アルカディアを追われた人類の新たな居住地となろうとしていた。
「アインヘルヤル8闘士」による同時攻撃もってエリア・ゼロを破壊し、地上に残る自然を消滅させて人類の希望を奪い去り、
ネオ・アルカディアに完全服従させることがDr.バイルの「ラグナロク作戦」の目的である。
アインヘルヤル8闘士
「クラフト」を隊長とする、「バイル・ナンバーズ」の8体のミュートス・レプリロイドによる地上攻撃部隊。中には、元ネオ・アルカディア四天王の部下だったレプリロイドもいる。
攻撃部隊としての完全な戦闘用レプリロイドのためか、バイル8審官のような人間形態はない。また態度や素行が悪い者、あるいは頭が悪い者も多い。
8闘士の中には「我らアインヘルヤルが8闘士~」と名乗るものもいるため、「アインヘルヤルガ8闘士」だと思っていた人もいるとか、いないとか。
リザルト
ステージクリア時にステージ内での行動による100点満点のポイントの加点・減点と、その結果によるゼロの「レベル」および「コードネーム(称号)」などが表示される画面のこと。
ポイントの中には「ダメージを受ける」「サイバーエルフを使う」「やられてリトライする」と減点される項目があり、100点満点を取るのはシリーズを通して非常に厳しい。
「ゼロ1」では、リザルトの減点が多かったりミッションを中断してミッション失敗が多くなると「オンボロ」「テツクズ」「ムノウ」などの屈辱的なコードネームが与えられる。
アベレージ
各ステージの「リザルト」の平均点。「ゼロ2」からリザルトで表示されるようになった。
「ロックマンゼロ」プレイヤーの真の最終目標は、「アベレージ100」すなわち全ステージ100点満点クリアである。
シリーズによっては、「アベレージ」の点数に応じて開放される要素もある。
ヒッフッハ
ゼロの3段斬りの掛け声。ただしこれはプレイステーション版「ロックマンX6」のゼロのものであり、
「ロックマンゼロ」シリーズのゼロには3段斬りの掛け声は無いので注意されたし。
ちなみに「ロックマンX4~X5」では「セイハットウ」。
パキーン
ゼットセイバーの切断音(切断以外の場面でも使われる場合がある)。転じて、倒したボスが真っ二つになる演出のこと。
「ロックマンゼロ」以降、ゼットセイバーなどバスター以外の武器で敵を倒すと倒した敵が真っ二つに切断されるようになり、ボスもゼットセイバーなど切断系武器でトドメを刺すと真っ二つに切断される。
ただし、チャージセイバーでトドメを刺した場合は衝撃波で倒したことになるため切断されない。
後作「ロックマンゼクス アドベント」ではさらにボスにチャージバスターでトドメを刺した際にボスに風穴が開く演出が追加され、
さらに「ロックマンゼロ」シリーズの後継作である「蒼き雷霆ガンヴォルト」の外伝作の続編「白き鋼鉄のX2」では
主人公アキュラが「ブレイクホイール」という切断武器を新たに使用するようになり、敵もロボットになったのでパキーン演出が復活した。
アカルイミライヲー!!
「ロックマンゼロ2」でエルピスの下に集結した新レジスタンス兵士の掛け声(ボイス付き)。
インティ・クリエイツの社員が総出で収録したと言われ、なにかとネタにされる。
「蒼き雷霆ガンヴォルト」にも、あるキャラクターが「人類に、明るい未来を!」と叫ぶシーンがある。
「ロックマンゼロ」シリーズの魅力!!
・「ロックマンX4」以降からさらに進化した、「ゼットセイバー」で「斬る」アクション!!
・ゼットセイバーだけじゃない、「バスターショット」をはじめとする最大4種類の武器からメインウェポン・サブウェポンを選択!!
・シリーズ恒例「弱点武器」は「炎・氷・雷」の属性の3すくみとなりわかりやすくなった!!
・脱「ロックマン」!?シリーズの常識を逸脱する新たな試みの数々!!
・パワーアップは「サイバーエルフ」の生命と引き換え!?プレイヤーを葛藤させる「サイバーエルフ」システム!!
・同じに見えて全部違う!!シリーズごとに大きく変化、そして進化するゲームシステム!!
・「ネオ・アルカディア四天王」をはじめ、個性豊かでインパクト抜群のボスキャラクター達!!!
・大半のキャラがシリーズを通して続投、全4作の大河的ストーリーが展開!!!
・満点クリアには完璧なプレイが要求され、上級プレイヤーにはステータスとなる「リザルト」!!そして「アベレージ」!!
・「リザルト」によるレベルアップによって得られる特典から、ボスが新たなる攻撃を繰り出すなど、上級プレイヤーにはさらに激しい戦いが!!
・シリーズによってはクリア後にミニゲームがプレイできるようになることも!!
・そして……アクションゲームの「ロックマン」シリーズにおいて唯一、完膚なき「完結」が描かれた!!!
ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション
☆「ゼロ」そして「ゼクス」、ふたつの「エイユウ」の軌跡を今キミの手に!!!☆
ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション - アナウンストレーラー
ハード:Nintendo Switch
流派:レトロゲームコレクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:───
ストーリー:───
難易度:あたたた(Zチェイサー)
お買い得度:あたたた
快適度:あたた
さァ無印、エックスと追い続けた「ロックマン伝説」もひとまずここで最終章だ!!
その最後を飾るのはもちろん2020年2月発売の「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」!!!
「ロックマンゼロ」シリーズはかつてニンテンドーDSで「ロックマンゼロコレクション」が発売された。
だが、「ロックマンゼロ」のさらに次世代のシリーズである「ロックマンゼクス」シリーズは、今回が初移植だぜっ!!あたたっ!!!
さて、早速「ダブルヒーローコレクション」略して「ダブコレ」の追加要素をご紹介だぜっ!!
まずは、アクションゲームが苦手でも大幅に遊びやすくなる「カジュアルシナリオモード」!!!
前作「ロックマンX アニバーサリーコレクション1&2」にも「かけだしハンターモード」と呼ばれる難易度低減モードがあったけど、
ダブコレの「カジュアルシナリオモード」はゲーム中の切り替え不可、セーブデータもカジュアルあり、なしで別々に記録されるようになったのだっ。
また、クリア後に特定条件を満たしているとミニゲームが遊べるようになるシリーズは、カジュアルシナリオモードでクリアするとクリア状況に関わらずすべてのミニゲームが遊べるようになるのだあ!!!
そしてやっぱり……「カジュアルシナリオモード」で遊んでいると取れない実績要素……「ZZカード」があるっ!!!
お次は、ロックマンゼロ、ロックマンゼクスどちらのシリーズでも使える「アシストセーブポイント」!!!
これをONにすると、ゲーム内に「アシストセーブポイント」が出現っ!!これにさわると、その時点でゲームを中断セーブできるのだっ!!
しかも!!ロックマンゼロシリーズでは死んでアシストセーブポイントから再開しても、リザルトの「リトライ」項目にカウントされず、減点されないのだっ!!!!!
そして「アシストセーブポイント」の有無は実績要素「ZZカード」の獲得条件にも影響しないっ!!!こいつは、全シリーズにおいて使わないのは大損だぜ~~~~~~~っっっ!!!
そしてもちろん!!「ギャラリー」「ミュージックプレイヤー」モードも大充実!!
特に「ギャラリー」は「ロックマンゼロ」シリーズの貴重な初期設定や、設定資料集「オフィシャルコンプリートワークス」が発売されていない「ロックマンゼクス」シリーズの原画・設定資料が山盛りで見応え満載だぜ!!!
また、「ダブコレ」のキービジュアル、ニンテンドーDS「ロックマンゼロコレクション」のパッケージイラスト、「ロックマンエグゼ」とのコラボアイテムのイラスト、そして特別な描き下ろしイラストなども満載っ!!!
ただ、ラスボスなどのネタバレも容赦ないので未クリアならクリアしてから見たほうがいいぜ。
また、実績要素「ZZカード」を集めると、ゲームボーイアドバンスの周辺機器「カードeリーダー」で「ロックマンゼロ3」と連動する「ロックマンゼロ3改造カード」の要素を再現した「ボーナスカード」もアンロックされていく。
「ギャラリーモード」の一番下から閲覧でき、カードごとにON・OFFさせることによって「ロックマンゼロ3」のゲーム内容に変化が!!
レジスタンスベースに何かが出現したり、メッセージウィンドウが変化したり、特別な情報がもらえたり、そしてゼロ自身がパワーアップしたりと、いいことづくめだぜ!!!
それを設定できるのが、ギャラリーモードの一番下と分かりづらいのが難点だが。
そして!!!早期購入DLC特典として、ここだけの特別なアレンジ楽曲「ロックマンゼロ&ゼクス アルティメットリミックス」が収録っ!!!
ミュージックプレイヤーで楽しめるだけでなく、ゲーム内の楽曲をアレンジ楽曲に差し替えることだってできちゃうぜっ!!!ほあたっ!!!
さて、「ロックマン クラシックスコレクション」には「チャレンジモード」、
「ロックマンX アニバーサリーコレクション」には「X(クロス)チャレンジ」が存在した。
では、「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」にはなにがあるっ!!?
Z(ズィー)チェイサー
オレは なやまない
目の前に ステージがあるのなら…
駆け抜ける… までだ!!!
「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」のチャレンジモード枠は、シリーズごとに指定されたステージで0.1秒でも速くクリアすることを競う「Z(ズィー)チェイサー」だっ!!!
だが、「Zチェイサー」にはこれまでのチャレンジモード枠とは大きく異なる部分がある。それは、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDSの画面の小ささを活かし、
ふたつの画面を同時に表示して、コンピューター、およびコントローラー2つ使用しての対人対戦プレイができるということ!!!
「Zチェイサー」において君は、もう悩むことも恐れるものもない。リザルトもライブメタルの破損も気にしなくていい。
そしてプレイヤーキャラは最初からほとんど最強っ!!会話デモなどもほとんど自動スキップ!!とにかく相手より先にステージを最速で駆け抜け、全力でボスを倒せっ!!!
これぞ、ハイスピード・ハイテンションアクションゲームの面目躍如だぜ!!!
さらにこのモードのみ、トゲに触っても死なない!!穴に落ちてもライフが残っていれば復帰できる!!死んでしまってもタイムロスになるだけ!!!
むしろ、「トゲに触っても死なない」ことを利用したZチェイサー限定の攻略法まであるほどだ!!!
「Zチェイサー」のモードは3つ。難易度の異なるコンピューター、あるいは自分のゴーストデータと競争する「シングルチェイサー」、
コントローラーをふたつ用意してキミの友達と対戦する「ダブルチェイサー」、
そしてオンラインランキング世界1位のゴーストデータをダウンロードして対戦する「WWレコードチェイサー」だっ!!!
シングルチェイサーの対戦相手となるコンピューターの難易度は「B・A・S・Z・ZZ」の5段階っ!!
Sランクまでならなんとか到達できるかも知れないが、Zランクともなると超人クラス、ZZランクに至っては世界1位レベルだあ!!!ひでぶっ!!!
さすがに「ダブコレ」全収録作品の全ステージでタイムを競えるワケではない。
各作品ごとに選びぬかれた「NORMAL」「HARD」の2つのステージがあり、「Zチェイサー」は全12ステージ。
そして、12ステージすべてでSランクを達成すると、「ロックマンゼクス アドベント」のおまけゲームだったあのゲームでタイムアタックができるようになるぜ!!!
キミは、この領域にたどり着けるか!?
ただし、作品によっては最終ステージがZチェイサーのステージに選ばれていることもあり、クリアしていない作品がある場合はネタバレ回避のためクリアしてから遊ぶこと。
ザ・パートゥノのZZカード指南!!!
このコーナーでは、ゼロ&ゼクスダブルヒーローコレクションおよび各収録タイトルの実績要素「ZZカード」の中で、
特に取得がむずかしいカードの取得方法をインストラクションするぜ。
No.2 ゆっくり聞いてみよう
ミュージックプレイヤーで各アルバムの曲を3曲以上再生した後、いずれかのタイトルをクリアしてエンディング曲を聞くとカード獲得だ。
そのままミュージックプレイヤーでいずれかのタイトルのエンディング曲を聞くだけじゃダメだぞ!ちゃんとゲームをプレイしてエンディングを見るんだ。
No.3 のんびり見てみよう
ギャラリーで6タイトルの画像を合計30枚以上閲覧し、壁紙を隠されたものに変更するとカード獲得だ。
「隠された壁紙」は「ZZカード取得率50%達成」で出現するぞ。
No.5 ステージコンプリート
Zチェイサーで隠されたステージを含むすべてのステージをクリアするとカード獲得だ。
言うだけならカンタンだが、実際はとてもむずかしい。
なぜなら、Zチェイサーの「隠されたステージ」を出現させるには、全12ステージをSランクでクリアしなければならないのだから……!!
Zチェイサーはオンラインランキング対応、リプレイデータのダウンロード・閲覧も可能だ。
上位プレイヤーの戦いを参考に、Sランクを目指そう!!!
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・「蒼き雷霆ガンヴォルト」などへと続く、現在のインティ・クリエイツ作品の原点が鮮やかに蘇る!!!
・「カジュアルシナリオモード」に加え「アシストセーブポイント」導入ではじめてでも快適にプレイ!!!
・「ロックマンゼロ」シリーズは収録ボイスがクリアになり、「ロックマンゼクス」シリーズはクリア音声とオリジナル音声を選べる!!
・当然ミュージックプレイヤー、ギャラリーも大充実!!
・純粋にタイムアタックのみを追求する「Zチェイサー」がアツい!!
・実績要素は「ZZカード」となって健在!!
・「ZZカード」を集めると「ロックマンゼロ3」を更に楽しめる「ボーナスカード」も集まる!!!
・「ロックマンゼクス」は「ロックマンゼロ3~4」とのカートリッジ連動要素も再現!!
ひでぶ秘孔:
・全体的な難易度の高さは今でも人を選ぶ。
・ボーナスカードの閲覧、カード効果のON、OFFができる場所がわかりにくい。
・ZZカード取得とともにボーナスカード取得も表示されるため、ZZカード取得の表示がやや味気なくなった。
・サイバーエルフの育成ができるのはノーマルモードのみ。それ以外の難易度では、Eクリスタルが持ち腐れになる。
・「カジュアルシナリオモード」がある仕様上、「イージーモード」があるタイトルからはイージーモードがなくなっている。
・インティ・クリエイツは本作の制作に関与していないらしい。
ロックマンゼロ
☆正義(ゼロ)の復活☆
ハード:ゲームボーイアドバンス/Nintendo Switch
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたたたた
お買い得度:あたた
快適度:あた
地球が「シグマウィルス」で汚染され、宇宙からはスペースコロニー「ユーラシア」が降り注いだ「イレギュラー戦争」から100年。
イレギュラー戦争を終結に導いた伝説のレプリロイド「ゼロ」は、とある研究所へ封印され眠りについていた……
その間、地上には人類の理想郷として「ネオ・アルカディア」が建国され、その統治者としてもうひとりの伝説のレプリロイド「エックス」が選ばれ、人類は再び繁栄の時を迎えていた。
だが、その繁栄の裏にあったのは、エックスに不要とみなされたレプリロイドがイレギュラーとして処分される残酷な現実だった!!
一部のレプリロイドは、天才科学者の少女「シエル」をリーダーとしてネオ・アルカディアを脱し、「レジスタンス」を結成したが、ネオ・アルカディアの追撃の前に一人、また一人と倒れていった。
追い詰められたシエルは、「サイバーエルフ・パッシィ」と共に最後の望みを懸けて遺跡化した研究所へ向かう。
伝説の赤きエイユウ「ゼロ」を目覚めさせるために…………!!!
こうしてゼロは100年の時を超えて目を覚まし、ネオ・アルカディアとの新たなる戦いへ身を投じる!!!
2002年、ゲームボーイアドバンスで、誰も見たことのない「ロックマン」の伝説がはじまったのだっ!!!
本家「ロックマン」の開発スタッフが抜けたために迷走した「ロックマンX」シリーズとは対象的に、本家「ロックマン」スタッフが立ち上げた新会社「インティ・クリエイツ」が手掛けた「ロックマンゼロ」は
往年のロックマンファンをも唸らせるアクションと難易度、そして「シエル」や「ネオ・アルカディア四天王」といった魅力的なキャラクター、そしてエックスが独裁者になるという衝撃的なストーリーでたちまち大ヒットしたのだっ!!!
「バスターショット」などの飛び道具も使えるが、なんと言っても「ゼットセイバー」で「斬る」アクションへのこだわりが増したところが最大の見どころだぜ!!
ザコも、ボスも、血……もとい、オイルしぶきを上げて真っ二つになって爆発四散する衝撃と快感は図り知れず、以後のゼロシリーズ、ゼクスシリーズでも真っ二つフィニッシュは継承されていくのだ。
他にもヤリ型武器「トリプルロッド」を振り回したり、攻防一体の武器「シールドブーメラン」で敵弾を防いで反撃したりと、カッコいいアクションが多いぜ!!
だが前述のとおり、プレイステーション版「ロックマンX4」以降のシリーズをプレイしてこなかった後ろめたさから、ゲームボーイアドバンスは持っていても「ロックマンゼロ」には手を出せないでいた。
だけど……今だからこそ言わせてもらうッ!!「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」が出るまで待って正解だったとッッ!!!
「ロックマンゼロ」はむずかしいゲームだとは知っていたけれど、初代「ロックマンゼロ」のむずかしさは、オレたちの想像を超えていたッ!!!
ヘタに手を出していたら、当時でも挫折していたかも知れないぜっ!!たわば!!!
さて、「ロックマンゼロ」では「今までのロックマンシリーズとは違うぞっ!!!」という意気込みが随所に感じられるが、それ故にワン・アンド・オンリーで尖りに尖った印象も受ける。
まずシリーズ恒例の「弱点武器」は「炎・氷・雷」の属性による3すくみとなり、ゼロシリーズ、そしてゼクスシリーズの共通概念となった。
ステージも「ロックマン」シリーズのように8つのステージから選択……というわけではなく、いくつか提示される「ミッション」をクリアしていくとクリアしたミッションに応じた新しいミッションが提示される……というものだ。
各ミッションも、「ステージを進んで最後にボスを倒す」という常識にとらわれず、最初にボスと戦ってその後ステージから脱出するミッションや、
囚われた人質を敵に見つからないように開放するミッション、ボス撃破後に生存者を連れてスタート地点に戻るミッション、
敵の進行を防ぐために後戻りができないミッションなどなど、革新的なステージが多かった!!
また、一部のミッションを除いてクリアしていないミッションからエスケープしたり、ゲームオーバー時にリタイアしたりすると、そのミッションは「ミッション失敗」となり、
どんなに重要なアイテムがあろうとも二度とプレイすることができなくなるっ!!!ひでぶっ!!!
そしてミッション失敗が多くなると、ミッション展開に関係なくレジスタンスベース襲撃から強制的に最終ステージへと移行させられるのだっっ!!!
残機の仕様も特殊なものになっている。というのも、初代ロックマンゼロは死んだ時点で「ゲームオーバー」となり、残機とい言うよりはむしろ「コンティニュー用クレジット」と言った概念になっている。
1upの数や機会も極端に少なく、残機がなくなってしまったらもうコンティニューは不可能っ!!そこからノーコンティニューでクリアを目指すか、最初からやり直すしか無いぜっ!!!あわびゅのびゅっ!!!
これでますます「アシストセーブポイント」が役に立つというものだぜ!!!
「リザルト」で高評価を出すのも、初代「ロックマンゼロ」が一番厳しい!!!
ダメージは3メモリ以上受ければ減点、敵撃破数も普通にプレイしていたのでは全然届かず、さらにステージ中でサイバーエルフを使えば減点、
HPアップ、サブタンク化など恒久的に効果を発揮するサイバーエルフを使ってしまうとポイントが恒久的に減点され、100点満点は不可能になる!!!
「~ダブルヒーローコレクション」の新要素「アシストセーブポイント」を使うだけでもゲームの難易度はだいぶ下がるぜっ!!!
中断セーブできる場所が増えるだけでなく、やられてもアシストセーブポイントを使えば残機も減らないし、リザルトの「リトライ」項目にカウントされず減点されない。
これならどんなにやられても「オンボロ」「テツクズ」「ムノウ」などといった最低のコードネームとはおさらばだぜっ!!!
ただ……それでもどうにもならない部分が存在する。それはゲームボーイアドバンス特有の画面の狭さ!!!
特に「工場ステージ」がヒドいっ!!!工場ステージにはリフトに乗って進んでいき、途中でリフトの上側に寄ってまたリフト地帯に戻る場面があるんだけど、
一度上に行ってしまうとリフト地帯に戻るさいに下のリフトが見えないっ!!!足場の端に張り付いて落ちるギリギリでやっとリフトのてっぺんが見えるぐらいだっ!!!
開発している時点で何も思わなかったのだろうか???
敵に攻撃を当てた回数に応じて各武器がレベルアップして新しいアクションが使えるようになったりするんだけど、これがまためんどくさいんだよなぁ。
一応、ミッションを受けていない時にレジスタンスベースの外に出て、そこにいるザコを叩きまくってレベル上げはできるんだけど、どちらにしてもめんどくさい!!!
続編のゼロ2ではレベルアップに必要な攻撃回数が緩和され、ゼロ3ではついに武器のレベルアップ自体がなくなった。
でも、レジスタンスベースの外に出て歩きまわっていると、面白い発見もあるぜ。
ゼロがミッションに赴く場所は都市、工場、列車、砂漠、地底湖と多彩だけど、実はほとんどがレジスタンスベースから歩いて行ける場所にあったのだ。
「~ダブルヒーローコレクション」をもって「ゼロ1~ゼロ4」まですべて遊んだ感想としては、「まず一番最初に触れるものすべてズタズタに引き裂かんばかりに尖った作品を出し、
続編が出るたびに改善・改良を加えて研ぎ澄まし、磨き上げ、より良いゲームにしていく」というインティ・クリエイツの矜持を良くも悪くも感じた。
そして、そのインティ・クリエイツ特有のやり方は、同社最新作「蒼き雷霆ガンヴォルト」シリーズでも繰り返されていくことになるのだった。
「触れるものすべてズタズタに引き裂かんばかりに尖った作品」…………それが、初代「ロックマンゼロ」だ。故に本作は万人向けとは言い難い。
しかし、それでも俺は、俺たちはなんとしてもはじめてのプレイヤーには「ロックマンゼロ」から遊んで欲しい、
そして、シリーズを象徴するゼロの名台詞「オレは、なやまない 目の前に 敵が現れたなら… 叩き斬る…までだ!」を拝むまでは、どんなに辛くても絶対にプレイして欲しいと強く願う!!!
そのためにアシストセーブポイント、そしてカジュアルシナリオモードがあるんじゃないか!!!!!!
ザ・パートゥノのZZカード指南!!!
No.8 アンドリューの長話
レジスタンスベースにいる老人型レプリロイド「アンドリュー」と何度も会話して話を最後まで聞いてあげよう。
難易度は難しくないが「ゲームをクリアする」「特定のボスを倒す」以外のZZカードで唯一「カジュアルシナリオモード不可」となっている不思議なZZカードだ。
No.9 入室許可
レジスタンスベースのシエルの後ろにあるドアに入り、シエルの自室に入るとカード達成だ。
……が、シエルの自室に入るためにはゼロが「レベルA」以上であることが条件だ。
初代「ロックマンゼロ」は高リザルト獲得・維持が非常にむずかしい!!!
どうしても取りたいのなら、「カジュアルシナリオモード」と「アシストセーブポイント」を両方ONにしてプレイしよう。
本来シエルの部屋にはサイバーエルフがあるのだが、「カジュアルシナリオモード」ではすべてのサイバーエルフを入手・使用した状態(リザルトの減点なし)になるため、入っても何もない。
No.10 くだけた氷龍
ロックマンゼロ&ゼクス総選挙第2位・妖将レヴィアタンのEX攻撃「スピリット・オブ・ジ・オーシャン」の氷龍を破壊するとカード達成だ。
氷龍を砕くのは攻撃すればいいのでカンタンだ。だが、レヴィアタンにEX技を出してもらうまでがこれまた大変だ。
ボスがEX技を繰り出してくるのは、やはりゼロのレベルが「A以上」の時のみ。レヴィアタンの初登場ステージまで、レベルA以上を維持し続けなければならないのだ!!!
上記カード「入室許可」の達成後、引き続き「カジュアルシナリオモード」と「アシストセーブポイント」をONにしたまま頑張ろう。
最短でレヴィアタンの登場ステージまで進めるには、砂漠方面のミッションを進めていくのだ。
「行方不明機をさがせ」→「秘密基地をさがせ」→「ハッキングを阻止せよ」の順でプレイすれば「ハッキングを阻止せよ」のミッションでレヴィアタンが出現するぞ。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・ゼロ復活時、なつかしの「ロックマンX」での最初のゼロのテーマ曲のアレンジが流れる!!!
・ダッシュ、ダッシュジャンプ、壁キックといった「ロックマンX」シリーズでつちかわれたアクションは、そのまま!!
・「ロックマンX4」以降のゼロのアクションを進化させ、「斬る」アクションにこだわった!!
・「ステージを進み、最後に待つボスを倒す」という常識を覆す革新的ステージの数々!!
・最大4つの武器をメインウェポン、サブウェポンに装備し、操作設定に寄ってはふたつの武器を同時にチャージできるようになり、多彩でカッコいいアクションが可能に!!!
・キャラクターデザインから生まれ変わったゼロから、名ヒロインのシエル、そしてネオ・アルカディア四天王と魅力的なキャラクターの数々!!
・ゼロ、レジスタンス、そしてネオ・アルカディアのそれぞれの正義が交錯するシリアスで衝撃的なストーリー!!
・新しい「ゼロ」の物語は、ここから始まった!!!
ひでぶ秘孔:
・いかんせん難易度が高すぎる。
・最低ランクのコードネーム(称号)が後世に語り継がれるレベルでひどい。
・残機とコンティニューの仕様、ミッションリタイアなどの仕様も悪印象。
・サイバーエルフを使用しない限り「サブタンク」が一切入手できない。
・武器のレベル上げもシリーズ1面倒。
・ゲームボーイアドバンスの画面の狭さ故に視認性が最悪のステージがある。
・四天王ハルピュイアは攻撃を当てるとかならず3連ソニックブームを繰り出すので、「チャージセイバーを当てる→3連ソニックブームを撃っている間にダッシュジャンプで背後に回り込んでチャージセイバーを当てる→ダッシュジャンプで背後に回り込んで…」の繰り返しで比較的簡単に勝ててしまう。
・ロックマンゼロの物語はここから始まり、ほとんどのキャラがシリーズをまたいで続投する以上、シリーズをプレイする上で避けては通れない。
ロックマンゼロ2
☆正義(ゼロ)の一撃☆
ハード:ゲームボーイアドバンス/Nintendo Switch
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたた
難易度:あたたた
お買い得度:あたた
快適度:あた
100年の眠りから目覚めたゼロが、ネオ・アルカディアの指導者「エックス」を倒してから1年。
ネオ・アルカディアの追手からレジスタンスを逃がすためにレジスタンスを離れ囮となったゼロは未だネオ・アルカディアの追撃に苦しめられていた。
一心不乱にゼットセイバーを振るい、眼前の敵を叩き斬ってきたゼロも、ついに力尽き倒れてしまう。その時、ゼロの前に現れたのは……
ゼロがふたたび目を覚ましたのは、ゼロのいない間に「エルピス」というレプリロイドを新たな司令官として急成長を遂げたレジスタンスの「NEWレジスタンスベース」だった。
NEWレジスタンスベースでは、シエルはこれまでのレプリロイド弾圧はエネルギー不足が原因であるとし、新型エネルギー源を開発してネオ・アルカディアとの和平を図ろうとしていたが、
エルピスはネオ・アルカディアと対等に戦えるまでに拡大したレジスタンスの力で、ネオ・アルカディアを制圧しようとしており、ふたりの間には溝が広がっていった。
「無茶な攻撃はせず、今まで通りゲリラ戦を続けてシエルが開発している新型エネルギー源の完成を待て」というゼロの警告も虚しく、やがてエルピスはネオ・アルカディアへの大規模攻撃「正義の一撃作戦」を実行に移し、
それが全ての運命を狂わせていくことになるのだった…………
というわけで「ロックマンゼロ」から1年後の2003年、続編の「ロックマンゼロ2」が登場したのだった!!!
「ゼロ2」では前作の不満点を大幅に解消!!前作の良かった所をそのままに残機とコンティニューの概念を改善、ステージ選択も従来の「ロックマン」の形式に近くなり、クリアしていないステージがスキップされて二度とプレイできなくなることもなくなった!!
今回から8ボスにも巨大ボスが登場するようになり、プレイステーション版「ロックマンXシリーズ」にも引けを取らない出来になったぜっ!!
その反面、前作にあった革新的なステージは減り、ステージを進んで最後にボスを倒すオーソドックスなミッション展開が重視された。
NEWレジスタンスベースには、「転送装置」があるため、ゼロが歩いて行けないところでのミッションにも挑めるようになったのだ。
その反面、ミッション以外の探索は「NEWレジスタンスベース」の内部だけにとどまっており、武器のレベル上げが緩和されたとは言えミッション外での武器のレベル上げができなくなっている。
ゼロの武器のうち「ゼットセイバー」「バスターショット」「シールドブーメラン」はそのままだが、「トリプルロッド」は新たに「チェーンロッド」へと進化した!!
敵を突き刺して引き寄せたりできるだけでなく、ロックマンシリーズでは「ロックマン8」のサンダークロー以来のワイヤーアクションまで楽しめちゃうんだぜっ!!!
また、新たな要素として「フォームチェンジ」と「EXスキルキャプチャー」が加わった!!
「フォームチェンジ」はミッション内でのゼロの行動によって新しいフォームが開放され、フォームによってゼロの特性が変化するのだ。
「EXスキルキャプチャー」は旧来のロックマンシリーズの伝統に回帰し、ボスの「EXスキル」をラーニングしてゼロの各武器を強化できるのだ。
ただし、フォームの解放条件が面倒だったり、「EXスキル」の獲得はリザルトによるレベルが「A」以上でないといけないなど、問題点がないわけではない。
残念ながらサイバーエルフを使用するとそのエルフは死亡し、リザルトも減点になる上恒久的に効果が発動するエルフを使用すると恒久的に減点され続ける仕様もそのままだ。
だが、ゼロ2以降のシリーズではサブタンク4つのうちふたつがサイバーエルフを使わずとも入手できるようになったぜ。
さて、第2作にして早くも物語はスケールアップ、ステージも、ボスもさらに手強くなっている!!
その中でも、ストーリーの盛り上がりも、ゲームの難易度も最高潮に達するのが中盤最大の山場となるのが、
エルピスの「正義の一撃作戦」により人類の居住区を攻撃されたネオ・アルカディアが、いよいよレジスタンス壊滅に本気を出してきた「爆撃機迎撃ステージ」だろう!!!
爆撃機に突入し、積載された特殊爆弾を解除してレジスタンスベースへの爆撃を防ぐのだ!!!
足場が最悪の輸送機の飛び移りから始まって、中ボス戦、スイッチを攻撃して解除する電磁バリア地帯、そして爆弾解除のための90秒間のシエル防衛戦……そして最後に待ち受けるのはもちろんボス!!!
まさに難所、難所、難所のオンパレードだぜ~~~~~っっっ!!!あわびゅのびゅっ!!!
やはり本作も「アシストセーブポイント」必須だあっ!!!
艱難辛苦の果てに爆撃機ステージをクリアすると、いよいよ物語は後半戦へ。
「正義の一撃作戦」の失敗によりエルピスは狂ってしまい、力を求めかつての「妖精戦争」で使われたという「ダークエルフ」の力を探し求めるようになってしまう。
ロックマンゼロ2の後半は、「ダークエルフ」をめぐる謎と戦いが繰り広げられるのだっ!!!
そして迎えるネオ・アルカディアでのエルピスとの決戦。ダークエルフの力をついに見つけ出したエルピスは、
ロックマンシリーズ史上最悪の惨劇を引き起こしてしまう!!!!!!
ロックマンシリーズ史上最悪の惨劇……についてはぜひ「ゼロ2」本編を遊んでいただきたいところだが、ここにも問題があるんだよなあ。
「ゼロ2」でも未だイベントスキップ機能はなく、初見のイベントはスキップ出来ない。一度見てしまえば本来は2度目以降は表示されないんだけど、
ここに「アシストセーブポイント」唯一にして最大の罠がある。エルピス戦でやられるてアシストセーブポイントに戻ると、イベントフラグも「イベントを見る前」に巻き戻されてしまい
アシストセーブポイントを使い続ける限り何度も何度もエルピス戦前のクッッソ長いイベントシーンを拝まされるハメになるのだ。あわびゅのびゅっ!!!
「ロックマン クラシックスコレクション2」の「ロックマン8」のラストバトル前のイベントは「イベント終了直後に中断セーブをする」ことで「イベントを見た」状態でセーブできたんだが、
「アシストセーブポイント」のシステムではその救済措置はない。強いて言うなら、エルピス戦前でアシストセーブポイントをいったんOFFにして、通常の残機でリトライすれば
リザルトは原点になるが、一度見たイベントはスキップされるので精神衛生上はいいかも知れない。ラスボスも、ロックマンゼロシリーズ最弱と呼べるほどの低難易度だしね。
壮絶な戦いの果てには、ダークエルフの新たな謎と真の黒幕、そして最強最悪のレプリロイド「オメガ」の存在が示唆される。
そう、「戦いはまだおわらない」のだ!!!
しょーじき、難易度は相変わらず高いし、改善点はあっても既存の問題点や新たな問題点もあったし、評価はプラスマイナスゼロ、って感じだったぜ!!
それでもやっぱり、前作のエンディングのテンションから拝むゼロ2のオープニングステージの開幕は必見だと思うんだ。
オープニングステージの間はポーズ画面が前作のもの(ただし1年間の戦いでボロボロ)だったのが、その後NEWレジスタンスベースで改修されて新しいポーズ画面に変わる演出も驚いたぜ!!!
ザ・パートゥノのZZカード指南!!!
No.11 げいげき、せいこう
「ロックマンゼロ2」において今もなお悪名高く語り継がれる中盤最大の山場「爆撃機ステージ」をクリアするとカード達成だ。
つまり、クリアだけで実績になるほど「爆撃機ステージ」はむずかしい、って事だぜ!!!
ちなみにボスまで倒す必要はなく、シエルが爆弾を解除した後に爆撃機から脱出し、
ボスであるアンカトゥス兄弟の弟*2「クワガスト・アンカトゥス」の直前まで到達すればカード達成だ。
No.13 アイツと同じ色
ゼロの特性が変わるフォームのひとつ「エックスフォーム」を入手すればカード達成だ。
「バスターショット」を多く使用してミッションをクリアすれば獲得できるはずだ。
No.14 これで終わりだ!
EXスキルでいずれかのボスにトドメを刺すとカード達成だ。
「ゼロ2」からボスのEXスキルが獲得できるようになったが、EXスキルを獲得するにはランクA以上でボスを倒さなければならないのだ。
リザルトの判定は「ゼロ1」よりは緩和されており、また使うとそのステージの間だけレベルを「A」にしてくれるサイバーエルフもいるので、「カジュアルシナリオモード」まで使う必要はないだろう。
No.15 動力炉に巣食うカニ
ミッション「動力炉破壊作戦(フェニック・マグマニオンステージ)」に出現する隠し中ボス、巨大カニ型メカニロイド「ガザミール」を倒せばカード達成だ。
「動力炉破壊作戦」ミッションのステージは、迷路のように入り組んだステージだ。
1つ目(別ルートを使わない場合)の動力を壊してトゲの壁&テリーボム(攻撃するとふっ飛んで爆発するザコ)地帯を抜けた辺りにパンテオンが1体いる場所、そこの水色の薄い壁にテリーボムを当ててやると壁が壊れるので、
近くあるはしごを降りればピンクの壁をテリーボムを使って壊しながら進むルートに行くことが出来、その先にガザミールが現れるはずだ。
また、ステージの最初から数えて6つ目のテリーボムが出てくる穴付近の天井は爆風で穴を開けることができ、その穴から道なりに進むことでもガザミールと戦うことができるぜ。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・オープニングステージの演出は必見!!!
・ミッション選択、残機制など前作のさまざまな問題点を改善!!
・フォームチェンジとEXスキルキャプチャーの導入で、アクションの幅がさらにアップ!!
・トリプルロッドに代わり「チェーンロッド」が新登場!!ワイヤーアクションも楽しめる!!!
・レジスタンスベースの拡大に伴い、ステージのロケーションもさらに豊富に!!
・使用したステージの間、ゼロのレベルをAにしてくれるサイバーエルフが新登場!!!アクションが苦手でもある程度EXスキルが取れるようになった!!
・エンディングには多くの謎が残り、さらなるゼロの戦いを予見させる!!
ひでぶ秘孔:
・相変わらず難易度は高く、前作の問題点も一部残されたまま。
・中盤最大の山場「爆撃機ステージ」の難易度はシリーズ最難関クラス。
・「アシストセーブポイント」がONだとラストバトル直前の長いイベントシーンが何度観ても飛ばせない。
ロックマンゼロ3
☆正義(ゼロ)の証明☆
ハード:ゲームボーイアドバンス/Nintendo Switch
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたたた
難易度:あたたた
お買い得度:あたた
快適度:あたた
かつて「妖精戦争」で世界を破滅に導きかけた「ダークエルフ」の力からエルピスを開放してから2ヶ月後。
ネオ・アルカディアのレジスタンスへの攻撃もなくなり、シエルはネオ・アルカディアとの和解の切り札となる新エネルギー「システマ・シエル」を完成させた。
ネオ・アルカディア政府にシステマ・シエルの完成を知らせ、政府の返答次第では和平が成立する……だがそんな矢先、ダークエルフと同じ反応を持つ巨大宇宙船が地球に飛来した。
「まだ戦いは終わっていない」と言わんばかりに…………。
墜落した宇宙船に突入したゼロを待っていたのは、100年前にネオ・アルカディアを追放された妖精戦争の発端である科学者「Dr.バイル」と、彼の最高傑作、最強最悪のレプリロイド「オメガ」だった!!!
「ゼロ2」の戦いの後、何処かへ飛び去ったダークエルフの力が再びDr.バイルとオメガの手に渡れば、オメガは誰にも止められなくなる…………!!!
かくして、レジスタンス、ネオ・アルカディア、そしてDr.バイルとの「ダークエルフ」をめぐる三つ巴の戦いが始まったのだった!!!
「ロックマンゼロ2」からさらに翌年、スタッフ自ら「広げた風呂敷を畳むための作品」……すなわち「シリーズ完結作」として満を持して登場したのが「ロックマンゼロ3」だぜっ!!!
前作「ゼロ2」の不満点をさらに解消し、ゲームシステムを根本から見直し、そしてシリーズ最大の謎が明らかになる、まさに「これで最後!!!」と言っても過言ではないほどの盛り上がりを見せたのだあ!!!
もはやシリーズ皆勤賞の「ゼットセイバー」「バスターショット」「シールドブーメラン」をそのままに、ロッド系武器は新たにトンファー型の「リコイルロッド」が新登場っ!!!
チャージロッドで敵やブロックを吹き飛ばしたり、地面を突いて大ジャンプしたりと「ゼロ3」ではパワフルな戦いが楽しめるぜっ!!!
艱難辛苦の末、世界を根本的に変える大発明「システマ・シエル」を完成させたシエル。しかし彼女の偉大な功績はこれだけではなかった!!!
シエルのさらなる研究により、サイバーエルフは「フュージョン」型と「サテライト」型に別れ、「フュージョン」型は従来どおり使用すると死亡し、リザルトから減点されるが
「サテライト」型は使用しても死亡せず、減点にもならず、最大2つまで使用することができるのだ。さらにEクリスタルを支払って改造することで、フュージョン型をサテライト型に切り替えることまでできる!!!
また今回は所有しているサイバーエルフを持ち歩けるようになり、サテライト型エルフを場面に応じて切り替えたりもできるのだ。
また新たに、「シークレットディスク」という収集要素も追加されたぜっ!!
シークレットディスクの中には、サイバーエルフやゼロの身体の各部位に装備できる「チップ」、あるいはキャラクター図鑑などが収められているのだっ!!!
シークレットディスクはミッション中だけでなく、レジスタンスベースの仲間たちに話しかけたり、クイズに正解したりするともらえることもあるのだ。
中には、特定のミッション発令中に特定のキャラクターに話しかけないともらえないものもあって、コンプリートには骨が折れるぜっ!!ひでぶっ!!
シークレットディスクは次作「ゼロ4」では一度なくなるが、その後後継作の「ロックマンゼクス」シリーズへと受け継がれるんだぜっ!!!
また、新たに「サイバー空間」という裏ステージのようなものが登場した。特定の扉に入ることでサイバー空間に移行し、サイバー空間内ではリザルト減点なしで所持している全てのサイバーエルフの効果が発動するのだ!!!
…………が、実はサイバー空間に入るたびにリザルトの「ミッション」点が5点ずつ減点されるため、高リザルト、高アベレージを狙うプレイヤーにとってはあまり歓迎されるものではないのだが、
実は1箇所だけ例外があり…………詳しくは、下記「ZZカード指南!!!」で!!
他にもEXスキルは相変わらずレベルA以上でボスを倒さないと獲得できず、前作のEXスキルと似たようなものになっているが性能が改善されており、入手の苦労に見合う強さになった!!!
こうして、システムの全体的な見直しやミッション難易度の低下も相まって「ゼロ3」はシリーズ1遊びやすいゲームになったのだっ!!!
また、今回からゲームクリア後のお楽しみとして「ミニゲーム」が遊べるようになり、以後もシリーズの恒例となっていく。
ゼロ以外にもネオ・アルカディア四天王をプレイヤーとして操作できるミニゲームだってあるんだ。
…………が、正直その出現条件は「レベルSでゲームクリア」「クリア後に出現するハードモードをクリア」「アベレージ100(=全ステージでほぼ100点満点でクリア)でゲームクリア」「セイバーorバスターのみを使ってSランクでゲームクリア」と非常に厳しいものばかり!!!
「ロックマンエグゼ4」用の周辺機器「バトルチップゲート」との連動によりカンタンに出現させることもできたようだが、残念ながら「ダブルヒーローコレクション」ではこの要素は再現されていない。
…………が!!「カジュアルシナリオモード」でゲームクリアすれば、クリア条件に関わらず全てのミニゲームで遊べるようになるぜ!!!
全体的に出来がよくなった「ゼロ3」だけどここでちょっと不満点を上げておくと、ゲーム終盤の「水没図書館」ステージの
「Dr.バイルに関わるデータを集めるため、コンソール室でデータのある部屋の扉の周辺の画像を見て、その画像……扉のランプの色と位置などをもとにデータのある部屋を探す(しかも最後に見つけたデータの部屋がそのままボスの部屋になる)」
という要素は、アクションゲームのテンポを壊すあまりいい要素ではないと思ったぜ。
最後の見どころは、もちろんストーリーだっ!!!ゲーム終盤には「ゼロ1」のボスがDr.バイルの手によって復活するといったファンサービスもあり、
ダークエルフ、妖精戦争、Dr.バイル……すべての謎が明らかになり、そして最後にはゼロ最大の秘密が明らかになり、その先にはシリーズ最大の最終決戦が待ち受けるっ!!!
それは、「ロックマンX」の頃のゼロが好きだった人にも衝撃的で、かつ激アツの大決戦!!!
そして、「今のゼロ」と共に未来へと進むために、避けては通れない戦いだあ!!!!!!
まさに、「ロックマンゼロ・完結!!!」と言われても十分納得できるのが「ロックマンゼロ3」だ。
しかし、「これで最終作にして欲しい」と言って作られたロックマンシリーズが、その言葉通りに完結したことが、今まであっただろうか???
それに、ゼロ自身はこの結末に納得はしていたみたいだけど、まだまだ戦いを終わらせちゃいけないんだ!!!
忌むべき諸悪の根源!!Dr.バイルとの決着が、まだ残されているのだから!!!!!
ザ・パートゥノのZZカード指南!!!
No.20 トカゲのしっぽ切り
「アグニス火山の基地」ミッションのボス「ブレイジン・フリザード」の尻尾を切り落とすとカード達成だ。
フリザードの背後に回り込んで、セイバーかシールドブーメランで何度も攻撃すれば、尻尾を切断できるぞ!!
切り落とした尻尾は破壊しないと跳ね回り、さわるとダメージを受けるので注意しよう。
No.21 インネンの再戦
ゲーム終盤のミッション「アンダーアルカディア」ステージでサイバー空間に入り、特定の小部屋の中のワープカプセルから隠しボスを倒すとカード達成だ。(カジュアルシナリオモード不可)
撃破してもとの部屋に帰還するとシークレットディスクから「アルティメットフット」が手に入る他、リザルトのミッション達成にも影響する。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・使用しても死なない新型サイバーエルフの開発、チップによる強化、EXスキルの強化、全体的な難易度の低減など大幅に遊びやすくなった!!!
・サイバーエルフ、強化チップ、キャラクター図鑑といった収集要素が「シークレットディスク」に集約!!
・「これで完結!!」との意気込みも高く、多くの謎が明らかになる!!!シリーズを遊んでくれた人へのファンサービスも多い!!!
・最終決戦で明らかになるゼロ最大の秘密、そしてゼロの「心」が道を決める最終決戦!!!
・スタートボタン(+ボタン)でイベントをスキップできるようになった!!!
・ダブコレ版では、ZZカードと共に集まる「ボーナスカード」使用により「ゼロ3改造カード」のカードeリーダー連動を再現!!
ひでぶ秘孔:
・「サイバー空間」への突入シーンは、終盤の1箇所を除いて必要ない。
・「水没図書館」の扉の画像を見て指定された部屋を探すギミックはアクションゲームのテンポを壊している。
・「ロックマンエグゼ4」およびその周辺機器「バトルチップゲート」との連動は再現されていない。
・そのため、ミニゲーム解放条件が異常に厳しい。(カジュアルシナリオモードならクリア後にすべてのミニゲームが解放。)
ロックマンゼロ4
☆そして、すべてが正義(ゼロ)になる☆
ハード:ゲームボーイアドバンス/Nintendo Switch
流派:アクション
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたたたた
難易度:あたたた
お買い得度:あたたた
快適度:あたた
長かった全4作に渡る大河的ストーリー。ゼロからはじまり、そして、全てがゼロになる「ロックマンゼロ」、その物語も、これが本当の完結編だ。
冒頭のあらすじが流れるシーンがフルボイスになっている所からも「これで今度こそ完結!!!!!」という開発者のキアイを感じるぜ!!!
ゼロが100年の時を超えて己の宿命に決着を付け、新しいゼロとして生きていく決意を新たにしようとも、世界は平和になどならなかった。
ネオ・アルカディアの新たな支配者として、Dr.バイルが君臨している限り……。
バイルの支配によって、ネオ・アルカディアは人類の理想郷などではなくなった。
人間もレプリロイドも関係なく、バイルの独断でイレギュラーとして処刑される悪夢の独裁都市、それが今のネオ・アルカディアだ。
やがて人間たちは、バイルからの解放を求めてキャラバンを組み、新たな理想郷を求めてネオ・アルカディアからの亡命を試みた。
ゼロ、シエル、そして一部のレジスタンスメンバーはレジスタンスベースを離れ、トレーラーで旅をしながらDr.バイルのレプリロイドとの戦いを続け、人間と善良なレプリロイドを影から守っていた。
そんな中、ゼロが助けたキャラバンのひとつが、あらたな居住地として「エリア・ゼロ」へ向かっていることを知る。
「エリア・ゼロ」は100年前のイレギュラー戦争の発端、スペースコロニー「ユーラシア」の墜落点だったが、ユーラシアの環境維持システムが生きていたために100年かけて自然環境を再生させはじめていたのだった。
しかし、エリア・ゼロの調査に赴いたゼロが見たものは、Dr.バイルがエリア・ゼロ破壊のために送り込んだレプリロイド「クラフト」と、彼が従えるバイル・ナンバーズ「アインヘルヤル8闘士」だった!!!
アインヘルヤル8闘士による8箇所への同時攻撃、そしてエリア・ゼロを完全破壊し、すべてを無に還す……それが、Dr.バイルの「ラグナロク作戦」だ!!!
人類とレプリロイドの未来のため、ラグナロク作戦を阻止すべくゼロの最後の戦いが始まった!!!!!
さて、「触れるものすべてズタズタに引き裂かんばかりに尖った作品」だった「ロックマンゼロ」は2005年、「ゼロ3」までに幾度にも渡る改良と改善を重ね、ひとつの完成形を見た。
そして、本当の「完結編」として世に放たれた「ロックマンゼロ4」は、さらなるシステムの改良と改善が加えられたのだった。
まず、武器はここまで皆勤賞だった「シールドブーメラン」「ロッド系武器」がなくなり、新たに「ゼロナックル」が登場し、恒例の「ゼットセイバー」「バスターショット」と3つの武器を使い分けていくのだが、
「ゼロナックル」は手のひらに埋め込まれた特殊なチップの力で殴り倒した敵の武器を奪う(シージング)ことができるのだっ!!!
射撃型の敵をゼロナックルで倒せば弾を撃ち、斧を持った敵を倒せば斧を振るい、装甲をまとった敵を倒せばシールド代わりになるのだっ!!!
また、ツタやケーブルを引きちぎったり、特定のスイッチを引っこ抜いたり、攻撃以外にもゼロナックルの活躍の場面は多いぜっ!!!
さらに!ゼロナックルの装備の有無に関わらず、横に張られたワイヤーなどにジャンプして上を押すとワイヤーに捕まることもできるようになった!!
…………これでもっと、シージングできる武器にもっと使えるものが多ければよかったのだが。
「ゼロ4」では、8箇所で「アインヘルヤル8闘士」が同時に攻撃を開始しているので、4作目にしてついに従来の「ロックマン」のように8ステージが自由に選べるようになり、ボスを4体倒すとシナリオが進行し、中間ステージが出現するぜ。
また、条件を満たしてボスを倒すと新しい技が手に入るEXスキルキャプチャーの仕様も、新機能の追加と共に大きく変更されたっ!!!
これまでEXスキルを手に入れるには、ボスを倒した時点でリザルトの点数で変動するゼロのレベルが「A」以上でなければ取得できなかったが、
「ゼロ4」では「ウェザーチェンジングシステム」が登場っ!!各ステージの天候を切り替えることで、ステージ、ボスの難易度を変更することができるんだが、
これをボスに有利な天候、すなわち難しくなる天候にしてボスを倒せば、リザルトやレベルに関係なくEXスキルが入手できるのだあ!!!
前作「ゼロ3」でシークレットディスクから入手できたパワーアップチップは、ミッションで倒した敵が落とす敵のパーツや、各ミッション内に1つずつ隠されている(ステージから出て入り直せば何度でも取れる。)「セラミカルチタン」を組み合わせることで作成できる様になったのだ!!
残念ながら一部を除いてノーヒントだが、レシピを知っていて必要なパーツが揃っていれば序盤から強力なパーツを装着してミッションに挑めるぜっ!!!
ただ、ザコを倒してもかならずパーツを落とすとは限らないので、パーツ集めのために何度も何度も同じ敵を倒すのはしんどいぜっ!!!
その上、1度クリアしてしまうとその周回では2度とプレイできないステージがあり、そのステージでしか出てこないザコのパーツもあるのだっ!!!いってれぼ!!!
幸い「モールロイド」のパーツが必要なチップはゲームクリアに必須ではないものの、「ZZカード」まで制覇するとなると話が変わってくる。
くわしくは下記「ZZカード指南!!!」で。
オススメチップのレシピも、下記の「ZZカード指南!!!」の冒頭に書いておくぜ。
技に属性を付加する「エレメント」システムも変化し、これまでは炎、氷、雷のエレメントチップをゼロに装備させて属性を変更し、使えるEXスキルも変わるようになっていたのだが
「ゼロ4」ではエレメントチップがなくなり、EXスキルとゼロナックルでシージングできる武器に属性が付与されるようになったのだ。
「サイバーエルフ」も大きく変化し、その名に「信じる」という意味を持つシエルが開発した最強のサイバーエルフ「クロワール」が登場!!!もちろん、もういくら使っても死ぬことは、ない!!!
クロワールはこれまで登場したサイバーエルフの能力をコピーして使うことができ、Eクリスタルを与えて育てることで使える能力が増えていくのだ。
クロワールは「キャパシティレベル」を超えた能力を装備させなければリザルトも減点なしで使えるのだ。「キャパシティレベル」はステージをクリアすると上がっていく他、開発できるチップにはキャパシティレベルを1増やせるものもあるぞ。
また、サイバーエルフ育成画面でクロワールと会話すると、チップレシピのヒントがもらえることも?
さて、最後に語るのはやっぱりストーリー!!
今回、「ロックマンX」~「ロックマンゼロ」シリーズを通してはじめて、「人間とレプリロイド」との物語が描かれたっ!!!
しかも、ゼロは最初は人間たちから「ネオ・アルカディアの指導者を倒しバイルの独裁を許したテロリスト」として忌み嫌われているのだから、ショッキングかつ斬新だっ!!
ゼロと人間たちが、いかにして歩み寄っていくのかにも注目だぜ!!
そして、ゼロが知り合った人間の女ジャーナリスト「ネージュ」とアインヘルヤル8闘士のリーダー「クラフト」との因縁、そしてクラフトの心境の変化にもこれまた注目だぜ!!
そして!!!激闘に次ぐ激闘の果てに待ち受けるのは、やはり宿敵Dr.バイル!!!
最終決戦では、初代「ロックマンゼロ」のあの名台詞が再び炸裂し、これぞシリーズ最大、そして最後の戦いにふさわしい大舞台だぜーーーーーーーっっっ!!!
そして、そして…………!! その戦いの果てに、ついにゼロは……………………!!!
うおおおおおおおおおおおおお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!
ザ・パートゥノのZZカード指南!!!
作っておきたいパーツレシピ
ZZカードの指南ではないが、序盤から作れる便利なパーツのレシピをいくつかインストラクションするぜ。
・オートチャージ……攻撃していないときに武器が自動的にチャージされる。
「バリアント・ミシル」「サンドーザー」「ライケン」×2
・ダブルジャンプ……二段ジャンプができるようになる。
「ガン・ガ・ガーン」「ファイタル」「ジャイロキャノンH」「キャノンホッパー」
・ストロンゲスト……トゲの即死を無効化し、「ストロング」「ストロンガー」よりさらにダメージを軽減する。
「ガン・ガ・ガーン」「メカメゾン」「ニドバルーン」「セラミカルチタン」
No.25 クリスタルメイキング
パーツ作成で「Sクリスタル」を作成するとカード達成だ。レシピは「セラミカルチタン」「バリアント・ファイア」「ファイタル」「メカメゾン」だ。
ZZカードにも描かれているレジスタンスの「イロンデル」に渡すと、最大2つまでサブタンクがもらえる他、強力なパーツの作成にも必要になる。レシピは覚えておこうぜ。
No.26 ガラクタだなんて言わせない
「ガラクタボディ」「ガラクタヘッド」「ガラクタフット」を装備して、エルフをOFFにした状態でいずれかのボス(監獄ステージの中ボスでも可)を撃破すればカード達成だ。各ガラクタパーツのレシピは以下の通り。
・ガラクタ
どのパーツレシピとも異なるパーツの組み合わせで出来上がる、いわゆる「失敗作」。
・ガラクタヘッド
「ガラクタ」「サーペントギア」「グラスキャノン」
・ガラクタボディ
「ガラクタ」「Sクリスタル」「ガン・ガ・ガーン」「セラミカルチタン」
・ガラクタフット
「ガラクタ」「ビームウォーカー」「ボマイダー」「モールロイド」
すべてのガラクタパーツを装備してエルフをOFFにすると、ゼロのボディが黒くなり、防御力半減と引き換えに攻撃力が2倍になる!!!こりゃだぜ!!
……なお、ガラクタパーツ作成に関して注意しておくことがひとつある。
「ガラクタフット」作成に必要な「モールロイド」は、「人間の集落襲撃ミッション」にしか出現せず、ここで取りこぼすとガラクタフット開発のチャンスはゼロ。
モールロイドのパーツは、回転斬りができるようになる「ローリング」のパーツレシピにも必要なので、パーツコンプリートのためには最低ふたつ必要になる。
・ローリング
「モールロイド」「ランプロートX」「テリーボム」「セラミカルチタン」
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・新武器「ゼロナックル」で敵から武器を「シージング」し、さらに多彩な武器を使い分けられるようになった!!!
・EXスキル獲得の仕様がさらに変更され「ウェザーチェンジングシステム」によってがんばれば誰でもすべてのEXスキルを揃えられるようになった!!!
・シエルが開発した最強のサイバーエルフ「クロワール」の登場により、キャパシティレベルを超えなければ複数のサイバーエルフの効果を減点なしで常時発動できる!!
・チップ作成システムにより、レシピを知っていて素材パーツが揃っていれば序盤から強力なチップを開発してゲームを有利に進められる!!
・レジスタンスの「イロンデル」に「Sクリスタル」を渡してもらえるサブタンク2つと、ステージ内に隠されたサブタンク2つで、ついにサイバーエルフを使わずにサブタンクを4つ揃えられるようになった!!!
・Xシリーズ、ゼロシリーズ通してはじめて、「人間とレプリロイド」の物語が描かれる!!!
・「ゼロ1」の名台詞が再び炸裂し、前作をさらに上回る激アツの「最終決戦」!!そして…………!!!
・戦った敵、出会ったキャラクターが自動で登録されていく「データベース」モードが新登場!!
・ミニゲームの解放条件が緩和され、またミニゲームのスコアによって開放されるミニゲームもある。
・オープニングの語りがフルボイスになり、そしてエンディング曲は前半だけだが歌付きに!!!またボスのボイスもさらに豊富になった!!!
ひでぶ秘孔:
・シールドブーメラン、ロッド系武器がなくなった。
・チップ開発のためのパーツ集めのために何度も敵を倒さなければならないのが鬱陶しい。
・リザルト、アベレージの結果がミニゲーム解放などに影響せず、ほとんど上級プレイヤーの趣味の領域になった。
・ネオ・アルカディア四天王など、前作までに登場していたキャラの一部が登場しない。
・ゼロナックルでシージングできる武器は性能が微妙なものが多い。
・「モールロイド」が「人間の集落・襲撃ステージ」にしか登場せず、襲撃ステージをクリアするとその周回では「モールロイド」のパーツが必要なチップを開発できない。
・「ゼロ4」に始まったことではないが、「アインヘルヤル8闘士」の8ボスのモチーフが「ロックマンX」シリーズのボスとかぶり過ぎている。(稲船氏なしで勝手に続編を出したXシリーズに対する当てつけかも知れないが。)
…………こうして、赤きエイユウ“ゼロ”の物語が終わったっ!!!
だけど、戦いはまだまだ終わらないのだっ!!
「ロックマンゼロ4」よりさらに数百年後、
ゼロの、そしてレプリロイドたちの意思を受け継いだ
あらたなるエイユウが誕生するのだあ!!!
そして……「あの男」の呪いもまた、
数百年の時を超えてふたたび世界を蝕みはじめるのだ。
キャラクター紹介(ゼクス編)
ヴァン&エール(ZX)
「ロックマンゼロ」から数百年後の世界で、運び屋「ジルウェ・エクスプレス」で働いている少年/少女。
どちらも10年前にイレギュラーに襲われ、家族を失って「ジルウェ」に引き取られた。
ゲーム開始時に少年主人公「ヴァン」か少女主人公「エール」かを選択し、選択しなかった方はゲームに一切登場せず、選んだ主人公によってストーリーも、明らかになる真実も大きく変化する。
対イレギュラー組織「ガーディアン」へ「あるもの」を届ける最中にイレギュラーの攻撃を受けて滑落した先で、ガーディアン司令官「プレリー」と出会い、「ライブメタル・モデルX」を手に入れたことでその運命は大きく変わっていく。
ロックマン・モデルX(ZX)
ヴァンorエールが「ライブメタル・モデルX」を手に「ロックオン」したことで誕生した、新たなる「ロックマン」。
腕の「Xバスター」からのバスターショットとチャージバスターを主体とする射撃型のロックマン。
下記の「ロックマン・モデルZX」にダブルロックオンできるようになってからは使用しなくなるが、ヴァンとエール、両方でゲームをクリアすると……!?
ロックマン・モデルZX(ZX)
エックスとゼロ、かつて戦い合う運命にあった二人の英雄は、数百年の時を超えて新たな英雄の勇気とともに、ついにひとつになった!!!
ヴァンorエールが「ライブメタル・モデルX」と「ライブメタル・モデルZ」のふたつのライブメタルで「ダブルロックオン」したことにより変身した姿。
強力なチャージショットを放つ拳銃型武器「ZXバスター」と、ZXバスターが変形してビームサーベルを展開し、近接戦闘で威力を発揮する「ZXセイバー」を使い分けて戦う、最強のロックマン。
ダブルロックオンで変身するロックマンの中で唯一O.I.Sが使えないが、それを補って余りある汎用性を持つ。下画面にはとくに何もない。
ジルウェ(ZX)
運び屋「ジルウェ・エクスプレス」の社長で、ヴァンorエールの先輩。
しかし、その正体は…………
プレリー(ZX)
対イレギュラー組織「ガーディアン」の司令官。
大型イレギュラーに襲われていた所をヴァンorエールに出会い、そしてモデルXで「ロックマン」となった所を見届けた後、
ジルウェと縁のあったプレリーはヴァンorエールをガーディアンの一員として迎え入れる。
実は数百年前からずっと生き続けているレプリロイドであり、先代ガーディアン司令官を「お姉ちゃん」と呼んで慕っている。
飛行要塞「ガーディアンベース」ブリッジから行くことができるプレリーの部屋には、ぬいぐるみがいっぱいだ。
ライブメタル・モデルX(ZX~ZXA)
伝説のレプリロイド「エックス」のデータと人格が封じ込められたライブメタル。
「R.O.C.Kシステム」の適合者を、射撃能力に優れた「ロックマン・モデルX」へと変身させるほか、
他のライブメタルとの「ダブルロックオン」の鍵を握る。
「ガーディアン」へ運ぶ依頼品として、主人公が最初に手に入れるライブメタル。
ライブメタル・モデルZ(ZX~ZXA)
伝説のエイユウ「ゼロ」のデータと人格が封じ込められたライブメタル。
適合者を「ロックマン・モデルZ」へと変身させる他、モデルXとの「ダブルロックオン」により「ロックマン・モデルZX」へと変身させる。
ライブメタル・モデルH(ZX~ZXA)
ネオ・アルカディア四天王「賢将ハルピュイア」のデータと人格が封じ込められた風のライブメタル。
ライブメタルとなってなお、「悪をひとつ滅ぼしたとして、残された人間が過ちを繰り返さないと言い切れるか?」という懸念を抱いていたが
みんなを守りたいという主人公の強い思いを前に、かつての自分達の人類を護るための戦いが無駄ではなかったと確信して力を貸し、主人公を「ロックマン・モデルHX」へと変身させる。
モデルHXは空中で左右と真上にダッシュでき、敵のHPと弱点部位を下画面に表示する。
「ロックマンZXA」では、他の四天王ライブメタルと共に何者かに奪われてしまい……!?
ライブメタル・モデルL(ZX~ZXA)
ネオ・アルカディア四天王「妖将レヴィアタン」のデータと人格が封じ込められた氷のライブメタル。
ライブメタルとなっても相変わらず斜に構えていたが、ロックマン・モデルZを倒したという者に興味をいだき、主人公に力を貸し「ロックマン・モデルLX」に変身させる。
モデルLXは水中を自在に移動でき、下画面のマップで近くにあるアイテムをサイバーエルフ型カーソルで示す。
「ロックマンZX」では各四天王のライブメタルの力は2つに分けられており、完全な力を取り戻すには対応した2体の「フォルスロイド」を倒さなければならない。
ライブメタル・モデルF(ZX~ZXA)
ネオ・アルカディア四天王「闘将ファーヴニル」のデータと人格が封じ込められた炎のライブメタル。
ライブメタルとなっても相変わらず陽気で豪快。自分の力が勝手に利用されていることに腹を立て、主人公の話を聞く前から同行を申し出て、主人公を「ロックマン・モデルFX」に変身させる。
モデルHXは両腕の「ナックルバスター」から特定の壁を破壊できる強烈なチャージパンチ攻撃を繰り出し、下画面の「バスターエディット」で通常ショットの軌道を変化させることができる。
「ロックマンZX」では、最後の戦いに向かうためには全てのライブメタルの力を取り戻し、パスコードを解読する必要がある。
ライブメタル・モデルP(ZX~ZXA)
ネオ・アルカディア四天王「隠将ファントム」のデータと人格が封じ込められた影のライブメタル。
ライブメタルとなってはじめて、本当に仕えるべき主の元に仕えることができた。
その主の力を持つ主人公にも、快く力を貸し「ロックマン・モデルPX」へと変身させる。
モデルPXは鉤爪で天井にぶら下がることができる他、下画面のマップで暗い場所でも視界を確保できたり、通常では見えない隠された扉を発見することができる。
セルパン(ZX)
世界のエネルギー問題を解決し、市民から絶大な支持を得ている大企業「セルパン・カンパニー」の社長。
かつてはガーディアンの一員だったと言われている。だが…………!?
プロメテ(ZX~ZXA)
主人公の前に立ちふさがる、死神めいた姿をしたロックマン。
「すべては『あの男』が仕組んだゲームだ」と豪語するが、「ロックマンZX」だけでは彼らの真意も『あの男』の正体も明かされず、
「ロックマンZXA」で再登場した際に彼らの本当の目的が明らかになる。
パンドラ(ZX~ZXA)
プロメテと行動を共にする、魔道士めいた姿をしたロックマン。
プロメテと交互に繰り出すコンビネーション攻撃は強力だ。
グレイ(ZXA)
「ロックマンゼクス アドベント」の少年主人公で、下記の「アッシュ」と選択する。
「~アドベント」では選ばなかった主人公はゲームに一切登場せず、またオープニングステージの展開がまったく異なる。
謎の研究所で目を覚ました、記憶を失った少年型レプリロイド。
目を覚ました直後にパンドラに襲われ、研究所からの脱出を余儀なくされる。
アッシュ(ZXA)
「ロックマンゼクス アドベント」の少女主人公で、上記の「グレイ」と選択する。
14歳の若さでハンターとなった少女で、世界統率機構レギオンズからの依頼により「ライブメタル・モデルA」を盗んだ違法ハンターを追う中でプロメテに襲撃され、戦いに巻き込まれていく。
自分の人生を物語、そして自分自身をその主人公だと思っており、世界にその名を残すハンターになることを夢見ている。
ロックマン・モデルA(ZXA)
グレイorアッシュが「ライブメタル・モデルA」でロックオンして変身した姿。
2丁のバスターから直進型とホーミング型の2種類のチャージショットを駆使して戦う射撃型ロックマン。
そしてライブメタル・モデルAの能力により、戦い、勝利したフォルスロイドやロックマン(破壊する必要はない)のデータを取り込み、能力どころか姿まで瓜二つに変身することができる「トランスオン」の能力を持つ。
グレイを選んだか、アッシュを選んだかでホーミングバスターの仕様や一部トランスオンの性能、使える技が異なる。
ライブメタル・モデルA(ZXA)
主人公が、「レギオンズ本部」へ向かう列車でプロメテ・パンドラに襲われた際に目を覚まし、
主人公を「ロックマン・モデルA」へと変身させた謎のライブメタル。
モデルAもまた記憶を失っていたが,他のロックマンと戦い、そのデータを回収することで隠されたデータが解放されていく。
しかし、「2丁拳銃」「トランスオンによる他のフォルスロイド・ロックマンへの変身」
「子供っぽい性格」など、「ロックマンX」シリーズに登場したあの「新世代型レプリロイド」を思わせるが……?
三賢人マスター・トーマス(ZXA)
数百年前に設立された世界統率機構「レギオンズ」を治める偉い人、「三賢人」のひとり。
三賢人は人間であるが、レギオンズの永遠の統治のために機械の肉体を持って数百年以上生きることを許されている。
ロックマン・モデルAとなった主人公たちに様々な依頼を与え、サポートする。
三賢人マスター・ミハイル(ZXA)
マスター・トーマス同様「レギオンズ」を治める三賢人のひとり。
レギオンズは、人間とレプリロイドを平等にする法律を定め、
人間に機械の体を、レプリロイドに寿命を与えた。
三賢人マスター・アルバート(ZXA)
マスター・トーマス、マスター・ミハイルと同じく三賢人のひとり。
三賢人の名前には、それぞれ「ロックマン」の重要な登場人物の名前がつけられている。
ならば、「アルバート」の名を持つ、この男は…………!!!
ヘリオス(ZXA)
「風のロックマン」を名乗る、モデルHの適合者の少年。
最強のロックマンを決める、「運命のゲーム」の参加者。
そして独特なる、口調……!
愚者こそが争いを繰り返し、世界を破滅に導くと断じ、愚者を滅ぼすべく運命のゲームに参加する。
それは奇しくも、かつてライブメタル・モデルHが抱いていた
「悪をひとつ滅ぼしたとして、残された人間が過ちを繰り返さないと言い切れるか?」
という懸念に対する行動を、最悪の形で実行に移したものである。
だが、彼が手にするライブメタル・モデルHには、もう「賢将ハルピュイア」の正義は残されていない……。
「運命のゲーム」の参加者が変身する各ロックマンは、前作「ロックマンZX」でヴァンorエールが変身した姿とは異なるが、
ヴァンorエールが変身した姿は「ライブメタル・モデルX」とダブルロックオンした姿であり、
「運命のゲーム」参加者が変身した方がロックマンとしての本来の姿と言える。
シャルナク(ZXA)
「闇のロックマン」を名乗る、モデルPの適合者の少年。
最強のロックマンを決める、「運命のゲーム」の参加者。
人間のようであるが、自我は薄くその性格はまるで機械のように冷徹。
己の理想を叶えるために運命のゲームに参加しているというよりは、何者かの命令に従って行動しているかのようだ。
彼が手にするライブメタル・モデルPには、もう「隠将ファントム」の忠義は残されていない……。
アトラス(ZXA)
「炎のロックマン」を名乗る、モデルFの適合者の少女。
最強のロックマンを決める、「運命のゲーム」の参加者。
ヒトは戦いの中で進化すると主張し、終わりなき戦争を起こすために戦い続ける。
彼女が手にするライブメタル・モデルFには、もう「闘将ファーヴニル」の闘志は残されていない……。
テティス(ZXA)
「氷のロックマン」を名乗る、モデルLの適合者の少年。
最強のロックマンを決める、「運命のゲーム」の参加者。
気楽に振舞っているようだが、その心には環境を破壊する人間を憎んでおり
人間を排除して環境を守るために運命のゲームに参加する。
彼が手にするライブメタル・モデルLには、もう「妖将レヴィアタン」の意思は残されていない……。
用語集(ゼクス編)
ロックマン(ZX~ZXA)
「ロックマンゼクス」シリーズにおける「ロックマン」とは、ライブメタルの適合者として変身できる能力者、あるいはそれが変身した姿を指す。
主に、変身に使うライブメタルに合わせて「ロックマン・モデル◯◯」と呼称される。
ライブメタル(ZX~ZXA)
過去に活躍したレプリロイドの意思と記憶を持った「生きた鉄塊」。
下記の「R.O.C.Kシステム」を搭載し、ライブメタル適合者を「ロックマン」に変身させる。
モデルX、モデルZ、そして四天王のライブメタルは「時間と次元を超えて人類を守護する使命にある」らしい。
R.O.C.Kシステム(ZX~ZXA)
Rebirth Of Crystallized Knowledge SYSTEMの略称。
ライブメタルに収められた力を引き出すシステム。
適合者がライブメタルを手に「ロックオン」と叫ぶことでロックマンに変身する。
くわしくは↓
ダブルロックオン(ZX)
「ライブメタル・モデルX」の特殊能力で、モデルXと他のライブメタルを融合させることで適合者を複数のライブメタルで変身できるようにする。
「ロックマン・モデルZX」も、モデルXとモデルZのダブルロックオンによって誕生したロックマンであり、
ダブルロックオンで変身したロックマンは「ロックマン・モデル○X」と呼称される。
O.I.S(オーバードライブ・インヴォーク・システム)(ZX)
ライブメタルの力を限界を超えて引き出し、一時的に攻撃力などの能力を大幅に上昇させるシステム。
「ダブルロックオン」の適合者でなければ使えないようだ。
モデルZX以外のダブルロックオン変身時に、Aボタンで一定時間発動し、発動中はライブメタルゲージを消費する。
なぜか「ロックマン・モデルZX」では使用できない。
ガーディアン(ZX~ZXA)
数百年前から生き続けるレプリロイド「プレリー」を司令官とする対イレギュラー組織。
巨大飛行船「ガーディアンベース」で世界を駆け、イレギュラーと戦いながら「ライブメタル」の謎を調査している。
プレリーは二代目司令官であり、初代司令官は彼女が「お姉ちゃん」と呼んで慕っていたが、
ある事件を境に行方不明になる。その初代司令官とは…………?
フォルスロイド(ZX~ZXA)
ライブメタル、およびその力の一部を埋め込まれた「擬似ロックマン」である特殊なレプリロイド。
フォルスロイドの名前は、「【フォルスロイド名】・ザ(ジ)・○○ロイド」となる。
「ZX」では四天王のライブメタルが、「ZXA」ではモデルVの欠片が使われている。
撃破しても、モデルVの本体を破壊しない限り復活し続けるようだ。
ライブメタル・モデルV(ZX~ZXA)
全ての元凶であり、そしてモデルX、モデルZ、および四天王のライブメタルの元となった巨大なライブメタル。
「R.O.C.Kシステム」を搭載したライブメタルは、モデルVを起源とするため「ロックマン」となれる者は
モデルVの力すら制御でき、救世主にも破壊神にもなることができるという。
ハンター(ZXA)
「ハンターギルド」に加入し、様々な組織から依頼を受けてイレギュラーの討伐や危険地域の調査などを行う雇われ者。
ハンターギルドに加入していないものは「違法ハンター」と呼ばれる。
レギオンズ(ZXA)
機械の体を持ち、何百年と生きることを許された人間「三賢人」が治める世界統率機構。
「ロックマンゼクス」から数百年前、「ロックマンゼロ4」完結直後辺りから存在していた組織だと思われるが正直後付設定感がハンパない。
「ロックマンゼクス」シリーズの魅力!!
・「ライブメタル」で「ロックオン(変身)」するシステムにより、変身ヒーローの要素が加わった!!
・ステージクリア型アクションゲームから、広大なステージを探索するアクションアドベンチャーへ進化!!
・ゲームシステム変更に伴い、ロックマンゼロシリーズでおなじみの「リザルト」がついに廃止された!!
・エックスの「撃つ」アクションとゼロの「斬る」アクションが一体となった最強のロックマン「ロックマン・モデルZX」の圧倒的強さ!!!
・戦ったボスの能力を得ることで、ステージ探索の幅も広がる!!!
・ロックマンゼロ3から「シークレットディスク」が復活!!すべて見つけ出してキャラクター図鑑を完成させろ!!
・様々なキャラクターから「クエスト」を受け、達成することでアイテムをゲット!!
・ボスに弱点属性だけでなく、「弱点部位」も追加!!
・ボスの撃破状況によって特典あり!?倒したボスも復活するので再チャレンジも可能!!
・はじめてのロックマンへの変身シーンなど、重要な場面ではアニメーションムービーも多数挿入!!
・ニンテンドーDSへの移行によるスペック向上により、ほとんどのキャラクターのセリフがフルボイス!!
・ニンテンドーDSの2画面を活かし、変身に応じて下画面に情報が表示されるように!!
・下画面のタッチ入力で瞬時に変身を選択可能!!(ZXA)
ロックマンゼクス
☆ライブメタルでロックオン!!全てを守る新たなる英雄(ロックマン)になれ!!☆
ハード:ニンテンドーDS/Nintendo Switch
流派:アクションアドベンチャー
操作性:あたたた
熱中度:あたた
持続性:あたた
サウンド:あたたた
キャラクター:あたたた
ストーリー:あたたた
難易度:あたた
お買い得度:あたたた
快適度:あたた
「ロックマンゼロ4」で、赤きエイユウ「ゼロ」の戦いが終わってから数百年後。
人間には機械の体が、レプリロイドには寿命が与えられ、双方の垣根がなくなって世界には平和が訪れた。
だが、野生化・暴走したレプリロイドが人間やレプリロイドを襲う「イレギュラー」の驚異が失われたわけではなかった。
そんな中、イレギュラーと戦う対イレギュラー組織「ガーディアン」が活躍していたのだった!!
…………これは、そんな世界の物語。
「ロックマンゼクス」では、少年主人公「ヴァン」か少女主人公「エール」を選択して物語を勧めていくんだ。
運び屋「ジルウェ・エクスプレス」で社長「ジルウェ」の下で働いていた主人公は、「ガーディアン」に品物を届ける仕事中にイレギュラーに襲われ、崖から滑落してしまう!!
なんとか無事だった主人公が出会ったのは、イレギュラーに襲われていた少女「プレリー」と、運んでいた荷物の中に入っていたしゃべる鉄塊「ライブメタル・モデルX」だった!!
なんとかしてプレリーを助けようとした主人公に、モデルXが直接語りかけ、「ロックオン」によって主人公は「ロックマン・モデルX」に変身したのだった!!!
「ロックマン・モデルX」としてイレギュラーと戦い、「ガーディアン」の司令官だったプレリーにその力と勇気を認められてガーディアンの一員となった主人公だが、
さらなるイレギュラーとの戦いの中で世界を再建させた「セルパン・カンパニー」の真実を知り、そして絶体絶命の危機に陥る!!!
その時だ!!「ライブメタル・モデルX」とある人物の持っている「ライブメタル・モデルZ」が主人公に語りかけ、
そして……エックスとゼロ、戦う運命にあった二人のレプリロイドの魂は、新たな若き英雄の勇気と共に「ダブルロックオン」によってついにひとつになる!!!
アクションゲームとしての「ロックマン」シリーズ最強クラスのロックマン、「ロックマン・モデルZX」の誕生だ!!!
こうして、ゲームボーイアドバンスの「ロックマンゼロ」シリーズ完結から1年後、新たにニンテンドーDSにハードを移し、新たなるエイユウ「ロックマンゼクス」の物語がはじまったんだぜっ!!!
ニンテンドーDS……ってことは、画面が上画面と下画面の2画面になるわけだ。
「~ダブルヒーローコレクション」版「ロックマンゼクス」と「ロックマンゼクス アドベント」では、上画面と下画面の配置をいくつかの配置レイアウトの中から選択できるんだ。
また、タッチパネル操作はRスティックでカーソルを操作して行なえるぜ。君の見やすいレイアウトを選ぼう!!!
「ロックマンゼロ」は、これまでのステージクリア型アクションゲームの枠を超え、複雑に絡み合ったマップを行ったり来たりしてアイテムを集め、大小様々な「クエスト」を攻略して
各地に点在するイレギュラー「フォルスロイド」を倒して新たな「ライブメタル」を集め、すべての元凶である「ライブメタル・モデルV」のナゾを解き明かしていくのだっ!!
いわゆる今で言う「メトロイドヴァニア」ってやつだな。
「ロックマン・モデルZX」はゼロの斬撃にエックスの強力なチャージショットが加わって、場面を選ばずに戦えるようになってめっちゃ強いっ!!
なにげに「ロックマンゼロ」では武器のレベルアップや特定フォームやチップが必要だった「ジャンプ回転斬り」がモデルZXに変身できるようになった時から使えるのだっ!!
だが、それだけではこの世界を走破し謎を解き明かすことはできないっ!!!
そこで、メインクエストを攻略して「フォルスロイド」に奪われたかつての「ネオ・アルカディア四天王」の意志を受け継いだライブメタルを集めて、さらなる「ダブルロックオン」で変身だあ!!!
「ライブメタル・モデルH」で「ロックマン・モデルHX」に変身すれば空中での左右、上へのエアダッシュが可能!!下画面には敵のHPと弱点部位が表示される!!
「ライブメタル・モデルL」で「ロックマン・モデルLX」に変身すれば水中を自在に泳げるようになる!!下画面にはサイバーエルフ型のカーソルがアイテムの位置を教えてくれる!!
「ライブメタル・モデルP」で「ロックマン・モデルPX」に変身すれば鉤爪で薄い床や天井にぶら下がれるようになる!!下画面にはマップが表示され、暗い場所でもマップが把握でき、また見えない入口を発見できるようになる!!
「ライブメタル・モデルF」で「ロックマン・モデルFX」に変身すればチャージでの「ナックルバスター」で特定の壁を破壊できるようになる!!下画面の「バスターエディット」で通常バスターの起動を編集して、様々な方向にバスターを撃てる!!
各ライブメタルはその力を2体のフォルスロイドに分けられており、前半4ボスと後半4ボスを倒さなければ四天王のライブメタルは真の力を使えず、
また敵の本拠地に入るための「パスコード」も手に入らないのだっ!!!
ってなわけで、「ロックマンX~ゼロ」でつちかったハイスピードアクションと探索型アクションアドベンチャーとの融合は面白いし、「トランスサーバー」がワープポイントにもなっているけど、
探索型アクションアドベンチャーに大事なマップがお粗末で、エリア同士のつながりを示した大マップしかない上に、それぞれマップの繋がりが必ずしもアルファベット、数字順につながっているわけじゃないので、ややこしいぜ!!!
しかも途中でやられると、セーブしたor最後にクエストを受注したトランスサーバーからやり直しっ!!ひでぶっ!!
やっぱり本作でも、「アシストセーブポイント」をONにして進めたほうがいいぜっ!!!
クエストの受注も依頼をくれる人と話しかけた後、いちいち「トランスサーバー」へ行って改めてクエストを受注しないと始められない上に、クエストをひとつずつしか受注出来ないのも面倒だぜ!!!
シリーズおなじみの「サブタンク」はクエスト達成でひとつ手に入る他、残りの3つは各エリアに隠されているんだが、この中の溶岩地帯にあるサブタンクだけは異常に手に入れるまでが難しい&めんどくさい!!!
溶岩に追われての「モデルFX」でのブロック破壊に始まって、「モデルPX」で隠された扉を見つけてスイッチを押し、スイッチを押して開いた扉のエリアまでまた溶岩に追われながら戻って……と、とにかく大変なんだ!!!
いろいろと問題点があるものの、「ロックマンゼロ4」では一切登場せず、公式から死亡説まで叩きつけられた「ネオ・アルカディア四天王」がライブメタルで復活し、
さらにダブルロックオンによってプレイヤーとして操作できるのも嬉しかったし、それぞれの能力によって行動範囲が広がっていくのもアクションアドベンチャーとマッチしていると思うぜっ!!
また、「ロックマンゼクス」にはニンテンドーDS初期版のGBAスロットを使った「ロックマンゼロ3~4」とのダブルカートリッジ連動があり、「ロックマンゼクス」内ゲーム終盤「エリアN」で
「ロックマンゼロ3~4」のボスそれぞれ4体ずつと戦うことができたが、「ダブルヒーローコレクション」版でもゲーム選択画面から連動させるカートリッジを選ぶことで連動要素を再現できるぜ!!
「ロックマンゼクス」で「ロックマンゼロ3~4」のボスと戦える仕組みは、「ロックマンゼクス」内でGBAカートリッジからボスのデータを直接読み込んで「ロックマンゼクス」内で動作させていたようで、
「ロックマンゼロ1~2」ではボスキャラのプログラムのフォーマットが違うため連動できなかったようだが、結果として「Dr.バイルの関わったレプリロイドがロックマンゼクスに登場する」ようになったのは運命的なものを感じるぜ。
「エリアN」の連動ボスと戦える場所には、「アシストセーブポイント」をONにするとアシストセーブポイントが出現する。
まず「ロックマンゼロ3」と連動させた状態で連動ボス4体を倒してアシストセーブポイントでセーブしてゲーム選択画面にもどり、連動させるソフトを「ロックマンゼロ4」に変更して
「ロックマンゼクス」をアシストセーブポイントから再開すれば、カンタンに連動ボス8体と戦い、すべて倒すことができるぜっ!!!
さらに、「エリアN」の深部では連動ボスとは別に、「ロックマンゼロ」ゆかりの「あの最強のレプリロイド」が隠しボスとしてさらにさらに強くなって登場する!!!(カートリッジ連動の必要はない。)君は、勝利することができるか?
「エリアN」で隠しボスか、「ロックマンゼロ3~4」連動ボスをすべて倒すと連動ボスの出現エリアの奥の小部屋で、あるアイテムが入手できるはずだ。
それを持った状態でゲームをクリアし、クリア後にガーディアンベースにいる「フルーブ」に見せれば、そのアイテムが何なのか、どうやって使うのかがわかるぜ!!!
ザ・パートゥノのZZカード指南!!!
No.29 トッターからとった!
ガーディアンベースのブリッジから入れるプレリーの部屋の奥に、「ロックマンゼロ」に登場したハッカー系サイバーエルフ「トッター」のぬいぐるみがぶらさがっている。
これをセイバーで斬って落とし、そのまま何度も攻撃し続けるとアイテム「W缶」が手に入る。これでカード達成だ。
しかし、数多のイレギュラーやフォルスロイドを斬り捨て、撃ち抜いてきたZXセイバーとZXバスターに耐えうるこのぬいぐるみは、一体…………!!???
No.31 テクニカルフィニッシュ
いずれかのライブメタルを「Lv.4」で入手すればカード達成だ。
「ロックマンゼクス」では、各ボスに弱点となる部位が設定されておりそこを攻撃すると大ダメージを与えられるが、その分ライブメタルが損傷し獲得Lvが下がり、LMゲージが減ってしまう。(ガーディアンベースでEクリスタルを払って修復が可能)
ライブメタルを「Lv.4」で入手するには、弱点部位を一切攻撃せずにボスを倒さなければいけないのだ。
前半4ボスでやりやすいのは「ルアール・ジ・アビスロイド(アンコウのチョウチン部分にぶら下がっている小さい身体の頭が弱点なので頭から下を攻撃。)」、
後半4ボスでやりやすいのは「レグアンカー・ザ・ゲルロイド(水上に出ているスクリューが弱点なので、モデルLXで水中から戦いを挑んで倒せば楽勝。)」だ。
どちらも「ライブメタル・モデルL」のフォルスロイドだね。
フォルスロイドは一度撃破しても、ゲームを進めると1体ずつ復活していき、再挑戦することができる。
また、ボスのレベル4撃破に成功するとガーディアンベースのプレリーの部屋にレベル4撃破したボスのぬいぐるみが増えていくぞ。
No.32 血にうえた■■■
ゲーム終盤「エリアN」の深部にいる隠しボスを倒す。隠しボスの名前は伏せておくが、ここまで「ダブコレ」収録作品を順番にプレイしていれば、君はきっとその忌まわしき名を知っているはずだ。
だが前述の通り「ロックマンゼクス」に登場する方は君が知っているアイツよりも比べ物にならないほど強くなっている!!!サブタンクなどの下準備は万全にしておくこと。
また、隠しボスの部屋までの道のりもこれまた難しく、その上隠しボスを撃破しても帰ってくるのがたいへんだ。「アシストセーブポイント」はONにしておいたほうがいいだろう。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・ステージクリア型からステージ探索型のアクションアドベンチャーに進化!!
・「ライブメタル」による変身で、変身ヒーローの要素が加わった!!
・ロックマンゼロでおなじみの「リザルト」がついに廃止された!
・「ロックマンゼロ4」で一切登場しなかった「ネオ・アルカディア四天王」が声優をそのままにライブメタルとして復活!!!
・四天王ライブメタルによるダブルロックオンで、擬似的にネオ・アルカディア四天王を操作できる!!!
・四天王ダブルロックオン時にAボタンで「O.I.S(オーバードライブ)」発動!!LMゲージの限り超攻撃力で戦える!!!
・新たなライブメタルを入手することで、ステージ探索の幅も広がっていく!!
・「ライブメタル・モデルV」と主人公自身の出生の謎を追う、濃密なストーリー!!
・「ロックマンゼロ3」「ロックマンゼロ4」とのダブルカートリッジ連動も、「ダブルヒーローコレクション」版ではゲーム選択画面から連動ON、OFFで再現可能!!!
ひでぶ秘孔:
・マップがエリアのつながりだけを書いた大マップしかなく、しかもつながりが分かりにくい。
・クエストを受ける際、依頼を受けたクエストを開始するためにいちいちトランスサーバーへ行かなければならない。また、クエストをひとつずつしか受けられず、途中で別のクエストを受けたければ今のクエストを放棄しなければならない。
・市街地や人間に話しかける時はいちいち変身を解かなければならないのがめんどくさい。
・溶岩地帯のサブタンクが難しい&分かりにくい&めんどくさい。
・「ライブメタルLv.4」でのボス撃破(弱点部位を一切攻撃せずに倒す)は、ボスによっては弱点部位がデカすぎて非常に難しい。クリアには必須ではなく、救済措置があるのは救い?
・Eクリスタルの使いみちが少なすぎる。
・「ロックマンゼロ3~4」との連動が再現されているのはいいが、それが反映されるのはゲームの終盤も終盤。
・隠しボスが非常に強く、またそこまでたどり着くまでが大変。そして倒した後に帰還するのも大変。
・過去のロックマンシリーズ(カプコン公式作では無いとは言え…)を揶揄するネタがある。これは続編の「~アドベント」にも引き継がれる。
ロックマンゼクス アドベント
☆ライブメタル・モデルAでトランスオン!!定められた運命を撃ち貫け!!☆
ハード:ニンテンドーDS/Nintendo Switch
流派:アクションアドベンチャー
操作性:あたたた
熱中度:あたたた
持続性:あたた
サウンド:あたた
キャラクター:あたた
ストーリー:あたた
難易度:あたた
お買い得度:あたた
快適度:あたた
「ライブメタル・モデルV」をめぐる「ロックマン・モデルZX」の死闘から数年後。
モデルVが世界にかけた呪いはまだ終わっていなかった…………。
というわけで「ロックマンゼクス」からさらに1年後!!ロックマンゼクスの続編が発売されたっ!!!
そしてこれが、長かった「超ファミコシ珍拳すぺしゃる ロックマン伝説!!!」最後の独断採点拳!!!
「~アドベント」では、新たな主人公としてレプリロイドの少年「グレイ」と人間の「ハンター」の少女「アッシュ」を選択してゲームを始めるのだが、どちらを選んだかでオープニングステージの展開がまったく異なるものになるんだ。
どちらにせよ、最終的には本作の拠点である「ハンターキャンプ」へ移行し、主人公はハンターとなって「ライブメタル・モデルA」をめぐる戦いに巻き込まれ、そして新たなるロックマン「ロックマン・モデルA」に変身するんだ!!!
「ロックマン・モデルA」となった主人公は、世界統率機構「レギオンズ」の「三賢人」に認められ、三賢人直々の依頼を受けてほかの「ライブメタル」の調査に赴くことになるのだった。
その中で出会うのは、「ガーディアン」の研究所から盗み出された「ネオ・アルカディア四天王のライブメタル」を持つ4人の「ロックマン」!!!
四天王のライブメタルの意識は何者かに封じ込められ、もうそれぞれの意志は残されていない。
かくして、世界の王となる「最強のロックマン」を決める「運命のゲーム」始まろうとしていた…………!!!
果たして運命のゲームのゲームの行方は!?グレイとアッシュ、それぞれの主人公に隠された秘密とは!?ライブメタル・モデルVの真の力とは!??
そして前作の主人公、ヴァンorエールはどうなってしまったのか!!??
ってなわけで、前作同様「ロックマンゼクス アドベント」も、「メトロイドヴァニア」型のアクションアドベンチャーなのだ。
下画面のマップにはエリア同士のつながりを示す大マップの他に、現在のエリアの詳細な構造が見られる小マップに切り替えられるようになった!!
本作では前作の不満点がほとんど解消されているぜっ!!クエストを受ける際にいちいちトランスサーバーに行かなくてもよくなったし、複数のクエストを並行して受けられるようになった!!!
また、新たにハンターキャンプなどの特定の場所でECを支払うことにより、ゲームの進行に合わせてエリアが拡張され新たなサブクエストが受注できる「エリアエクスパンションシステム」が導入された!!
「エリアエクスパンション~」で拡張されるエリアに追加される「棚」には、特定のサブクエスト達成で得られるアイテムをコレクションすることだってできちゃうぜっ!!!
なんと言っても見どころは「ロックマン・モデルA」の固有能力、ボスそっくりに変身できる「トランスオン」!!!
撃破したフォルスロイドや、勝利したロックマンのデータを取り込み、能力だけでなく姿、声までそっくりに変身できるようになったのだあっ!!!変身するボスによっては、歴代ロックマンシリーズ最大の操作キャラに変身することだってできちゃう!!
今回は「O.I.S(オーバードライブ)」がなくなった代わりに、トランスオン中は攻撃したり特有のアクションを行った際にLMゲージを消費するが、攻撃していない時に自動でLMゲージが回復するようにもなったぜ!!
また人々に話しかける際にもいちいち変身を解かなくてもよくなったし、人に話しかけたりボスとの会話シーンには自動で「モデルA」にもどるようになったぜっ!!
フォルスロイド、ロックマン合わせて変身できる数はロックマンシリーズ最多量っ!!変身方法はメニュー画面、変身ボタンからの選択に加え、下画面からのワンタッチ変身もできるようになったぜっ!!
ただ、「ダブルヒーローコレクション」版では下画面のタッチ操作が右スティックでのカーソル操作になるので、若干やりにくい。
「ロックマン・モデルA」は射撃型のロックマンで、メインウェポン・サブウェポンはどちらもバスターだが、チャージショットの性能が異なるのだ。
メインウェポンのチャージショットは強力な直進バスターだが、サブウェポンはチャージ中に前方に発生する扇形の照準に捉えた敵をロックオンしていき、チャージを放すとロックオンした敵すべてに必中するホーミングバスターだ!!!
ホーミングバスターは、ロックオンした敵が多ければ多いほど威力がアップするぞ!!!
ボスの特殊勝利システムも改善された!!前作ではボスに弱点部位が設定されたにも関わらず、高評価でクリアするには弱点部位を攻撃せずにボスを倒さなければならなかったが
「~アドベント」ではボス撃破時の条件によって金・銀・銅の3種類の「メダル」がもらえるシステムに一新された!!!
この変更により、「弱点部位のみを狙ってボスを倒す」「特定のトランスオンに変身した能力でボスを倒す」「特定の技でボスを倒す」などなどボスとの戦いにもさらにテクニカルで多彩な戦法が必要になったんだ。
そして、ボスのメダル条件によっては一回の戦闘で2種類のメダルを獲得することも……!??
本作も一度倒したフォルスロイドが復活し、何度でも挑戦できるようになっているのだが前作は「〇〇が復活しました」と表示されるのを待たなければならなかったのに対し
「~アドベント」ではストーリーを進めると壁キックから行ける「ハンターキャンプ」の屋根の上にいるハンターに話しかけてフォルスロイド再討伐のクエストを受けることでボスが復活!!
ボスとの再戦を任意で行えるようになったんだ。また、再討伐クエスト受注後再度ハンターに話しかけると、金・銀・銅各メダルの取得条件もわかっちゃうぜ!!
獲得したメダルは、ハンターキャンプにあるBARの奥の部屋の棚の中にコレクションされていく。
全部集めた状態で、ゲームをクリアすると…………???
たしかに、「トランスオン」によるさらなる変身により、「メトロイドヴァニア」としての「パワーアップするごとに探索できるエリアが広がる」「獲得したボスの能力を戦闘以外にも使える」楽しみはアップしたと言えよう。
だが、各フォルスロイドのトランスオンはクセが強く、変身したフォルスロイドによっては特定の地形でないとまったく役に立たなかったり、動きがノロすぎたり、攻撃手段に乏しかったりして
そのフォルスロイドの能力が必要な場面以外では役に立たない場面が多く、結局通常戦闘ではモデルAおよび各種ロックマンへのトランスオンで事足りてしまう。
そもそもステージ展開も特定のイベントをクリアしていないと進めなかったり、中盤はトランスサーバーで行き先を選べるけどそこからボスまでは基本一本道だったりと、探索性に乏しく
結局は旧来のステージ選択型「ロックマン」と大差なくなってしまったっ!!!これは、大きな不満点だぜっ!!!
いちおう、ボスを倒したエリアに再度訪れるとサブクエストが発生したりミニゲームが遊べるようになったりするところもあるにはあるんだが……。
だが、「ロックマン」としてのアクションゲームとしての出来は決して悪くはない。
君が「ロックマンゼクス アドベント」に「ロックマン」としてのアクション性を求めるか、「メトロイドヴァニア」としての探索性を求めるかで「~アドベント」の評価は変わっていくことだろう。
だが!!前作「ロックマンゼクス」をプレイした限りでは、「ロックマンX」シリーズ由来のハイスピードアクションと、「メトロイドヴァニア」由来の広大なステージを探索する楽しさは、決して水と油ではないはずだっ!!
最後に、ストーリーの評価もあまり良くないっ!!
遊んでいる間は楽しめたけれど、「ハンター」「レギオンズ」「三賢人」と言った後付け設定がさも前作の時点から存在してました、みたいな感じになってるのも納得いかないし
クライマックスで明らかになる主人公の秘密もひょーしぬけだぜ!!!
ロックマンXシリーズを「7~8」までプレイしていると、「ライブメタル・モデルA」を見た時に「オッ!!アイツもついに英雄として認められて、ライブメタルになったのか!!」って思うだろう?
ダメだぜ、自分の目で真実を最後まで確かめなきゃ!!!
そんなこんなで、表向きのストーリー自体はハッピーエンドで終わる。だが……。
実は、一度ゲームをクリアすると新たに遊べる高難度モード「マニアモード」でクリアすると、エンディングの続きが明らかになって、さらなる謎が増え、新たなる敵が動き出すのだった。
……だが、現実ってやつは本当にイジワルだ。
「これで最終作にして欲しい」って言えばまた続編を作らされるし、
「まだまだ物語は続くぜ!!」って言えば、その続きを作らせてはくれない。
いずれにせよ物語は、ロックマンの世界は、さらにさらにはるか未来、
人類が絶滅し、ほとんど人間同然に進化したロボットが繁栄する世界での冒険物語……
プレイステーション用完全3Dアクションアドベンチャー「ロックマンDASH」シリーズへと続いていくのだが、それはまた別の物語である。
ザ・パートゥノのZZカード指南!!!
No.35 ソナエあればウレイなし
サブタンクを4つ集めればカード達成だ。幸い、前作よりは難しくない。
1:「ごっかんの流氷2」ローズパークにトランスオンしてロープを登り、右上へ進む。
2:「レギオンズ本部2」シークレットディスクE38の右にある窓ガラスの中。
3:「なぞの研究所3」ボス部屋直前・上ののイエローの部屋の奥でアーゴイルにトランスオンして分身して取る。
4:「ふゆうイセキ3」クエスト「アンティークアイテムをさがせ」をクリア。アイテムはすべて同じエリアにあるが集めるのにカイゼミーネ、バイフロストのトランスオンが必要。
No.36 メダルハンター
ボス撃破時に取得できるメダルを「ゴールド」「ブロンズ」「シルバー」それぞれ1枚以上入手するとカード達成だ。
メダルの達成条件は、ハンターベースの屋根の上にいるハンターから復活フォルスロイド撃破クエスト受注後に話しかけると教えてくれるぜ。オススメは…………
・ゴールドメダル
クロノフォス……カイゼミーネの攻撃のみで倒す。チャージショットをクロノフォスの真下に当てると、爆風が弱点である腹に当たる。カイゼミーネにトランスオンできるまでゲームを進める必要がある。
・シルバーメダル
ディアバーン……弱点の頭頂部のタテガミのみを攻撃して倒す。
クロノフォス……ディアバーンのスラッシュダッシュでトドメを刺す。クロノフォスの下をくぐるようにダッシュすれば頭部タテガミの攻撃判定が弱点の腹に当たる。
・ブロンズメダル
クロノフォス……モデルZXのチャージセイバーでトドメを刺す。当然、モデルZXにトランスオンできるまでゲームを進める必要がある。
カイゼミーネ……蜂の巣型のコンテナのみを攻撃して倒す。的がデカいのでカンタン。コンテナを破壊した後はカイゼミーネがコンテナを再度装着して戻ってくるまで待つこと。
No.37 ニンゲンの底力
長かったZZカード指南も、これが最後。37枚目のZZカードだ!!
いずれかのボスを変身前の攻撃(グレイなら「Re」アッシュなら「Hu」)のみで倒せばカード達成だ。
最初のボスである「ディアバーン」か、後半のボスである「テスラット」で狙うのがいいだろう。
ディアバーンは最初のボスゆえにパターンが読みやすい。弱点のタテガミのみを狙い撃ちすればシルバーメダルも狙えるぞ。
テスラットは後半のボスにしては強くなく、サブタンクなども充実した状態で挑めるはず。さらに変身していない状態で倒すとゴールドメダルもついてくる!!!
ただし変身していないと水を張られたときに水中に入れないので注意しよう。
奥義・独断陰陽双喝破!!!
あたた秘孔:
・任天堂携帯機のロックマンシリーズではじめて主題歌がついた!!!
・「ロックマン・モデルA」のロックオンからのホーミングバスターが痛快!!
・「モデルA」でボスキャラそのものに変身する「トランスオン」が衝撃的!!
・ボス撃破後、新たに入手したトランスオンの能力を試せるエリアが登場した!!
・ボスの特殊勝利システムが「メダル」システムに変更され、よりやりこみ甲斐がある!!!
・ゲーム内のとある場所に入手したメダルをコレクション可能!!
・ステージマップがわかりやすくなり、現在のエリアの詳細を表示する小マップも追加された!!
・前作の主人公、そして「ロックマン・モデルZX」ももちろん登場!!さらにモデルZXにもトランスオンもできる!!
・下画面のタッチ操作で、変身したいモデル、ボスにワンタッチで変身できるようになった!!
・ECを支払ってエリアを拡張する「エリアエクスパンションシステム」をはじめ、ECの使いみちが増えた!!
・エリアエクスパンションで入れるようになる部屋には、ゲーム内時計・カレンダーと連動して季節ごとに異なる特別なアイテムが入手できることも!!!
・ゲームクリアによって、ファミコン風ミニゲーム「ロックマンa(アンティーク)」がプレイ可能!!クリアした難易度によってプレイできるステージ数が増える!!
ひでぶ秘孔:
・「O.I.S(オーバードライブ)」がなくなった。
・「ロックマン・モデルA」の「ギガクラッシュ」の使い勝手が良くない。
・モデルA及び各ロックマン以外のトランスオンは扱いにくく、使い所が限定されがち。
・メトロイドヴァニアとしての探索要素が薄くなり、ボスまで一本道の展開が多くなった。
・エリアの中間地点に簡易ワープポイントが設置されたものの、使用するにはECが必要で、ワープポイント解放状況のセーブにはトランスサーバーまで戻る必要がある。
・その上ゲームオーバーになるとトランスサーバーに戻されてしまう。やはり本作でも「アシストセーブポイント」が必須。
・前作のキャラのうち、存在自体は言及されても顔見せすらしないキャラや、ボイスがなくなったキャラが多い。
・サイバーエルフなど、前作「~ゼクス」にもあった設定が出てこない。
・ダブコレ版では下画面の操作が右スティックによるカーソル操作ですこしやりにくい。
・「ハンター」「レギオンズ」「三賢人」など、後付け設定が目立つ。
・本作主人公の秘密、ライブメタル・モデルAのタネ明かしなどもイマイチ、さらに前作の伏線回収も不十分。
・さらに「マニアモード」エンディングでさらなる続編が示唆されるも、執筆時(2021年)現在続編は発売されていない。
・前作のエリアNのような隠しボスもいない。ある条件を満たすと追加される2周目の特典もイマイチ。
・ダブコレ版ではあるミニゲームが削除されている。理由は後述。
ロックマンゼロ・ロックマンゼクスシリーズ・超ファミ珍的「最強難易度ゲーム」大決定!!!
今回も、長い長い長いながぁーーーーーーい戦いだった。
よーやくオレたちは、「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」全6作品との戦いを終えた。
無印クラコレ1+2合わせて10作品、Xアニコレ1+2合わせて8作品に比べれば収録作品は少ない方だったが、
2シリーズある分キャラ紹介、用語集は2倍っ!!!しんどかったぜっ!!あわびゅっ!!!
さて、長い長い戦いの果てに、今回も「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」の中から「ベストゲーム」を決定したいところなんだが……
オレたち超ファミコシ珍拳伝承者が再三申し上げているように、オレたちのオススメするゲームの基準のひとつとしていちばん真剣に考えていることは
「そのジャンル、そのシリーズをはじめてプレイする人にも安心してオススメできるか?」というものだっ!!!
それを踏まえると、「ロックマンゼロ」シリーズも、「ロックマンゼクス」シリーズも、いずれのタイトルも「ロックマンシリーズをはじめてプレイする人」にはオススメしにくいっ!!!
難易度が高すぎる、というのも理由のひとつだけど「ロックマンゼロシリーズ」には「ロックマンXシリーズ」からの積み重ねが、
そして「ロックマンゼクスシリーズ」には「ロックマンゼロシリーズ」の積み重ねがあってこそ、物語やアクションの面白さが際立つからだっ!!!!!!
「ロックマンX」、そしてそれまでのロックマンシリーズがあったからこそ、「ロックマンゼロ~ロックマンゼクス」があるんだっ!!!
「ロックマンゼロ」をはじめて遊ぶなら、まずロックマンXシリーズを「ゼロ」が本格的にプレイアブルキャラクターとなり「斬る」アクションが楽しめる「X4」、
そしてストーリーがそのまま「ロックマンゼロ」につながる「X5」あたりまでプレイしてから遊んで欲しい!!
「ロックマンゼロ3」以降はだいぶ難易度もマシになり、遊びやすくはなったのだが、シリーズを通して大河的にシナリオが連続している以上、「ロックマンゼロ1~2」を飛ばして遊ぶのは、あまりにもモッタイナイ!!!
いずれにせよ、「ロックマンゼロ&ゼクス」シリーズは良くも悪くも、アクションゲーマーにとっても、「ロックマンシリーズ」ファンにとっても「マニア向け」の作品であり、
「はじめてロックマンシリーズをプレイする人に安心してオススメできるか?」という基準を、どの作品も満たしていないと判断したっ!!!
そこで!!オレたち超ファミコシ珍拳伝承者は長い長い協議の末、オレたちがもっともオススメできる「最高の強敵(とも)」としての「ベストゲーム」ではなく、
オレたち超ファミコシ珍拳伝承者をもっとも苦戦させた「最強の強敵(とも)」として、「ロックマンゼロ&ゼクス 最強難易度ゲーム」をここに決定するっ!!!
それは………… こいつだあっ!!!!!!!!!
ロックマンゼロ&ゼクス 超ファミコシ珍拳伝承者をもっとも苦戦させた最強難易度ゲームは
「ロックマンゼロ(1)」に決定っ!!!!!
「ロックマンゼロ2」も爆撃機ステージをはじめ、難所、強敵ボスのオンパレードだったが、やはりファーストインパクトにはかなわなかったぜっ!!!
・荒削りどころか「触れるものすべてズタズタに引き裂かんばかりに尖った作品」のため、1作目から非常に人を選ぶ。
・インティ・クリエイツの悪癖、即死トゲや初見殺しボスが多い。
・ゲームボーイアドバンスの開発に慣れていない頃の作品のせいか、画面の視野がおかしく一部ステージでは足場が非常に見づらい。
・残機、ゲームオーバーのシステムが今までのロックマンシリーズと異なり、しかも残機がゼロの状態でセーブしてしまうとやり直さない限りコンティニュー不可。
・クリアしていないミッションからエスケープしたり、ゲームオーバー後にリタイアすると、そのステージでは「ミッション失敗」となり二度とプレイできなくなる。(クリア扱いにはなるが……)
・HP回復に必要な「サブタンク」の入手やゼロの強化がサイバーエルフの使用(=死亡)以外に手段がなく、ひとつでもエルフを使用してしまうと永久にリザルトから減点され続ける。
・リザルトの条件がシリーズ1厳しく、普通にプレイしたのではまずレベルA以上は不可能。
・隠しサイバーエルフや隠し要素「アルティメットモード」の解放条件もシリーズ1むずかしい。
・ダブルヒーローコレクション版では、実績要素「ZZカード」の条件もむずかしい。レベルA以上が必要なZZカードは「カジュアルシナリオモード」でも取れるのが救いか。
ってな感じで、アクション、システムすべてにおいてこっぴどく痛い目にあったので、
「ゼロ&ゼクスシリーズ最強難易度のゲーム」として初代「ロックマンゼロ」が独断によって選ばれたのだったっ!!!ひでぶっ!!
もしも、君が今から「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」に挑戦したい!!と思っているのなら、
ぜひ「ロックマンゼロ」から順番にプレイして、「触れるものすべてズタズタに引き裂かんばかりに尖った作品」が
シリーズ展開を経て洗練され、丸くなり「上質な高難易度・ハイスピードアクションゲーム」へと成長していく姿も楽しんでほしいぜ!!
最後まで、楽しめればいいのだが。
移植されなかった要素
さて、このコーナーでは「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」に移植されなかった要素を紹介するぜ。
イージーモード(ゼロ4以降)
難易度の選択ができるタイトルは、「ダブルヒーローコレクション」では「イージーモード」にあたる難易度が「カジュアルシナリオモード」に取って代わられており、なくなっている。
通信対戦モード(ゼロ2)
オリジナルのGBA版では、GBA2台で通信ケーブルを使った通信対戦で二人で遊ぶことが可能で
ステージ内のゴール到達のタイムを競う「タイムアタック」、時間内にどれだけ敵を倒せるか競う「エネミーアタック」、
時間内にどれだけアイテムを拾えるか競う「ゲットアイテム」の3種目で対戦できた。
このうち、「タイムアタック」が「ダブルヒーローコレクション」の「Z(ズィー)チェイサー」に進化したものと思われる。
ロックマンエグゼ4との連動(ゼロ3)
原作GBA版では別売の「ロックマンエグゼ4」と通信(GBA本体2台と通信ケーブルが必要!!)することで双方に隠し要素が展開され、
「ゼロ3」側では「サイバー空間」内にロックマンエグゼのザコ敵がゲスト出現する要素があるのだが「ダブルヒーローコレクション」ではここだけ再現されていない。
ロックマンゼクス アドベント版「エナジーコンバーター」(ZXA)
「ロックマンゼクス」では、条件を満たすことで街のゲームセンターでミニゲームのひとつ「エナジーコンバーター」という落ちものパズルで遊ぶことができた。
続編の「ロックマンゼクス アドベント」にも、同名の落ちものパズルゲームがあるのだが……
これがなんと!!ニンテンドーDS同士の通信対戦専用!!!!!
流石に家庭用ハード用の「ダブルヒーローコレクション」版で通信対戦要素まで再現するワケにはいかなかったのか、ダブコレ版「~アドベント」ではエナジーコンバーターが遊べるようになるイベントごと削除されている。
そして「蒼き雷霆ガンヴォルト」へ……
西暦2010年代。マニアモードの真エンディングで散々続編を匂わせた「ロックマンゼクス アドベント」の続編が作られることはなく、インティ・クリエイツは「ロックマン9~10」を経てその原点へと回帰していた。
そしてロックマンシリーズは、「ロックマン11 運命の歯車!!」の発売までふたたび沈黙した。
そんな中、任天堂携帯ゲーム機史上初の「裸眼立体視」を搭載し全世界を驚愕させたニンテンドーDSシリーズの新型機「ニンテンドー3DS」で、
2014年、インティ・クリエイツは、稲船敬二=サンは「新たなる神話」を指導させた。
その神話を描く、誰も見たことのない世界の、まったく新しい英雄の名は……「ガンヴォルト」。
「ロックマンゼロ」「ロックマンゼクス」といった、インティ・クリエイツのハイスピード・ハイテンション・ハードSFアクションの遺伝子を受け継いだ完全新作、その名も「蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト」だっ!!!
だがそれは、「ロックマンゼクス アドベント」の続編を待ち望んでいたファンにとっては絶望的な知らせだったことだろう。
「ロックマンゼロ&ゼクス」の遺伝子を受け継いだ完全新作が発売されるということは、実質「ロックマンゼクス アドベントの続編はありませんよ」と公式発表されたようなものだったのだから……!!!!
俺たち超ファミコシ珍拳伝承者はガンヴォルトシリーズを発売されるたびに独断採点拳してきた。
もう今さら知らないなんて言わせないぜ!!!
「ロックマンゼロ&ゼクス」シリーズを制覇した今なら、「ガンヴォルト」1作目の時点で、すでに「ロックマンゼクス アドベント」の遺伝子が感じられるではないか!!
「ロックマン・モデルA」のホーミングバスターのロックオン要素は、「ガンヴォルト」での「『避雷針(ダート)』を敵に打ち込んで必中の『雷撃鱗(らいげきりん)』を放ってトドメを刺す」というガンヴォルトシリーズ最大の特徴の原点だ!!
またトゲにさわっても即死しなくなったり、特定条件でダメージを無効化する「電磁結界(カゲロウ)」や一定確率で死亡時に大幅にパワーアップして復活できる「ソング・オブ・ディーヴァ」などの救済要素の存在からも、
「ロックマンゼロ」の時代に比べればインティ・クリエイツも大幅に丸くなった、と言えるだろう。
だけどオレは、その「チマチマ敵を撃ちながらいちいち足止めして雷撃鱗でトドメを刺す」というアクションはメンド臭くて好きになれないぜ。
インティ・クリエイツの悪癖のひとつ、ノーダメージクリアを強要させる「クードス」によるスコアシステムもなッ!!!
ロックオン雷撃鱗で敵を多く倒すことでより多くのクードスを獲得でき、クードス1000以上でパートナーである「電子の謡精(サイバーディーヴァ)」の歌が流れる!!
…………んだけど、一度でもダメージを受けるとクードスは0になってしまうっ!!!ひでぶっ!!
「電磁結界(カゲロウ)」も、HP減少は防げても「ダメージを受けた」という事実まではごまかしてくれないので、カゲロウ発動時にもクードスは0になるっ!!
そして、「ソング・オブ・ディーヴァ」で復活すると、スコアはよーしゃなく0点にされてしまうのだったっ!!!あわびゅのびゅっ!!!!!!
2016年にニンテンドー3DSで配信された続編「蒼き雷霆ガンヴォルト爪」及びニンテンドー3DSや各種家庭用でも発売された
「蒼き雷霆ガンヴォルト」「蒼き雷霆ガンヴォルト爪」がひとつになったパッケージ版「ストライカーパック」では、
クードスシステムがダメージを受けてもクードスが減らないがボーナスが安い「アパシー」、2回までダメージを受けてもクードスが減らないがボーナスがやや安い「ティミッド」、
従来どおりダメージを受けるとクードスを失うがボーナスが最も高い「レックレス」の3種類に別れたのだが……
「アパシー」「ティミッド」ではスコアボーナスが安くて最高ランクに届かず、結局最高ランクでのクリアを目指すのなら最終的に「レックレス」での攻略を余儀なくされるのだった。いってれぼ!!!
さて、「ガンヴォルト爪」で主役となりダブルヒーロー制の片翼を担ったガンヴォルトの宿敵「アキュラ」は「ブリッツダッシュ」で華麗に宙を舞い、相棒のバトルポッド「RoRo(ロロ)」とともに一躍人気キャラクターとなった。
2019年には、アキュラが新たな主人公として「ブリッツダッシュ」の爽快感をそのままに「2Dアクションの『X(きょくげん)』」を魅せつけるスピンオフ作品「白き鋼鉄のX(イクス)」が登場した!!!
詳しく言ってしまうとネタバレになるのだが、「白き鋼鉄のイクス」の異名を持つアキュラの新しい物語は「~ガンヴォルト」よりもさらに「ロックマンゼロ」に近いシチュエーションになっている。
って言うかミッション開始時に「ミッション!!」ってボイスが入る時点でそのまんま「ロックマンゼロ」じゃねーか!!!
また、とあるステージの冒頭はかの悪名高き「ロックマンゼロ2」の「爆撃機ステージ」の冒頭を思わせるが、「ブリッツダッシュ」で自在に宙を舞うアキュラにとっては障害にすらならないだろう。
「白き鋼鉄のX」では、「ガンヴォルト」シリーズで「無駄だよなぁ」と思っていた要素が廃止され、システムも洗練されさらに遊びやすくなっていった。
まさしく「ガンヴォルト」シリーズもまた、「荒削りだった1作目からシリーズを通して磨き上げ、洗練され、より良いゲームへ成長していく」ゲームだった。
だがそれは、「ロックマンゼロ」シリーズの轍を繰り返している、とも言えるが……。
さて、「蒼き雷霆ガンヴォルト爪」で条件を満たすことで見られる真のエンディングでは、ガンヴォルトのさらなる戦いを予見させる思わせぶりすぎる展開が待っていた。
こちらは「ロックマンゼクス アドベント」のように散々に追わせて続編が出ない……なんてことはなく、待望のシリーズ3作目「蒼き雷霆ガンヴォルト 鎖環(ギブス)」がが発表された!!!
しかし、年1ペースで新作が出ていた「ロックマンゼロ&ゼクス」時代とは事情が大きく変わり、「ガンヴォルト爪」から「ガンヴォルト鎖環」の発表まで実に4年くらいかかっている。
執筆現在、アキュラに代わりオフダでロックオンして仕込みカタナで戦うなぞの少女「きりん」とのダブルヒーローならぬ「ヒーロー&ヒロイン」制であることが明らかになって「ロックマンゼロ」ファン待望の「斬る」アクションも復活しそうだし、
ガンヴォルトも、あの忌まわしき敵暗黒ギガコーポ「皇神(スメラギ)グループ」の社章を背負って戦うという衝撃的なビジュアルで新登場!!!一体何があったのか!??
雷撃鱗の仕様も大きく変更され、アキュラのブリッツダッシュのように空中ダッシュから敵に体当りしてロックオンするアクションが見られ、ガンヴォルトのアクションも大きく改革されるものと予想される!!!
でも、それ以外はよーーーやく最近(執筆時現在)発売時期が2022年夏頃になるとわかったぐらいで、
それ以外はなあーーーーーーーーーんにもわかっちゃいないのだっ。あわびゅっ!!
そんな中、一体誰が予想していただろうか!?
「白き鋼鉄のX」で魅せつけられた「2Dアクションの『X(きょくげん)』」が「突破(ブレイク)」される日が、「ガンヴォルト鎖環」よりも先にやって来ようなどとはっ!!!!!
新兵器「ブレイクホイール」を手に、アキュラが異世界で新たなる戦いに挑む!!!
「白き鋼鉄のX2」っっっ!!!2022年1月27日、堂々発売予定だあっ!!!!!!
異世界でアキュラを待ち受けるのは、「ワーカー」と呼ばれるロボット達。
「白き鋼鉄のX2」でひと足お先に「斬る」アクションが復活!!「ブレイクホイール」で叩ッ斬れば、「ロックマンゼロ」よろしく敵ワーカーは真っ二つっ!!!ナムアミダブツ!!!
ということは、ボスの「ワーカー」にも…………?
「白き鋼鉄のX2」では、アキュラはパワータイプに「シフトチェンジ」。
おなじみの「ブリッツダッシュ」も健在だが、従来のようにバンバン飛び回ることはできなくなりそうだ。
こちらも、アクション面がガラリと変わることが予想される!!!
このまま「白き鋼鉄のX2」が発売され、「蒼き雷霆ガンヴォルト鎖環」も予定通り発売されるのなら、「ロックマンゼロ&ゼクス」の魂を分かつインティ・クリエイツのハードSFアクションゲームが1年間でふたつも楽しめる……!!!
そうなれば、2022年はすべてのロックマンファンにとって、インティ・クリエイツのファンにとって、そしてすべてのアクションゲーマーにとって、何十年に一度あるかないかの奇跡の年となるかも知れないっ!!!!!
「蒼き雷霆ガンヴォルト」「白き鋼鉄のX」両シリーズには、「ロックマンゼロ」「ロックマンゼクス」シリーズのオマージュやセルフパロディもふんだんに盛り込まれている。
一連のガンヴォルトシリーズからインティ・クリエイツ作品を知った人なら、ガンヴォルトシリーズさらに楽しむためにぜひ「ロックマンゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション」も遊んでみてほしいぜ。
これまで通りインティ・クリエイツのアクションゲームが、新作が出るたびに磨き上げられ、洗練され、より良いゲームになっていくのなら
「白き鋼鉄のX2」も「蒼き雷霆ガンヴォルト鎖環」も、きっと今までよりずっとおもしろいゲームになっているに違いない!!!
これからも、インティ・クリエイツ、そして稲船敬二=サンの動向と作品に注目し……
そして、備えよう。
ロックマンシリーズ、ナンバリングタイトル完全制覇!!!
2020年、超ファミコシ珍拳10周年記念記事で告知してから約1年と2ヶ月。
よーーーーーーーーーーやく、2Dアクションゲームとしての「ロックマン」シリーズを「イチ」から「ゼロ」まで遊び尽くし、伝承する「超ファミコシ珍拳すぺしゃる ロックマン伝説!!!」三部作のすべてのイクサが終わった。
2Dアクションゲームの不朽の名作として今もなお語り継がれ、オマージュ作品が作られ続ける「ロックマン」シリーズ。
その歴史を改めて追い直した感想はいかがだっただろうか?
ファミコン時代、当時のほかのアクションゲームから頭一つ抜けて作り込まれたアクション制と斬新なゲーム性、親しみやすいキャラクターにプレイヤー参加企画の「ボスキャラ募集」と、
開発者とプレイヤーが一眼となって無印「ロックマン」シリーズはファミコン時代を代表する名作アクションゲームへと成長、進化していった。
そうしてロックマンとともに成長したプレイヤーは、よりハードに、よりシリアスに、よりカッコよく進化した「ロックマンX」シリーズへと足を進めていった。
だが!そこから先は、長期シリーズゆえの「マンネリ」との戦いであり、「過去の名作の栄光」との戦いであり、ロックマン開発スタッフはつねに過去の名作を超えようと必死になっていた姿勢がうかがえた。
「ロックマンX5」以降のXシリーズや「ロックマンゼロ」「ロックマンゼクス」シリーズと作品を追うごとにマンネリ打破のために様々な斬新なアイデアや新要素を盛り込んでいったが、
「新しければおもしろい」なんてことは絶対になく、やがてシリーズの迷走を招くことになり、登場したすべてのシリーズ作品が名作だったとは言えなかった。
長い迷走とシリーズ沈黙を経て、「ロックマン9~10」で「ファミコン版ロックマン」への回帰が試みられたが、そこにもやはり不朽の名作である「ロックマン2」の存在が呪いのようにつきまとっていた。
しかし!!2018年!!かつてのロックマン制作メンバーから独立した「インティ・クリエイツ」の手を借りずして、カプコンは今まで通りの「ロックマンらしさ」を継承しつつ「過去の栄光」にもとらわれず
「新しいおもしろさ」を引っさげて「ロックマン」シリーズを再起動させた!!「ロックマン11 運命の歯車!!」でっ!!!!!
「ロックマン11」以降、再び家庭用ハードでのロックマンシリーズは沈黙し、今はロックマンオールスタークロスオーバー作品となった台湾制ソーシャルアクションRPG「ロックマンX DIVE」に注力しているようだが、
正統派横スクロールアクションゲームとしての「ロックマン」シリーズの灯も、まだ消えちゃいないと信じているぜっ!!!
もちろん、これで「ロックマン」の伝説が終わったワケじゃないっ!!!
世界はまだまだ、「ロックマン」の正義と勇気を必要とし続けているからだっ!!
これからも、オレたちは「ロックマン」の名のもとに、正義のもとに新たなる名作アクションがオレたちの前に現れると信じているっ!!!
それは、「ロックマン12」か?それとも「ロックマンX9」か??
それとも…………未だ誰も知らない、まったく新しい「ロックマン」なのか???
「ロックマン」のもと正統開発チームだった「インティ・クリエイツ」作品や、それ以外の「ロックマン」の影響を受けた新しいゲームクリエイターによる「ロックマン」後継作品の登場にも期待しているぜっ!!
2021年9月にプレイした「METALLIC CHILD」もゲーム性はローグライクアクションRPGだったが、その根底にあったのは紛れもなく「ロックマン」だった!!
こうして、これからも俺たち超ファミコシ珍拳伝承者は「ロックマン」のネームバリューにこだわらず、「ほんとうにおもしろいゲーム」を追い求めて終わりなき戦いを続けていくのだった。
長い時間をかけて、苦労してここまで書き上げた。
オレたちの残した「ロックマン伝説!!!」が、ほんとうにおもしろいゲームを追い求める新しい世代のアクションゲーマーたちを導いてくれることを切に願っているぜっ!!!
そう。それはかつてWEBページ上に先人が残した数々の名作の「伝説」が、オレたちをまだ見ぬ名作へと導いてくれたように…………!!!
……とまあ、こんなわけで以上をもって「超ファミコシ珍拳すぺしゃる ロックマン伝説!!!」三部作完結を宣言させてもらう!!!
いや~~~~~~~~、やっっっと終わったのかあ。でーーーーーーーーーっかい肩荷が降りた気分だけど、やっぱり少しサビシイだね。
だけど、それでも俺たち超ファミコシ珍拳伝承者の冒険はまだまだまだまだ終わらない!!!
それじゃ、次の「超ファミコシ珍拳」の記事で、また会おうぜ。
カラダニキヲツケテネ!!オタッシャデー!!!
【超ファミコシ珍拳すぺしゃる ロックマン伝説!!! おわり】